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2011-02-11 考えごと

読書からはじまる

読書からはじまる

読書からはじまる

本は親しい友人であり、記憶の扉、人生の比喩。その他多くの表現がなされていました。あたりの柔らかい言葉で読みやすくするすると進みました。ひとつだけ、滞った箇所があります。それは「読書するための椅子」の話。日本には、本を読むのにちょうどいい場所、というのがない。勉強机・公園のベンチ…本を読むために読むのではなく、そこに座るといつまでも読んでいられる椅子が欲しい(ある?)、など。ほんとう。本を読みたくなる椅子、欲しいです。くたびれないものが。更に、著者長田氏が若いころは図書館の個室(あるいは座席)が予約制で、そこに自分の指定席を作っている人が多くあった。現代の図書館も、いい個室の利用を有料にしてチケットを販売する、図書館書斎があればいいのに。という趣旨の記述もありました。これ、広島大学図書館のフレンドリー利用*1に通じる!と思って嬉しくなりました。98

シンデレラ・ティース

シンデレラ・ティース (光文社文庫)

シンデレラ・ティース (光文社文庫)

生まれてから歯医者さんに行った数、3回。歯医者さんってどんなところかよくわからないのですが、怖くて痛いイメージは確かにあります。本書は歯医者さん大嫌いな女性が歯科医院で起きるちょっとした事件を解きながら、少し成長する話。ほのぼの、いい読後感でした。99

『こころ』大人になれなかった先生

『こころ』大人になれなかった先生 (理想の教室)

『こころ』大人になれなかった先生 (理想の教室)

恥ずかしながら、漱石文学研究をちゃんと読んだことがありませんでした。これは初心者にとてもやさしくつくってあります。もちろんこれで分かったつもりになってはいけませんけれど、文学に興味のある高校生を見つけたらぜひとも薦めたいと思いました。100

*1:一定額以上のご寄付をいただいた一般利用者さんに構成員とほぼ同様のサービスを提供する。個室もその一種

2011-01-31 1月に読んだ本、のこり。

水車館の殺人

水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

一作めの衝撃を超える館にはまだであっていない。おちが、発刊当時は新鮮だったのだろうけれど今は手あかがついてみえる。どの作品が模倣され、どの作品が原典なのか知識の乏しいわたしにはわからないし…

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震える舌

震える舌 (講談社文芸文庫)

震える舌 (講談社文芸文庫)

夢中で読んだ。病に向き合う人間の、極限。エゴ、恐れ、祈りや悲しみや束の間の弛緩。かたときも本から離れられない、と。人間と病との闘いだった。

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江戸の本づくし

江戸の本づくし (平凡社新書)

江戸の本づくし (平凡社新書)

黄表紙を読んでみよう、というほん。江戸の出版業界のこともでてくる。けして江戸の本をいっぱい紹介してあるわけではない。わたしはせっかちに買ってしまって勘違いしましたが。

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