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Fri 2004.04/30

izumino2004-04-30

雑談な反応

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 サイボーグで思い出しましたが*1ガンスリのクラエスもこの系統のキャラなんだなと思ったり。特にアニメ版の方。

 主人公グループの中でカップリングに加わろうとせず(ハーレム空間の一員でもなく)、またライバルに立候補もしないキャラクター、と定義付けてもいいでしょうか。いや、「属性」とか言うと品位が下がるんですけど、似た系統のキャラクターを集めてみたくはありますね。男女問わずに。


 多分「下心を出さない」というのが重要なポイントで、例えばいくら周囲を見守ってよーがカレイドスターのケンは違うキャラなんだよなとか。*2

『ふたりはプリキュア 設定資料集』(アニメイト限定アイテム)

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 というわけで買ってまいりました。

 いわゆる「作画資料」をまとめただけの本でそれ以上でもそれ以下でもないですが(スタッフコメントとかは無い)興味深く観賞しました。そのまま作画資料にもなりますね。

 ジャアクキング様が初期設定では別の名称になっていて、それが「こいつ、●●●●●●」と書かれていたのが最大のツッコみ所でした。そりゃ通らないでしょうよそんなネーミング……。考えたの誰だよ。


 この為、数年ぶりに地元のアニメイトに行ってきたんですが都心の専門店とは客層が違っていて新鮮でしたね。女子校生が多い多い。

 店員さんはハガレンコスプレでした。ぼくが子供の頃*3コスプレ店員なんて居なかったな、とか当たり前のことにいちいち驚いたりしていました。

*1サイボーグ仲間と言ってしまうと違和感あるな

*2:彼には「報われない系」という別の魅力がありますが

*3:ワタルのグッズ目当てにアニメイトに通っていた世代

yogirikazaruyogirikazaru 2004/05/01 00:59 ハッ! 設定資料集、やはり同じところがツッコミ所だったようで(汗)

dokoikodokoiko 2004/05/01 07:30 ハッ! 設定資料集、あそこはツッコミ所だったのか(汗)

izuminoizumino 2004/05/02 13:11 あとのツッコみ所はあれですね、第1話用の資料の決定稿なのに、日付が去年の12月末になってるって所。そりゃ厳しいわと

Thu 2004.04/29

描けねえ

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 プリキュア絵描くのむずーい。というかいいネタが思い浮かばない。

 そんな時はディフォルメ絵をでっちあげて誤魔化すに限ります。

2.5頭身

以前書いたマリみて考察を修正(去年の9月の記事)

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 半年以上前に書いたものですが(文章がおかしい箇所、今読むと状況的に変な箇所に修正入れています)。


 今はアニメからマリみてに入った層が結構増えているだろうと思いますし、そういう人達に向けて、こういう「おさらい」的な記事がかえって必要なんじゃないかと考えるわけですが。

 とりあえず既刊を読み終えそう(もう読み終えてるのかも)な勢いらしい(福)さんあたりに読んでいただけたらと思って記事を掘り返してみました。これで、あなたも今日から理論武装(そんな大層なもんじゃない)。*1

*1:しかし同人誌の傾向とかはかなり変わってくるんだろうなあ。実際に行ってみないとわからんだろうけど

みやもみやも 2004/04/29 20:19 プリティだ……。 うう〜、なんだかUFOキャッチャーのぬいぐるみが猛烈に欲しくなってきました(笑)

izuminoizumino 2004/04/30 02:00 ありがとうございます。アップしてから気付きましたけど、このほのかはちょいと唐沢なをきっぽいですね

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Wed 2004.04/28

『ヒットをねらえ!』最終話「みんなー!」

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 非常に面白いシリーズだった。

 ヒロインが「夢をみる」ことから「夢をつくる」ことへと背伸びしながら成長していく中で、更に「夢をつくる」こと自体を夢みるようにシフトしていくと。まさにモラトリアムな若者社員が自己実現を模索していく過程をうまく描いたドラマであって、感動的でした。*1


