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Hacking My Way 〜 itogのhack日記 RSSフィード Twitter

2016-11-29

物申さない勇気

何かに対して批判が殺到して中止になる、なんて事が今年何件あっただろうか。

そうした炎上騒ぎに対して、なぜ様々な配慮もなくそれを企画してしまったのか、それが実際に世にでるまでにチェックが入るような仕組みはなかったのか、と思うことが多いのは確かだ。

ただ、それをこぞって批判し、中止に追い込むというのはやりすぎなんじゃないだろうか。

実際、多くの人にとってはそれはニュースにならなければ知りえなかったことだし、自分の身の回りには関係のないことだ。

それなのに、「正しさ」を盾に他人を攻撃する。正論ではあるので、議論には勝てるだろう。でも、現実世界には正論が通じないことが多くあるのは誰もが知ってることだろう。

困るのは、間違った行為を批判することを批判すると、間違った行為を肯定していると取られてしまうことだ。そうではなくて、間違っているとは思いつつも、許容範囲なんじゃないかと言っているだけなんだけど。

正しいか、正しくないかの議論をしても針の筵になるだけ。「たいしたことない」ことを表明するには、そのことに言及しないことくらいしかない。

誰もが何かにつけて評論をしたくなるこんな時代だからこそ、ちょっとくらい間違った行いを見ても「物申さない」勇気が必要なんじゃないかな。

2016-11-25

スタッフには会社を有効活用して欲しいという話

最近入ったスタッフに必要な本があれば経費で買うよ、と言ったところ

「基準はありますか?漫画はダメですよね?」

と質問が返って来た。

ちょうど世間でもエンジニアに対する福利厚生関係が話題になっている(http://togetter.com/li/1051428)ので公開回答しておこう。

結論からいうと漫画でも問題ない。というか図書費と言っているけどメディアは一切関係ないのでDVDでもカセットテープでもOKだし、なんなら備品消耗品の類でもOK。じゃあ条件はないのかといったらもちろんそんなことはなく、条件は、

会社が費用を払うべき理由を論理的に説明できること。

だから、技術書であってもその理由が「なんとなく」だとNGだし、漫画であっても筋が通ってればOK。例えば漫画があることによってコワーキングスペースの稼働率が上がる、というのは十分考えられる理由だろう。

イベント参加費用も同じ。ただ、図書費は値段が知れてるのですんなりOKになる可能性が高いけど、そうでないものはコスパまで考慮に入れる必要がある。情報収集のためなら一人行けばいいのに複数人行きたい、となったらそれは選抜するか、複数人行くだけの理由が必要となる。

そしてもう一つ、終わったらレポートを提出すること。事前条件は「説明できること」だけどそれが終わったらその推論が正しかったかどうかの検証は必要で、間違っていたら次からその論理は通用しなくなる。勉強するためのに本が欲しいといって買っても、読まなければ次に同じ理由で本は買えない。

個人的にはこういうの当たり前だと思っているんだけど、日本の会社では受け入れられないことが多く、残念なことにそこに勤める社員も、会社を使って自分が成長しようという考えを持てなくなってしまっていると思う。


さて、ただいま長野県上田市にあるFabスペース「Fab古民家」ではスタッフを募集しています。

スタッフはFab古民家の設備を業務時間外に基本無料で使ってOK、必要な備品も上記のように説明できれば購入OK。3Dプリンタやレーザー加工機を使って自分の作品作りをする人大歓迎ですよ!

