Hatena::ブログ(Diary)

Dr.Kato’s Bar

2018-04-14

ITDNインプラントセミナー 『応力とインプラント周囲骨の反応』

 2017年12月17日㈰、標記がITDN-Tokyo主催にて東京国際フォーラムにおいて行われた。赤松正先生(東海大形成外科教授)、吉成正雄先生(東歯大歯科教授)、芝崎龍典先生(名古屋市開業)に御講演いただいた。

赤松先生からは「顎顔面外科と審美」「顔面骨とインプラント」と題してお話いただいた。頭蓋顎顔面外科では、機能と同時に審美性も求められ、ご紹介いただいた口唇裂のZ字弁法形成術から先天性疾患の頭蓋骨縫合早期癒合症の拡張手術までの様々な症例と繊細で的確な治療内容は歯科医師にとって驚きであった。特に興味深かったのは、顔面組織欠損に対する顎顔面インプラント維持型エピテーゼについてだ。眼窩部等に埋入された荷重の少ないインプラントは、その皮膚周囲に炎症をきたすことがあるものの、長期的喪失率は高くなく喪失したのは埋入部位が放射線治療の照射範囲内である場合であったとの報告であった。またインプラント周囲炎とその喪失には、力学的および細菌学的因子の相関があると改めて実感した。最後に開閉瞼動作を付与したエピテーゼの研究から「不気味の谷」の関係性にまで広がり、会場を大いに沸かせた。

吉成先生からは「インプラント周囲骨の応力反応」についてお話いただいた。最近、AlbrektssonらはMarginal bone loss≠Peri implantitisとの内容の報告をしている。先生はオッセオインテグレーションとはインプラントを被包化する一種の異物反応(foreign body reaction)で、平衡状態においてはこれを持続するが、何らかの刺激を受けるとprovoked異物反応が起こり、インプラント周囲骨吸収を発症するとした。メカノスタット理論からみたひずみの大きさと骨の応答から当題を評価する話や、インプラントと骨の弾性係数の差で生まれる残留応力によって生じる、ストレスシールディングの問題について御解説いただいた。垂直荷重をかけたときの応力分布は有限要素解析によるとインプラント頸部に集中しており、圧縮応力に関しては当グループ代表の加藤英治先生による研究でも、生体と同解析よりインプラント頸部に同心円で皿状の力の到達と骨吸収を認めたとしている。インプラントの長期安定ために、非常に重要な講演であった。

芝崎先生からは「インプラント長期安定に寄与する矯正はあるか」についてお話しいただいた。これについて先生は1.補綴治療や抜歯対象歯とその支持組織を把握し安易な小臼歯抜歯を止める。2.歯周疾患に至る開咬や過蓋咬合の治療は積極的な下顎骨の回転を行い、不適切な咬合力を排除する。3.顎変形症患者以外にも顎口腔周囲筋機能検査を行い治療(MFT等)に応用する。この3つが重要であるとお話された。驚いたことに先生の症例にて、下顎骨の回転にて臼歯部に適正な咬合を付与した時、術前よりも咬筋の力が弱まった結果が得られ、しかしながら右左の力差は減少し安定を得られたとの報告があった。インプラント治療における咬合の安定は非常に重要であり、今後も矯正科との連携をより深める必要があると感じさせられた。

最後は企業や研究者なども交わり活発なディスカッションが行われ、大盛況のうちに幕を閉じた。私は本講演会で様々な情報を吸収できた体験が、まるで一流レストランのコース料理を完食した時の満足感に近いものに感じた。真理への探究がつづく本会の今後が非常に楽しみである。

柴田典信Norinobu Shibata

ITDN会員、千葉県 みなとデンタルクリニック

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2017-10-10 「応力とインプラント周囲骨の反応」セミナー開催

場所:東京国際フォーラム G 501号会議室

日時:2017年 12月 17日(日)10:00 〜

主催:ITDN-Tokyo(日歯生涯研修会認定スタディーグループ)

インプラント治療が普及した今日、多くの歯科医師研鑽を積み一般開業医においても幅広い

治療が行われております。インプラントの早期の安定性やインテグレーションの獲得は20 年前に

比べ格段の進歩がみられます。このような状況の中、周囲組織の再生や安定による審美や良好な

長期予後の獲得が臨床家やメーカーに求められています。これらは生体応答や生物学的リサーチ

を考慮した基礎研究のなかに臨床のヒントがあると考え、下記のテーマでセミナーを開催致しま

す。真理探究する多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。

詳細はこちら

http://implant-kato.com/archives/20171217semi.pdf

2017-03-22

UCLA西村一郎教授講演会 歯周病を,いま一度考える Periodentitis. Who, When, Why, How, Any cure?

