ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中東への日本の関与

さて、日本発のこのニュース、どう読むか? 私見では、「日本ならではの支援」は良いが、「橋渡し役」「強み」と大きく構えない方が賢明ではないかと思う(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130923)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150519)。せいぜ…

保守派と新保守主義の相違

パット・ブキャナン氏の「アメリカ第一」の孤立主義的な保守思想と(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180420)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180427)、いわゆる中東政策に外交の焦点を置く「戦う」ネオコン系「新保守主義」(http://d.hatena.ne.…

小さな島国のこびとの心得 (4)

過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180426)の続きを。 (http://embassies.gov.il/tokyo/Relations/Pages/Basic-Data.aspx) イスラエルは建国から4年後の1952年、東アジアで初めての国として、日本との外交関係を結びました。以後、両国の関…

日中韓を結ぶ漢字文化

1980年代の院生時代、韓国の国費留学生が「韓国語だと思っていたのに、実は日本語由来だった」とがっかりしたように研究発表をしていたのを覚えている。こちらは既に知っているのに、留学生側があたかも新鮮な発見であるかのように発表を続けると、「誠に失…

小さな島国のこびとの心得 (3)

こびと勉強の第三弾(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180423)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180425)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20180426)。 なぜこれを記すかと言えば、現代でも遵守している人々が少なからずいるからである。まずは…

小さな島国のこびとの心得 (2)

こびとの学習(続)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180423)マタイによる福音書19章1節−9節とマルコによる福音書10章1節−12節には、次のような話が記されている。ラビ的応答のイエスの言に注目を。 ガリラヤを去り、ヨルダン川のユダヤ地方で、ファリ…

小さな島国のこびとの心得 (1)

マラキ書2章から抜粋を。 何年も前に読んだ聖書学の論文では、「紀元前5世紀前半の第二神殿時代初期の文書」であるとされ、「終末論的待望」が記されているという。 ここで私は、もっと字句通りに読んでみたい。 8節 だが、あなたたちは道を踏みはずし 教え…

乏しくなった日本語の世界

メーリングリストから。語彙だけ豊富でも、表現力と内容、つまり実質が伴わなければ.... 齋藤孝『語彙力こそが教養である』 ・語彙力を鍛えれば、一目を置かれる存在になれる。 ・語彙が豊かになれば、見える世界が変わる、ということ。教養は言葉の端々に表…

日米開戦の原因を学び直す

本日アメリカと日本国内から届いた二冊の本。期せずして、テーマに重複点が垣間見られる。 Patrick J. Buchanan, “Where the Right went wrong: How Neoconservatives Subverted the Reagan Revolution and Hijacked the Bush Presidency”, St. Martin Press…

緊密で良好な日米関係

(http://www.mag2.com/p/news/354486/4) 2018.03.27 日本は、「嵐の外」にいることが大事 現在、世界は1930年代並に荒れています。 ・アメリカと中国の「貿易戦争」がはじまるかもしれない ・イギリスは「ダブルスパイ暗殺未遂事件」をきっかけに対ロシア…

非情世界に立ち向かうために

メーリングリストより。 牧野愛博『非情世界:恐るべき情報戦争の裏側』 ・笑顔のウラで熱心に諜報活動をする世界。相手が隠しておきたい情報を、手段を選ばずに徹底的に探り、ときには盗み取る。 ・敵対する国については言うに及ばず、ふだんは首脳同士が笑…

聖書の人口調査

昨日のブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180416)では、レバノン在住のパレスチナ難民の人口調査を記事にした『メムリ』を紹介した。 ところで、世界のユダヤ人総数は、まだホロコースト以前を下回っていると、イスラエル中央統計局が発表したらし…

パレスチナ難民の人口調査

以下のトピックについては、過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090819)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130923)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150519)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180114)を参照のこと。 メムリ(http…

九条を語るマッカーサーの後任

週刊新潮編集部『マッカーサーの日本(下巻)』新潮文庫(昭和58年7月)より(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180326)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180328)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180413)。 p.275 ・マッカーサーに代って、連…

埋もれた国史を学び直す

以下三件、メーリングリストより。 渡部昇一『忘れてはならない日本の偉人たち』 <第一章 国のかたちを守る> 皇室最大の危機を救った和気清麻呂 藤原道長はなぜ天皇にならなかったのか 忠孝精神の源・楠木正成 吉田松陰を松陰たらしめたもの <第二章 日本…

