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2018-08-14

秋田県湯沢市で開催された第36回湯沢七夕健康マラソンに参加してきました


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秋田県湯沢市で開催された第35回湯沢七夕健康マラソンに参加してきました。



4年連続5回目の参加です。今年も10kmコースを走ってきました。


タイム


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タイム種別タイム
グロスタイム42分06秒
ネットタイム42分07秒

平均ストライド(cm)平均ピッチ(歩/分)
1.17[m]197[歩/分]

合計:10.0km/00:42:07(4分12秒/km)


種目別では122人中29位、トータルでは281人中62位でした。



走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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スタート前


スタート1時間前に現地に到着したので30分ほど軽くジョグをしました。


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22年ぶりくらいに湯沢駅前をぶらぶらしたのですが、駅も含めてめちゃくちゃ変わっててびっくりしました。


ゼッケンを付けたまま駅前を走っていたら、駅前で工事現場の交通整理をしてたおっちゃんから「あれ?もう終わったの?」と話しかけられたのでそこでしばらく雑談をしちゃいました。秋田を離れて24年経つのでふだんは秋田弁はぜんぜん出ないんですが、めっちゃなまられるとこっちも引っ張られてなまってしまいます。

最後はおっちゃんに「お前のゼッケンおぼえたからな!がんばれよ!」という脅しなのか激励なのかわからない言葉に励まされてジョグに戻りました(笑)


ジョグを終えてスタート地点に戻ってからは水分補給をしたりしながらスタートを待ちました。



スタート〜ゴール


5kmのスタートを9時28分に見送り、10kmはその3分後の9時31分にスタートしました。


スタートロスは約1秒。この大会は今回で5回目の参加ですが、例年と比べると5度〜7度くらい低い気温の中でのスタートとなりました。過去5回とは比べものにならないくらい涼しくて、こんなに気持ちよくスタートできたのは初めてでした。


スタートから300mほど下り基調が続くのでここは下りの勢いを使って無理なくペースを上げられそうだったので、とりあえず4'45/kmまで上げることを目標に走ってみました。



300mほど走ると走路を左へと曲がります。

曲がったあたりは前日の夜にお祭りを見に来た場所でしたので、「ここもすごいにぎやかだったよなー」ととりとめなく前夜の思い出に浸りながら走りました。沿道での応援もすごくにぎやかで、その声援に手を振ってこたえながら走るのがすごく楽しくて「マラソン大会はやっぱり楽しいな」としみじみしちゃいました。


ここから折り返しのある4.5kmあたりまでは基本的に直線ですが、ところどころにアップダウンが出てきたのでそのたびに走っているペースがわからなくなってしまってペースを維持するのが難しく感じられるようになりました。


1km地点を過ぎたあたりから3分前にスタートした5kmのランナーがちらほら見え始めました。

5kmコースには妻も参加しているので追いつけるかなと探してみたものの、10kmと5kmの選手が入り乱れているためかすぐには見つけられません。2km地点から先は10kmと5kmはコースが別れるので追いつくのであればそれまでに見つけなければなりませんが、今年はあまり速く走る自信もなかったので追いつけないかな...と思っていたら1.7kmあたりで妻が走っている後ろ姿を捕捉しました。見つけたからには何かアクションをしたいと思い、少しペースを上げて何とか追いつき、後ろから背中を軽く叩いて声をかけてから抜いて先へと進みました。



そして2kmを過ぎると5kmの選手がいなくなるためか一気にコースがスカスカになってさみしくなりました(笑)



ここまでペースは無理のない速さを心がけていたのでそこまで呼吸も苦しくなかったのですが、アキレス腱周りに違和感があってそれがすごく怖く感じていました。痛いわけではないけどじんわりとした違和感が残っていて、「急に痛み始めて走れなくなったらどうしよう」という恐怖でいっぱいでした。

とは言え、普通に走れるので歩くほどのことでもないしとりあえずペースは極力上げないように気を付けてそのまま走り続けます。



給水をしながら走り続けているとあっという間に3km/4km地点を通過。

3.5km地点を過ぎたあたりで折り返してきたトップの選手たちとすれ違いましたが、それ以外はとくに変わったこともなく折り返しまで走り続けます。


最初に書いたとおりこの大会に参加するのは5回目なのですが、何度参加してもうれしいなと思うのが沿道での応援です。


この大会は毎年呆れるくらい暑い日に開催されるのですが、そんな暑い中でも沿道に立って応援してくれる人たちがたくさんいます。今年もスタッフの方も含め、沿道にはたくさんの市民のみなさんが立って応援してくれていてすごくテンションがあがりました。


4.5kmあたりで折り返して少し走ると給水所があったので少し休んで給水。軽くストレッチをして走り出すとすぐに5km地点を通過しました。


この5km地点を過ぎたあたりから少しずつ足の違和感+呼吸が厳しくなってきたので気持ちペースを落とすことにします。今日の目標タイムは50分以内でしたが、ここまで一度も時計は見ていないものの、間違いなく5'00/kmよりはいいペースで走っていたという感覚はあったのでここで多少ペースを落としても目標は達成できるだろうという目算もあって意識的にペースダウンしました。


ここから8kmまでは来た道を戻るだけなのですが、往路でも応援してくれていた方たちが応援してくれていたので復路でも手を振ってお礼を伝えながら走りました。ひさしぶりのマラソン大会なので、沿道から応援してもらうのがうれしくて楽しくてしょうがなくてテンションは上がりっぱなしでした。


ペースは変えずに走り続けるとあっという間に8km地点を通過。そのまま直進するとスタート直後に左折した交差点に到着しますが、いまはここを右折してスタート方向には戻らずに直進します。直進したらひたすら直進して1kmほど走り、折り返して戻ってきたら先ほどの交差点を左折してスタートへ戻るとそこがゴールです。


例年であれば暑くて暑くてこのあたりはバテているのですが、今日は疲れてはいるもののそこまで追い込んではいないのでまだまだ余裕をもって走れています。暑くないって本当にすばらしい。


9km地点を過ぎて折り返し、ひたすら走ってゴールまであと少しというところまでくると100mほど前を走っている人がいるのが見えました。

残り400mくらいで100m離されているので普通に考えれば追いつけるはずもないのですが、前の人のペースがそんなに速くなさそうだったのでがんばって追い越してみようかなという欲求がわいてきました。


ペースを上げる前に軽く脚の調子を確認してみましたがとりあえず短い距離ならいけそうだったので一気にペースアップ。

最初の100mはよかったのですが、それ以降がきつくてきつくてなかなかペースが上がらなくて追い越せないかと思ったのですが何とかゴール3m前で前の人を交わしてゴール。後日追い越した人とのタイム差を確認したら0秒でした(笑)



まとめ

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というわけで約4か月ぶりにマラソン大会で走ってきました。

ちゃんと走れるようになったのが一か月前ということもあってタイムは期待していませんでしたが、気温が上がらなかったおかげなのか思ってたほど悪くないタイムでゴールすることができました。2015年に出したコースワーストを更新せずに済んでホッとしました。


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ここしばらく毎年出ている大会ですが、出れば出るほどこの大会独特の雰囲気に魅了されてしまいます。

開催日固定なので平日に開催されることが多い点や参加賞が地元の特産品から選べる点、あとはお祭り開催中の賑やかな街中を走れる点や完走証が走っているときの写真付きのはがきが後日送付されるという点など非常に個性的な大会です。


この大会に出るようになって6年が経ちますが、いまでは夏の帰省には欠かせないイベントになっています。

いつまでこうやって出られるのかわかりませんが出られる限りはずっと出続けたいなと思っているし、これからも毎年こんな感じで開催してほしいなと切に願っています。


来年は万全の状態で臨むので、今年のように涼しくなりますように!


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(過去に参加した湯沢七夕健康さくらマラソンの結果)

大会名日付タイム前回差
第31回湯沢七夕健康マラソン2013/08/0740分49秒-
第33回湯沢七夕健康マラソン2015/08/0744分41秒+3分52秒
第34回湯沢七夕健康マラソン2016/08/0740分36秒-4分5秒
第35回湯沢七夕健康マラソン2017/08/0740分55秒+19秒
第36回湯沢七夕健康マラソン2018/08/0742分07秒+1分12秒




(関連エントリー)

2018-05-01

埼玉県杉戸町で開催された杉戸60kに参加してきました


埼玉県杉戸町で開催された杉戸60kに参加してきました。


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2年ぶり2回目の参加です。今年も60kmを走ってきました。



結果

5km、10kmごとのサマリーは以下のとおり。


(サマリー[5km])


距離タイム(平均)累計タイム
-5km26:17(5:15/km)00:26:17
10km25:25(5:05/km)00:51:42
15km25:31(5:06/km)01:17:13
20km25:39(5:08/km)01:42:52
25km24:49(4:58/km)02:07:41
30km24:51(4:58/km)02:32:32
35km25:09(5:02/km)02:57:41
40km26:07(5:13/km)03:23:48
45km26:13(5:14/km)03:50:01
50km26:47(5:21/km)04:16:48
55km28:47(5:45/km)04:45:35
60km30:30(6:06/km)05:16:05


(サマリー[10km])


距離タイム(平均)累計タイム
-10km51:42(5:10/km)00:51:42
20km51:10(5:07/km)01:42:52
30km49:40(4:58/km)02:32:32
40km51:16(5:08/km)03:23:48
50km53:00(5:18/km)04:16:48
60km59:17(5:56/km)05:16:05



(サマリー[30km])

距離タイム累計タイム
-中間点2:32:32(5:05/km)02:32:32
-ゴール2:45:33(5:31/km)05:16:05



平均ストライド(m)平均ピッチ(歩/分)
0.97[m]197[歩/分]

合計:60.0km/05:16:(5分16秒/km)


順位は全体で1位でした。やった!