 2016年9月27日(火),庭のホテル東京にてITDN-Tokyo歯周病勉強会が行われた. 今回の講演会はUCLA歯学部教授 西村一郎先生を迎えて,メタアナライシスや最近の論文などを元に,現在行われている歯周病に対するアプローチの是非や,今後の展開を占う内容であった.その内容や切り口に,会場にいる医療従事者の誰もが驚いたに違いない.

 統計から得られた歯周病の病態についての説明後,こんな意外な言葉から本題に入る. 「Barrier Tissueとしての口腔粘膜を考えてみる」である.

 日常臨床で,歯の喪失後の顎堤吸収が個人によってかなり違うことを経験しないだろうか? 西村教授は,その解明のために免疫細胞である線維芽細胞の,“ある働き=コラーゲン収縮”に注目している.なぜか? 顎堤吸収に至るには,まず歯肉結合組織の線維が反応し,その創傷治癒過程で,口腔粘膜組織の過度な収縮力を受けるからだ.しかし,なかにはその収縮が強いものと弱いものがいる.その場合では,顎堤吸収にも大きな差かあるというのだ.その違いはどこから来るのか? その答えは歯肉収縮型遺伝子である Fibroblast Growth Factor Receptor 1 Oncogene Partner 2/Wound Inducible Transcript-3.0(以下. wit3.0)に よるところが大きいと西村教授の研究グループによって明らかになった.講演はここからヒトゲノムや人類の祖先のネアンデルタール人やクロマニョン人についてまで話が及ぶのだが,この収縮力=顎堤吸収の差の正体はwit 3.0 活動の程度によるもので,それを利用すればポケットの深さのコントロールや顎堤の吸収の防止など治療法となる. 歯周病には,もうーつ大事なフアクタ一がある. それは年齢である.年齢のなかでターニングポイントと考えられるのが50歳頃のことで, DNAの不完全な修復によって老化という現象が起きる.このDNAの修復が不完全であると,炎症だけではなく,老化やアポトーシスが待ち受ける.もちろん,ここにも老化しやすいが為に歯周痛が進行しやすいタイプというものが存在する.

 こういった点を踏まえると,われわれ人類は歯周病の進行具合や治癒過程に遺伝子の影響を受けていることになる. そこで,遣伝子診断か可能となると,個別化された治療もしくは予防プログラムへと発展する. つまリ,自分自身が歯槽骨や顎堤か吸収しやすいタイプだとわかれば,綿維芽細胞の収縮力が強くならないプログラムを取り入れ,そうすると管理は増えるかもしれないが, ブラッシングなどのセルフケアは単純化できるのではないたろうか?

 歯科ではプロフェッショナルケアが確立されておリ,ポケット形成から重度歯周病への防止を行ってきたノウハウには長年の蓄積がある.今後はさらに,パーソナライズドケアの時代となるであろう.それも遺伝子の情報を元に.


芝崎龍典

愛知県 浅見矯正歯科, ITDN会員

ITDN-Tokyo「インプラント周囲骨吸収の発生機序」

 2016年12月18日(日), 年末恒例のITDN-Tokyo(代表:加藤英治先生・目黒区開業)講演会が「インプラント周囲骨吸収の発生機序」をメインテーマに,前明海大学歯学部歯周病学 講座教授宮田隆先生を講師にお招きし, 東京国際フォーラム会議室にて関催された. インプラント周囲炎が一部社会問題となっているが,対処法のみならずその発症機序はいまだ明らかではない.

 歴史的にはMombelliらが1980生代後半に「インブラント周囲組職に歯周病と酷似した病態を示す炎症性の組繊破壊」をPeri-Implantitis(インプラント周囲炎)と命名したことに始まるといわれるが,当時は機能後の管理の仕方,メインテナンス法などはまだ議論されてはいなかった.

 1998年からJournal of & Maxil-lofacial Implantに掲載されたMiyata らによる一連の論文−The Influence of Controlled Occlusal Overload on Peri-implant Tissue」はosseointegrationの崩壊と咳合の関与を具体的に論じたものとして今日でも全世界て多く引用される論文のーつである.

 今後増加傾向にあるインプラント周囲炎の社会への負の影響ははかリしれなく,論文の著者・宮田先生に直接お話をうかがうことは会の念願でもあった.炎症と力の両面からインプラント周囲骨吸収の機序を解明していくことは歯科医の社会的責務である. 本講演では,午前の部においてまず代表の加藤が「そこが聞きたい骨吸収!」と題し,特異な環境を有する歯科インプラントの粘膜貫通部について1.初期治癒期の軟組織の生物学的幅径獲得説による骨高径決定,2.治癒後のインプラント頚部応力集中による骨への力学的負荷の2点を,貫通部の骨吸収のKey pointとし,近年研究が進むアルカリヒート(AH) 処理によるチタン表面によるソフトティシュ・インテクレーションの可能性を示すことで,当日の主旨を提示された.

