毎年この時期は、鎌倉御成山狭しというくらいにシャガ花が咲き乱れる
地形と環境によるものとはいうものの
この山にはなにか定められたものがあるような気もするが・・・
遠い昔日のことはわからないし
なにも考えずこの地にて体験する春夏秋冬を受容することは
それはそれで大事なことなのかなとおもう
さて、この写真。母屋三畳台目躙り口手前からのワンショット
情けないかな御覧のとおりの茶室風景
路地門から入るとまずは飛石が3つ、延べ段1つ
その先には、いまや天然記念物で手に入らないという本鞍馬石の蹲がある
そこで清めて躙り口へと誘う飛石が3石
その先には沓脱石・・・がある筈なのです
いやはや雑草と枯れ葉でこんな光景に
今年の暮れこそは茶事を致さねばならないと
犇々と感じた今日この頃である