痛々しいから愛しい

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2005 | 01 |
― 亀井絵里さんについての記述多めに、ハロプロについてつづる日記です ―    執筆・茅野
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2004-09-05 ハワイは常夏、ハロモニ。常幸

で、あって欲しいなと願っています。


今日のハロモニは、まさしく幸せの国。顔がほころびっぱなしの幸福感あふれる楽しさで、一点

にわかにかき曇らせるは、いつものアイツ! 金髪メガネ(してないけど)のニクいヤツ!!

[][][] 瞳に刃物を隠し持つ


今は娘。


つんくPから、ついに正式に七期メンバー募集の告知がハロモニ。にてなされました。卒業も嫌だ

けど、増員も歓迎できません。いずれ入ってくる「彼女たち」をきっと私はいとしく思うでしょう。

だけど、その気持ちと今の「ガックシ」感は別のものなのです。いつもいつでも私は「今」の娘。

が大好きで、もっと見ていたいのです。だから、やっとゴロッキーズの出番が確立されだした今、

七期メンバーは、まだいらない。


もっともっと、亀ちゃんのオカしさが見たい、さゆのつやつやお肌が見たい、れいなのリベンジが

見たい、ミキティの見たことない顔が見たい。




増員を告げられた瞬間のメンバーの顔を、私はいつも心配な気持ちと、とても下世話な好奇心という

矛盾した気分を持って、食い入るように見てしまいます。


今回、今まさにつんくが増員を発表する瞬間、カメラが向けられていたのは六期メンバーでした。


体を引いて、誰よりも大きく響くほど息をのみ、口を開けて軽く笑ったれいな


微動だにせずつんくの言葉を待ったあと、問いかけるように横を向いて笑いをもらしかけるさゆ


そして、その隣。


そこに見た表情。


どこか反抗の色まで読みとれるような、強い強いまなざし。


自分はかなり熱心に亀井さんを見ている方ですが、彼女のああいった目は、ほとんどはじめて見た

気がしました。いつものにやにや顔とはまるでちがう、芯の通った表情。ずっとつんくが出てきた

ときから懐疑的な顔をしてはいたのですが、ほんの数秒、懐疑が確信へと移行する、その推移がま

ざまざと見て取れました。


どんな感情が彼女の中に動いたのか。


去っていった先輩のことか、すぐ側の去りゆく先輩か、これから先輩となる自分自身のことか。


うまく説明できません。きっと、誰も触れられません。


次に映ったときはもう、屈託なく笑っていた亀ちゃん。いつもの通りにやにやしていた、柔らかい

仕草の少女。アイドルグループの天然役。前向きな言葉、笑顔。


だけど確かに、ほんの数秒の彼女の目に、私は何かを見ました。

なんらかの強い感情が彼女からにじんでいるのを感じました。


意志。潔癖。反抗心。ニヒリズム。憎悪


妄想です。思いこみです。


だけど、水準の高い小説に感じるほどの、少女的なるものの美しさを私はそこに感じ。

心底きれいだと思い、私はかすかに震えました。こういった類の痺れ方を、娘。さんたちに味わせ

てもらえるとは思っていませんでした。

見直しても見直しても、より深みにはまっていく。


亀井絵里


どんな鳥も想像力より高く飛べない、そう寺山修司は言いました。確かに、想像力以上に世界は広

がらない。逆さにすれば、妄想、想像の翼を広げればどこまでも、私たちは遠くまで深くまで行ける。

少女のたわいない内面なんか、簡単に想像することができる。

だけど亀井はそうじゃなくて。思っても思っても、思ったよりずっと。


瞳の奥の真実は、私たちの思念を遙かに越えた深淵にある。

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文責・茅野Mail