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Hacking My Way 〜 itogのhack日記 RSSフィード Twitter

2010-06-28

世界を驚かす覚悟はあるか?

Mitaka.rb#9「WEBエンジニア meets デザイナー」というイベントに参加しましたが、その中でヌーラボ橋本氏のLT共感しました。

株式会社ヌーラボの代表取締りである橋本さん、仕事上の肩書きは「経営者」であったり「プログラマー」であったりするのですが、演劇をやったり作曲やDJをやったりなど、芸術的な属性も持っている。コラボレーションというものは、

WEBエンジニア + デザイナー

と言った肩書きでなされるべきではなく、例えば

橋本(経営者、プログラマー、役者、ミュージシャン、etc) + itog(プログラマー、Maker、旅人、etc)

のように、複数の属性を持った個人同士のつながりなのです。


組織vs個

僕は7年ちょっと会社員をしていましたが、会社を辞めて個人でやろうと思ったのは、個人でやっても十分勝てると思ったからです、というかもっと言ってしまうと、日本の多くの大企業の存在価値は薄れ、淘汰される運命にあるだろう、と思ったのです。組織というのは大きくなればなるほど、個を排除し、交換可能な汎用品として人を扱うようになります。

あなたの一ヶ月も、私の一ヶ月も、同じ一人月。

数百人規模で開発を行うには不確定要素を少なくしなくてはならず、その場合、個々の能力には差があってはならない。そうした横並び文化は「水道理論」の実践としては良かったかもしれないが、モノがあふれた時代においては人々の心をつかむことはできない。そして、たった一人の、強い想いでつくられた製品こそが世界に受け入れられる。その最たる例がiPhoneだ。

「スペシャリスト」であることの甘え

職人文化の名残りだろうか、日本人って必要以上にスペシャリストを重視しすぎてると思う。この道一筋○○年、とかに弱い。

確かに、一つのことを長年続けてやっているという経験は貴重だし、時間をかけることでしか身につけられない能力というものはあると思う。自分の経験においてもそういうようなことはある。

そば・うどん・ラーメン屋のラーメンよりもラーメン専門店のラーメンの方が、美味い

でもそれと、複数の分野で能力を発揮することができない、というのは違う。むしろ、ある分野で結果を残してる人というのは他の分野でも結果を残す可能性が高いんじゃないかと思ってる。それは、どんな分野においても結果を残せる人というのは、結果を出すまでのプロセスを知っているので、コツさえつかめればそれを他の分野にも応用できると思うから。

スペシャリストであることに甘えてはいけない。何かの専門性を有することを、他の何かが出来ないことの理由にしてしまってはいけない。

「俺、プログラマーだからデザイン出来なくてもしかたないよね」

というのは、サービスやアプリをつくったときに、評価されなかった場合の逃げ口上になってはいないですか???

プレーヤーとして

よく、「この技術は流行るんですか?」とか「このプロダクトには需要はあるんですか?」「ビジネスとして成立するんですか?」と言うようなことを聞かれることがある。

そんなことは知ったこっちゃない。

自分のスペシャリティやその他の属性が活かせて、なにより自分が面白い、やりたい、欲しいと思ったのであれば、流行りも、需要も、ビジネスモデルも創り出せば良いだけのことだ。

この情報多寡の時代、付け焼刃の知識で何かの評論をするのは誰にでもできる。自分が手を動かさずに誰かを評価する、というのは簡単なだけでなく、手を動かした人よりも自分が優れているような錯覚に陥いり、癖になってしまうからタチが悪い。

一流の評論家よりも、三流のプレーヤーになれ。


コラボレーション・ムーブメント

IT業界の進歩はメチャメチャ速いようにも見えるが、「ムーアの法則」に代表されるような、業界にいれば予測可能なことも多い。これはITを肌で感じられる人の大きなアドバンテージだ。

立てよ、エンジニア。

でも、一人の人間にできることには限界がある。そこで出てくるのが冒頭のコラボレーションの話。代用の効く汎用品としてではなく、スペシャリティ+その他様々な属性を持った、個と個の融合。それこそが目指すべき姿だと思う。

2008年に退職したとき、自分は一人だと思っていた。でも、ウェブサービスやアプリをつくり、勉強会などのイベントに参加してみると、同じようなことを考えている人はいっぱいいるんだと知った。

うねりは起きている。まだ確かな流れではないが一点を突破すれば一気に流れ出すパワーを持っている。遅かれ早かれ起こることなら、自分で先導してしまおう。波にのまれるよりも、波に乗ってしまおう。コラボレーションを加速して、ムーブメント起こしちゃおうぜ!

さぁ 、世界を驚かそう!


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