http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu/1071417.html
M42 MOUNT SPIRAL: C.P. GOERZ Berlin DOGMAR 60mm F4.5 (Rev.2)
ドグマー60mmの定格イメージフォーマットは中版645辺りなので、一回り小さなフルサイズ機にマウントしても、画質的には無理なく使用することができる。レンズを真夏日に用いたところ、開放にてハイライト部分の周りに美しいハレーションが発生し、しっとり感の漂う素晴らしい写真効果が得られた。ピント部は開放からスッキリとしていてヌケがよく、像は四隅まで安定している。背後のボケも四隅まで安定しており、フルサイズ機での使用時による不完全な検証ではあるが、グルグルボケや放射ボケは全く見られなかった。解像力の高いレンズではないが、軟調であることに加えフレアが全く出ないこともあり、ピント部はどことなく密度感を感じさせる美しい仕上がりとなる。不思議な魅力を持ったレンズである。少し絞った辺りからスポットライトのような帯状のハレーションが発生することがあったが、これはこのレンズの絞りにやや持病があるためで、この個体にしかない個性となっている。
軟調系オールドレンズの良さを200%堪能できる素晴らしいレンズ・・・。自分用にもう1本欲しくなってしまった。
【イベントレポート】発売直前、タムロン「18-400mm F/3.5-6.3」体験撮影セミナーレポート - デジカメ Watch
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLDは、デジタル一眼レフカメラ用レンズ初の22.2倍ズームレンズとして6月に発表。望遠端の焦点距離は35mm判換算で620mm相当に達する。便利な高倍率ズームでありながら最短撮影距離はズーム全域で約45cmに抑え、手ブレ補正機構や独自開発のAF用モーター「HLD」の採用、3段繰り出しギミックや700g前後の軽量さなどトピックも多く、注目の製品となっている。