結果


まずはお決まりのコースと高低差図です。


コース図

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高低差図

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コースはエコ・スポいずみという施設前発着の片道2.5km、往復5kmの周回コースです。今回は60kmを走るので12周回する計算になります。

エコ・スポいずみ前には計測ポイントがあって、ここで毎周回のラップを計測します。そして計測ポイントのそばには給水所やかぶり水があって休めるようになっているので、5kmごとに給水所があるようなコースとなっています。


そしてコースですが、計測ポイントから700mくらいかけて土手に上るため緩やかな上りになっています。ここが高低差10mくらい。そしてそこから折り返しまでの2km弱は土手の上を走るのですがほぼフラットです。2.5km地点で折り返して来た道を戻り、計測ポイントに戻るというとてもシンプルなコースになっています。わかりやすい。



スタートまで

受付を済ませてからスタートまで30分以上時間があったので荷物をまとめてコインロッカーに預けたりしていました。

今日は本番を想定して補給食のゼリーは全部携帯することにしました。あまり重いものを持ち歩きたくないのですが、ウェストポーチにゼリーを5個入れて走ることにしました。10kmごとに補給するので5個必要です。

あとは走るだけ!ということでスタート地点近くで待っていたのですが、周りを見ると結構本格的にウルトラやってますみたいな人がたくさんいてビビります(笑)

ウェアや脚を見るだけで明らかに速そうな人や去年の柴又の完走Tシャツに9時間台前半のタイムを刻んでいる人など、ざっと見渡すだけでもかなりの強者が何名かいて一気に気分が盛り上がります。こういう練習会で速い人といっしょに走れるのはほんとうにいい刺激になるし、周回コースなので速い人とすれ違う場所を確認することでどこでどのくらい離されたのかを知ることもできます。

見た感じでは4人くらい速そうな人がいたので、その人たちの中から自分のペースに一番近い人をペーサーにしようとマーキングしました。

スタート10分前の8時50分に集合がかかり、数分前にスタートラインへ移動。そして9時ちょうどにスタートとなりました。


スタート〜30km - 2:32:32(5:05/km)

ほぼ最前列からスタートしたため、スタートロスは無し。

よーし行くぞ!と張り切っていたのですが、スタートしてすぐに隣を走ってた人が「ゼリー落ちたよ」と声をかけられました。腰に手をやるとウェストポーチに入れてたゼリーが1個足りない...。


すぐに走路から外れて後ろを見るとスタッフの方が落ちたゼリーを拾ってくれていました。

いきなり何してるんだ...と思いながらスタート方向に戻り、拾ってもらったお礼を言ってゼリーを受け取りました。最前列から走り出したのに結局最後尾からのスタート(笑)


ただ、ここからの長丁場を考えれば大したロスでもないので気を取り直して走り出しました。


最初の10kmは5'10/kmで走ろうと思っていたのでそのくらいを意識してペースコントロール。

さすがにそのペースで走ろうという人はほとんどいなかったのでどんどん抜いていってあっという間に先頭の2人が見える場所まで追いつきました。1周目はコースの確認の意味もこめて自転車で先導されていたためか、先頭もそこまでペースは速くないようでした。


ここで先頭に出ると追いかけられるストレスが大きそうなので、ひとまず先頭と等距離を保つように走りました。


2周目に入ると先頭と2番目を走る人が徐々にペースを上げ始めてその後ろにいたわたしを含む3人は少しずつ引き離されていきます。

ここで後ろを見てみたらわたしと後続はかなり離れていたため、しばらくは先頭の5人で引っ張り合うことになりそうだなと感じました。


2周目を終えたあたりから徐々に暑くなってきたので周回が終わるごとにスポーツドリンクを飲むことにしました。わたしの前を走るメンバーも大体そんな感じでしたので4周目まではほぼメンバーも変わることなく淡々とペースを刻んでいきました。



ところが4周目を走り終えたところで状況は一変します。

なんとわたしの前を走っていた4人が計測ポイントを過ぎたところで一斉に休憩を取り始めたのです。たしかに10時30分を過ぎて結構暑くなってきていたので休みたい気持ちはわからないでもないのですが、4人全員が一気に同じ行動に出たのはちょっとびっくりしました。


そんなわけで意図せず先頭に踊り出てしまったわけですが、とは言え、先ほどまでの走りを見る限りでは少なくとも2人はわたしよりもだいぶ速そうに見えたのですぐに追いついてくるだろうと楽観的に構えていました。


ただ、困ったのがペースメイクする上で目標とする人がいなくなってしまったので自分でペースを管理しなければならなくなったことです。

ここまでは先頭のランナーとの距離を等距離に保つようなペースで走っていましたがその目標がいないのでどのくらいで走ればいいのかちょっと悩んだのですが、逆に誰のことも気にせずに好きなペースで走れると考えたらすごくうれしくなりました。いままでどんな大会でも自分が先頭で走るという経験がないので、前を走る人を意識せずに走れるというのはとても新鮮な気分でした。


というわけで気持ちよく走っていたのですが、折り返しを過ぎて来た道を戻っていると続々とわたしの前を走っていたランナー4名が走ってくるのが見えました。

目測だと一番速い人で500mほど、一番遅い人で1.2kmほど後ろを走っていることがわかり、意外に距離が離れているなと感じました。そして折り返したあとであれば後続のランナーとの距離をおおよそ把握できることがわかったので、次の周回からは折り返してからの距離の差をモニタリングすることにしました。



5周回を走り終えたところでそろそろ暑さが気になってきたのでかぶり水をすることにしました。

容赦なく頭の上から水をかぶると一気に体温が下がって目が覚めるような気持ちよさでした。まだまだ半分も走ってないことやこれからもっと暑くなることを考えると、かぶり水はなるべく毎周回やったほうがいいなと実感しました。そういえば、2年前に潮来で4時間耐久を走ったときもたしか同じように周回するたびに水をかぶったと思うのですが、夏場の長時間レースは体温の上昇が怖いのでかぶり水は必須です。


かぶり水→コーラ→水とはしごをして6周回に突入。

計測ポイントを出て100mも走ると2位のランナーとすれ違ったので、このペースだと7周回目くらいには追いついてくれそうだなと予測を立てました。


6周回目に入って土手に上って気になったのが向かい風の強さでした。

0.7km-2.5kmはほぼ同じ方向に走るのですが、この区間で向かい風が吹き始めました。思い返せば2年前に走ったときもお昼くらいから強風が吹き荒れてさんざんな目にあったことを思い出して少し警戒することにしました。ただ、この周回の時点では走るのが困難になるほどの風ではなかったので体を適度に冷やしてくれる気持ちよい風でした。もちろん走りにくさにはつながってはいましたが、この周回については風のせいでタイムが落ちるということは一切なかったと思います。


2.5kmで折り返すと風は向かい風から横風になり走りやすくなり、さらに3kmを過ぎたあたりから風は追い風になったので風を感じることはまったくなくなりましたが、向かい風じゃなくなったのはよかったのものの無風状態になったことで暑く感じるようになりました。


話を少し戻して2.5kmで折り返して100mほど走ったところで2位の人とすれ違いました。

計測ポイント近くですれ違ったときより距離が詰まっていたので、向こうのペースのほうがやや速いことがわかりました。その人をペーサーに見立てるのであれば自分も少しペースを上げたほうがいいかなと考えたのですが、一度追い越してもらって前を走ってもらったほうがペーサーとして使いやすそうだったのでひとまず自分のペースは変えずに走ることにしました。


そこからはとくに何もなく計測ポイントに戻ってきて6周目も1位通過。30kmを走ったとは思えないくらい元気でしたが、まだ半分だと思うとちょっと気が遠くなりました。



30km〜ゴール - 2:45:33(5:31/km)


計測ポイントを過ぎたところで、かぶり水→コーラ(2杯)→水(1杯)のルーチンを繰り返して再度走り出します。

計測ポイントを出て少し走ると2位の人とすれ違ったのですが、すれ違った場所があまり変わってなかったので距離はあまり詰まっていないようでした。わたしが計測ポイントで1分ほど休んでいたことを考えると2位の人のペースもあまり上がっていないようです。


とりあえずペースを落とさないように気を付けてひたすら走るのですが、土手の上の向かい風がなかなか厳しくてペースは上がりません。

それでも何とか歩かずに折り返しまでたどり着いて復路へ。折り返して200mほど走ると2位の人とすれ違います。エイドでほとんど休まなかったのか、それともペースを上げたのかわかりませんがだいぶ追いついてきた印象を受けました。このペースだと次の次の周回の折り返しには追いついてきそうだなと頭の中で計算しながら復路をひた走ります。

復路は追い風なのでペースは自然と上がるしそれが気持ちよく感じたのですが、追い風になると体感としては無風に近くなるため暑さがすごく気になりました。少しペースに余裕が出てきたのでここで補給食を食べながら走りました。


7周回目を終えたところでかぶり水→コーラ(2杯)→水(1杯)をとって少しストレッチをしてから次の周回へ。

計測ポイントを出ようとしたところで横を見たら、5周回まで1位だった人が日陰でぐったりしているのが見えました。もう走るのを止めちゃったのか...と思いながら8周回目を走り始めて少し走ったところで2位の人とすれ違いますが、なんとなくすごく疲れているように見えます。暑いししょうがないですね。

周回の往路は相変わらず風にうんざりさせられたのですが、ここで自分の体、とくにお腹周りがすごく冷えていることに気づきました。そのせいか体がすごく重く感じたのですが、なんでこんなに冷えてるのかと思ったら、インナーとして着ていたTシャツが水を吸いやすい素材だったせいでかぶり水をしたときの水分がTシャツに長く残ってしまい、それが向かい風で冷やされているようでした。

失敗した...。

なんとか中間地点までたどり着いて折り返したのですが、2位の人の姿が見えません。その後500mほど走ったところでやっと2位の人とすれ違いました。

だいぶ離れてしまったのが気になったのですが、それよりも自分のお腹が冷えていることが気になったので後続との差については考える余裕がありませんでした。シャツを風にあてて乾かしたりしながらお腹の温度だけが下がり過ぎないよう工夫しながら走りました。追い風基調の復路はすごく走りやすいです。


8周目を終えたところでかぶり水をしてからここでトイレへ。

そんなに行きたかったわけではないのですが、トイレが計測ポイントにしかないので行きたくなってから行くのは難しそうですし、このあたりで行っておけばあとはゴールまで大丈夫そうかなと思ったので急いで行ってしまいました。あとは一人で走るのがしんどいので2位の人に追いついてきて欲しいという思惑もありました(笑)


トイレに行ったあとはコーラと水で給水を済ませて9周目へ。トイレに行ったのでここは他の周回に比べると+1分ほどのロスとなりました。


9周目に入ってもなかなか2位の人とはすれ違わなかったのであれ?と思っていたのですが、計測ポイントを出て500mくらいのところでやっと会うことができました。トイレのタイムロスがあったことを考えると明らかにペースが落ちているようでした。そして「そういえば...」とここで気付いたのですが、2位以降にいたスタート直後に先頭集団を形成していた人たちを見かけなくなっていました。


理由はわかりませんが、走るのを止めたのか長めの休憩をとっていることは間違いなさそうでしたし、2位の人もだいぶつらそうだったので追いついて引っ張ってもらうのは期待できなそうだったのでここからは一人で走る覚悟をしました。当初の計画が台無しだ...。


さて。ここまで時計はまったく見ないで走ってきたのですが、42kmのタイムだけは時間を確認しようということで42km地点で時計を確認。3時間35分00秒ジャストでした。フルに換算すると3時間36分というところでしょうか。思っていたよりも5分ほど遅いタイムですが、この暑さだししょうがないよねと自分をなぐさめて気持ちを立て直します。


この時点で5時間切りはあきらめました。さすがに残り18kmを1時間25分で走るのは厳しい...。


そして完走したいま振り返ってみると、おそらくここでわたしの緊張の糸が切れてしまったんじゃないかなと思います。時計を確認していなくても5時間を切れなかったことには変わりはありませんが、でも間違いなくタイムはもっとよかったはずです。


42kmを過ぎて500mほど走って折り返したのですが、そこからいくら走っても2位の人とすれ違いません。

ああ、やっぱりそうなったか...と悲しい気持ちを抱えながらひたすらペースを維持して走ります。いよいよ一人で走っているような気分が強くなってしまい、走るのが楽しく感じられなくなりました。エイドがあってタイムを測ってもらえるだけでも一人の練習よりも恵まれているというのはわかっていますが、他の人のペースをまったく気にしなくていいとなるといよいよ一人で走るのと何も変わらなくなります。


