プロトンMロケット、打ち上げ失敗 第3段に問題発生か [sorae.jp]

 エクスプレースAM4Rを搭載したプロトンM/ブリーズMは、カザフスタン時間3時00分42秒(日本時間2014年5月16日6時00分42秒)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地の200/39発射台から離昇した。しかし、ロケットの第3段に何らかの問題が発生し、打ち上げは失敗に終わった。

 現時点では情報が錯綜しており、打ち上げ失敗に至った経緯は明らかではない。いくつかの報道によれば、第3段のロケットエンジンの燃焼が予定より早く停止してしまった、また第2段と第3段の分離時点で何か問題が発生したといった情報が流れている。

ロシア、衛星打ち上げ失敗=中国に残骸?落下 [時事]

 打ち上げから約9分後にロケット3段目の切り離しに失敗。ロケットは中国黒竜江省に墜落した可能性があるという。
 一方、中国新聞社電などによると、黒竜江省チチハル市内に、ロケットの残骸とみられる五つの物体が落下した。うち農家の野菜畑に落ちたのは円形の金属で、直径約70センチ、重さ40キロ前後。付近の住民が巨大な音とともに火の玉が空を横切るのを目撃していたという。(2014/05/16-22:37)

露プロトンロケット打ち上げ失敗、太平洋上で炎上 [AFP]

 報道によると、プロトンロケットは打ち上げ545秒後に制御用エンジンが故障して、太平洋上空で炎上したという。

なんと、また失敗…。もちろん打ち上げ回数自体が多いというのもありますが、一般的にバスタブカーブといって実績のあるロケットは初期に失敗が多く打ち上げ回数を重ねるごとに事故の頻度が下がっていきます。しかしここ数年はコンスタントに事故を起こしており、しかも今回はよりによって3年前の打ち上げで軌道投入に失敗した衛星の再打ち上げだったそうです。もうお祓いを受けるべきレベル。ソユーズは安定しているんですけどねえ。上段のBreeze-Mがイマイチなんでしょうかねえ。