岩日誌

サブのつもりで始めたはずが本サイトはもっぱら放置中。
最近ずっと宇宙オタですがご了承ください。
ネタは巡回中に随時追加。IEだとmax-widthが利かないので幅が際限なく広く表示されます。

2009-03-14

[] JAXA宇宙探査イベント「宇宙探査の始動 〜Inspire the future〜」に行ってきた  JAXA宇宙探査イベント「宇宙探査の始動 〜Inspire the future〜」に行ってきたを含むブックマーク

全国的に雨模様でうざい。

京都駅

今更ながら念願の500系に乗り込む。 車内も円筒形。 やっぱ少し狭く感じますがw、カリスマ性溢れる車体。


パシフィコ横浜

横浜に着くと雨は上がってました。 受付が始まって通路を抜けると展示物が色々。

月探査関連

月探査ローバー。 以前見た物よりキャタピラ部分の底面が丸みを帯びています。 接地面積を減らしたりレゴリスを噛むのを防いだり、乗り越え性能を試験したり色々な形状を試していってるそうです。 軸周りには振り子のような構造がありますね。 パネルによると車輪タイプもあるそうです。


かぐや」のレーザー高度計による観測データから作られた月の模型。 地形高度は10倍に強調しているそうです。 南極のシャックルトンクレーターは支柱の穴にぶち抜かれてましたww


月探査ロードマップ。 SELENE-2は2010年代中頃、国際ペイロードも検討しているようです。


はやぶさ」関連

イトカワ模型。 ハエのようにくっついてる「はやぶさ」に注目。


中華鍋こと「はやぶさ」の再突入カプセル。 直径が30cm程でしょうか。 来年落ちてくる予定です。


「はやぶさ」模型。


「はやぶさ」のターゲットマーカ―。 フラッシュを焚くと光源に向かってめっちゃ反射します。 ピカピカ。


阪本先生入魂の「はやぶさ」超絶技巧ペーパークラフトβ版。 サンプラーホーンが伸びたりミネルバ分離したりゴリゴリくそうです。 台紙ゲットしましたが難しそうです。


「はやぶさMk-II/マルコ・ポーロ」のパンフレットが早くも! 内容は英語のみです。


IKAROS関連

ポリミイド膜。 触らせて貰いましたが、触ってるのが解らないほど極薄です。 接着タイプと熱融着タイプがあり、IKAROSでは内側に融着タイプ、外側に接着タイプ(だったかな?)と使い分けているそうです。 外縁部はテープで補強。

IKAROSは来年5月頃に金星探査機PLANET-C打ち上げ相乗りし、ミッション期間は打ち上げから約半年間で、その間に得られる増速は数十〜百m/sくらいだそうです。 いや10m四方のセイルだそうですが想像していたより加速するんですね。 もちろん定量的な数値は今回の試験機で検証されるのだと思いますが。 打ち上げ1か月後にはセイル展開を行なう模様で、しっかりモニタ画像も取得すると言っておられました。 あまり時間が無いので軽量化とかはあまりしてないそうで重量が300kgありますが、意外とペイロードに余裕があったんですね。 搭載図を見るとPLANET-Cを載せた衛星アダプタの内部に収納されているように見えます。 あとIKAROSには小さな姿勢制御用スラスタも積まれているそうです。

あとIKAROSもペーパークラフトがあったので貰ってきた。


■第1部 音楽と探査映像の世紀

1時間ほど音楽の演奏。前半は「はやぶさ」の映像作品「祈り」のBGMを提供された甲斐恵美子さんらによるJAZZ。 「Back to my arms」はやはり良い曲です。 甲斐さんは「はやぶさ」が飛び立つ前、まだMUSES-Cと呼ばれていた頃に実物と対面されたそうです。 プラネタリウム用の音楽をお願いされたのをきっかけに巡り巡って「はやぶさ」と関わりを持つようになったとの事。ある先生に「どうしてはやぶさ2がなかなか始まらないのか」と聞いたら「(小声で)実は、予算が」(会場笑い)

後半はヴォーカリストの土居裕子さん。 声楽っていうのは鑑賞するのは初めてでしたが、目の前であの見事な歌唱を聴くと格好良いというか惚れ惚れしますね。 その昔歌のお姉さんをされていたそうで、年代的に自分子供の頃なのでちょうど自分がテレビで見ていた世代ですねw 目の前の席に土井さんが座っていてテンション上がりまくっておられましたw


■第2部 宇宙探査、構想から実現へ Are you ready to go?