米国製エリートとケーキ

メーリングリストから部分抜粋を以下に。 佐々木紀彦『米国製エリートは本当にすごいのか?』 ・米国や英国は優秀なリーダーを生んでいるが、両国の国民は日本に比べてそんなに優秀でしょうか。私はそうは思わない。 ・なぜ両国の指導者のクオリティはこうも…

「デモクラシーは輿論主義」

(https://www.nikkei.com/article/) 「デモクラシーは輿論主義」 京都大学教授 佐藤卓己 2018年4月11日 『日本経済新聞 電子版』 ・デモクラシーには「民主主義」以外にも多くの訳語が当てられてきた。「万民共治」(加藤弘之)、「平民主義」(徳冨蘇峰)…

コーク一族

メーリングリストより抜粋を。 ダニエル・シュルツマン『コーク一族:アメリカの真の支配者』 ・コーク家の織り成すドラマにおいて、フレッドの子どもたちが演じてきたそれぞれの役割は、幼少期にはすでに決められていたといえるだろう。 ・チャールズは8年…

「リッチ」の意味は?

メーリングリストより部分転載を。 三宅裕之『毎朝1分でリッチになる』 ・起きたらまず、玄関を一番水でそうじする。玄関と水回りはその家の厄を落とすところなので、常にきれいにしておくとよい。 ・毎朝、自分の夢やビジョンを脳に刷り込む。リッチな人た…

指針の参考に

過去のメーリングリストより抜粋を。 石角完爾『ユダヤ人国際弁護士が教える天才頭脳のつくり方』 ・65億人の人間が地球にいるが、その中でユダヤ人はわずか1400万人しかいない。それなのに学問やビジネスで大きな存在感を示している。 ・ユダヤ社会に…

オシント

今日付のメーリングリストから。「オシント」は、一般国民の我々にも応用実践が可能な手法ではないだろうか。 野田敬生(元公安調査官)『諜報機関に騙されるな』 ・聴取に問いかけ、明確な回答を呈示する、説得的なプレゼンテーションの基本が終始反復され…

他山の石

以下の話は、実はデニス・プレーガーがアニメ風啓蒙ビデオで数年前から訴えてきたことに一致する(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140831)。他山の石として、我が国も奮起を! (http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52626) 「米国の大学が国民の信…

日本の自力を強める

(https://yoshiko-sakurai.jp/2018/04/05/7369) 2018年4月5日 「今、憲法改正を潰すメディアの無責任」 『週刊新潮』 2018年4月5日号 日本ルネッサンス 第797回 ・政治家には国を守り国民を守るという最も重要な責務がある。その責務を果たすために、まず…

安定した皇統の存続と婚姻

西洋社会は病んでいる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180319)。決して日本は後追いをしてはならない。堅実な実践によって、世界への静かな発信を義務としたい(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180313)。 (http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs…

防人の歌・五箇条の御誓文

JOG Wing 『国際派日本人の情報ファイル』(http://www.mag2.com/m/0000013290.htm) No.2771 H30.04.04 7,946部 「若き防人たちの旅立ち」 ちよまる (伊勢雅臣)自衛隊員たちの実際の姿と、その家族の思いのよく窺われる文章です。こういう隊員やその家族…

米国・中東・日本の役割

今朝の日経新聞(電子版)より。 (https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28742980Z20C18A3SHA100/?n_cid=NMAIL007) 「ボルトン氏は意見が同じなら心強い擁護者になってくれる。しかし、そうでなければ用心するがいい。彼は議論に勝つためなら何でもやる。…

ご縁を大切に

公式ブログ『国際インテリジェンス機密ファイル』メーリングリストより。 春田真『黒子の流儀:DeNA不格好経営の舞台裏』 春田真氏は、30歳で住友銀行を辞め、2000年にDeNAに参加。財務戦略や上場準備を担当。2011年、会長に就任、同年12…

反日事例に応用可能?

最近、このような記事を読む度に感じるのは、もしも「反米、反イスラエル、反ユダヤ」に対する情勢を細かく記録に取って分析して、記事を書いて世界中に広めて公知することが仕事になるならば、「反日的態度」や「日本文化に対する無礼行為」「日本事例を反…