9周目を終えてかぶり水をしてから給水所へと歩いていると、当初先頭を走っていた方が日陰で休んでいるのが見えました。

もうぜんぜん走る気がなさそうな休みっぷりだったので改めて寂しくなりました。


そのせいだというわけではないのですが、10周目からは消化試合の雰囲気が漂いだします。

向かい風の強い往路はペースを抑えてダラダラ走り、追い風になる復路は5'00/kmペースを意識して走り続けます。ただ、11周目になると向かい風にあらがう力は残っておらず足がガクガクして走るのがつらくなってしまい、ついに立ち止まってしまいました。30秒ほど休んでまた走り出し、1km走ったらまた30秒休むということを繰り返して往路をやり過ごし、復路は風に背中を押してもらってなんとか走り続けました。


最終周の12周目はさらに走れなくなり、何度となく立ち止まって休みながらゴールまで走りました。


何とかゴールまで走って行くと、ゴールではスタッフのみなさんが拍手で迎えてくれました。

恥ずかしいタイムではありましたが、1位でのゴールということで祝福してもらいながらのゴールとなりました。


まとめ

満足のいくタイムではなかったし、とくに10周目以降は後悔の残る走りしかできませんでしたが、でも最後まであきらめずに走り切れたことはとてもよかったし、1位で走る人の気持ちを知ることができたという点においてはとても得るものの多い練習会でした。いままではいつも前の人を追いかけるばかりでしたが、そうじゃないパターンを経験できたことはとても楽しかったです。


この練習会に参加したのは2年前に続いて今回で2回目でしたが、ウルトラマラソンを走るためのよい練習会だと思います。

参加費が4500円と安いにも関わらず、時間計測とエイドがあるため一人で走るよりもぜんぜん本番に近い練習ができます。ペーサーも6:30/kmペースで用意されていたので完走に向けた練習には向いていると思います。周回コースであること自体については好き嫌いもあると思いますが、長い距離を無理なく走れるし同じ場所を走るのはペース感覚を養いやすいので個人的にはいいと思います。


同じところを繰り返し走るのは飽きるという人も多いと思いますが、練習だと割り切ればぜんぜん大丈夫です。飽きっぽいわたしも最後まで飽きずに走れました。


基本的には柴又100kに出る人を対象にしていますが、参加しない人も出てよい練習会ですのでウルトラマラソンに出る予定のある人にはおすすめです。


(過去に走った60kmの結果)


大会名日付タイム前回差
杉戸60k(2016)2016/4/35時間35分26秒-
杉戸60k(2018)2018/4/215時間16分5秒-19分21秒


(関連リンク)

2018-04-25

群馬県甘楽町で開催された第35回甘楽さくらマラソンに参加してきました


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群馬県甘楽町で開催された第35回甘楽さくらマラソンに参加してきました。


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今回初参加ですが20kmコースに参加してきました。



結果


手元の時計で測ったネットタイムです。


5km、10kmごとのサマリーは以下のとおり。


(サマリー[5km])


距離タイム(平均)累計タイム
-5km21:22(4:16/km)00:21:22
10km21:43(4:21/km)00:43:05
15km22:34(4:31/km)01:05:39
20km20:35(4:07/km)01:26:14

(サマリー[10km])

距離タイム累計タイム
-10km43:05(4:18/km)00:43:05
-20km43:09(4:19/km)01:26:14


タイム種別タイム
グロスタイム1時間26分14秒
ネットタイム1時間26分02秒

平均ストライド(m)平均ピッチ(歩/分)
1.13[m]201[歩/分]

合計:20km/01:26:14(4分19秒/km)



総合では388人中38位、男子40代では93人中11位でした。




結果の分析


まずはコースと高低差図です。


コース図


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高低差図


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スタート前

スタート前に少し走りたかったので空いてそうな道路を探しながらジョグをはじめました。

会場の周辺はどこも走れそうだったので風景のよさそうなほうに向かってのんびり6'00/kmくらいで500mくらい走ったところで向こう側からめちゃくちゃ速い人が走ってくるのが見えました。道路の反対側を走りながら見てみるとどうやら中学生3kmの人たちが走っているコースだったようでその先頭ランナーが走ってきていたのでした。ここコースなのか...。


小刻みにアップダウンのあるコースを颯爽とトップランナーが駆け抜け、50mほど遅れて後続のランナーが走っていきました。

道路の反対側を走りながら応援していたら数分で最終ランナーを見届けることになり、そのまま走っていたらあっという間に2kmほど走ってしまいました。今日走るのは20kmコースですが、アップジョグは5km以内におさめたかったので適当なところで折り返してスタート方面へと戻りました。


会場に戻るとスタート20分前だったので集合場所へ移動。

集合場所ではわりと前のほうに並べたのですが、10分前に集合場所からスタート地点に移動するタイミングでたくさんの人に抜かされて何だかんだと真ん中あたりに並ぶことになりました。タイムは狙ってなかったのでいいんですがちょっと悔しかったです(笑)


並んでいると日差しがとても強くてとても前日まで雨予報だったとは思えないくらいの暑さでした。周囲の人たちも「今日は雨が降ると思って暑さ対策何もしてない」とか「寒いと思って厚着してきた」なんて言ってたくらいでしたが、スタート3分前から急に曇って風が強く吹き始め、2分前になるとなんと雨まで降り始めました。


突然の風と雨に動揺するランナーたち(笑)


ざわざわと騒がしくなったところで予定の10時となったので10kmと20kmコースが同時にスタートしました。



スタート〜10km - 43:05 (4:18/km)

スタートロスはわりと長くて12秒。人数はそんなに多くなかったものの、走路がわりと狭かったのでなかなか進みませんでした。

スタートラインを切ったら競技場内を7割くらい回ってから場外へと抜けるのですが、この外に抜けるところもやや狭いうえに未舗装路になっていたためちょっと渋滞。このあたりは10kmと20kmを一緒に走っている以上は人数的にしょうがないかなという印象を受けました。


競技場を抜けて体育館の脇を通ってから急坂を下っていきます。

この大会はわりと高低差のあるコースだと聞いていたのですが、その中でもゴール直前の坂がきついというのは特に言われていました。ゴールがスタートと同じであるということは、つまり今さっき下ったこの坂が帰りは上りの急坂としてわたしを出迎えてくれるようです。距離にして200〜300mほどの短い坂ですが、斜度がかなりいい感じでしたしこれから20kmを走った後に歩かずに上れるかというとやや不安を覚えるくらいの坂でした。


と、ゴールするときのことを考えていてもしょうがないのでひとまずペースをつかむべき走り続けます。

スタート直後の急坂を下ってからも下り基調のコースが続くので走り出してしばらくは走りやすいと感じる時間が結構ありました。その空気が変わったのは1.5kmを過ぎたあたりだと思うのですが、気付くとコースは下りではなく上り基調になっていました。すごくきつい上りではないのですが確実に上りだと分かる程度には上っていましたし、おそろしいことに上りっぱなしでくだりに転じる気配がまったくありませんでした。


2kmを通過してもまだ下りになる気配はなく、3km、4kmと走っていってもずっと上りが続きます。

上りはすごくしんどかったのですが、3-4kmあたりは甘楽町の中でも特に美しい町並みの見られる区間でしたのでそれを眺めて元気を出して走り続けました。観光客なのか地元の方なのかわかりませんが、雨にも関わらず沿道ではたくさんの方々が応援してくれていてそれがすごく励みになりました。


4kmを過ぎて少し走ると大きく左折。

曲がる前は「あそこを曲がったら下りになるんじゃない?」と期待していたのですが、わたしの目に飛び込んできたのは嘘みたいな斜度の上り坂でした(笑)

それこそスタート直後の坂並みに強烈な上りでしたので目に入った瞬間思わず爆笑してしまいました。さすが群馬県だわ...。


ペースはやや落ちたものの強烈な上り坂を歩かずに上りきり、無事この山を乗り越えます。なんという満足感!

ここの坂を上りきるとやっと下り坂が登場してわたしを安堵させてくれました。これだけ上ったらそりゃ下るよね...。


そしてしばらく直進すると何となく見覚えのある風景が目に入ってきました。

実は6km地点の近辺はスタート前に走っていた場所でして、つまりスタートした場所の近くです。ここ見たことあるわー!と一人テンションを上げて走ってあっという間に6kmを通過。知ってる場所というだけで楽に走れるような気がします。


6kmを過ぎて300mほど走るとまたもや何となく長そうな上りが...。

ただ、ここのコースはほぼ10kmの周回コースになっていて20kmはそこを2周する*1ことを考えると、これ以上はそれほど上りはないだろうという期待に近い予想が立てられます。だって1周したら同じ場所に戻るということは、上った分は下らないといけないわけで残り4kmしかないことを考えるとそこまで長い上りがあるとは思えません。


というわけで、この坂もどうせすぐ終わるだろうと高をくくって走っていたらまたもやいい感じの坂が出てきました。今度は斜度はそこまで厳しくないのですが距離が結構長そうです。もー、なんでこんないい坂を何個も持ってるんだよ!と思わず笑ってしまいました。



なんとか坂を上りきり、下に転じてすぐのところに7km地点の表記がありました。

ここからの下りはこれまたなかなかいい下りでして、重力にしたがって走ると膝が死にそうな下り坂です。上りも下りもひどいな!


下りの途中で分岐があり、5km/10kmは左折、20kmは直進となります。

10kmと20kmは途中からコースが分かれるとは聞いていましたが、思っていたよりずいぶん早く分岐がきました。10kmの人たちについていかないように気を付けつつ、20kmの人たちも2周目は10kmと同じ方向に曲がるようなので間違えて2周目も直進しないよう心に刻みました。



ここからは下り基調でまっすぐな走りやすい道が続くので気持ちよく走っていたのたですが9.5kmくらいのところに変なものがあるのが目に入りました。

遠目にはなんだか分からなくてすごく気になったのでよく見てみたら金網のようなものにそこそこの大きさの目覚まし時計が貼り付けられていました。おそらく時計をもたずに走っているランナーに時間を教えてあげようという気遣いだと思うのですが、あえてタイムを知らないまま走ろうとしていた自分は思わず時間を確認することになってしまい、思わず「あぁ..」と声が出ちゃいました(笑)

気付いてすぐに目をそらしたのですが、10時42分くらいというのは分かってしまいました。大体4'30/kmくらいだからわりと予定どおりだな...ということで、タイムを知ってしまったので何となくやる気がそがれてしまいました(笑)


とは言え、まだまだ半分も走っていないし最後は急坂もあるのでここで気を抜くのは早すぎると反省しているうちに10km地点を通過しました。



10km〜ゴール - 43:09 (4:19/km)


10km地点を過ぎたら上信越道の下をくぐり、さらに直進します。

このあたりは下り基調だけどところどころ上りもあってわりとテンポよく走れる気持ちのいいコースでした。眺めもよかったしすごくよかったです。


11km,12kmと過ぎていくとなんとなく見覚えのある場所が出てきます。どうやら1周目と同じところを走り始めたようでしていよいよ本格的に2周目に入ったようです。

と、思っていたら1周目では曲がらなかったところを曲がってまたもや見たことのないコースへ。曲がってすぐが13km地点でした。

このあたりまではわりと元気に走ってきたのですが、ここからまた徐々に上り始めたためか少しずつ脚が重くなっているのを感じました。でもあと7kmだし大丈夫でしょと思って走っていたら、14km地点で脚が上がらなくなりました(笑)


前の週に走ったフルの疲れが抜けていなかったのか、もしくは前日に自転車で36km走った疲れが出たのか分かりませんがもう限界でした。

嘘みたいに脚が上がらなくなったのでペースはかなり落ちていたと思うのですが、いくらコースがきつくても20kmのロードレースで歩くのはさすがにどうかと思うので気持ちで走り続けます。