 15分番組とは到底思えないほどストーリーが濃厚で、一般的には『超変身コス∞プレイヤー』とのリンク作品として本作を楽しんでいる人が多いみたいですが、ぼくはそちらの先入観がまるで無い分、かえってストーリーに集中して観ていたんだと思います。

 あとやはり、レイアウトのセンスが非常に良くて、画面を眺めているだけで楽しい、というのは大きい要素だったと思います。やっぱ映像の魅力ってのは止め絵の魅力なんですよ(と知ったかぶりを言ってみる)。

  • 追記

 すぎたさんが「孤独に大絶賛してしまいました」と仰ってますけど、どうなんでしょう。確かにすぎたさんの評価の仕方とは異なりはしますが、ぼくも高く買っているんですけどね。

先日の絵更新

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 意外と皆さんに捕捉していただけました。我ながら、絵描きとしての自分の立ち位置が良く分かってないので不思議な感覚であります。

 ニュースサイトではないですが奈々子(id:hisamura75)さんにも。ありがとうございます。

 よしりんさんには

   >お望み通りに紹介いたしました。

 とか言われてたり。催促したようで申し訳ないですへへへ(卑屈)。


 ついでに反応ですが、

   >『なんでボーイズラブコミックは成人指定になってないのか教えていただきたい』

とのこと。ここらへんで検索すると参考になると思います

 色々理由は付けられてますが、要は条例側と出版側の綱渡りゲームみたいですね。条例側としては成年指定マークをつけたがってはいるみたいです。

 まぁハードBLを読んだ未成年少女が性犯罪を起こすとは(実際の因果関係を抜きにして)考えにくいし、「男性が性的に描かれているのはセクハラだ」とか言って抗議するメンズリブ運動家が居ても失笑モノなんですけど。

 あとはあれですね、美少年を監禁とか暴行とか殺傷とかした男性の部屋の本棚から大量のBL本が出てくるとかすると状況も変わってくるんじゃないかとか(最低だ)。

  • 更についでの私信

 よしりんさんは最近MSNメッセンジャーは使っておられないのでしょうか。結構前に登録したんですけど、まだ見かけたことが無いので。

*1:まぁぶっちゃけ、あーゆーオタク人気に頼った特撮番組に夢を託すのもどうよ、という気もするが。90年代の頃なら、まだリアリティのある「夢」だったと思うけど

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Tue 2004.04/27

izumino2004-04-27

雑誌『百合姉妹』Vol.3(ISBN:4896445457)

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 紺野キタの「そういうテーマだから」仕方なく読者サービスしてんだか、本人も楽しんで描いてんだか良くわかんないビミョーさ加減が面白い。

 まぁこの人はBLを描いてもあまりBLっぽくならなかったりするし。そういう人にGLを描かせるとこうなる、という感じか。


 編集部のコラムは結構楽しみにしてたりします(というかコラムが無かったら立ち読みで済ますと思う)。下世話で節操が無いのがよろしいかと。

 んでやっぱりというかプリキュアネタを確認。というか森永みるく漫画キャラデザがなぎほのっぽく見えるのは気のせいでしょうか。

 あと同人紹介ページでびっくりしたのが、作中小説の方の「いばらの森」を同人で完全再現したサークルがあるらしい。うわ、帯まで付いてるよー。すげえー。しかし値段設定は作中と異なるわけですね(当然だけど)。

吉田音さんが『愛してるぜベイベ★★』本を出すらしい

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 ぷ、プリキュア本はどこへ……、と一瞬思ってしまいましたが、あ、そっちは夏か(杞憂)。

