2010-05-29
映画「ビルマVJ 消された革命」
2007年9月。
40年以上ものあいだ軍事政権下にあるビルマ(ミャンマー)で、民主化を求める10万人もの人々が立ち上がった反政府デモ。
その闘いの様子を、まさに命がけで撮影し、ネットを通して世界に配信したVJ(ビデオジャーナリスト)達のドキュメンタリー映画。
この映画で触れられていない問題もたくさんあるんだろうけど、焦点を絞ったことで映画として凄く良くまとまっていて、ビルマの情報を知らない人が観てもスムーズに作品に入り込んでいけると思う。
VJ達が命がけで撮影した映像は臨場感・緊張感に溢れ、観る者の目を釘付けにする。
その映像は人々に勇気を与え、心を動かし、行動を起こすきっかけとなる。
かつてそれはバスティーユにおける熊手や、コンコードにおけるマスケット銃、そしてインティファーダにおける石であった。
しかし、この現代において、革命のための武器として選ばれたのは、携帯電話のビデオカメラだったのだ。 ──ワシントンポスト
僧侶たちの勇気ある行動を観た民衆が、次々とデモの隊列に参加。沿道から、ビルの屋上から拍手が巻き起こる。その高揚感は圧倒的だ。
シュプレヒコールが、平和と貧困からの解放を求める「祈りのことば」として胸を打つ。
そして国家による武力弾圧…。
あなたの持っている自由を
持たない人のために用いてください
チラシに書かれたアウンサン・スーチーさんの言葉が、あらためて胸にズシリときた。
闘いは、今も続いている。
僕らも傍観者でいてはならない。
ひとりでも多くの人に観てもらいたい映画。
2010-04-18
宮下フットボール(2010.04.11)
宮下公園でフットボールをする。
現在、宮下公園はNIKEという一企業に占有され、「NIKEパーク」にされようとしている。
本来公園は、誰もが自由に使えるはずである公共の場であるはずなのに、ナイキ一社の商業スペースに変えられようとしているのだ。
公園が「NIKEパーク」のように民営化されれば、公園を利用するのにお金を払わなければならず、フットサルやスケートボードなどの限られた目的の場所になってしまう。
公園は、様々な人が集い、交流することが出来る空間であってほしい。
散歩をする人、砂場で遊ぶ子供、サッカーを楽しむ人、ベンチで休む人。
そして緊急時の避難所として。
状況的には、既にいつ工事に入ってもおかしくない。
宮下公園の現況や、これまでの経緯はこちらを参照して欲しい。
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
そんな中、「我々RFCも宮下公園のナイキ化計画に反対するため、なんかやってみようぜ」ってことになって、
「んじゃ、宮下公園でサッカーでもやってみっか」
という軽いノリで。
少人数だったけど楽しかったですね。
現在宮下公園では、様々なアーティストが展覧会・シンポジウム・ライブ・上映会・ワークショップ・カフェなどを行なってます。
その様子はこちらで紹介されてます。
A.I.R Miyashita Park
宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
2010-04-09
日本代表×セルビア代表(2010.04.07)
現在の日本代表に関しては以前ブログで書いた通りもう期待も何もしてないんで、テレビで生ぬるくセルビア代表の活躍を楽しませていただきました。
ホームで恥辱にまみれた敗戦。
本来なら顔を真赤にして怒るべきところですが、この結果に対して、もはや怒りも悲しみも湧いてきません。
ただね、
3失点を喫して抜け殻みたいになった楢さんや、痛々しく足を引きずりながらプレーをする玉ちゃんを観てたら、「生ぬるく」観てなんていられなかったです。特に両足首捻挫で紅白戦にも出場出来ない状態の玉ちゃんを使ったのには、怒りを通り越して殺意さえ感じました。
長束恭行さんの「クロアチア・サッカーニュース」には、セルビアの掲示板に書き込まれた文章が紹介されています。
「我々のリーグをコケにし、日本のリーグを賞賛してきたストイコヴィッチやジュロフスキの言葉を今、聞いてみたいよ」
呪われろ! 糞メガネ!