給水を多めに取ることでリフレッシュしながら走っていると15kmを過ぎたところで1周目のコースと合流しました。



ここから7.5kmまでは1周目と同じコースを走るわけでして、つまり6km〜7kmの坂も再度上ることになります。

初見では思わず笑ってしまった坂ですが、疲れ切って訪れた2周目も笑わずにはいられませんでした。近所にあったら毎週走りにきたいくらいの坂です。疲れ切った足にはめっちゃ堪えるな...と半笑いで坂を上ります。


この坂は途中で折り返しになっているので折り返したあたりで後続の様子を見ることができるのですが、見える範囲(400mくらい)にはまったくランナーがいませんでした。もし後続のランナーに追い越されそうになったら無理にペースを上げてしまいそうだったので、後ろに誰もいないということにとてもホッとしました。よかった...。


坂を上りきって少し下ったところが17km地点。そしてその先にある先ほど直進した交差点を今度は左折してゴールを目指します。

ここからはひたすら下り基調なのですが、前を走っていた人たちが一気にペースを上げたようでどんどん離されていきます。わたしもなんとか食い下がろうとしたのですが、足にまったく余裕がなくて思うようにペースが上がりません。最後に急坂があると思うとさすがに余力を残しておかないわけにもいかないので気付けば前には誰もいなくなってしまいました。


ここで困ったのは引き離されたことでコースが分からなくなってしまったことです。

ここまでは分岐のある部分にはスタッフの方が立っていてどちらに進むのか教えてくれたのですが、このあたりはまったくスタッフの方がいなくてところどころでどちらに進めばいいのかわからない場所がありました。


最初のうちは遠くにランナーが見えていたのでそちらに行けそうな道を選んで走っていたのですが、18kmを過ぎると前に誰も見えなくなってしまったのでどちらに進めばいいのかという情報がまったくなくなってしまったのです。せめてコースを示す看板があればいいのですがそれもなかったので、最後は「たぶんこっちだろう」という自分の勘を信じて走り続けました。いま思い返しても2箇所くらい間違ってもおかしくないところがあったので、ほんとうに運がよかったなと思っています(笑)


19kmを過ぎて少し走って左折するといよいよゴールのある競技場への急坂が出てきます。

ここは200mくらいしかない短い坂なんですが、斜度がきつくてほんとしんどかったです。あまりにつらくて上りきったところで競技場に曲がるのを忘れて直進しそうになるくらいへとへとでした。コースを直進しようとしたところで、スタッフ数名に「こっちじゃない!ここ曲がって!」と大声で教えてもらってハッとしました(笑)


あとは競技場を4分の3周してゴール。気付けばスタートのときに降っていた雨はすっかり上がっていました。



まとめ


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走る前からコースが厳しいとは聞いていましたが、大会会場のほのぼのとした雰囲気のせいですっかりそのことを忘れていました。油断させられた...。

ただ、うわさどおりの厳しいコースではありましたがいままで走ったアップダウンの厳しいコースに比べればまだまだ走りやすい部類に入る難易度だったと思います。季節的なものもあるのでそのまま比べることは難しいのですが、嬬恋キャベツや東和ロードレース、藤原湖や草木湖のほうが個人的にはきつかったし、このコースで途中で脚が終わってしまうというのはちょっと走力の低下を感じて悲しかったです。これから夏に向けてちゃんと走らないとですね。


と、結果はいまいちでしたが、大会自体の楽しさやよさについてはもうすばらしいの一言に尽きます。

今年は桜が早くに散ってしまったために葉桜が多く目立ちましたが、例年どおりであればかなりきれいな風景を眺めることができたと思います。そして桜はなかったけれど風景はほんとうにすばらしくて、たくさんの人におすすめしたくなるコースでした。


そしてこの大会一番の目玉はなんと言っても参加賞です。


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走る前から「参加賞は豪華だよ」と聞いていたのですが、ゴールで参加賞を受け取ったときにそのあまりの重さにびっくりしました。ただでさえ20kmを走ってへとへとなのにこの参加賞の重さ!!(笑)


帰宅してからあけてみたら実用性の高いものばかりが入っていて改めてびっくりしました。しばらくパスタには困ることはなそうです。


この大会については走り始めた当初から名前だけはよく目にして知っていて一度は出たいと思っていたのですが、4月は出たい大会が満載だし中旬以降にフルマラソンを走ることが多くてなかなか足を運ぶことができずにいました。今回もフルマラソン(小山)と60km(杉戸)の間の週ということでこの週くらいは大会の予定を入れずに休んだほうがいいんじゃないかと思ったりもしたのですが、でも行けるときに行っておかないと来年はどうなるのかわからないのでとりあえず行ってみましたが期待していた以上に素敵な大会でした。



会場の裏手には町の温泉施設があるので走り終えたらすぐに汗を流せるのもすごくありがたかったです。


コースも含めてほんとうに楽しい思い出ばかりの大会でしたのでまたいつか走りにきたいなと思うし、そのときも20kmコースに参加してあの坂を上りたいと思います。



(過去に参加した20kmマラソンの結果)

大会名日付タイム前回差
第27回しろいし蔵王高原マラソン2013/09/151時間35分13秒-
第35回甘楽さくらマラソン2018/04/151時間26分28秒-8分45秒

(関連リンク)

*1:実際には7.5km〜は10kmと20kmは別の場所を走るのでまったく同じではなかったりします

2018-04-19

栃木県小山市で開催された第10回おやま思川マラソンに参加してきました

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栃木県小山市で開催された第10回おやま思川マラソンに参加してきました。


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今回初参加でしたが、フルマラソンを走ってきました。



結果

10kmごとのサマリーは以下のとおり。


(サマリー[10km])

距離時間合計時間備考
-10km45:18(4:32/km)00:45:18スタートロス1秒
-20km47:54(4:47/km)01:33:12-
-30km46:30(4:39/km)02:19:42-
-40km48:02(4:45/km)03:07:44-
-ゴール10:33(4:48/km)03:18:18-

(サマリー[ハーフ])

距離タイム累計タイム
-中間点1:38:19(4:39/km)01:38:19
-ゴール1:39:59(4:44/km)03:18:18


タイム種別タイム
グロスタイム3時間18分18秒
ネットタイム3時間18分17秒

平均ストライド(m)平均ピッチ(歩/分)
1.05[m]201[歩/分]

合計:42.2km/03:18:18(4分40秒/km)


順位は総合1217人中80位、種目別(40代男子)で390人中36位でした。


結果


まずはコースと高低差図です。


コース図

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高低差図

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スタート前


スタート場所がわからなくて右往左往していると遠くに人が集まっているのが見えました。

スタート20分前でしたが既にたくさんの人が並んでいました。何順で並んでるんだろう?と思いながら近くまで行ってみると、目標タイムが書かれたプラカードがあってそこを目安に並んでいるようでした。どのあたりに並ぼうかとプラカードに近づいて見てみると「4時間20分〜30分」とかそんな感じでかなり細かく分類されているようでした。

いままで出た大会は3時間以内とか3時間〜3時間30分とか結構ざっくりしたグループわけが多かったのですごい細かいなとびっくりしながら前のほうへと移動しながらプラカードを確認したのですが、一番前のプラカードには「4時間以内」と書かれていました。


え?


4時間以内より速い人はぜんぶいっしょというあまりに雑すぎる分類に思わずおどろきの声を上げてしまいました。4時間以上はめちゃくちゃ細かく分けてたのになんで...。


あまりにあまりな分類に呆然としていたのですが、ふと横を見たら同じ会社の元上司であるMさんがいたので挨拶をしてスタートまで雑談して過ごしました。

フルマラソンは全部で1500人くらいとかなり少なかったものの、道路がそこまで広くなかったので結構ごちゃごちゃとしていました。さらに前のほうにしれっと並んだ人とずっと並んでるんだから前に入るなという人のプチバトルもあったりして参加人数のわりには混乱しているように見受けられました。それもこれも「4時間以内はぜんぶいっしょ」と言わんばかりの適当なスタート区分がよくないんだと思いながらスタートを待ちます。


とくにやりたいこともなかったので心を無にしてスタートを待っていたら予定どおり9時にスタートしました。



スタート - 10km (45:18[4:32/km])


スタートロスは1秒。めっちゃ前からのスタートだ...。スタート直前にMさんと「がんばりましょう」と声を交わして走り出しました。


走る前に立てた今日の目標は30kmまでは4'30/kmで押していって残り12kmは5'00/kmで走るというものでした。

というわけでとりあえず4'30/kmを目安に走り出したのですが、最初の1kmは人が多くてなかなか前に進めなくてどのくらいのペースで走れているのかさっぱりわかりませんでした。それでも自分なりに4'30/kmを想定して走り続けたらあっという間に1km地点を通過。

今回も時計を見るつもりはなかったのですが、走ってみた感じは悪くなかったです。おそらく4'30/kmより遅いということはないだろうと思いながら走り続けていたのですが、2kmを過ぎて3kmの目前あたりからどんどん後ろの人に抜かれだしました。自分はまったくペースを落としているつもりはないし実際に落ちてないと思っていたのですが、次々と抜かされたしぬかされた後もあっという間に離されてしまいました。思い切ってペースを上げて抜かした人たちについて行こうかと思ったりもしたのですが、明らかに抜かしていた人たちは自分が走りたいペースよりも速そうだったのでぐっと我慢して自分のペースを維持しました。


ここでたくさんの人に抜かされた理由について走りながら考えたのですが、「最初の1kmは混雑してて速く走れなかった人たちがペースを上げた」「自分のペースが落ちた」のどちらかかな?という結論に達しました。じゃあ実際どっちなの?と考えても、こればかりは考えてわかるものでもないなと考えるのをあきらめてこのまま走り続けることにしました。ただ、なんとなく自分の体感としては「自分のペースが落ちてる」というのがすごくありそうな気がしていました。マスクをしていたこともそう思った一因ですが、それ以上に体のずっと奥のほうに倦怠感の種と言えばいいのか小さな疲れの塊みたいなものがあることを感じていてそれがわたしを不安にさせていました。


果たして最後まで走りきれるのかどうか。スタートからわずか3kmでこんなに不安になったのは初めてでした。


とりあえずここで4'30/kmを目標にするということは諦め、なるべく無理のないペースを維持することを心がけて走ることにしました。3kmで記録はもうあきらめました(笑)



そして3km以降はひたすら堤防の上を走って渡良瀬遊水地を目指すのですが、4kmあたりから向かい風に悩まされることがかなり増えました。

過去に風にやられた大会としては2016年の大田原マラソンを思い出すのですが、あそこまで強烈ではありませんが常に風に押し返されているのを感じる程度には厳しい向かい風でした。風はかなり苦手ですがあまりに無風だと体温があがってつらいので、それよりはマシだと自分に言い聞かせて走り続けました。おやま思川のコースは基本往復コースなので行きが向かい風なら帰りは追い風になるだろうという目算もあって、ここは我慢だと自分に言い聞かせてました。

さらにもうひとつつらかったのは堤防への上り下りが結構頻繁にあったことです。

堤防の上は眺めもよくて気持ちよく走れたのですが、大きな道路と交差するところに差し掛かるとそこを迂回するために一度堤防の下に下りなければならず、そのために何度も堤防を上り下りすることになりました。これがなかなか厳しかったというか、ひとつひとつの上り下りはたいしたことがないのですが繰り返されることで肉体的にも精神的にも消耗してしまいました。