 音さんがベイベにハマるってのはなんとなく解る気がします。

 加納さんの場合はゆずゆ以外目に入ってなかったっぽいですが、ぼくなんかもあの作品世界の中ではゆずゆと桔平の関係よりもそのふたりに対する心さんの立ち位置みたいなのがすげえ気になってたりするのであー原作読まなきゃなーという感じ(逆に期待と違ってたらどうしようという不安もあるので読むのが怖いというのはある)。

 アニメ版のOP/ED映像がイメージしているような、父親役と娘役が疑似恋愛関係(娘役からすると疑似でもなんでもなく恋愛)を緊密に結びつつ母親役はそれを温かく見守っているだけという聖家族幻想的なモデルはすげえ倒錯的だなと思うしその場合の母親役に(おそらく自ら望んで)甘んじている女性の胸中は思うに余りあるわけでしまった熱く語りすぎた。


 例えばマリみての蔦子さんにファンが多いのも似たような理由からだと思うんですけど、「その世界のバランスと調和を守る為に、あえて『愛される側』に立つことを選ばず『見守る側』に居ようとするキャラクター」というのは独特の魅力があると思うのですがどんなもんでしょう(これで原作の心が全然違うキャラ造形だったら恥ずかしいな)。

リファ

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  • 「二次創作 愛してるぜ!ベイベ」 …「!」って、そんな気合い入れて愛さなくても

yogirikazaruyogirikazaru 2004/04/27 22:57 えーと。心ちんの展開も含めて面白いので、四の五の言わず、とっとと原作読むことをオススメしますよ?

izuminoizumino 2004/04/28 00:23 すみませんご託を並べすぎてました。読みます

加納加納 2004/04/28 08:52 それがですね、四巻までまとめて読むと心ちんがすげえ好きになってくるわけですよ。この漫画、基本的に良い奴ばかりなので。むしろ俺が結平ラブ。

yogirikazaruyogirikazaru 2004/04/28 09:17 あ、2巻も手に入りましたか。結平は加納にあげますので、ゆずゆちゃんは私が貰います。本誌微妙に読んでるので先の展開知ってるのですが。次の巻では心ちんが結平と(以下検閲削除)

Mon 2004.04/26

izumino2004-04-26

トップ画更新

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 一ヶ月ぶりの絵アップなので、どのサイトにも捕捉してもらえなさそうなのが恐ろしいです。

 どなたかが「志摩子はおすましした感じの絵を見ることが多い」「だから表情が崩れてた方が新鮮で面白い」みたいなことをおっしゃっていてまぁその通りだと思うのですが、あえて正面から無表情路線で。


 でも最近はネット全体の絵の質も量も向上しているわけで、よっぽど愛情がこもっているかネタ絵でもなきゃ面白味が無いのは確かだよなあ。というわけで→大爆笑に入ってしまったのを必死に我慢する白薔薇さま

みやもみやも 2004/04/27 02:14 おお、正統派の志摩子さんだ。変化球もいいんですが、そればっかりになると今度はかえって直球のほうが新鮮に見えたりしますよね(笑) 〜我慢する白薔薇さま<はぅ! 涙目がツボです。……「まるで何かを必死に飲み込もうとしているようだ」なんて、ものすごーくイヤらしい妄想をしてしまったのは内緒。

izuminoizumino 2004/04/28 00:28 ありがとうございます。う、やはりエロく見えるのかと反省しました。さてそろそろ次はプリキュア絵を描かんと

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Sun 2004.04/25

『ふたりはプリキュア』第13話「ご用心!年下の転校生」

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 面白くなってきた。

 他に言うことは無いでしょう。スポーツ、軽いラブコメ、お笑いの学園パートに加えて、バトル、ヒーローの悲哀、友情話……とまだまだ詰め込んでもバランスが崩れないという、非常に贅沢な内容でした。

 逆に言えば、このバランス感覚をどこまで維持できるか(そしてうまく壊していけるか)に興味が集まっていくわけですが。次回が偽物話なんですよね、しかし、公園子供がごっこ遊びしてるだけという……。妙に「お約束通り」なのに変に「リアル」なんですよねー、プリキュアは。