 次に,会員代表として筆者が「唆合と骨組織変化」のテーマで,有限要素解析によるインプラント周囲骨の応力解析結果を示すと同時に, ノカノセンサーとして注目される骨細胞による骨 増生と吸収のメカニスムを下顎隆起や 根分岐部病変なとの臨床所見と比較し.発表した. それを受ける形で午後の部では宮田 氏が,カニクイザルを用いた一連の研究の意図するところを苦労話を交えながら楽しく解説され,また.インプラントが埋入された海綿骨を渇たす骨髄液の力学的挙動に着目し,メカニカル ストレスによる血管内皮細胞の変化と単球系の遊走が周囲炎発生の機序に関与するという仮説を提示し,会場を沸かせた.

 最後は企業研究者や大学関係者も交え,1日を総括する討論が活発に行われコメンテイターとして参加された 東京歯科大学教授吉成正雄先生から 「今後の研究に新しい示竣を与えた有意義な1 日とのご感想をいただき, 盛会に幕を閉じた.本講演会インプラント周囲炎の発生機序の解明への大きな一歩になったであろうことは間違いない.


吉野晃

東京都:吉野デンタルクリニック

2017-03-21

UCLA西村一郎教授講演会 歯周病を,いま一度考える Periodentitis. Who, When, Why, How, Any cure?

 2016年9月27日(火),庭のホテル東京にてITDN-Tokyo歯周病勉強会が行われた. 今回の講演会はUCLA歯学部教授 西村一郎先生を迎えて,メタアナライシスや最近の論文などを元に,現在行われている歯周病に対するアプローチの是非や,今後の展開を占う内容であった.その内容や切り口に,会場にいる医療従事者の誰もが驚いたに違いない.

 統計から得られた歯周病の病態についての説明後,こんな意外な言葉から本題に入る. 「Barrier Tissueとしての口腔粘膜を考えてみる」である.

 日常臨床で,歯の喪失後の顎堤吸収が個人によってかなり違うことを経験しないだろうか? 西村教授は,その解明のために免疫細胞である線維芽細胞の,“ある働き=コラーゲン収縮”に注目している.なぜか? 顎堤吸収に至るには,まず歯肉結合組織の線維が反応し,その創傷治癒過程で,口腔粘膜組織の過度な収縮力を受けるからだ.しかし,なかにはその収縮が強いものと弱いものがいる.その場合では,顎堤吸収にも大きな差かあるというのだ.その違いはどこから来るのか? その答えは歯肉収縮型遺伝子である Fibroblast Growth Factor Receptor 1 Oncogene Partner 2/Wound Inducible Transcript-3.0(以下. wit3.0)に よるところが大きいと西村教授の研究グループによって明らかになった.講演はここからヒトゲノムや人類の祖先のネアンデルタール人やクロマニョン人についてまで話が及ぶのだが,この収縮力=顎堤吸収の差の正体はwit 3.0 活動の程度によるもので,それを利用すればポケットの深さのコントロールや顎堤の吸収の防止など治療法となる. 歯周病には,もうーつ大事なフアクタ一がある. それは年齢である.年齢のなかでターニングポイントと考えられるのが50歳頃のことで, DNAの不完全な修復によって老化という現象が起きる.このDNAの修復が不完全であると,炎症だけではなく,老化やアポトーシスが待ち受ける.もちろん,ここにも老化しやすいが為に歯周痛が進行しやすいタイプというものが存在する.

 こういった点を踏まえると,われわれ人類は歯周病の進行具合や治癒過程に遺伝子の影響を受けていることになる. そこで,遣伝子診断か可能となると,個別化された治療もしくは予防プログラムへと発展する. つまリ,自分自身が歯槽骨や顎堤か吸収しやすいタイプだとわかれば,綿維芽細胞の収縮力が強くならないプログラムを取り入れ,そうすると管理は増えるかもしれないが, ブラッシングなどのセルフケアは単純化できるのではないたろうか?

 歯科ではプロフェッショナルケアが確立されておリ,ポケット形成から重度歯周病への防止を行ってきたノウハウには長年の蓄積がある.今後はさらに,パーソナライズドケアの時代となるであろう.それも遺伝子の情報を元に.


芝崎龍典

愛知県 浅見矯正歯科, ITDN会員

ITDN-Tokyo「インプラント周囲骨吸収の発生機序」

 2016年12月18日(日), 年末恒例のITDN-Tokyo(代表:加藤英治先生・目黒区開業)講演会が「インプラント周囲骨吸収の発生機序」をメインテーマに,前明海大学歯学部歯周病学 講座教授宮田隆先生を講師にお招きし, 東京国際フォーラム会議室にて関催された. インプラント周囲炎が一部社会問題となっているが,対処法のみならずその発症機序はいまだ明らかではない.