そんな上り下りの途中に10km地点がありました。



10km - 20km (47:54[4:47/km])


10kmを過ぎても堤防の上を走るのは変わらず、ひたすら走り続けます。

自分がどのくらいで走れているのかさっぱりわかりませんが、2km以降に追い越していった人たちの多くがまだ見える範囲を走っていたのでそこまで遅くはなっていないだろうと思っていました。

12kmを過ぎたあたりから周囲の風景は渡良瀬遊水地っぽい感じ*1が漂い始めます。そして周囲に風をさえぎるものがまったくなくなったせいなのかいよいよ強風がつらくなってきました。


どんなにつらくても折り返せば追い風になるんだと言い聞かせながらがんばって走り続けていたのですが、15kmを過ぎたところでほぼ折り返しのようなカーブがあったので「あそこを折り返せば追い風になる!」と思っていたのにいざ折り返してみてもぜんぜん追い風にならなくてめっちゃイライラしました。その理由はかんたんで、向かい風とは言っても真正面から吹いていたわけではなかったので、折り返しても角度の違う向かい風のままという状況は変わらなかっただけです。ちょっと泣きそうになりました(笑)


そんな中、そろそろお腹が空いてきたので16km地点で補給食を食べようと思って準備をしていたのですが、16km地点を過ぎてゼリーのふたを開けたところで突風で帽子が吹っ飛ばされてしまいました。ついてないな...と思いながら10mほど戻って帽子を拾って再度走り出し、今回はじめての補給食を食べました。


今回は補給食を2つしか持参していなかったのですが、最初に食べたのはそのうちのわりと食べ慣れているほうです。あまりおいしくないしカロリーも高くないタイプのゼリーでして、走る前に食べることはあっても走りながら食べたことはありませんでした。やっぱり何度食べてもおいしくないものはおいしくなかったです...。


12km付近から周囲の風景はだいぶ渡良瀬遊水池っぽい感じになっていたのですが、18km地点を過ぎたところでいよいよ遊水地本体へと入っていきます。やっとここまできたーとちょっとはしゃいでしまいました。ここから何度かコーナーがあったのですが、走る方向によっては追い風になる場所も出てきて、いよいよ向かい風の呪縛から逃れられそうな予感がしてきました。


ここにきてようやく見覚えのある道路になったのでちょっとわくわくしながら走っていくと、ウォッチングタワーのある道路に曲がったところで20km地点でした。


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# ウォッチングタワー


20km - 30km (46:30[4:39/km])


20kmを過ぎるといつも止めている駐車場の前を通り、レンタル自転車のコーナーの前を通って谷中湖の真ん中を爆走します。

ここには何度も遊びに来ましたし一人で走ったこともありますが、まさかマラソン大会のコースの一部として走ることになるとは思ってもいませんでした(笑)


遊水地内は自転車に乗ったり散歩したりしている人たちで結構にぎわっていましたが、思ったほど人は多くはありませんでした。この日は遊水地内でのイベントがいくつかあると聞いていたのでもっとたくさんの人がいるのかとドキドキしていました。


渡良瀬遊水地内は風がわりと追い風になることが多くて走りやすかったのですが、そんな幸せな時間はあっという間に終わりを告げます。


23kmを過ぎて少し走ると遊水地を抜けて復路が始まります。

25km地点近くのエイドにゲストの増田さんがいてランナーに声をかけてくれていたのですが、この時点で自分はもうだいぶ疲れていて残り17kmも走れるの?というくらいふらふらでした。補給食が足りてないのか、それとも単純に疲れただけなのかわかりませんがどうしたもんかというレベルで脚が重くて動きません。

とりあえずエイドで多めに水分を取りつつ走ります。


25kmから28kmまでは未舗装というわけではないのですが、ちょっと走りにくいところを走ることになります。ところどころ水たまりがあってそれを避けつつ走ったので余計足が疲れて動かなくなるという悪循環。なるべく残り何kmとかそういうことは考えないようにして走り続けます。ペースを維持しようとかそういうことはもうどうでもよくて、とにかく無心で走り続けたかったのでいろいろと考え事をしながら走りました。


一番よかったのは前を走っている人の歩数と自分の歩数を同時に数えることでして、本当に走るつらさを忘れて数え続けました(笑)


気付けば道路は住宅地へと入っており、ふと横に目をやると30km地点の看板が立っていました。


30km - 40km (48:02[4:48/km])

30kmを過ぎたところで毎度恒例となっている「まだ12kmある...」と思うのか「もう12kmしかない」と思うのかという質問を自分に投げてみたのですが、今回は一切の迷いなく「まだ12kmもある...」でした(笑)

足だけでなく全身が異様に重くてなかなか動かなくてつらくてしょうがなかったです。


16kmで補給食を食べてから14kmも走ってきたのでそろそろいいかなとここで2つめの補給食を食べて最後の元気をゲットします。

ここで食べたのはふだん食べている補給食ではなく、以前スポーツショップで見かけてなんとなくおもしろそうだからという理由で買って車に放置していた補給食でしたが、わりとおいしく食べられました。このエネルギーであとは最後まで走るんだなと思うとちょっと物足りなさはありましたがなんとしても走るんだと覚悟を決めました。


30kmを過ぎて少し走ると土手をのぼってまたもや堤防の上を走ります。

上ってみるとここは往路でも走ったところでして、しかも向かい風ではなかったのでかなり走りやすいと感じました。補給した直後だというのもあったと思いますが、残り12kmくらいなら走れるなと改めて自信をもてました。


33kmを過ぎるとすぐに堤防を降り、下を通って大きな道路を迂回します。そしてすぐに堤防へと上るのですがここからは先ほど迂回した大きな道路沿いを走ることになります。このまま往路を戻る感じで走るのかと思い込んでいたのでちょっと不意をつかれました。


コースは大きな橋の上を走ることになったのですが、橋の上に差し掛かったところで右足親指の先に小さな石が入ったような違和感をおぼえました。着地すると何か硬いものを踏みつけたときのようなピリッとした痛みがあったのですぐに靴を脱いで取り除きたかったのですが、橋の上はかなり狭くてここで立ち止まってしまうと後ろがつかえてしまいます。しょうがないので橋を渡ったところまで我慢するか...と思って走っていると橋の先で手を振っている人がいました。地元の応援の方かな?と思っていたのですが、名前を呼ばれて思わずびくっとしてしまいました。


よく見てみると同じ大会で5kmのほうに出ていた知人が34km地点で応援してくれていました。

いつも総長練習会で会ってるのにすぐに気づかないなんてよほど疲れてたんだな...と反省しつつ、手を振って走りぬけました。


と、走り抜けたところでそういえば靴の中の石をまだ取ってなかったぞと思い出してここで歩道に座り込んで靴と靴下を脱いで確認しました。全部脱いでひととおり確認してみたのですが石は出てこなくて「??」となったのですが、不意に「そういえば最近似たようなことがあったぞ?」と思い出しました。考え込む時間ももったいなかったので靴下と靴を履きながら考えていたのですが、それが昨年の10月に須賀川で走った円谷ハーフだったことを思い出しました。


昨年走った円谷ハーフでは、15kmまで順調だったものの15kmを過ぎたところで靴に石が入ったような痛みを感じたために靴や靴下を脱いで確認してみました。ところが石はまったく見当たらずしょうがないので靴を履きなおして走り出したらまたもや同じ場所が痛くなりました。

痛みを感じる→靴を脱いで確認する→何もない ということを3回ほど繰り返したわたしは、そこでやっと石が入って痛みを感じているのではなく、単に負傷している可能性に思い至ったのです。


今回痛みを感じたのはつまさきでしたが、おそらく円谷ハーフのときと同じだろうとあたりを付けてここからゴールまでは我慢して走りぬくことにしました。あと10kmもないしがんばるしかないです。


そこから住宅街をひた走って35kmを過ぎると、またもや向かい風が強くなってきました。しかもコースはまっすぐなのでしばらくは向かい風が続くことは間違いなく、さらにその先には坂道まで見えてきました。

35km付近にいた沿道で応援していた人が「ラスト4kmは追い風だからあと少しがんばって!」と言っているのが聞こえたので、逆に考えると38kmまでは向かい風か横風なのか...と少し落ち込みました(笑) あと3kmはがんばるしかないんだなと覚悟を決めてここからは心を無にして淡々と走り続けます。37km付近は向かい風+きつめの上り坂ということでここが今回一番きつかったところでしたし、ここは歩いている人がかなり多く見受けられました。あと5kmというゴールが見えかけてきたここでこんな壁が出てきたら心が折れるのも仕方ないよなと思わずにはいられませんでした。


37kmの坂を上りきり、右折して堤防の上を走り続けていると最初は向かい風に近い横風だったのがいつの間にか追い風になっていました。

うわさどおり残り4kmは追い風基調になったので、ここからは少しずつペースを上げてタイムを削りにかかります。前半もまったく飛ばしていませんでしたが、それに輪をかけて後半は向かい風やアップダウンでペースが落ち込み気味だったのでここからの4kmでできるだけタイムを縮めようとがんばってみることにしました。


ただ、そうは言ってもここまで38km以上走ってきているうえに普段のフルよりも補給食が足りていないのでそこまで元気でもありません。というわけで「できるだけ速く」という程度でしたがここからはラストスパートをかけはじめました。4kmをもっとも効率的に走るペースを模索するため、「自分の中に残っている体力+足の調子」と「走るペース」を天秤にかけながら走り続けます。


給水を取りつつ淡々と走っていると、あっという間に40km地点を通過しました。


40km - ゴール (10:33[4:48/km])


ここまでくるとスタート地点の近くまで戻ってきているので、何となく見覚えのある風景が遠くに見え始めます。40kmを過ぎて少し走ると堤防を降りるための折り返しがあるのですが、その手前にあった看板が強風のせいなのか思いっきり折れてて思わず吹き出してしまいました。

どんだけ風強いんだよ...(笑)


堤防を降りるともう目と鼻の先にスタート地点のあった総合公園が見えたので一層「あと少し感」が強くなります。まだ41kmにも到達していないのにここまで来てしまったと思ったら、急に「ここからゴールまで1kmもないんじゃないの?」と距離不足の不安が出てきました。とは言え、そんなことを考えてもどうしようもないので沿道から応援してくれている人たちに手を振ったりお礼を言いつつ、ペースはなるべく落とさないように走り続けます。


40km以降は沿道で応援してくれている人も多かったのでわいわいしながら走っていたらあっという間にゴールのある総合公園に到着。あと少しだーと思ってここからはぐっとペースを上げてみたのですが、走れども走れどもなかなかゴールは見えてきません。走路間違ってないよなあと不安になったのですが、公園内をかなり大回りしてからゴールへと向かうコースになっていただけだったようでして道を間違うことなく無事ゴールへとたどり着きました。


ゴール直前にゴール脇にあった時計が見えて、覚悟していたほど悪いタイムではなかったなとホッとしながらゴールへと駆け込みました。



まとめ

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というわけで風と小刻みなアップダウンに泣かされた42kmでしたが、無事シーズンの最終戦を走り終えてきました。