 ポイズニーとキリヤの姉弟の扱い方がユニークです。記号的な「敵キャラ」(固定された「使命」があって「襲撃」し、テンプレート通りに「撃退」されるような)ではなくて、ちゃんと自主性を持ったキャラクターとして描かれている。*1彼らは(失敗=死というリスクを負わされている割には)意外と自由な行動理念を持っていて、好き勝手な手段でプリキュアを襲っている。敵幹部たる者がヒロインに顔を赤らめるあたりなんか、非常に変則的な展開で、うおおと唸ってしまいました。あと、まさかポイズニーがギャグキャラだったとは。ワンて。

  • どうでもいい

 キリヤ×藤Pかキリヤ当て馬の木俣×藤Pか(悩)。

漫画版『なんて素敵にジャパネスク』、再開

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 「花とゆめ」の5/20発売号から月イチ連載するらしいです。情報が出たのは結構前みたいなんですが、知ったのは蜜庭手帳さんとこから(id:asamioto:20040425#p1)。

 今単行本を読んでる最中(初読です)だからびっくりしました。ふーむ、未完シリーズだとは聞いてましたが、なんでまた今なんでしょ……。始まったら立ち読みしてみるかな。

 とりあえずキーワード登録しておこう。

不思議リファ

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*1:これは多分、ドツクゾーンやジャアクキングといった敵方の造形が割とテキトーな所為でもあるだろう。敵幹部達がドツクゾーンにたむろっていても「悪の秘密基地と大首領様」という感じがあんまりしないのだ。つまり「ファッショ」で統一的な集団に見えにくいからだ。もっとも大抵のヒーロー番組の敵幹部達だって、ある程度の自主性を持っているものだが、彼らは「ファッショな統一性」を踏襲した上でそれを逸脱する個性として描かれることが多いと思う。プリキュアを既存のヒーロー番組と比べて違和感を感じてしまうのは、多分こういう所に対してだろう

asamiotoasamioto 2004/04/25 21:18 こんばんは。ジャパネスク現在読んでいらっしゃるんですね。私はずいぶん昔に読んだきりなので、また読み返そうと思いました。ところで三奈子様にはお姉さまはいたと思います。チョコレートコートで記述があったような。

izuminoizumino 2004/04/25 21:39 >asamiotoさん こんばんは。ふえー、そうでしたか。って、チョコレートコートは雑誌の短編なんですよね。ネタバレの臭いが……! うわー読みたくなってきましたよ。2年上の先輩だったのかどうか気になります

asamiotoasamioto 2004/04/25 21:43 は!!すみませんねたばれになってしまう〜(汗)多分1歳上ではないでしょうか・・・。

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Sat 2004.04/24

izumino2004-04-24

『キル・ビル Vol.2』

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 (相変わらず)ひでえオナニー映画だなあ。

 (相変わらず)「作品」を「観客」に「届ける」気が無さすぎ!


 ……上記はぼくが観て思ったまんまの感想ですが(いつものタランティーノに対する評価そのまんまとも言う)。これが「誉め言葉」なのか「罵倒」なのかは、各人のご判断にお任せ。

 タランティーノキャラの設定やシチュエーションの積み立て、モチベーションの盛り上げ方なんかは無茶苦茶巧い(というかすげえキャラに同化しながら期待しちゃう)んですが、その後の展開がいつも勿体無いというか物足りないというか突き放されてるようなというか……まぁ、好みの問題かもしれませんけど。いやしかしなあ。