要点だけメモったので意訳が結構あります。

挨拶川口淳一郎先生 はやぶさプロマネ

ナマ川口先生は去年の一般公開で遭遇して以来2度目ですよ!


今後の探査への期待(室山哲也 NHK解説委員)

時事公論とかでよく見かける人です。

  • 今回は専門家の皆さんがいらっしゃるので別の視点から
  • ほ乳類は冒険心を持つ 母親=安全基地
  • 大人になっても冒険するのは人間特有
  • 安全基地=家庭・社会・地球
  • 極寒の地や大海原を越えて人類世界中分布したのは冒険心からでは。
  • 松本零士先生曰く「宇宙に行きたい、片道でもいい」先生それはちょっとまずいのでは(会場笑い)
  • 息子曰く「ブラックホール突っ込みたい」どうかしてます(会場笑い)
  • リスクを負う人間だけが真に自由

いやさすが、喋りのプロだけあって非常に聞きやすいトークでした。


月探査計画について(大竹真紀子先生)

「かぐや」のマルチバンドイメージャー(MI)を担当しておられる方です。

  • 月はパラダイス
  • かぐや画像ギャラリーにいくつか画像が公開されているのでググってみてください
  • ティコクレーターの底は平らだと思われていたが「かぐや」の観測でかなりデコボコしていると判った。 ここに着陸ってちょっとどうなのか
  • MIは可逆圧縮
  • 中央丘(クレーター中央の突起)に2種類の成分。地層か? 盛り上がる時に溶岩を被ったか?
  • 今も1日6GBのデータが送られてくる、研究者募集!

主に研究内容の紹介でした。


天体探査計画について(吉川真先生)

「はやぶさ2」プロジェクトマネージャー予定の方!

  • (フリップをめくりながら)寝台特急はやぶさ、先に言われた(会場笑い)
  • 昨日まで運用当番、今日は代わって貰ってきた
  • 「はやぶさ」再突入カプセルリエントリ準備中
  • 小惑星イトカワに最初3つの地名
  • 中央の平野部に「ミューゼスの海(Muses Sea)」と申請したが却下。後でどうしてかと聞くと「海というには狭い」(会場笑い)
  • でもイトカワ全体からすれば大きいのでは
  • 「はやぶさ2」=2014年、「はやぶさMk-II」=2018年
  • 意義=5+α
  • 1.科学
  • 初公開、はやぶさ真っ二つ動画。斬鉄剣(会場笑い)
  • 動画は頭上に迫ってくるイトカワがパカッと分かれて離れていく感じ。中身は想像(ゴツい岩が寄せ集まっている感じ)
  • 2.スペースガード 隕石落下を防ぐ
  • イメージ動画、隕石が地球に近付いていくと地球がピカッと光り夜の部分から「スペースガード」の字がニュッと出てきて隕石が地球の周りを回って戻ってくる
  • 地球がスペースガードになるわけではありません(会場笑い)
  • 3.有人探査 月→小惑星→火星
  • 4.技術 これが一番最初でも良い。(まず技術がないと)
  • 「はやぶさ」ペーパークラフト。阪本先生作。出来たばかりで慌てて持ってきたので裏紙に印刷(会場笑い)
  • 5.文化の創造・次世代育成
  • プラネタリウム上映作品「HAYABUSA -BACK TO THE EATH-」予告編。全天を想定しているので広角映像(物凄いクオリティ
  • これはシリアス過ぎ(会場笑い)
  • 質問「応援の仕方」→非常に良い質問、どっちかというと経営陣…(会場笑い)→司会の人「是非ご家族やご友人に教えていただければ」