走る前はぜったいまともなタイムでゴールできないだろうなと思っていたので、ひとまずそこそこのタイムで歩かずに完走できたことがすごくうれしかったです。


風の強さについては具体的なデータがないので実際に風速何mあったのかわかりませんが、当日は折り返し地点である渡良瀬遊水地で予定されていた気球を飛ばすイベントが強風のため中止になったくらいの強風です。走りながら「今日は気球がとぶっていったのにぜんぜん飛んでないなあ...」とは思いましたが、まさか中止になっていたとは思いませんでした。天気がよかったし風くらいいいんですけどね...。


コースは前述のとおり最大肯定差は小さいけれど小刻みにアップダウンが続く苦手なタイプでして、過去に走ったことのあるコースだと足利ハーフのコースに少し似ていました。

渡良瀬遊水地に近いところだと遠くまで見渡せるような見通しのよいところもあって走りにくい場所ばかりではなかったし、桜と菜の花が彩る並木道の美しさや渡良瀬遊水地近辺の風景のおもしろさはこの大会の誇るべきところだと思います。めちゃくちゃ眺めがよかったです。


さて。今年に入ってからは、5kmを18分台、10kmを39分台で安定して走れるようになってきていたので調子のよかった2月の下旬あたりには「フルは3時間前後で走れるんじゃないかな」という漠然とした期待が持ち上がりました。ただ、その後の花粉症による体調不良っぷりは走り始めて以来というくらいひどくてまったく練習ができなくて、結局こんなタイムになっちゃいました。

昔から春先のレースは苦手なんですが今回はそのことを改めて思い出させられました。春先にいいタイムを出そうなんて思いあがりでした。すいません。


とは言え、それでも今回のタイムは4月に走ったフルマラソンとしてはもっともいいタイムでしたし不調を抱えていてもこのくらいで走れたということはすごく自信にもなりました。怪我をせずに1年間走り続けられたことがちゃんと力になっていることを実感できたので、次のフルマラソンまで怪我をせずに走り続けられるように気をつけようと思います。



(過去に参加したフルマラソンの結果)


大会名日付タイム前回差
第1回加賀温泉郷マラソン2013/04/213時間42分45秒-
第26回大田原マラソン2013/11/233時間25分41秒-17分8秒
第24回かすみがうらマラソン2014/04/203時間32分04秒+6分23秒
第27回大田原マラソン2014/11/234時間4分8秒+32分4秒
第1回はが路ふれあいマラソン2014/12/213時間29分36秒-34分32秒
第63回勝田全国マラソン2015/01/253時間35分08秒+5分32秒
第34回佐倉朝日健康マラソン2015/03/293時間50分17秒+15分42秒
第25回かすみがうらマラソン2015/04/193時間52分25秒+2分8秒
第13回柏崎マラソン2015/10/253時間27分05秒-25分20秒
第5回神戸マラソン2015/11/153時間46分20秒+19分15秒
第28回大田原マラソン2015/11/233時間26分00秒-20分20秒
第2回はが路ふれあいマラソン2015/12/203時間15分24秒-10分36秒
第3回前橋・渋川シティマラソン2016/04/173時間40分00秒+24分36秒
第14回柏崎マラソン2016/10/303時間26分18秒-13分42秒
第29回大田原マラソン2016/11/233時間20分25秒-5分43秒
第12回さのマラソン2016/12/113時間29分33秒+9分8秒
第4回前橋・渋川シティマラソン2017/04/233時間27分11秒-2分22秒
第5回榛名湖マラソン2017/09/243時間32分5秒+4分54秒
第15回柏崎マラソン2017/10/293時間28分56秒-3分9秒
第30回大田原マラソン2017/11/233時間11分41秒-17分15秒
第4回はが路ふれあいマラソン2017/12/173時間11分32秒-9秒
第10回おやま思川マラソン2018/04/083時間18分18秒+6分46秒


(関連リンク)

*1:実際に行ったことがない人には伝わりにくいと思いますが、一度行けばわかると思いますw

2018-04-06

埼玉県上里町で開催された第27回上里町乾武マラソンに参加してきました


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埼玉県上里で開催された第27回上里町乾武マラソンに参加してきました。


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公式サイト



2年ぶり4回目の参加です。今年もハーフマラソンを走ってきました。


結果


以下、手元の時計で測ったタイムです。


距離区間タイム(1kmあたり)合計タイム備考
-5km21:06(4:13/km)00:21:06スタートロス16秒
-10km20:38(4:08/km)00:41:44-
-15km21:11(4:14/km)01:02:55-
-20km21:34(4:19/km)01:24:29-
-ゴール03:50(3:11/km)01:28:20-

タイム種別タイム
グロスタイム1時間28分20秒
ネットタイム1時間28分04秒

平均ストライド(cm)平均ピッチ(歩/秒)
1.19[m]201[歩/秒]

合計:21.1km/01:28:20(4分11秒/km)


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種目別(男子40代)では182人中19位、総合では585人中47位でした。



結果の分析


コースは神保原小学校発着で上里町内をぐるぐる走り回るコースです。


(コース図)

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(高低差図)

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スタート前

会場に着いたのはスタート30分前でしたので、すぐに貴重品をまとめて預けに行きました。

必要な手続きを済ませてから更衣室で着替え終わったのがスタートの20分前。そしてトイレに行ってから無料の麦茶を飲んで走る準備が整ったのがスタート8分前でした。あと8分...(笑)


スタートは会場から少し離れた場所にあるのでそこまでの移動をジョグ代わりにしました。距離にして200mくらいですかね...。こんなにウォームアップせずに走るのはひさしぶりです。


スタート場所に到着すると結構な人が集まっていました。もうスタート直前だもんね。

とりあえず今日はあんまり後ろから走りたくなかったのですが、一方で前日のジョグのペースや当日の脚の重さを考えるとタイムを狙えるような状態でもなく100分切れたらいいなという感じでした。


ひとまず100分くらいで走りそうな人たちがいるあたりまで何とか人をかき分けて分け入り、そこから走り出してきました。



スタート - 10km (41:44[4:10/km])

予定どおり10時20分にスタート。スタートロスは16秒とこの大会にしてはちょっと長めでした。

スタートラインを超えても人ごみがすごくてペースはいまいちあがりません。人が多いというよりも走路が狭いことに起因しているような気がしたので我慢して走り続けると300mほどで混雑はだいぶ解消されました。


そこからは無理のないところまでペースを上げて様子見していると最初の1kmの通知がきたのでタイムを確認。最初の1kmは4分33秒でした。

スタートロスが16秒で、さらにスタートから300mはペースを落として走っていたことを考えれば結構いいペースで走れているなと思い、このペースを維持すべくここからはいっさい時計を見ないで走ることにしました。

1km地点を通過後、しばらく走ってから土手をのぼり、その土手の上をひたすら走って2km、3kmを通過。この土手の上はとにかく狭くてひと一人を抜くのもひと苦労です。

そして3kmを過ぎて少し走ると土手を降りて川の近くをぐるっと一回りして戻るだけの距離調整ゾーンに入ります。この調整区間はだいたい約1kmくらいあるのですが、例年であればわたしが土手を降りていく時点でトップの選手はすでにこの区間を走り切って先に行ってしまっているのですが、今年はトップの選手がまだこの区間にいるあいだに土手を降りていくことができました。

少なくとも去年よりはペースがよさそうだなと思いながらペースを維持して巡行。

そろそろ呼吸が苦しくなってきたのでマスクを外したいなと思っていたのですが、花粉が怖かったのでもうちょっと我慢。調整区間はとくに何もなく走り、4km地点を通過。そしてすぐに坂を駆け上って再度土手の上を走り続けます。ここからは走路が狭い以外は何もなく、一人ずつ前を走る人を追い抜きながら淡々と走ります。


6kmを過ぎた少し先で土手を降り、そこからしばらくは狭い住宅街を走るのですがその途中で7km地点を通過。さらに300mほど走って左折すると今回車を止めた賀美小学校の前を通過しました。やっと知っている場所が出てきたおかげで大体の今いる位置を把握。そこからは農道のような狭い走路を縫うように走っていたのですが、9kmを過ぎてしばらく走ると右側に見たことのある建物が見えてきました。


「あ、これ受付とかの会場になってた神保原小学校だ」


どうやら10kmを手前にスタート地点の近くまで戻ってきたようです。そういえばそういうコースだったかも...。

コースは小学校とは逆方向に曲がったのですが、対面通行で別のコースの人たちが走っている様子が見えました。見た感じ中学生っぽかったので3kmコース?みんな速いなあ...と思いながら走っているとあっという間に10km地点に到着しました。


10km - 20km (42:45[4:16/km])

10km地点を過ぎるとコースは西側へと曲がり、さっきまで走ってきた方向へと戻ります。ここからはわりとまっすぐなところが多くて走りやすく感じました。

が、11kmを過ぎると途端に疲れが出てきて何となくペースが落ちたような実感がありました。8kmあたりでマスクはもう取っていたのですが、それでも呼吸は少し苦しくて脚もちょっと重くなったような気がしました。


そんなわけで走るテンションも少し落ち込み始めていたのですが、ふと前を見るとクロネコヤマトの格好をしたおじさんが走っているのが見えました。


!!


関東圏の大会に出たときにわりとよく見かける人というのが何人かいて、大会で見かけるたびに「あの人またいたな!」と勝手にテンションを上げて対抗心を燃やしていました。このクロネコヤマトの格好をしたおじさんもよく見かける人の一人でしたが、いままでは自分よりもかなり速くてスタート直後か折り返しくらいでしか見かけたことがありませんでした。


そのクロネコヤマトおじさんが目の前に...。

昔あこがれてた人が急に目の前に現れた的なそんな興奮でいっぱいになったわたしはちょっとペースを上げて追い越してみることにしました。少しペースを上げるとあっさりと追い越してしまったのでここからはおじさんに抜き返されないことを目標に走り続けることにしました。


ひたすらペースを維持しつつ走り続けます。13km地点を過ぎ、14kmを過ぎたあたりまではわりとひょうひょうと走れていたのですが、14kmを過ぎたところから喉の渇きが気になるようになりました。気温が高くなってきていたので水分が足りなくなっていたようです。


ここまでまったく給水をしていなかったので15kmの給水所で30秒ほど立ち止まって給水。ここでだいぶ抜かれるかな?と思っていましたが、思いのほか後続とは離れていたので3人くらいにしか抜かれませんでした。


給水後は抜かれた3人を追いかけてひたすらペースアップ。

2人はすぐ抜き返せたのですが、1人は結構速くて20mほど離れて等間隔を保ったまま走り続けます。そしてまたもや土手に上ったところが16km地点。あと5kmもあるのか...と思いながら走っていたのですが、土手の上がわりと走りやすくてここはぐいぐいとペースが上がります。17km地点を過ぎて500mほど走ったところで折り返して戻り、17km地点だった場所のちょっと手前が18km地点。


そこを過ぎて200mほど走ると土手を降り、あとはひたすらフラットなコースをゴールに向かって走ります。

住宅街の中の狭い走路を抜けたところが19km地点。あと2km!と自分を奮い立たせてペースアップ。前の人にはなかなか追いつけませんでしたが、20km地点が遠くに見えてきたあたりで何とか前の人を抜くことができました。このまま一気に引き離すぞと思ったものの、なかなか引き離すことはできず真後ろにつかれたまま20km地点に到達しました。


20km - ゴール (3:50[3:11/km])