 歴史的にはMombelliらが1980生代後半に「インブラント周囲組職に歯周病と酷似した病態を示す炎症性の組繊破壊」をPeri-Implantitis(インプラント周囲炎)と命名したことに始まるといわれるが,当時は機能後の管理の仕方,メインテナンス法などはまだ議論されてはいなかった.

 1998年からJournal of & Maxil-lofacial Implantに掲載されたMiyata らによる一連の論文−The Influence of Controlled Occlusal Overload on Peri-implant Tissue」はosseointegrationの崩壊と咳合の関与を具体的に論じたものとして今日でも全世界て多く引用される論文のーつである.

 今後増加傾向にあるインプラント周囲炎の社会への負の影響ははかリしれなく,論文の著者・宮田先生に直接お話をうかがうことは会の念願でもあった.炎症と力の両面からインプラント周囲骨吸収の機序を解明していくことは歯科医の社会的責務である. 本講演では,午前の部においてまず代表の加藤が「そこが聞きたい骨吸収!」と題し,特異な環境を有する歯科インプラントの粘膜貫通部について1.初期治癒期の軟組織の生物学的幅径獲得説による骨高径決定,2.治癒後のインプラント頚部応力集中による骨への力学的負荷の2点を,貫通部の骨吸収のKey pointとし,近年研究が進むアルカリヒート(AH) 処理によるチタン表面によるソフトティシュ・インテクレーションの可能性を示すことで,当日の主旨を提示された.

 次に,会員代表として筆者が「唆合と骨組織変化」のテーマで,有限要素解析によるインプラント周囲骨の応力解析結果を示すと同時に, ノカノセンサーとして注目される骨細胞による骨 増生と吸収のメカニスムを下顎隆起や 根分岐部病変なとの臨床所見と比較し.発表した. それを受ける形で午後の部では宮田 氏が,カニクイザルを用いた一連の研究の意図するところを苦労話を交えながら楽しく解説され,また.インプラントが埋入された海綿骨を渇たす骨髄液の力学的挙動に着目し,メカニカル ストレスによる血管内皮細胞の変化と単球系の遊走が周囲炎発生の機序に関与するという仮説を提示し,会場を沸かせた.

 最後は企業研究者や大学関係者も交え,1日を総括する討論が活発に行われコメンテイターとして参加された 東京歯科大学教授吉成正雄先生から 「今後の研究に新しい示竣を与えた有意義な1 日とのご感想をいただき, 盛会に幕を閉じた.本講演会インプラント周囲炎の発生機序の解明への大きな一歩になったであろうことは間違いない.


吉野晃

東京都:吉野デンタルクリニック

2016-06-02

9月27日 ITDN主催セミナーのご案内

”歯周病を、いま一度考える”の表題で、2016年9月27日、庭のホテル 東京 2F“燦“会議室(JR水道橋駅東口 東歯大新館 白山通り向かい)セミナーを開催します。

  

米国ではOne Healthという新しいコンセプトのもと、ヒト、動物、さらに環境の健康を同時進行で推進するという動きが出てきた。歯周病は犬や猫といったペット動物でも多く見られる。人と動物での類似点、あるは相違点という観点から、新しい病態論が生まれてくるかもしれない。さらに、Drug Screeningや16S metagenomicsといったビッグデータが、これまでの仮説を証明する研究方法論に新しい方向性を示し始めた。本セミナーでは、歯周病を今一度、一見無関係と思われるようなデータから考証してゆきます。

UCLAの西村先生にご講演いただいます。皆さんふるってご参加下さい。

http://implant-kato.com/archives/nishimura_20160927.pdf

2016-03-29

ITDN主催セミナーが歯科展望に掲載されました。

2015年12月27日東京国際フォーラムで開催したITDNインプラントセミナーの内容について、UCLAの石島先生より、歯科展望 Vol.127 2016年4月に寄稿、掲載されましたのでアップいたします。

:歯科展望記事はこちら

2015-05-14

「インプラントにおける治癒の病理」講演会

2014年12月21日(日)表記がITDN-Tokyo主催(東京国際フォーラム)にて行われた.「新編治癒の病理」(2011),「やさしい治癒のしくみとはたらき」(2013)著者の下野正基(東歯大名誉教授)先生にインプラント臨床の疑問に答えて頂いた. 

 講演に先立つ打ち合わせにて“貴君(きみ)がボケで私が突っ込む漫才調でやりましょう〜!?”と,ご提案を受けた.“ボケる“のは得意なので早速,前振りの症例を探し始めた.

–閑話休題–(–それはさておき–),本会では, 1.顎骨内病変(根尖病変・エナメル上皮腫など)の発生機序と骨内欠損の治癒.2.咬合力とインプラント周囲骨組織として,過度な力が歯周組織に及ぼす変化について.3.インプラントと天然歯周囲組織の防御力の違いなどについて解説された.

