GoogleEarth時代は探検家が減る?

2月4日
たまたま図書館にあった東チベット・ツァンポー峡谷の冒険談の本を読んだ(角幡唯介「空白の5マイル」)/改革開放の90年代以降、アメリカ日本中国が競って未到の渓谷を冒険してる/しかしググってみたところ、21世紀になってからツァンポー渓谷の冒険者が(角幡氏以外)見当たらない

チベット暴動以降、政治的にツァンポー渓谷探検の許可を中国政府が出さなくなったから、探検者がいないのか?/それとも、世界的に「冒険マインドが低下してしまってる」から、ツァンポー渓谷冒険者がいなくなったのか?/なんとなく後者な気がする

Googleアースの登場」が影響してる気もする。鮮明な上空画像があるのだから、人力で到達する意義を見いだしにくい/「ツァンポー渓谷をドローンで無人空撮」なんてことをしたら、余計に人力で冒険する気も萎えるだろうな