東北地方太平洋沖地震関連 2011.05.23

住民に見送られ…救援活動の自衛隊が離任 [NNN24]

 東日本大震災直後から宮城・山元町で救援活動を行ってきた陸上自衛隊中部方面隊第10師団が23日、多くの住民たちに見送られながら被災地を後にした。

 第10師団は、震災翌日の3月12日から23日まで、山元町を中心にガレキの撤去や炊き出しなどの救援活動を行ってきた。第10師団が被災地を離れるのに伴い、23日に山元町役場でお別れセレモニーが開かれ、多くの住民が駆けつけた。

小さい子供がガシィィッと握手したりしてて和んだ。お疲れ様でした。

2・3号機も炉心溶融…地震直後のデータ解析 [読売]

 報告書では、2、3号機について〈1〉炉内の水位が水位計の表示通りだった〈2〉水位計のデータは信頼できず、1号機と同じ様に核燃料が全露出している――の二つのケースに分けて、模擬計算を行い、結果を示した。それによると、いずれの場合にも核燃料が溶融して、原子炉圧力容器底部に崩落した状態になっていると評価。特に、水位計が故障しているケースでは、核燃料全体が溶融して、崩壊しているとした。

そんなところでしょうね。

福島第1原発:汚染水の移送先、今週中にも満水に [毎日]

 汚染水は2号機から毎時12立方メートル移送され、集中廃棄物処理施設内の建屋での収容量は23日現在約8700立方メートル。3号機は毎時20立方メートル移送され、施設内の別の建屋での収容量は約2700立方メートルとなった。どちらもあと約1300立方メートルしか余裕がなく、計算上は2号機は4〜5日、3号機は2〜3日で満水となる。一方、東電は「浄化施設の完成が予定より遅れており、施設の稼働に合わせて移送を考えていたので、少しミスマッチが出ている」と説明する。

 汚染水は原子炉への注水などで発生している。移送が止まれば建屋内での水位が上昇し、外部にあふれ出ることが懸念されるが、東電は「半月程度なら十分、対応できる」としている。

浄化装置の設置が遅れているためだそうです。

中電、7月の供給力増強 月〜水曜の午後は切迫 [中日]

 これまで想定していた7月の供給力は2690万キロワットだったが、新たに73万キロワットを積み増すことにより、見込まれる最大需要の2637万キロワットに対する余力は126万キロワットに増えた。8月の予備率は5・2%に、9月は6・7%にそれぞれ引き上げた。

 一方、自動車業界が生産日をシフトするため特に需給が切迫するのは、夏場の月−水曜日の午後1〜4時と予測。この時間帯を中心に節電を求め、6月下旬からホームページで需給状況を発表する。

 このほか、他電力会社から受けられる融通量を増やすため、関西電力と中電をつなぐ送電線の容量を拡大。中電が供給を受けられる量を30万キロワット増やし、80万キロワット程度に高めた。実際に西側からの融通分の見通しは「どのくらいお願いできるかお話ししているが、回答を頂いていない」(水野明久社長)との説明にとどまった。

 中電は、大規模な自家用発電設備を持つ企業からの電力購入も検討中。現在の見通しについて水野社長は「10万キロワットには至らないレベル」と述べた。

 燃料面では、液化天然ガス(LNG)の必要量の半分に当たる約160万トンをカタールから確保し、今夏を乗り切る見通しが立ったことを明らかにした。秋冬に向け、今後も追加調達に努める。

今夏分のLNGも半分は確保出来た模様。ただ西日本からの融通分については、こちらも現状では再稼働が不透明なため目処が立っていないようです。