 まぁ作品としてどうであっても、この映画のポスターやグッズが発している「カッコ良さ」、が受け入れられればそれでいいんだなっていう気はしますけどね。勝ち勝ち。

  • 余談

 つーかビルの「アメコミ好き」っていう設定な。うーん順当に考えればビル=タランティーノ本人ってわけで、その最愛にして最強の娘がヒロイン、ザ・ブライドであると。

 これってますます自由パパ=大地丙太郎と、その娘、菜ノ花自由……っていう関係に見えてしまって、あーつまり、やっぱ「大地=和製タランティーノ」っつーことにした方が「十兵衛ちゃん」を理解しやすいんじゃねーの? と確信してしまうぼくは穿って見過ぎなんだと思いますが。

 したら大地丙太郎監督作品、アニメキル・ビルとか? えー。観たいような観たくないような。

日記

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 そのキル・ビルを一緒に観に行った加納さんをウチにご招待しました。


 『大同人物語』の単行本未収録分とか、ガンスリ同人版とか、中央東口の同人漫画とかなんやらをお蔵出ししては読ませたり。

 アニメ愛してるぜベイベ★★』の第1話を観てもらった所、加納さんもゆずゆ@5歳(中の人@9歳)にクソ癒されてました。原作買わなきゃとか言ってた。

 あとつだみきよ漫画をファミ・コン→革命の日→続・革命の日と読んで貰ったんですが、これが加納さん、狙い通りの萌えに。つだみきよ、撃墜率高いなあ。今の所、薦めた相手の八割方をハマらせてます。


 あとはだらだらと雑談。プリキュアの先の展開は読めませんよねー、とか、戦闘中にカードスラッシュしてほしいのにとか、大阪プリキュアンオフしたいですねとか。

 マリみて話では「祐巳は成長して強くなったんじゃなくて最初から最強キャラ。初期は弱そうに見えるのは一人称の卑下による叙述トリック」という説を切り出すと「一年生の頃の祐巳は妹の貰い手が居なかったわけじゃなくて、美少女すぎて祥子レベルの大物じゃないと手出しができなかった」と返されてなるほど、と。妄想しすぎ。

みやもみやも 2004/04/25 06:22 キル・ビルはマザコン映画ではないでしょーか?(^^; タラちゃんの生い立ちをを考えるとブライド=タラの母親、娘=タラという解釈かなと思います。(QTの母は16歳で妊娠するも相手の男は姿を消し、以後女手ひとつで子供を育てた。15歳で高校・18歳で大学を卒業した秀才で、社会に出てからは健康保険業界で出世した女傑) まあ、クリエイターと劇中キャラの直接的な同視はあんまりやるべきじゃないとも思いますが(^^;

みやもみやも 2004/04/25 06:28 というかタラ作品(特にキル・ビル)って本来はその辺に転がってる「良くできた二次創作小説SS」と大差ないんですよね。オナニーとか自己満足度の高さとか。「そういうもんだから」で済む仕事が出来るQTってある意味羨ましいです。

izuminoizumino 2004/04/25 09:36 キル・ビル(というかタラ)をうまく誉めることができないのは、羨ましさよりも畜生あー悔しいなあという感情が先に立つからかなと思ったりします。要は嫉妬なんですかね(そういう感情って、ちょっと角度を変えれば肯定側に回ってしまうものですけど)

izuminoizumino 2004/04/26 14:30 こういう映画が上映されるというよりも、いったいどういう現場のシステムがあればこんなにワンマンな映画が撮れるのかが気になりますね。誰も文句言って止めないあたりとか。監督のカリスマなのかなあ

izuminoizumino 2004/04/26 14:35 あと監督の心理分析をしてもつまんないので与太話なんですが、タランティーノが頭の中で考える「凄くかっこいい男」=「母親に愛さ(憎ま)れるに足る男性」としての自己投影はあるかな、と思います。ビル自身は明らかに父親役でありながらマザコンですし、理想的な母親像を「母・妻・娘」の三位一体モデルに押し込めるというのは、万国共通の倒錯的願望だと思います

izuminoizumino 2004/04/26 14:39 というか、仮にもサタスペ(ある意味でタラ映画リスペクトRPG)のプレイヤーである人間がキル・ビルを誉めないってのはアティトゥード的にどうよ? という気は自分でもしたり