詳しくはこちらをご覧ください。

http://pigmal.com/recruit/

2016-10-07

サッカー選手になりたいゆとり君

「将来はリーガ・エスパニョーラで活躍するサッカー選手になりたいんですよね」

「へぇ。今はどこのチームにいるの?」

「チームには入ってません」

「えっ、じゃあどうやって練習してるの?」

「まだ練習してないんですよ。教えてくれる人がいないんで」

「一人でも出来る練習はいくらでもあるでしょ」

「独学でやってプロになれるんですか?」

「始めるきっかけはみんな独学、というか好きでやってるんだよ」

「ちょっとリフティングをやろうと思ってみたんですけど、それがなんの役に立つのかわからないんですが」

「ボールタッチはサッカーやる上で全てにおいて必要な基礎だよ」

「このチームに入るとどういうことを教えてくれるんですか?」

「まずは走り込みだね。基礎体力をつけないと」

「ただ走るだけですか?」

「走るのにも色々あるけど、君のレベルではまず普通に走ることだね。今日からでも出来るけどやる?」

「やる気はあるのですが忙しいのですぐにはできません」

「いつからやるの?」

「今週は試験期間で、来週は友人と旅行に行くのでそれ以降になります」

「そうですか。その先は毎日練習できますか?」

「ゲストハウス作りたいので毎日は無理です」

「ゲストハウスはサッカーとなんか関係あるの?」

「地域振興にも興味があるので」

「サッカーやる気ないよね?」

「やる気はあります。リーガ・エスパニョーラに行って日本代表でも活躍したいです。夢なんです」

「…がんばれ」

※この会話はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません

2016-10-03

ストレスフリーなコミュニケーションのために

仕事のストレスの一番の原因は人間関係だと言うが、人間関係のトラブルの多くはミスコミュニケーションによって起こっていると思うが、コミュニケーションのプロトコルを規定することによって、このストレスはかなり減らすことが出来る。

以下は私がやっていることの箇条書きだ。

プロトコルが合わない者同士が通信する場合、受取側が変換するか、発信側にプロトコルを変えてもらう必要があるが、そういう作業は徒労に終わることが多いので、ハンドシェイクの段階で切るようにしている。

基本的な考え方
  • コミュニケーションとは双方の意思疎通と捉え、一方的な都合を押し付けるものではない
  • コミュニケーションツールはそれぞれ役割があるので使い分けをする
    • 一つのものですべてを解決しようと思わない
    • 最近は多くのサービスで文字チャットと音声・ビデオ通話の両方に対応しているが、混乱を避けるため1ツール1用途にすることが望ましい
  • 情報は簡潔に記述する
    • 時候の挨拶とか入れずに要件を伝える
  • オフラインでのコミュニケーションの結果はオンライン上でもシェアする
文字チャット(slack, fb messenger)
  • 気軽に情報をやり取りするためのツール
  • アプリやサービスの不具合や疑問点など気になったものを気軽に投げる
  • DMやメンションを多用しないこと。あまりに多いと、重要度が低いものとして扱われる。
  • 必ず返事がほしいもの、重要なものについてはメールで行う
  • メールやタスクのステータス更新などのリマインドは緊急なものに関してのみ行う
  • 話題となっている情報元のリンクを貼る
    • 冗長であっても必要な人がいれば再度リンクを貼る
  • レスポンスを返すのは必須ではない
  • チャットサービスはいくつかあるが、現状は以下のような使い分けをしている
    • Slack

--- 業務用のグループの場合確実に見て必要なものにはレスをする

    • FBメッセンジャー
      • Slackを使っていない場合の連絡手段として
      • 簡単に答えられるものには答えるが、詳細は他の手段になることが多い
    • Line
        • 業務では使用しない
音声・ビデオ通話、電話
  • 音声やビデオ通話は参加者の時間を拘束するということを忘れてはいけない
  • 音声・ビデオ通話はリアルなmtgと同じ扱い
  • skypeまたはhangoutを使っている
  • 電話も同様の扱いで、予定に入っていない電話には出ない
課題管理
  • 基本的に、課題の登録及びアサインはアサインされる側の同意をとる
  • アサインされた課題は必ず実施する
  • チャットやmtgで話し合った内容、とくに決定事項に関しては課題に記録しておく
  • 優先度、重要度などは使わない
  • backlog, redmineなどを使っているが上記ルールを守ればツールは何でも良い
メール
  • 確実に返事がほしいもの
  • エビデンスとして残しておきたいもの
    • 契約関係は本来契約書があるべきだが、手続き上時間がかかる場合など暫定的なものに限りメールでも可とする
mtg
  • mtgも電話も、開発と同じように工数が計上されていることを意識すること
    • mtg中は開発が進まないので直接的なアウトプットにはつながらない
  • mtgの約束などはメールもしくはGoogleカレンダーで共有をする