呪われろ! 日本サッカー協会!
セルビア代表は、2軍とはいえ、期待通り強かったですね。
ピクシーが何人か唾つけておいてくれたらいいんだがw
玉田・金崎を怪我で欠き、玉金抜きの名古屋ですが、代わりに出場する選手がやってくれると思います。
特に恵太は、ここでアピールしないとな!
ガンバレ!!!
2010-04-05
「名古屋×神戸」@豊スタ(2010.04.03)
ここのところ、生観戦では名古屋の勝ち試合を観てなくって、モヤモヤしてたんだよなぁ。
だからこの勝ちは本当に嬉しい!
神戸の激しいプレスをかわすため、中盤省略気味のサッカーになっていましたが、闘莉王がビシビシとロングフィードを決めまくってました。
俺の直志は攻守ともに奮闘。
楢さんも、ポポのFKをスーパーセーブ。
夢生の盛んな突破も相手DFを苦しめてましたね。
みんな守備意識も高くって、危ない場面はあまりありませんでした。
しかし、この日の主役は先日の菓子杯FC東京戦でPKを外しやがったブルザノビッチ!
サポも、ピクシーも、選手たちさえビックリのFK2発!
ブルゾ、カワイイだけじゃなかったな!
神戸の守りは堅かったですよ。
プレスも激しかったし。
昨年までの名古屋だったら、明らかに手詰まりになってたと思う。
でも昨日の試合は違いました。
残念ながら、流れの中からの得点はなかったけど、ロングフィードや夢生のゴリゴリ突破で難しい局面を切り開いてました。
先日の反省をいかして、ロスタイムの使い方も工夫してたし。
課題はまだまだあるけれど、チームがしっかりと前進していることを確認できたのが何よりもの収穫です!
あとブルゾインタビューの通訳さんがエラく可愛かった。
もう、ブルゾめとっちゃえ!
そんで名古屋に家買っちゃえ!
2010-04-04
映画『息もできない』(2010.04.01)
息もできない
監督・脚本・制作:ヤン・イクチュン
出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン
韓国映画の「熱」を充分に感じさせてくれる作品。
まとまりの悪さを補って余りある凄まじい緊迫感とエネルギー。
脚本・演出とも荒削りではあるが、その荒削りな部分がヒリヒリとした感覚をさらに与えてくれる。
長編第1作でこれだけのモノを作ってしまうとは…。
逆に長編第1作だからこそできた映画かもしれない。
内容的に、ひじょうにシンドイ映画であったが、観て良かったと思う。
全体を通して繰り広げられる暴力。
だけどそこには、映画の暴力シーンに付き物のカタルシスは存在しない。
ただただ「痛み」を感じる。
ドメスティックバイオレンス、儒教思想、学歴社会、格差社会、ニート問題、ベトナム帰還兵。
現代韓国が抱える様々な問題を、手練手管でなくストレートに表現しているところに好感を持った。
ただ、主人公フンサンが涙をみせるシーン。
映画の最重要シーンなのだが、このシーンにどうしても違和感を感じてしまう。
ここだけトーンが違うし、何か安易な気がする。
もう一歩踏み込めてない…のだろうか?
気になったことをいくつか。
「しばやろー」だか「しばやらー」だかの言葉が連発される。
「クソ野郎」と翻訳されていたが、直訳するとどんな言葉なんだろう?
フンサンの先輩、「誰かに似てるなぁ…」と思って観てて、最初ピエール滝のような気がしてたが、頭を丸めた後は松平健にしか見えなかった。クリソツ。
最近観た韓国映画『チェイサー』『母なる証明』『息もできない』の3作いずれも、ハンマーで人の頭を殴りまくるシーンが出てくる。
韓国ではよくあることなんだろうか?
怖すぎる。




