Dropbox

Dropboxが非常に便利です。.macやLiveMeshが今一つ使いにくいと思っていました。何故便利なのかなあ、と考えていたところ、あくまでローカルで操作しているからなんですね。

いやいやちがう。これ、共有(shared)でなくて同期(synched)なところがポイントなのです。
いわゆる共有フォルダーというのは、データはあくまでサーバーにのみ存在し、それにネットワーク経由で各クライアントがアクセスする。だからローカルフォルダーと同様の使い心地を得るには、まずサーバーが生きていなければならないし、回線も速くなければならない。
それに対して、このDropboxにおいては、フォルダーは同期される。

パソコンのローカルで操作している安心感は非常に大きいです。サーバーのディレクトリで常に作業するより、使いやすく感じます。ユーザーは、サーバーを意識することなく、全てのローカルマシンに同じファイルが存在します。シンプルな仕組みなのですが、とてもわかりやすいです。Windows Mobileでいうところの、ActiveSyncのファイル同期をネットを通じて行ってしまっている感じです。
現在、自宅のPCとMac、仕事場のPCとMac、そして、iPhoneの合計5台でDropboxを利用しています。さらに、Dropboxフォルダを、Windows Mobileのメモリカードに手動でコピーしてバックアップするようにしています。
iPhoneはオンラインで閲覧のみですが、意外に便利です。

こんなトラブルもあるそうですが、常用しているのは、テキストファイルのみなので、今のところ同期トラブルもなく順調です。ただ、動画ファイルなどアップすると、非常に同期に時間がかかるので、向いていないようです。

Macでは同期抜けがときどきある
これは無料プランでもときどき見られていた現象。この不具合でクリティカルな被害を受けたことはないけど、気になる。
まあ50GBをフルに使うことはないだろうけど20GBぐらいは埋まるかなーと思っていたのだけど、大量ファイルの同期（主にアップロード）がとにかく遅いので、短時間でガーッと上げるような使い方には辛いかも。今後の改善に期待したいところです。

（追記）
Windows MobileのInternet ExplorerでもDropboxのオンラインページにアクセスができ、テキストファイルの閲覧程度ならできました。