2016-09-07

5期目終了のお知らせ

さてこの時期になりました。基本的に0か1か、それ以上かってくらいでしか条件分岐してないので、今期で何期目だったかなって感じなんだけど、過去ログを見ると5期目が終わったようだ。

改めて、こうしてログを残しておくことの重要性を感じる。特に今シーズンはガラッと生活が変わったので、もう1年前のことなんてほとんど覚えてない。いわんや5年前をや。

ふりかえり

まず、去年の時点での問題意識としてあった「エンジニアとしての個人的なアウトプット」、これはだいぶ改善した。この1年はプログラムもそこそこ書いたし、回路設計や3Dデータのモデリングなどもできて、個の能力は向上できたと思う。

そして去年方針として書いた「東京を離れても、東京にいるのと変わらないような業務をしつつ、上田での仕事を開拓する事がこの半年の目標。」

これはは達成できた。

継続してやっていた東京での仕事はもともとオンライン前提だったので全く支障はなく、上田でもビジネスができ、新たなチャレンジは今まさにやっているところ。欲を言えばもうちょっと早くやりたかったけど、十分目標は達成できた。

さらに、当初の予定にはなかった「上モノラボ」を開催できたことで、地方の可能性を再確認できたと思う。この流れは今シーズン、「Fab古民家」という形で次のステージへと進めて行く。

そしてもう一つ想定外だったのは、この初夏からあるスタートアップのお手伝いを始めたこと。いろいろと動き出したタイミングだったので、普通の受託なら請ける気なかったんだけど、自分がある程度経験して、「ああ、ここは俺のポジションじゃないな」と思ったポジションで輝けるプレーヤーと一緒にゲームに参加できるってのは嬉しいことだ。

ということで、昨シーズンは数字的にも印象的にも過去になくうまくいった。

2016-2017シーズンの目標

ただ、そもそもの目標が、未知数が多すぎて仕方ないとはいえ、決して高くはなかった。なので、イメージとしては2部のチームに移籍して1シーズンで1部昇格決まりましたよ、ってくらい。

今シーズンは1部でどこまでやれるかなーってところ。2部だと強いけど、1部に上がったらダメで毎年昇格と降格を繰り返してる緑色のチームもあるので、チームカラー似てるけどそうならないようにしたいw

2016-2017シーズンの目標は以下3本立て

地方でのモデルケースをつくる

Fab古民家」は大きなチャレンジ。今年勢いだけで無理やりやった「上モノラボ」を次のステージに進めたい。Fab古民家はあくまで「モノづくり」というのがベースだけど、東京の人に興味をもって来てもらうって意味では観光や接客業的な面もある。その辺は完全にトライアンドエラーなのでボラタリティ溢れる活動になるだろう。

受託で着実な成果を出す

これは引き続き。受託って言うと下請け的なイメージが一般的なんだろうけど、うちの場合は技術面をリードする立場なので、そのスタンスで続けていけるような成果出す。

個の力&発信

組織においてはチームプレーが必要なのは間違いないんだけど、厳しい局面になるほどその局所局所では個の力が重要。目の前のバグにデュエルでしっかり勝たないとね。そいういう厳しい環境を作るという意味でも、もっと発信を多くしていきたい。

あと、直接成果には繋がらないけどやりたいと思ってることがあるんだけど、、、それはまた、別の機会で。

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