しかし「BACK TO THE EARTH」は本当に凄そうです。 府内でも上映するようなので行ってみたいです。


意見交換セッション -探査活動の未来-

モデレータ:山根一眞さん

登壇者:室山哲也さん・大竹真紀子先生・吉川真先生・加藤學先生・吉川真先生・土井隆雄宇宙飛行士

  • まず山根さんが音頭を取る
  • ナマ土井
  • 「はやぶさ」着陸のニュースがNHKラジオで流れてたのを慌てて録音→室山さんがいるので著作権はセーフですよね(会場笑い)→音声流す
  • 土井さんが宇宙遊泳→小惑星土井(会場笑い)
  • 土井さんがパワポでプレゼンテーション
  • 土井さん起立
  • アメリカモジュールは洗練→航空機系 ロシアモジュールは重厚→船舶系という印象
  • 有人ロケットを持っている国は強い
  • 日本版有人ロケットを
  • 日本の持つ大きい造船産業の技術との融合
  • 有人探査を
  • 海洋探査との融合
  • 山根さん「土井さんが起立したので自分も」(会場笑い)
  • ISSは狭くない?
  • 土井さん「広いですね」奥が見えない、この会場くらい
  • 作業しだすと人影が無くなる
  • かくれんぼが出来る
  • ポケットから小物が漂い出して物がよく無くなる(会場笑い)

  • 吉川先生 はやぶさ=草の根 「祈り」のビデオを見るだけでも多くの人がクレジットされている
  • メーカーさんは儲かっていないのでは
  • 加藤先生 「かぐや」ISASNASDAの共同ミッション プロジェクトが遅れたのでJAXA統合からちょっとタイミングがずれてしまった
  • 山根さん 「はやぶさ2」国民1人1人出すとワンコインで出来る 今日来てる人は50万くらい出すのでは(会場笑い)
  • 土井さんを月に(会場笑い)
  • はやぶさ出来ると信じてた?
  • 新聞の一面なんてこれまでは失敗の時くらいしか(会場笑い)
  • 川口先生(だったかな?)「はやぶさ」打ち上げの時は静々と、後になると会見場の床が抜けるんじゃないかという感じ
  • 有人は予算の規模が違う
  • 人間でないと出来ない作業もある
  • 未踏=危険→無人探査
  • 月・小惑星・資源 レアメタル始点
  • 未開を拓く→有人を牽引
  • 山根さん「ISSでケンカは?」
  • 土井さん「ケンカはない」
  • 個性的、訓練などで個人を尊重、和を
  • 山根さん モジュールの境越しに相手を刺したりしたらどちらの法が適用されるか
  • 未整備な部分も
  • 室山さん「宇宙進出で人類の新しい体系」

  • 山根さん「アポロから70年〜80年でようやくというのはちょっと情けなくはないか」
  • いや加藤さんに言ってるのではなくて
  • 加藤先生「月有人探査は1兆円くらいでは」
  • 給付金で焼き肉を食べに行くより土井さんを月に(会場笑い)
  • 川口先生「自力でやるなら5兆」
  • 室山さん「中国など、軍事が絡むと違う。理系上層部にいる」
  • 海外の宇宙開発競争力格付けで日本7位 そんなものだろうか?
  • →国の位置付け・政治家サイエンスへの理解などで
  • 山根さん「土井新党」(会場爆笑)
  • どうですか? 皆が推したら…
  • 土井さん「是非」(会場大拍手

  • 質問「有人で予算が圧迫されないか?」
  • 川口先生「有人で行くにはその前にまず無人探査が必要。危険があるから。組み合わせてやっていく事が必要」
  • 質問「地上施設の整備は」
  • 現実問題(会場笑い)
  • 吉川先生「JAXA内で議論をしている所です」

閉会の挨拶
  • 月・惑星探査プログラム統括リーダー樋口清司先生
  • 予算取る仕事(会場笑い)
  • SELENE-2プロジェクトマネージャー予定橋本樹明先生
  • 吉川真先生「甲斐さんにあの事を喋っちゃった人」(会場笑い)
  • 国際協力で月探査の協議を詰めているJAXAのスタッフ
  • 「はやぶさ」プロジェクトのお歴々。國中先生らが見えました。
  • 「土井さんもいつかこの仲間に」(会場笑い)

いやトークイベントって初めてだったんですが本当に面白かった。 土井さんが来てくれたのは本当に大正解でした、直前まで忙しくて来れるかどうか分からなかったそうですが、最後まで存在感放ってましたねw 造船産業を有人開発に、の提言は成る程と思えました。 潜水艦生命維持装置なんかもありますし。 有人についても色んな議論や憶測がありますが、以前から独自の有人に言及していた土井さんが今回はっきり提言したのには、JAXAの中でも色々と気運が高まっているんだろうなと感じさせられました。


約400人来場の盛況でした。

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