⒈ではまず筆者がエナメル上皮腫区域切除後再建移植された腸骨にインプラント埋入した長期経過例と,嚢胞摘出や歯根端切除の骨治癒経過例を供覧し,下野先生にその発生機序と鑑別法,適切な処置と治癒機転を解説頂いた.

2.の力が歯周組織に及ぼす変化については、吉野晃先生(東京都北区開業)が骨は進化の過程で生命が揚陸した際の重力に耐えるためや,免疫機構内包のため役割が多様化した経緯を述べ,力とインプラントの関係について質問された.

3.では先の下顎骨区域切除移植骨症例では歯槽固有粘膜は無く口腔粘膜から直接アバットメントが貫通していることを示し,この部の治癒の機序や,天然歯周囲軟組織とインプラント周囲軟組織の付着の違いについて解説頂いた.

 インプラント周囲上皮の弱点として,内側上皮は非角化上皮から成るので天然歯付着上皮より3倍も遅いターンオーバーであること.CEJが欠如しており接着タンパクは一部のみの発現で弱く,インプラント周囲上皮には歯肉血管叢はみられず,従って歯肉溝滲出液による防御機構も期待できない.歯槽上線維群も部分欠如しており機械的障壁が低いなど.

 また初期の骨吸収(皿状骨欠損)原因として,歯根膜が無く炎症・免疫応答が遅く防御が弱いためや,CEJがないため上皮先端の位置が骨頂の位置によって決まり生物学的幅径にも不利なこと,過度な応力については,矯正治療の知見から穿下性骨吸収(内部骨吸収)により血管のないインプラント周囲骨側からでなく,血管の多い(破骨細胞は循環血液の単球から分化する)骨髄側から短時間で広範囲な吸収を起こすなどが挙げられた.

−−−−恩師である下野先生に講演を依頼するにあたり大学の友達に,その人となりをリサーチした.1. 一流の研究者で紳士である.2. 留学先がミラノでイタリア通.3. 北海道出身のワンゲルOBで日本100名山のうち過半数以上を登破.なるほど!と思わせる反面,自筆の挿絵(シモノ画伯作)を本講演のため,わざわざ画材屋で絵筆を調達して描いていただいた大作を多用しての解説は,我々素人の脳みそに少しでも記憶を残し,今後のヒントを与えたいというパッションを感じた.“ボケる”どころか,講演後も暫くプッチーニの“誰も寝てはならぬ!”が私の頭の中で鳴り続いていた−−−−

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2015-01-04

UCLA西村一郎教授 「疼痛を伴う神経障害という難病に立ち向かって」講演会

 2014年7月28日(月)東京歯科大学水道橋本館会義室にて表記の講演がITDN-Tokyo/歯周病勉強会主催にておこなわれた。2000年より年一回開催の西村講演は独特で、濃密なディスカッションに重きをおいた参加型の内容だ!

 “最近,司馬遼太郎に凝っていてネ!”数年前の暑い昼下がり UCLAのオフィスを訪ねた際の教授のこんな言葉を、講演後思い出した。

–閑話休題–(–それはさておき–)、今回は三叉神経痛をはじめとする顎顔面痛の発現の謎解きから始まる。神経の細胞膜を貫通するタンパク質でNa+を制御するVoltage-gated Naチャンネル(NaV)は現在10種程確認され、各々異なる神経障害に関与している。この合成を阻害する遺伝子mRNAを細胞に導入すれば治療の道が開ける。当然司令塔である核に指示を与えなければ成せないが神経細胞は特異な形態をしており、核を有する細胞質と末端線維は座骨神経等ではヒトで1つの細胞が1mにも達する。知覚神経ではその末梢が表皮直下まで来ている。

 血管・脊髄や経口投与ではなく、 今回その末梢皮下への注射と経皮投与(トランスダーマル)が試みられゼラチン(+10mvに荷電)を7.5:1比で遺伝子と混合した600nmのいわば人工ウィルスの感染ともおぼしきデリバリー法の高い導入効率が示された。

 神経痛の強烈な痛みはNaV1.8が発現している細胞で認められる。 P11という低分子タンパク(P)はNaV1.8の設計図であるNaV1.8mRNAの細胞膜への移動をつかさどる。これを合成するDNAの一部 [1-127]のみを阻害できれば他のNaVへの副作用のリスクも減る。

 低分子Pの研究より、新たな知見が得られた。最初細胞質内の核の近傍で合成されたNaV1.8が神経繊維末端に運ばれて来ると考えたが、その前駆のmRNA のまま、神経線維細胞膜に運ばれそこで転写合成されていた。また、NaV1.8mRNAは神経に傷があっても無くてもその量は変らず、その亜型d−NaV1.8 mRNAが有意に増える。この病変mRNAは3`UTR末端部が大きく変異しておりこの部分直接への遺伝子治療が現在模索されている。