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Fri 2004.04/23

『ヒットをねらえ!』第7話「ひとり…。」

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 実は、今チェックしてるアニメの中で一番ストーリーを楽しめているのが『ヒットをねらえ!』だったりします。*1

 15分番組なのにも関わらず、一話一話にヤマがありテーマがあり、かつ全体のストーリーの流れを盛り上げ、しかもサービスシーンも欠かさない*2という作りは凄い、としか言いようがありません。しかも、それらが堅実な演出で積み上げられていると。

 関連作品である『超変身コス∞プレイヤー』の方をまだ観てないのでなんともですが、m.o.e 作品に触れるきっかけになった杉の木工房さんの日記には感謝です。


 ところでヒロイン生田美月の「25歳」という年齢設定がなかなか感慨深いもので、今のアニメファンが一番共感しやすい年齢がこの歳なのかな……(※主観)と思うと、オタクアニメを取り巻く時代性を感じさせられなくもないですね。まぁ、声優能登麻美子が自分と同い年だったりするあたりから、余計そう感じるのかもしれませんが。

 「ヒット」はガイナ作品の「続・おたくビデオ」に相応する作品だと自分では認識して観賞しているんですが、「続」の主人公が大学を出たばかりの年齢で、おそらくそれが当時の「等身大のオタクの投影」だったんでしょう。それが今は「中身も外見もおこちゃま、生田美月25歳」なんだなあと。

  • 追記

 今公式サイトみて知りましたけど、この人達って東大生だったんですね

雑談・ダークファイブ

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 id:dokoikoさんが「小さい女の子視聴者にとってゲキドラーゴが何だったのか」という疑問を投げかけていますが、そこからの連想です。


 まず順番通りに、ピーサードから考えなければならない。

 流石に中学生未満の「小さい女の子」にとって、ピーサードの中に「男の子全般のカリカチュア」を発見できるだけのリアリスティックな現実感は無いだろう。そこでもう一度、ピーサードの特徴を抜き出してみよう。

    1. 屁理屈を良く喋る
    2. その割に思慮深いとは思えない
    3. 他人を信用しない
    4. 仲間内でギスギスしている
    5. ポーズをいちいちカッコつけている
    6. イケメン

 そう、ピーサードの描かれ方は、『ふたりはプリキュア』の30分前の時間帯における特撮番組シリーズに出演している変なお兄さん達と瓜二つなのだ。

 するとゲキドラーゴが何なのか、という答えも自然に導き出されるだろう。

    1. 屁理屈を喋らない
    2. 意外と情にもろい
    3. 力に訴えてくる
    4. 顔に瞳が描かれておらず、全体的にも着ぐるみ的である
    5. 巨大化する 
    6. センスが古い(良く言えばレトロ趣味

 そう、勿論ゲキドラーゴは『ふたりはプリキュア』の1時間前の時間帯における特撮番組シリーズに出演している着ぐるみ怪人達を象徴していることになる。

 じゃあポイズニーは? これも少し考えてみればすぐ連想できる。

    1. 策を弄する
    2. 身分を偽るのが得意
    3. 声が怖い
    4. 含み笑いが怖い
    5. 全体的に毒っぽい
    6. 退場の仕方があっさりしすぎ

 そう、『ふたりはプリキュア』の前番に居た人である。

 屁理屈なお兄さんがほのかに説教され、着ぐるみ怪人がなぎさに殴り倒されるように、『ふたりはプリキュア』は、既存の子供番組に対するアンチテーゼやリスペクトをも含んだ番組なのだ。

