2009年 7月 15日、紀勢線 全通 50周年

三重県亀山駅から 南下し 紀伊半島を みぎまわりに 一周し 和歌山県和歌山市駅に いたる 路線が 紀勢線(きせいせん)だ。ことし 2009年 7月 15日で 50周年を むかえ、当日は 記念の 臨時快速列車が 亀山-白浜間を 運行すると いう。

JR 紀勢線 50周年 記念 快速 列車 コース (さんけい)
JR 紀勢線 50周年 記念 快速 列車 コース
(※ MSN産経ニュースより)
紀勢線 路線データ
JR西日本管内 JR東海管内 全線
区間 和歌山市−新宮間 新宮−亀山間 和歌山市−亀山間
距離 204.0キロ 180.2キロ 384.2キロ
複線区間 和歌山−紀伊田辺 なし
電化区間 全線(直流 1,500V) なし

紀勢線全通50周年を祝って臨時列車 - MSN産経ニュース|2009.5.23 21:32

JR東海JR西日本紀伊半島ぞいを はしる 紀勢線(384.2キロ)の 全通 50周年を 記念して、紀勢線 約 275キロを 走行する 臨時快速列車を 全通日の 7月 15日に 運行する。列車は 50年 まえの 1番列車と おなじ 時刻に 亀山駅を 出発し、白浜駅に むかう。

臨時列車は 「紀勢本線 全通 50周年 記念号」。亀山駅和歌山市駅を むすぶ 紀勢線は、1959年 7月 15日に 全線 開通。臨時列車は 50年 まえの 始発列車、急行 「伊勢・那智号」が 出発したのと おなじ 午前 7時 11分に 亀山駅を 出発、津駅や 新宮駅 などに 停車し、午後 2時 22分に 白浜駅に 到着する。

停車駅では 記念式典が 企画されとる ほか、最終開通区間と なった 三木里(みきさと)−新鹿(あたしか)間では 沿線住民が 国旗を ふって 臨時列車を 歓迎する。

また 車両は、JR東海が 会社発足後 最初に 投入した 特急用 気動車ワイドビュー」(1989年)の キハ 85系を 使用。JR東海の 車両が、白浜まで 運転されるのは はじめてと いう。JR東海は 「JR西日本や 沿線住民とも 協力して 全通 50周年を いわいたい」と しとる。

紀勢線の 現況

自分自身 いちども のった ことの ない 紀勢線だが、時刻表で すこし 現況を みて みた。路線データにも ある とおり 2社の 運行と なり、つぎの とおり 新大阪−新宮間と 名古屋−新宮間の 2系統と なる(※ 3行めは 直接の 比較データでは なく、さんこうデータと して 掲載)。

区間 距離 特急
名称
所要
時間
表定
速度
料金
JR西日本 新大阪−
新宮間*1
276.8キロ くろしお
オーシャン
アロー
4時間 17分から
3時間 47分
64.6から
73.2km/h
7,010円
JR東海 名古屋−
新宮間*2
231.1キロ ワイドビュー
南紀
3時間 23分から
3時間 8分
68.3から
73.0km/h
7,190円
JR東海 亀山−
新宮間
180.2キロ ふつう*3 4時間 33分か
4時間 31分
39.6か
39.9km/h
3,260円

両社とも 表定速度が 時速 70キロ 前後で あり、JR東海の ほうが 全線単線非電化で ある ことを かんがえると、気動車 ワイドビュー南紀の 優秀性が わかる。一方、料金も 両社 ほぼ 同程度の 金額だが、これは 距離の ながい JR西日本が お得と いえる。もっとも 「ETC装着車休日高速道路一律千円」の まえには 「ひとり かたみち 7千円」では かなり つらいのだが・・・。


*1:京都始発あり

*2:紀伊勝浦いきあり

*3:亀山−新宮間を 直通する ふつう列車が 1日 2本