彗星のちり持ち帰る NASA探査機カプセル帰還成功 [産経]

うおおー、無事回収に成功したようですね。 昨年はヘリでの回収に失敗しましたが今回はパラシュートのみで着地させたそうです。 記事では防護服に身を包んだ回収作業が写っております。

スターダストは15日未明、地球の約11万キロ上空で直径約80センチ、重さ約46キロのカプセルを放出。カプセルはパラシュートを2回展開し、予定よりやや早く地上に到達した。回収されたカプセルに目立った傷はなく、ちりはNASAが徹底的に分析する。

1999年に打ち上げられたスターダストは、地球の重力の力を借りて軌道を変え、2004年1月、ビルト2彗星(最長径約5.5キロ)に約236キロまで接近。テニスラケットに似た形の装置で彗星の噴出物を採取、カプセルに収めた。

格子状に区切られた採取装置は「エアロジェル」というスポンジ状の保護材で満たされ、飛び込んだちりを傷めずに包む仕組み。髪の毛の直径にも満たないちりの微粒子が数千個、取り込まれているとみられる。

はやぶさ」のカプセルも同様のプロセスで回収されるはずですが、現時点ではまだみそすり運動が収まっていないようです。 待ってるぞー。