インテルとサッカー

ゲス野郎の記事がサネッティの記事の近くにあるなんて許せないので無理やり記事を書きます。
お正月休みに見るテレビもなく退屈だという方は手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
とはいってもNHKは1月じゅうずっとイタリア特集ですし、サッカーボーイズも1/2に再放送されます。

モウリーニョの流儀
勝利をもたらす知将の哲学と戦略

 片野道郎
 河出書房新社
 1,600円(税込 1,680 円)

ご存知モウリーニョ1年目の'08-09シーズンを通したインテルの戦いの記録です。著者のカターノさんはロマニスタですが、なかなか客観的に書かれていると思います。イタリアメディアとの戦いの記録と言ってもいいかもしれませんw
3冠を達成した'09-10シーズン版も出して欲しかったところ。
Calcio!calcio!calcio!
ホンマヨシカセリエA観戦記

 ホンマヨシカ
 水曜社
 1,500円(税込 1,575 円)

週間CALCIOの友やスポナビ、欧州サッカー批評などでもおなじみのイラストレータホンマヨシカさんのイタリアサッカー解説本です。著者はご存知の通りインテリスタ。70年代の話から最近まで、インテル以外にもセリエAのさまざまな知識が得られます。
サッカーとイタリア人/光文社新書
 小川光生
 光文社
 780円(税込 819 円)

こちらも著者はヴェネツィア在住のインテリスタフリーライターの小川さん。
内容は、イタリアサッカーとそれをとりまくイタリア人の考え方、戦い方など。悲劇の2002/05/05を巡る家族内のエピソードなど、インテリスタには微妙な話題も満載。
世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス
イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析

 宮崎隆司
 コスミック出版
 1,500円(税込 1,575 円)

"世界が"といいながら、実のところ"イタリアが"という内容です。「岡ちゃんごめんね」の本大会前に出版されているので、その内容はボロクソです。スナイデルやムンターリと対戦した'09年9月の日本代表の試合などを、イタリア的な戦術分析で解説されています。バルセロナファンにはオススメしませんが、インテリスタには納得できるものばかりです。
「ジャパン」はなぜ負けるのか
経済学が解明するサッカーの不条理

 サイモン・クーパー/ステファン・シマンスキー
 日本放送出版協会
 2,000円(税込 2,100 円)

これも南ア大会前に出版されたもので、タイトルは日本で売るために付けられたもの(第二章は日本向けに書き下ろし)です。インテルとは特に関係がありませんが、国力の違いがサッカーに及ぼす影響について数字をもとに分かりやすく説明されており、欧州サッカーのみならず世界のサッカーの趨勢をよく理解できると思います。

カンナバーロ

Cannavaro 'I'll be a Juventus director'

新年早々こんなニュース貼りたくないですが、腐れ外道にはぴったりのお仕事だと思いますよ。

おまけ