ここまでくるともう走路は見たことのある場所でしたので、一気にペースを上げることにしました。後ろの人のことは気にせずとにかく自分が速く走ることだけを考えてペースを上げてゴールへと向かいます。


ところが、ゴールが近づくと走路上に10kmコースを走る人たちを多く見かけるようになりました。そういえば一昨年もそんなことを言ってた気が...。

10kmコースの人たちを縫うようにかわしてゴールへと向かったのですが、ゴールのある神保原小学校の入り口近くで後方で大きな声援があがっているのが聞こえてきました。派手な仮装をした人でもきたのかな?と後ろを向いて大きな声があがっているほうに目を向けたのですが何も見えませんでした。ただ、そんなわたしの目に飛び込んできたのはさっきやっと追い越した人がラストスパートをして追いかけている姿でした。


せっかく追い越したのにラストスパートでかわされたら意味がないと焦り、わたしも必死でラストスパートをかけました。

あんなに全力で走ったのはひさしぶりじゃないかというくらいものすごい勢いでラスト300mを走り、ゴールへと駆け込みました。ゴールの直前にはゲストの赤羽さんがハイタッチをしようと立っていてくれたのですが、気分的にはとてもそれどころではありませんでした。もったいなかったです。

ゴール間際に、ゴール横の時計を見ると10時48分と出ていたので予想以上にタイムがよくなかったことがわかってかなりテンションが落ちてしまいました。


まとめ

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2年ぶりに参加しましたが、以前と変わらずのんびりとした雰囲気の良い大会でした。

会場ではスタート前後問わず、好きなだけ麦茶が飲めるようになっていたのですが、ホットとコールドのどちらも用意してくれていてすごくありがたかったです。走る前の寒い時間帯はホットで温まり、走り終えた後はコールドで喉を存分にうるおしました。麦茶を配布していたおばあちゃんたちもとてもフレンドリーで会話するのもすごく楽しかったです。


そしてコースについてですが、わりとコーナーが多くて走りにくそうに見えるし実際に走りやすいとはあまり思わないのですが、実際に走るといつもそこそこいいタイムが出るのでタイムが出やすいコースなのかなと思っています。2013年と2014年に走ったときは当時の自己ベストを出しているので相性は悪くない気がしますが、土手を上り下りするのがあまり得意じゃないのでどうしても苦手意識が先行してしまいます。

結果としてタイムは悪くないのでコースに悪い印象はないし毎年出たいくらい大好きな大会なんですが、いかんせん花粉症がひどい時期なのでそこはほんとうに悩みどころです。花粉症が悪化した状態で走ると、いろいろ無理をしているせいなのか体のあちこちにダメージが残るのがつらいです。とくに今年は普段であればぜったいに怪我をしないようなところを怪我してしまったので、アレルギーが落ち着くまでは無理に大会で走らない方がいいのかなと思っています。


(過去に参加した上里町乾武マラソンの結果)

大会名日付タイム前回差
第22回上里町乾武マラソン2013/03/241時間39分52秒-
第23回上里町乾武マラソン2014/03/311時間31分57秒-7分55秒
第25回上里乾武マラソン2016/03/271時間36分11秒+4分14秒
第27回上里町乾武マラソン2018/03/251時間28分20秒-7分51秒




(関連リンク)

2018-03-28

栃木県佐野市で開催された1st栃木トラックチャレンジに参加してきました

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栃木県佐野市で開催された1st栃木トラックチャレンジに参加してきました。


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1st栃木トラックチャレンジ


今回は人生初のトラックレースで5000mを走ってきました。


結果

以下、400mごとのラップです。


距離ラップ合計タイム
-400m01:3300:01:33
-800m01:2800:03:02
-1200m01:3000:04:32
-1600m01:3100:06:03
-2000m01:3000:07:34
-2400m01:3100:09:05
-2600m00:4500:09:50
-3000m01:3000:11:21
-3400m01:3000:12:51
-3800m01:3100:14:23
-4200m01:3100:15:54
-4600m01:2800:17:23
-5000m01:2100:18:45

平均ストライド(m)平均ピッチ(歩/分)
1.41[m]190[歩/分]

合計:5000m/18:46(3分45秒/km)


第5組(18分〜18分59秒)で6位でした。


結果の分析

第5組(設定:18分00〜18分59秒)の参加者は12名。

人数が少なかったのでペーサーを合わせても15名ほどしかおらず、並ぼうと思えば全員がスタートラインに並べるような人数でした。

今回はペーサーが3名いたのですが、スタート横にいた方が「3分49秒で走ります」と言っていたのでその人の後ろに並びました。人数が少なかったこともあって再三前に並んでいいですよと言われたのですが、前のほうの人のペースを後ろから見たかったので最前列のひとつ後ろに並ばせてもらいました。


スタートは12時30分でしたが、ロードレースとは違って定刻きっちりというわけでもなく大体そのくらいの時間になって準備ができたところでスタートとなりました。


スタートしてすぐに先頭集団が飛び出したのですが、最初は落ち着いて走り出しました。

最初の200mはとりあえず先頭に大きく離されないことを意識しながら走ったのですが、やはり先頭の人たちは自分が走りたいペースよりはやや速くて少しずつおいていかれているのがわかりました。無理してでもついていくべきかどうか迷っていたのですが、1周したところで近くにいたペーサーのかたがちょうどよさそうなペースで走っていることに気付きました。

そのペーサーはスタートで3分49秒で走ると言っていた方だったのですが、じつはそのペースだと5000mで19分を切ることができません。以前19分で5kmを走るためには?と思って計算したことがあったのですが、そのときに3分48秒/kmでちょうど19分だということを調べて知っていました。だからそのペーサーについていくのはどうかなと思っていたのですが、ペース的にちょうどいいからとりあえずはこの人といっしょに走ろうと決めてその人の斜め後ろに位置取りました。


ペーサーの後ろを走ってみて気付いたのはピッチのリズムのよさです。そのペーサーは女性でしたが走るリズムがすごく自分と似ていて走りやすいなと感じました。だからペーサーに走るペースを合わせてるというよりも、ピッチを同期させると結果としてペースが合っているという印象を受けました。わたしはピッチだけはやたらと速くていままで自分と同じリズムで走る人には会ったことがなかったのですが、ここでやっと出会うことができました。


とりあえず2周ほどペーサーの後ろを走ってみたのですが、リズムの心地よさだけでなくペースメイクのかんぺきさも非常に優秀でそこにもかなり感心させられました。そんなこんなであっという間に3周回ほど走ったのですが、不意に前を走っていたペーサーさんが「前にどうぞ」というジェスチャーで内側のコースを譲ってくれました。おそらくインコースのほうが距離が短いから譲ってくれたのだと思うのですが、後ろを走る楽さにさんざん甘やかされていたわたしは「後ろのほうが楽でいいな」と思ってしまいました。そんなわけでついつい「あ、だいじょうぶです!」みたいな感じで断りそうになったのですが、ただこのペースにも慣れてきてもう少しペースを上げたいという気持ちもあったので思い切ってペーサーの前に出て走ってみることにしました。


ペーサーの前を走ることでペースがわからなくなっちゃいそう...と不安でしたが、いざ前に出てみるとペーサーの足音は聞こえてくるのでそれにあわせてピッチを刻んでいくと不思議なくらいペースは安定して走ることができました。

さて。ペーサーの前に出た後も安定したペースで走っていたのですが、ある周回に入ったところででペーサーの方が「次45秒でいきます」と言ってちょっとペースを上げました。いったい何のことだろうと思ってとりあえず自分もペースをあわせてみたらその200mのラップが45秒でした。宣言と1秒も違うことなく45秒。しかもそれは1度だけではなく2度、3度とそんなことがあってますますそのペーサーのすごさに魅了されてしまいました。


6周目以降は少し余裕が出てきたのでペースを上げてみたのですが、コーナーではペーサーとの差は広がるもののストレートではすぐに追いつかれるという感じで結局ずっとペーサーとほぼ同じくらいで走り続けることになりました。


ペーサーと走るのは楽だしゴールまでこのペースでもいいかなあと思って走っていたのですが、残り2周になったときにこのままだと18分台が出ないのでは?という不安が急にわいてきました。

ペーサーといっしょに走る気楽さに嵌まってすっかり忘れていましたが、わたしが参加している組は18分00秒〜59秒を設定タイムにしている組ですがそのタイム内で完走できるの?と気になりだしたのです。


雨も強くて気温も低かったためか、残りどのくらいのペースで走れば18分台で走れるのかまったく計算できなかったので、とりあえずあと2周を全力で走ろうと覚悟を決めてペースアップを試みることにしました。

ところがずっと安定したペースで走り続けていたことと、この異様な寒さで体が動かなかったこともあってすぐにはペースがあがらないままラスト1周を迎えます。ずっといっしょだったペーサーの足音はやや遠くなったものの、まだ聞こえる範囲にはいたので思ったほどペースが上がっていないことは自覚していました。そしてラスト1周はインターバルのラスト1本を想定してとにかく全力で走ることにしました。


残り半周の20〜30m手前あたりで先頭が18分ちょうどくらいでゴールに駆け込んだことをアナウンスで知り、それを聞いてようやく自分がおかれている状況を把握しました。


残りの220-230mを1分以内に走れば18分台でゴールできる。

それを実現するための具体的なペースはわかりませんでしたが、さっき200mを45秒で走っていたのだからそのくらいで走るのは難しくないだろうというのはわかっていたのでここからはとにかくペースを上げてゴールへと向かいます。案の定、途中までペーサーについていってただけで楽をしていたので脚も心肺もぜんぜん余裕たっぷりでしたのでラストスパートは存分にかけることができました。


ゴールする瞬間に脇の時計を見ると18分45秒と出ていたので、無事18分台でゴールできたことに心底安堵しました。



まとめ


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今回初めてトラックレースに参加しましたが、走る前は「トラックはロードレースと違って高低差がないから走りやすそう」程度の認識しかありませんでしたが、走ってみたらそんなレベルの違いではなく競技としてまったく別物といってもいいほどの差を感じました。


  • 400mごとにペースを確認できる
    • 400mごとにタイムが把握できる
    • ペースをつかみやすい
    • 楽しい
  • 自分以外の人にもペースを把握されやすい
    • 400mごとにタイムが把握される
    • 少しでもペースが落ちるとすぐばれる
    • つらい
  • トラックは常にだれかに見られている
    • ロードレースだと人のいない区間があるけどトラックはない
    • だからどの区間も手が抜けない
    • 手を抜くとすぐばれる
    • 緊張感がハンパない
    • つらい

ロードレースもトラックも同じ「走る」競技ではありますが、トラックは純粋に速く走ることにどれだけ尖れるのかという部分が問われている点がロードレースとは違うなと感じました。ロードレースはアップダウンや路面の悪さをものともせずに走る強さまで含めた速さでの勝負なので絶対的なスピードがない自分でも戦えそうな気がしていたのですが、トラックのように純粋に走る速さの勝負となるとこれはもうまったく自信がもてないなと思いました。


ただ、求められているものが「速さ」というシンプルさはとても分かりやすく、そしてそこに挑んでみたいという気持ちもふつふつとわいてきました。


トラックはロードレースのようにいろんな場所を走るとか走ることを楽しむ余地はあまりなさそうですが、ストイックに走ることと向き合うという意味では新たな挑戦になるのかなと思っています。やるとなったらすぐにでも、ということで出られそうなトラックレースを探して競技会やマスターズのことをあれこれ調べていていくつか目星を付けました。


ただ、トラックに挑むにしてもまずはもっとスピードを付けてからだなとも思っていてそのための努力をしたいなと思っています。

今回1st栃木トラックチャレンジに参加して速い人たちをたくさん見て思ったのは、5000mを18分台というのはまだまだスタートラインにさえ立ててないなということでした。もっともっとスピードを磨いてもう一回り速く走れるようになったらぜひトラックに挑戦しようと思います。


ロードレースで5km17分30秒以内、それが次の目標です。3'30/kmで5km!