 ディスカッションでは、この荷電ゼラチンにmRNAや低分子Pを包み、知覚のみならず運動神経にも経皮や舌粘膜下よりの神経導入の可能性があることや、新たに示された細胞膜近傍でのmRNAからNaVへの転写のメカニズム、麻酔薬との混合による臨床応用、神経損傷の大きな症例での応用、巷の話題STAP細胞研究の行方にまで及んだ。

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−−−−2年前のUCLAでの暑い日、“司馬は学生時代、蒙古研究会に入ってテネ!?”この遊牧の民は、羊の群れの中にあり常に移動し姿を変え、その土地での文化や環境に適合し、やがて融合し大陸を掌握し溶け込んで新たな文化を各地に生んでいった−−−−.一つの流れが次の流れを呼ぶ今回の内容は、そんな西村教授の話しを彷彿とさせた。

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2014-06-08

UCLA西村一郎先生講演会 2014

「疼痛を伴う神経障害」という難病に立ち向かって-研究室の声

上記講演を2014年 7月28日(月)19時〜21時

より、東京歯科大学水道橋病院にて開催いたします。

終了後 場所を改め懇親会の予定があります。西村先生のご研究の内容や今後のテーマなどをカジュアルな雰囲気で話し合える絶好の機会です。多数のご参加をお待ちしております。

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詳しい情報、お申し込みはこちら

http://www.implant-kato.com/archives/semi_nsmr.pdf

2014-02-06

師走のITDN−Tokyo講演会 「インプラントのマテリアルセンス」

Implant & Tissue-engineering Dental Network Tokyo:代表 加藤 英治先生)主催による 講演会東京国際フォーラムにて開催された.2013年も残りわずか.年を締めくくるに相応しい真理を探究する師走の講演会に多くの臨床家、研究者が集った。

今回のテーマ「インプラントのマテリアルセンス」は、格段に進歩したインプラント治療において、改めて生物学的応答を検証し、近未来のインプラント治療の進むべき道を探るには、マテリアル研究開発のなかに多くのヒントがあるとの思いから、昨年夏に行われたテーマ「インプラントのバイオロジックセンス」を引き継ぐ形で企画されたものである.

インプラント周囲の生物学的環境を、「骨・硬組織」と「粘膜貫通部・軟組織」に分け、午前のセクションでは、コーディネーターである加藤英治先生が、「抜歯窩のバイオロジックセンス」をテーマに問題提起され、それを受ける形で小川哲朗先生(オリンパステルモ社長)が骨充填材の展望についてお話された。我が国でセラミクス人工骨が開発されてから40年になるが、各人工材料開発逸話からそれぞれの特徴、吸収置換型βリン酸カルシウムンに至るまでの経緯は、今後の人工骨の使用に大きなヒントを示すものであった。午後のセクションでは、粘膜貫通部の問題提起に対し、東京歯科大教授 吉成正雄先生が「ジルコニアの歯科インプラントへの応用」をテーマに、軟組織接触部位へのジルコニア材料の生物学的可能性と表面改質法のみならず、比較として酸化チタンの光触媒作用にまで言及された。最後に改めて三講師にご登壇頂き、トータルディスカッションの時間を設け、会場からの講演内容に関する質問に対し、熱い議論が交わされ大変充実した1日となった.

東京オリンピックの招致と開催決定に沸いた2013年.歯科界からも日本発世界へ.本講演会が確実な一歩と成ったはずである.

以上

吉野 晃(吉野デンタルクリニック 東京都北区開業)

の寄稿より

2013-05-17

シムプラント・サージカルガイドの有効性について

POI-EX サージガイドシステム【的心】を用いて 確実にインプラント治療を行うために

最近は、安全確実なインプラント治療が要求される時代になってきております。CBCT、シュミレーションソフト、CAD/CAM 技術による企画化されたサージカルガイドなどデジタル技術も進歩してきておりますが、これらの先端技術を安全に取り入れる為、インプラント手術において、より安全により確実に治療を行うために必要なガイドシステムの取扱いについて、有用性などについてワークショップ、症例を交えながら幅広く解説します。

■期 日 平成25年6月30日(日)

■時 間 10 : 00~12 : 30

■定 員 20名

■参加費 無料

■会 場 ケーオーデンタル株式会社 城北営業所

    東京都板橋区志村3-20-18

ご興味ある方は、PDFをご利用いただきFAXにてお申し込みください。

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2012-09-03

真夏のITDN−Tokyo講演会 「インプラントのバイオロジックセンス」

 2012年8月5日(日),ITDN-Tokyo (Implant & Tissue-engineering Dental Network Tokyo:代表 加藤 英治先生)主催による 講演会東京国際フォーラムにて開催された.なでしこジャパンの快進撃の余韻がのこるこの日の外気温は34℃。真夏の太陽が照りつける有楽町には、多くの臨床家、研究者が集い、会場はロンドンオリンピックに負けない熱気につつまれた.

