第二回いわきサンシャインマラソン
はねさんです♪
ええ、もちろん参加してきましたよ!!
いわきサンシャインマラソン、もちろんフルマラソンエントリーです♪
サンシャインTVとサンシャインマラソン、同じサンシャインの冠を持つ身としては
参加しないわけにはいかないでしょう。
しかし、前日はいわきぼうけん映画祭。
約1年間くらいかけて準備してきた大イベントです。
その打ち上げに参加しないなんて出来るわけがないでしょう。
ええ、ええ、それはもうたらふく飲んでやりましたよ^^
1次会が終わった後で、直接の先輩と2次会です。
結局1時まで飲み続け、次の日は6時起床です。
起きた瞬間、『あれ?何この体のだるさ…、走る前から何この倦怠感…』
いやいや、去年も完走出来たんだ、男の子なら気合でフルマラソンくらい走れるさ…
今年も乗り切ってやるぜ…
スタートラインに立ってもだるい…つうかむしろ布団に入って眠りたい…
ここで初めて、『大丈夫か…おれ?』
という感情が芽生えるも、ココまで来たら完走しか見えないぜ、と奮い立たせてスタート!!!!
走り始めると、やっぱり沿道の皆さんの熱い応援で元気が出てくる♪
沿道の皆さんの声援にこたえながら軽やかに走り始める。
鹿島街道のパレスいわやさん前にて『シネマグラフィックカンパニー社長頑張れ』
の横断幕を見つけ、テンションはマックスへ、ここでかなりはしゃいでしまう。
そして、8キロ地点、御代坂を登りきったあたりで、『あれ、何この疲労感…まだ8キロだぜ…』
そこからは戦いでした。
つ、辛い…辛すぎる…
や、やめたい…
マラソンなめててすいませんでした…
頭の中はネガティブです。
しかし、沿道の皆さんの応援は嬉しい、何とか江名港までは行きたい。
あそこは去年も素晴らしい応援団がいてくれた。
江名は是非見たい、その一心で頑張りました。
そして江名港到着、大漁旗が振られ、生演奏の音と共にすごい応援です!!!!!
テンションも上がり、まだまだいけるぜーって気持ちになってきた。
しかし、江名を過ぎ、海岸沿いを走り始めると風がすごく強い、そして冷たい…
ちょ、超寒いんですけど〜〜〜!?
もっとあったかい服装してくれば良かった…かっこつけて薄着でくるんじゃなかった…
体の疲労はすでに限界を感じているが、ここまできたらららみゅうまでは行ってやるぜ!
と気合を入れて、最大の難関と言っていいだろう、マリンタワーの坂にさしかかる…
・・・き、きつい…このコース考えた人はきっとドSに違いない…
なんだこの坂は…太ももの張りが半端ないぞ…
坂の途中には中学時代の悪友たちがたむろしていた…
「おらーちゃんと走れよー」「うひゃうひゃうひゃ」
心をこめて『走っても無いやつにいわれたくねー』と叫んでやりました。
何とかかんとか坂を登りきり、トマトとイチゴを食べ(なぜ給水所にトマトが…)
トマトの皮が奥歯につまって不快だなーと思っていると…
ビキビキっとふとももが痙攣をおこす…
『なにぃ!!』
ちょっとでも動くと激しい痙攣をおこします…
こ、これは…
救護の人がかけよってきて『もう無理だからやめなさい、そうなったらっもう走れないよ』
しかし、その時脳裏をめぐったのは、回収車のバスに乗せられている人たちの
あの悲しそうな顔…
売られていく子牛のような、目を伏せ…さみしげな…
そう『ドナドナ』のような…
あのバスだけには乗りたくない…
ドナドナにはなりたくない…
その一心で「いや、まだ大丈夫です」
と立ち上がりおそるおそる歩き始めました…
なんとかららみゅうまで行くんだ!!!
ららみゅうまで行けば知り合いがいる。
車に乗せてもらえる。
ドナドナだけは避けるんだ…
その気持ちだけで歩き続ける…ふとももはビクンビクン行って今にも
痙攣をおこしそう…
ドナドナだけは…ドナドナだけは…
その時、沿道のおばあさんが『ほら、そこのイケメン頑張りな♪』と声をかけてくれる。
ほほう、嬉しい声をかけてくれるじゃないか、おばあさん。
ここは今出来る最大限の笑顔で答えてあげようじゃないか、
「ありがとうございます」キラリーンとおばあさんの方を見ると。
あきらかに俺の後ろから走ってきた人に言っていた…
ちょ、おばあさん…恥ずかしすぎるだろ…
恥ずかしすぎて体温が上がった…
その時『ポキリ』と心が折れた気がした…
その後も何とか歩いてららみゅうまでたどり着き…
ゴール地点で撮影していたウチのスタッフのカメラの前までたどり着き
渾身の… 『土下座』
すいませんでした〜
これが今回のはねさんのサンシャインマラソン体験レポートでした。
来年はリベンジじゃーーーー!!!!!