プロとアマチュアはこうだ!みたいな話。

プロとはこういうものだ!アマチュアはこうだ!
みたいな話。
 
ビジネスをしている人にとってはポピュラーな話題だ。
 
インターネットやメディアのビジネスでは、
その時点で売り上げが立つことはまずない。
 
やってる時点ではお金がもらえるかどうかなんて分からない。
ずいぶん経ってから、儲かる儲からないが分かる。
つまり、「後払い」型のビジネスだ。
 
だから、その時点では、
これがプロの仕事だとかアマチュアの仕事だとかって
うまく定義できないよなー、と思う。

大学生になると、マンガ雑誌を読まないらしい

あるアンケートの結果では、
週何冊もマンガ雑誌を読む大学生はごく少数だ。
一般に、大学生になるとマンガ雑誌というものを読まなくなるようだ。

個人的には、マンガ雑誌を読み始めたのが大学生からなので、この結果は意外だった。


たしかに、マンガ雑誌の発行部数から言っても、読まないオトナのほうが多数なのは間違いないと思う。

オトナは単行本化されたコミックをまとめて読む程度、というのがどうも主流のようだ。

GoogleはユーザーのECデータを取れない、という誤解

グーグルゾンはやっぱり生まれる?――アマゾンや楽天に負けるGoogle
http://wiredvision.jp/blog/utada/200804/200804140800.html

週アスで毎回高い洞察を誇っている歌田さんのこのエントリは興味深い。
トランザクションと物流、ユーザーの嗜好情報を持っていることや、
アフィリエイトによる成果報酬型システムを持っているのはECの強みだ。

だがしかし、グーグルの弱みは、
「ユーザーの購買履歴を持っていないことだ」という考えを持っている人がいたら、
それは必ずしも正しくはないと思う。


Gmailを利用するユーザーが、アマゾンや楽天でモノを買ったら、
その注文確認メールはGmailにストアされる。
一般のユーザーは、注文確認メールやオークションなどの
取引に関するメールは普通削除しないで置いておく。

だからGoogleが本気になって調べようと思えば、amazon.comやrakuten.co.jp
からユーザーに送られたメールをいつでも調べることが、物理的にはできてしまう。
(もちろん倫理的な問題があるから、統計的なアプローチしかありえないと思うが)


もちろん、
アマゾンや楽天がそういった情報をメールで送るのを止めてしまう、
というリスクも十分ありえるので、なんともいえないけど。

MySpace勉強会

MySpace勉強会に参加したので、メモ。

OpenSocialとか、SNS用のサードパーティの話って、
聞いたことはあったが、どういうものかはまったく理解していなかった。
報道の情報を聞いた人の99.9%はよく理解していないと思う。
今回それがだいたい理解できた。

■概要
MySpaceでは、OpenSocial APIMySpace独自のAPIを提供している。
APIは、MySpaceの情報にJavascriptからアクセスできる、というもの。

アクセスできるのは、(そのアプリを追加した)本人のID名や友人情報など。
基本的な情報は、OpenSocial APIで取得できる。
MySpace独自のAPIでは、ヒーローズなどの情報も取得できるようになっている。

■アプリの作り方
アプリ開発用のIDを作り、ブラウザ上でアプリのJavascriptを編集してアップする。
開発用アカウントとその友達内で、限定的にテストすることができる。
外部のprototype.jpやjqueryなどにアクセスすることで、エフェクトをかけたりもできる。

javascriptで何でも書けたら危なくない?と思うかもしれないが、
javascriptが格納されるのは、myspace.comではないドメインに格納されており、
セキュリティ・リスクがないようになっている。

アプリの作成が完了したら、公開するわけだが、
公開までに、MySpace側の審査(コードレビュー)が入る。
通常24〜48時間程度で審査が完了し、問題がなければ公開される。

世界中の月間1億UUに対して、あなたのアプリが公開できる!!!!
(人気のアプリで、現在7万人程度。まだまだこれから、とのこと)

http://developer.myspace.com/

今年度は、ネットサービスの生存競争の年

FeedpathMashupediaが閉鎖することになった。

一人勝ち、あるいは寡占化できなかったサービス、
弱いビジネスモデルのサービスや、
ユーザーの心を捉えられなかったサービスが
将来性が見えないサービスが、
どんどん潰れていく年になる。


1999〜2000年に大量のドットコム企業が過剰に生まれて、

2001〜2003年にかけて多くが潰れたように、

2005〜2007年に生まれたWeb2.0サービスの多くが、

2008〜2009年にかけ、大量に潰れていくだろう。


その過程で、不景気に強いビジネスモデルの企業が、
そうでない企業で優良なサービスをどんどん安値買い
していくことになるだろう。