 「インプラントのバイオロジックセンス」と銘打たれた本講演会は、進歩著しい今日のインプラント治療において、生体応答や生物学的リサーチを考慮した日常臨床こそが、長期予後の獲得に不可欠との思いから、真理探究を志して企画されたものである.

 午前のセクションは、インプラントの生体力学をテーマに、筆者 吉野(東京都北区開業)が「構造力学とメカニカルストレスによる骨の変化」、河原優一郎先生(長野市開業)が「インプラントー骨接触率(BIC)と応力負担部位の評価」と題して,オッセオインテグレーションにおける力学的挙動についてそれぞれ講演した. 午後のセクションでは、「TE−BONEは腸骨移植を凌駕できるか?」と題して、長谷川晃嗣先生(東京都開業)が新規骨再生医療TE−BONEの臨床応用と可能性について言及され、山田将博先生(東京歯科大学有床義歯補綴講座 助教)が「抗酸化バイオマテリアルの臨床家研究」と題し、今後注目されるであろう抗酸化アミノ酸誘導体を応用した多機能性生体材料の現状について報告された。また、本会の代表で、一日を通して会をコーディネートされた加藤英治先生(東京都 目黒区開業)自らが、「インプラントのバイオロジックセンス」をテーマに、インプラント周囲組織のバイオロジックセンスを硬組織と軟組織の2局面に分け、多くの海外文献から科学的根拠を紹介するとともに、実際の臨床例を提示しながら長期経過と予後を報告された.

 ブローネマルクによるインプラントの発見から60年.その機能性から、臨床での普及速度に対し、生物学的考察が遅れている感は否めない。今回の講演会は、インプラン治療のさらなる発展のため、、今、検証の時がきていることを感じさせる一日となった.


 吉野 晃

 (吉野デンタルクリニック 東京都北区開業)

2012-01-03

ITDN/JMM共催「 医療安全に基づくインプラントガイドライン」

2011年12月23日(祝) ,新宿NSビルにおいてITDN-Tokyo (Implant & Tissue-engineering Dental Network Tokyo 代表加藤英治先生)・日本メディカルマテリアル株式会社共催による講演会が「医療安全に基づくインプラントガイドライン」と題して開催された。ITDN-Tokyo講演会は2000年より年1回開催されており、今回は座長に丹羽 健先生(愛知県一宮市開業)をお迎えし三名の演者の講演と参加者とのディベート形式で進められ、年末の祝日の開催にも拘らず多くの参加者が集い会場は熱心な質疑が交わされた。

 最初に加藤英治先生が「ガイドサージェリーと即時荷重の臨床」の演題で最新のアメリカのインプラント事情を豊富に織り交ぜながらエビデンスとレビューより即時荷重には適切なケース選択とプランニング、治療術式の決定がより確実な成功への鍵になり即時荷重の長期的予後に関しても今後更なる検証が必要であると講演された。

 次いで鈴木龍先生(静岡県袋井市開業)が「一般開業医が行える医療安全優先の上顎洞アプローチ」と題して一般開業医がいかに外科的侵襲を抑えて上顎の症例を成功に導くための留意点や工夫を多くの臨床経験で得た症例を交えて、骨補填材、HAインプラントの変遷骨のリモデリング、代謝を考慮してペーパーサージェリーを用いて綿密な治療計画の立案の重要性を講演された。最後に病院歯科において多くの自家骨による骨造成の症例をお持ちの鍋島弘充先生(愛知県名古屋市開業)は「病院歯科での医療安全基準に従った上顎インプラントメソッド」題して高度の骨吸収を認める難症例への自家骨による骨造成で欠損補綴を施行した症例の経時的変化のご提示頂き自家骨を用いた症例ではあらかじめ骨の吸収量を考慮した治療計画が必要であるとお話しされた。

 上顎骨へのインプラント埋入においては既存骨の状態、骨補填材の選択、埋入時期の決定、荷重の時期、審美領域の問題と多くの課題を考慮の上より予知性のある治療が望まれるところである。本年ITDNセミナーは 8月5日(日)東京フォーラムにて開催される。


岐阜県開業 折居恒典 

真夏のITDN−Tokyo講演会 「インプラントのバイオロジックセンス」

 2012年8月5日(日),ITDN-Tokyo (Implant & Tissue-engineering Dental Network Tokyo:代表 加藤 英治先生)主催による 講演会東京国際フォーラムにて開催された.なでしこジャパンの快進撃の余韻がのこるこの日の外気温は34℃。真夏の太陽が照りつける有楽町には、多くの臨床家、研究者が集い、会場はロンドンオリンピックに負けない熱気につつまれた.

 「インプラントのバイオロジックセンス」と銘打たれた本講演会は、進歩著しい今日のインプラント治療において、生体応答や生物学的リサーチを考慮した日常臨床こそが、長期予後の獲得に不可欠との思いから、真理探究を志して企画されたものである.

