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娘。魂の唯物論的な擁護のために このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-08-24 はろぶろ。の、いぬいぬさんへの返信 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

はろぶろ。[column]オタクとサブカル に、つけさせていただいた、コメント欄でのやりとりの続きです。


以下、取りとめなくて申し訳ないのですが、いくつかのメモを。

サブカルチャーについて

wikipediaから引用します。(安易ですみません^^)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC

欧米ではむしろ、社会の支配的な文化(メインカルチャー)に対する、マイノリティの文化事象を指す言葉として使われている

「サブ」とは、社会的マジョリティの文化・価値観から逸脱した、エスニック・マイノリティやストリートチルドレン、ゲイといった「下位集団」のことであり、メディア文化以外の価値観、行動様式、話し言葉など、本来の「文化」に近い意味でサブ「カルチャー」といわれる。欧米の研究では日本のサブカルチャーは、サブカルチャー研究の領域というよりも、むしろ「メディア文化」研究の領域に含まれる。

 「エスニック・マイノリティ」の文化をサブカルチャーと呼ぶのが、欧米での通常の用法であれば、黒人文化は、まさしくそれに該当するでしょう。

 日本の、琉球文化(は、むしろ地域文化かも?)や、アイヌの伝統文化も、それに該当すると言えそうです。

 また、斎藤美奈子は『文壇アイドル論』のなかで、「少女小説(やコバルト文庫)などの少女限定文学こそ、世界的なサブ(副次・傍流・地下・格下・被差別)カルチャーと呼ぶべき」という趣旨を述べています。卓見だと考えます。

 (先日のコメントで、わたしは「黒人文化(下位文化)」と書きましたが、「下位文化」はsubcultureの直訳であることがご理解いただけると思います)

 さらにwikipediaから引用します。

1980年代に入ると、ニュー・アカデミズムが流行し、専門家以外の人間が学問領域、特に社会学や哲学、精神分析などの言葉を用い学際的に物事を語る様になった。サブカルチャーという言葉もこの頃日本に輸入され、既存の体制、価値観、伝統にあい対するものとして使われた。これらの流れは多くの若い知識人や学生を魅了し、「80年代サブカルチャーブーム」と呼ばれる流行を作り出した。この頃のサブカルチャーは現在よりも多くの領域を包含し、漫画、アニメ、ゲーム以外にも、SF、オカルト、ディスコ、クラブミュージック、ストリートファッション、アダルトビデオ、アングラなどもサブカルチャーと見なされていた。しかし、80年代サブカルチャーに共通していえることはマイナーな趣味であったということであり、この段階で既に本来のサブカルチャーの持っていたエスニック・マイノリティという要素は失われていた。

……

本来のカルチュラル・スタディーズにおけるサブカルチャーは民族や階級に関連した政治的色彩を帯びたものであった。1980年代に一世を風靡した日本のサブカルチャーはそこから政治色を取り除き、純粋に趣味の領域へと濾過されたものである。

 ここでいう「80年代サブカルチャーブーム」こそが、いま流通する語「サブカル」の内実なのではないか、と思われます。従って、欧米の一般的用法のsubcultureとは区別するべきであるように思われるのです。



カウンターカルチャー(対抗文化)について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%8A%97%E6%96%87%E5%8C%96

↑あまり役に立ちませんが(笑)引用。

カウンターカルチャーは伝統的・支配的な文化に対抗する文化という意味で、1960年代〜1970年代にかけて、よく使われ、狭義にはヒッピー文化に代表されるものである。1990年代には、オルタナティブカルチャー(オルタ・カルチャー)という言葉も使われている。

 いぬいぬさんの仰るとおり、日本においても、まさしく60年代の学生運動周辺の文化は、対抗文化と呼べるものであるようです。世界的な「青年の異議申し立て」と連動していた、と言えるのでしょう。

http://www.fashion-j.com/mt/archives/001532.html

によると……

カウンターカルチャー【counterculture】

 カウンターカルチャーとは、ある社会に支配的にみられる文化に

 対し、その社会の一部の人々を担い手として、支配的な文化や体

 制を否定し、敵対するような文化のことをいう。

 1960年代のアメリカで、最も盛り上がりをみせた。サブカル

 チャー(subculture)ともいう。若者文化・都市文化など副次的

 な文化のこと。

 これは名の通った国語辞典に典拠を求めているので、わりと一般的な解説と言えそうです。

 ☆「80年代のアイドル歌手はカウンターカルチャー色を強めた」という話題について

 不良文化(と呼べるかどうか…)を、大人への反抗という観点から対抗文化と言うことも、あるいは可能かもしれません。が。

 それは、むしろ大人の文化への依存によって成立する「子供の甘え文化」とも言えそうに思います。

 ある時期、そういう若者の価値観(?)が「商品になる」と判断されて、商品化された(例:尾崎豊など(?))ということは言える様な気がしますが。



またwikipediaから引用。「大衆文化」とは?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A1%86%E6%96%87%E5%8C%96

大衆文化(たいしゅうぶんか)とは、ハイカルチャー(文学、美術など)に対して、一般大衆が広く愛好する文化のことである。英語のmass cultureに相当する。


大衆文化の例

* 歌謡曲・ポピュラー音楽

* 大衆小説・時代小説など

* マンガ・アニメ

* テレビゲーム

 ここでは、「歌謡曲・ポピュラー音楽」は大衆文化に位置づけられています。アイドル歌謡も含まれると思われます。


 そして「ポップカルチャー」とは?

(ちなみにwikipediaでポップカルチャーを検索すると大衆文化に飛ばされます。同じことを指す、と言うことでしょう)


 いぬいぬさんのコメントへ。

ハロプロとサブカルの関連性は希薄そうなので、

 仰るとおりと思うのですが、僕個人は「モーヲタとは?」という問題から遡って、「オタクとは」→「オタク文化とサブカルの違いとは」という感じで、遡及してきてしまい、いま、その途中で息切れしております(爆笑&号泣)

 個人的な考えですが、アイドルはモーニング娘。も含めて、大衆文化的にも、「サブカル」的にも、オタク文化的にも受容されてきており、それぞれの受容の仕方が、異なりつつ、重畳的に存在しているように思われます。

 ま、自分でも、まだ、整理がつかない問題です。

 基本的には「アイドル」は大衆文化 mass culture に含まれるとみていいように思われます。

itaitteiitaittei 2008/08/04 23:13 いまさらながらの注記。wikipediaの記述は項目によって当たりはずれが大きいし、いい加減な記事も多いので要注意です。
ハロプロ関連の記事は特に問題が多いように思われます。
ex.「ハローマゲドン」という項目があるのに、本来の名称であるべき「ハロプロ構造改革」という項目がない!など。非常に一面的な態度に偏った編集がなされていると言えるでしょう。

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