(過去に参加した5kmマラソンの結果)


大会名日付タイム前回差
第26回宇都宮マラソン2012/11/1821分47秒-
第31回NISSANしらさぎマラソン in 上三川2013/12/0118分56秒-2分51秒
第10回那須烏山マラソン2014/12/0720分32秒+1分26秒
第10回桜川市さくらマラソン2015/03/1520分12秒-20秒
第11回那須烏山マラソン2015/12/0619分24秒-48秒
第11回桜川市さくらマラソン2016/03/1320分48秒+1分24秒
第24回つくば健康マラソン2017/02/0419分21秒-1分27秒
第13回那須烏山マラソン2017/12/0318分28秒-53秒
第45回高根沢町元気あっぷハーフマラソン2018/01/1419分04秒+36秒
第25回つくば健康マラソン2018/02/0318分38秒-26秒
1st栃木トラックチャレンジ2018/03/2118分46秒+8秒


(関連リンク)

2018-03-14

茨城県桜川市で開催された第13回桜川市さくらマラソンに参加してきました


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茨城県桜川市で開催された第13回桜川市さくらマラソンに参加してきました。


6年連続6回目の参加です。今回は2年連続4回目の10kmコースを走ってきました。


タイム

1kmごとのラップです。


距離時間合計時間備考
1km03:5800:03:58スタートロス5秒
2km03:4700:07:45-
3km04:0700:11:52-
4km03:5300:15:46-
5km03:5000:19:37-
6km03:5000:23:26-
7km03:4700:27:14-
8km03:5400:31:08-
9km03:5000:34:58-
10km03:1600:38:15-

タイム種別タイム
グロスタイム38分16秒
ネットタイム38分11秒

平均ストライド(m)平均ピッチ(歩/分)
1.28[m]201[歩/分]

合計:10km/00:38:16(3分49秒/km)


順位は種目別で143人中8位、総合では557人中39位でした。



走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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スタート前

スタート20分前が集合時間なので25分くらい前に集合場所へ行ってみると既にたくさんの人が集まっていました。

スタートは「30分〜」「45分〜」「60分〜」の3つのブロックに分けられていたのでとりあえず「45分〜」のところに並んで待つことにしました。目標タイム的には30分〜のところに並んだほうがよかったと思うのですが、自分的にはそこに並ぶのはおこがましいというか、せめて35分くらいを目指すレベルじゃなければ並べないなと思ったので45分〜のところに並びました。

スタート10分前にスタート近くまで移動して整列し、予定どおり11時にスタートしました。


スタート〜5km (19:37 [3:55/km])


スタート直後はかなり込み合っていたのですが、さすがに前のほうは速い人が多かったのか徐々に走れるようになっていきました。スターとロスは5秒ちょっと。


最初の50mくらいはのぼりでそこから1km地点までは下りが続きます。

今年はスタート直後の混雑が結構深刻でしたが、遅い人を追い抜きながら400mほど走ったらほぼストレスなく走れるようになりました。下り基調なので多少ペースを上げてもつらさは感じなくてとてもいい感じで走れました。


1km地点を過ぎて右折すると眺めのよい田んぼ道を走ります。

ここは眺めがよくてとても気持ちよく走れたのですが、走路がやや狭かった上にガードレールも何もないので気を抜くと田んぼに落ちそうでちょっと怖かったです。そして何気なく前に目をやるとはるか彼方(400mほど先)にトップ集団が見えて、自分もがんばって走っているのに1kmちょっと走っただけでこんなに離されるのかと絶望的な気分になりました。


田んぼ道を走りぬけ、2km地点を過ぎてしばらく走って左折するとこのコース最大の難所がいきなり出てきます。

ここのコースはいくつか記憶に残るレベルのアップダウンがあるのですがその中でも一番厳しいのが2km過ぎから始まる磯部桜川公園脇の坂です。


ただ、いわゆる劇坂といわれるような強烈なものではなくてあくまでロードレースでよくある程度の厳しめの坂です。ここではペースが落ちたなと実感できるくらいペースが遅くなりましたが、歩いたり立ち止まったりということはせずに走りきります。このくらいの坂はむしろ好物なのでめっちゃ気持ちよく駆け上りました。


このあたりは後半に向けて無理をしないつもりでペースを抑えていたのでかなり余裕をもって走ることができました。


沿道では地元の方々が応援してくれていたので手を振ったりお礼を言いながら走っているとあっという間に3km地点を通過。

自宅の前に出て手を振ってくれているのを見るだけでとても元気が出ます。


去年写真を撮り逃した4km地点を過ぎると体もだいぶ温まってきたので少しペースを上げてみました。一部路面があまりよくなくて走りにくいところもありましたが、今日は足の指が地面を掴むような感覚があって路面の良しあしに寄らず安定した走りができていたのでペースが落ちるような場所はありませんでした


スタッフの方々や地元の方々の応援に元気をもらいながら走っているとあっという間に5km地点に到着しました。


5km〜ゴール (18:38 [3:43/km])


5km地点を過ぎてしばらく直進すると前に結構いい斜度の坂が見えてきてテンションが上がります。

このあたりまで来ると周囲のランナーのペースもだいたい似たような感じで落ち着くのでなかなか平地では追い越すことができなかったのですが、上りになると途端にみんなペースが落ちるのでおもしろいくらい抜きまくりました。6kmまであっという間でした。


と、走るペース自体はよかったのですが、6km地点以降はまったく距離表記を見つけることができませんでした。去年は全部見つけて写真を撮ったことをおぼえているのでなかったわけではないと思うので、おそらくペースアップに伴って余裕がなくなってしまったんだと思います。


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これは去年撮った写真なんですが、こんなにわかりやすいところにあったらぜったい気づくと思うんですがぜんぜん見つけられませんでした。


スタートから6kmまではすべての距離表記がすぐ見つかっていたのでどこを走っているのかわからないということはなかったし、走るペースが速かったからなのか「1kmが過ぎるのが早いなー」と思っていました。だからこそ、「どこを走っているかわからない」「どのくらいで1kmを走れているのかわからない」というのがものすごいストレスで走っていてすごくつらい区間でした。

ペースや位置についてはGARMINを見ればだいたい把握できるのはわかっていましたが、それに頼ることでペースに対する肌感覚が崩れてしまいそうで怖かったのでひたすら我慢して走り続けます。


苦しい状況のまましばらく走り続けていたのですが、ふと左手側に目をやると岩瀬高校が見えました。

岩瀬高校は大会の駐車場になっている場所のひとつでして、わたしもこの日はここに車を止めさせてもらいまいた。岩瀬高校はコースのすぐ脇にあり、そのすぐそばが9km地点だというのは知っていましたのでここでやっと自分が8.5kmくらいの場所を走っていることがわかりました。


ちょっときつめの坂を上って今度は下り、その先の信号を左折するとすぐそこが9km地点でした。


7km,8kmの表記を見ていなかったためか一気に9km地点にワープしてきたような、なんだか得したような気分になりました。ぜんぜん得してないけど(笑)


そして9kmを過ぎた時点であと1kmならラストスパートをかけるくらいの余裕があるなと思ったのでここから思いっきりペースアップしてみることにしました。

9.4kmあたりまでは平地なのでそこまで前の人を抜けなかったのですが、9.4kmあたりから300mくらいは結構厳しい上り坂になっていてここではかなりの人を抜きました。さらに坂を上りきる直前で7kmくらいから背中を追いかけて続けていたオレンジのTシャツを着たおじさんを抜くことができました。当初は300m以上離されていたので追いつけるとは思っていなかっただけに、追い越せた瞬間はうれしくてめちゃくちゃテンションが上がりました。


坂を越えれば運動場へと駆け下り、あとは300mほど走ってゴールになります。

運動場に入った時点で50mほど先に4人の集団がいたので最後にまとめて抜こう!と必死で追いかけたのですが、2人は抜いたものの2人には逃げ切られてしまいました。あの2人速かったな...。


ゴールの30mほど前でゴール脇の時計を見たら11:37から11:38へと表示が変わったのが見え、ここでやっと38分台で走りきったことを知りました。そこまでタイムがいいとは思ってなくて思わず「おぉー」といいながらゴールしました(笑)



まとめ

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ゴール後はチップを返して完走証をもらってタイムを見ながらニヤニヤしていたのですが、横から「いやー最後やられちゃったよ」と声をかけられました。

この大会に知り合いが出ているとは思ってなかったのでびっくりして声のした方向を見ると、声の主は最後に坂の上で追い越したオレンジのTシャツのおじさんでした。ぜんぜん知り合いじゃなかった(笑)

このおじさんがめっちゃフレンドリーで「おれも最後追いかけたんだけどダメだったー」とか悔しそうだけど嬉しそうに話しかけてくれるので、自分もずっと後ろから追いかけていて目標にしていたので最後に追いつけて良かったという話をしたりしながら体育館のほうへと戻りました。昔から知らない人に道を聞かれたり話しかけられたりすることが多かったのですが、こんなに親しげに話しかけられたのは初めてでした。楽しかったです。


そんなわけで10kmのロードレース36大会目にしてやっと38分台の記録を残すことができました。

2月に結城を走った感じだと、おそらく今年の年末までは39分は切れないだろうなと思っていたのでかなり意外でした。3月以降は気温も高くなるので記録は出にくくなるし、おそらく気温が低くなる10月あたりまではタイムは狙えないと思っていました。


今回走って改めて思ったのは、わたしはアップダウンがあるコースのほうがタイムを出せるということです。そして、それはアップダウンに強いからという理由ではなく、下り坂がないとスピードを維持できないからです。


12月の那須烏山で5kmの自己ベスト(18:28)を出したときもそうですが、わたしがいいタイムを出すときの走り方は「上りはがんばってペースを維持して、下りでペースを上げてタイムを稼ぐ」というパターンです。そう考えると、フルではが路や大田原のようなアップダウンのあるコースのほうがタイムが出ているということのそれなりの理由も見えてきます。


だから「アップダウのあるコースでいいタイムが出る→フラットなコースだともっといいタイムが出るはず」といつも思っていたのですが、そいった関係は成り立たず、わたしはアップダウンのあるコースでしかいいタイムが出せないランナーのようです。


「どんなにアップダウンがあるコースでもフラットなコースと変わらないタイムで走れるランナー」を目指していたので、これはある意味なりたい自分に近づいているとも言えそうです。


(過去に参加した桜川市さくらマラソンの結果)


大会名日付タイム前回差
第8回桜川市さくらマラソン2013/03/1745分05秒-
第9回桜川市さくらマラソン2014/03/1640分59秒-4分6秒
第12回桜川市さくらマラソン2017/03/1245分36秒+4分37秒
第13回桜川市さくらマラソン 2018/03/1138分16秒-7分20秒


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