 午前のセクションは、インプラントの生体力学をテーマに、筆者 吉野(東京都北区開業)が「構造力学とメカニカルストレスによる骨の変化」、河原優一郎先生(長野市開業)が「インプラントー骨接触率(BIC)と応力負担部位の評価」と題して,オッセオインテグレーションにおける力学的挙動についてそれぞれ講演した. 午後のセクションでは、「TE−BONEは腸骨移植を凌駕できるか?」と題して、長谷川晃嗣先生(東京都開業)が新規骨再生医療TE−BONEの臨床応用と可能性について言及され、山田将博先生(東京歯科大学有床義歯補綴講座 助教)が「抗酸化バイオマテリアルの臨床家研究」と題し、今後注目されるであろう抗酸化アミノ酸誘導体を応用した多機能性生体材料の現状について報告された。また、本会の代表で、一日を通して会をコーディネートされた加藤英治先生(東京都 目黒区開業)自らが、「インプラントのバイオロジックセンス」をテーマに、インプラント周囲組織のバイオロジックセンスを硬組織と軟組織の2局面に分け、多くの海外文献から科学的根拠を紹介するとともに、実際の臨床例を提示しながら長期経過と予後を報告された.

 ブローネマルクによるインプラントの発見から60年.その機能性から、臨床での普及速度に対し、生物学的考察が遅れている感は否めない。今回の講演会は、インプラン治療のさらなる発展のため、、今、検証の時がきていることを感じさせる一日となった.


 吉野 晃

 (吉野デンタルクリニック 東京都北区開業)

2011-11-08

12月23日セミナー開催いたします。

「医療安全に基づくインプラントガイドライン」と題し12月23日、新宿NSビル305号室にて10時〜16時まで日本メディカルマテリアル株式会社と共催でセミナーを実施いたします。私はそこで「ガイドサージェリーと即時荷重の臨床」

というテーマで講演をさせていただきます。興味ございましたら

是非ご参加ください。お申し込みの際は、添付のファイルをダウンロードしご活用くださいませ。

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2011-08-30

10月19日(水)東京歯科大学水道橋病院にて歯科再生医療セミナー開催!

UCLA歯学部教授 ワイントロープ再建生体工学研究所所長 である西村一郎先生を御招きしセミナーを開催いたします。場所は、東京歯科大学水道橋病院13F中会議室

開業医一般/5000円  勤務医/3000円

懇親会 別途5000円 予定しております。

ご興味あるかたは、その旨ご連絡ください。

お問い合わせ カトウ歯科 FAX:03−3714ー1515 

加藤英治まで

“The Next Generation of Regenerative Dentistry” 

口腔領域における、骨欠損補填を目的としたバイオロジクスの開発は、ヒト由来あるいはウシ由来の多孔性乾燥骨片、ハイドロオキシアパタイトやベータ-TCPなどの合成素材をはじめ、最近では エムドゲンやリコンビナント製剤のBMP、PDGFといった細胞活性作用のある製薬製品と、きわめて盛んに行われてきた。これらは、主に骨増成作用のある製剤として、整形外科での治療から開発が始まり、そのままの作用機序を歯科再生治療分野に応用する形で用いられてきたものである。しかし、整形外科と歯科での骨欠損は、その病理から異なっていることが多い。例えば、BMPの整形外科での適応症に脊椎固定術があるが、ここでの薬理作用は、隣り合う脊椎を新しい骨を生成して固定するもので、骨欠損を補填するものではない。

歯科分野では、まず歯肉の炎症や外傷から始まり、破骨細胞の異常な活性化を伴って、骨欠損を引き起こすことが多い。すなわち、歯科においては骨増成型ではなく、骨吸収予防型の再生治療を目指すことも十分考えられる。歯肉由来の骨吸収シグナルをインターセプトするような骨補填剤、骨吸収予防製剤など視野にいれた新世代の歯科再生医療の展開を議論する。

2010-01-13

第2回 Research Conference が開催されます

掲題のシンポジウムに私もスピーカーとして招かれている。

Academy of Minimally Invasive Implantology


昨今、骨量の少ない部位へのインプラント治療は骨移植術を併用した大規模な術式から、即時負荷、グラフトレス術式へと注目が集まり、症例数も飛躍的に増加している。その一方で、治療計画、術式のプロトコール、ガイドラインについてはまだ確立されていないのが現状なのである。



失敗症例における問題提起、リカバリーの方法論を本シンポジウムで答弁してゆきたいと思っている。



2010年1月24日 13時〜 千代田区の一ツ橋記念講堂で執り行われる。

300人から入る講堂で開催するので、ご関係者、ご興味ある方は是非足を運んでもらいたい。



事務局:東京医科歯科大学 インプラント・口腔再生医学分野 TEL&FAX:03−5803−4664