*1プリキュアは展開の先が読めないという意味で楽しみ方が異なる

*2:まぁホントは要らないんだけど

yogirikazaruyogirikazaru 2004/04/23 07:58 コスプレイヤーはヒットの踏み台でしかなく、単品だとありえない感じでしたが。サービスシーンは、物語的にエロシーンが必要ないけど入ってるエロゲー同様に、必然性以前の前提条件と言うか、DVDを売るために必須かと。

izuminoizumino 2004/04/23 15:13 人物の作画水準を一定以上にすることでソフトの価値を維持しなきゃいけないアニメには飽き飽きしてるんですが(偉そう)、ヒットはそれ以外の工夫が多く見えるのがいいですね

にゅうとうきょうにゅうとうきょう 2004/04/23 20:24 私的に25歳は社会人でありながらモラトリアムを引きずれた年齢だったと思います。

dokoikodokoiko 2004/04/23 20:36 わはは。オチありえない。僕もそんなの書きたいよう。

izuminoizumino 2004/04/23 21:58 >にゅうとうきょうさん 丁度、14歳っていう年齢が「大人にも子供にもなれる年齢」と言われるのと逆の感じですね

izuminoizumino 2004/04/23 22:00 >dokoikoさん カブキマン=平成ライダーっていう見立ては割と真面目な分析のつもりだったりしますけどね

dokoikodokoiko 2004/04/23 23:40 あーいやいや。カブキさんと筋肉さんまではまじめに脱帽で、毒姉さんでヅラ吹っ飛ぶという感じです。というかあちらの番組二つが現実物からのカリカチュアで、カブキさんと筋肉さんは更にそのオマージュというかシミュラークルというかそんな感じなんですかね。男の子向けのほうが直接的で、女の子向けは幻想的というか。

izuminoizumino 2004/04/24 00:06 ベラ姉さんはセラムンのオマージュ……とホントは言いたい所だったんですが、そうは見えないのであーなってしまいました。そもそも女の子向けの子供番組って少ないと思うんですけどね

せんだせんだ 2004/07/04 11:12 その後コス∞プレイヤーは、ご覧になられたのでしょうか?三作品終了した今、izumiinoさんの感想をお伺いしたいのです。

Thu 2004.04/22

自己嫌悪のメカニズム

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 あまりこういう話題にするのは(管理人としてのポリシーから)避けるつもりだったが、普段のような日記を書く気が失せたので書く。


 自己嫌悪というのは、「うまく嘘をつけない」という時に起こるものじゃないだろうかと思う。

 「自分らしくありなさい」という言葉があるとして、勿論この言葉の裏には破壊的なアジテーション(客観的にはただ横暴な人間を産み出すだけ)が隠されているのだが、「もう少し自分の欠点を他人の前にさらけ出すことができれば、とても生きやすくなるはずです」などという甘い言葉をかけられた時、やはりそこにあるのは「自分らしくありなさい」という思想なのだろう。

 事実私は自分の欠点を取り繕うとし続けることで日々の荒みを重ねており、不健康だとは思う。かといって私の欠点はどうした所で欠点であって、何かの役に立つ物ではないし、人を楽しませるものでもない。「自分らしく」なんていう言葉は(アイデンティティの喪失だとか自分探しだとかいう以前に)意味があるとは思えないが、また、同時に、偽善者を装うこともできず、人に合わせるということが苦手な、つまり「うまく嘘をつけない」私は「自分らしくありなさい」という言葉の囁きを聞いてはその通りに振る舞うことへの魅力を感じる。

 それと同時に、自己嫌悪とはこういうことか、と四方が塞がれたような気持ちになる。自分らしくすることも肯定できず、しかしそれを健全に抑え付けることもできない。

 ともすれば俗流グノーシス主義的な思想に帰結してしまうのだが、私がこんなにも生き辛いのは「この世が私のために作られているわけではないから」、と、そこに尽きる。


 別に暗い小説を読んじゃったから今日はこうなったわけでもなくて、数日前からこういう気分なのである。普段の私は相当背伸びして日記を書いている、というのが本当の所だ。

 「ネットは好きなことを書ける場所だ」という言葉がもしあるとしても、私にはどうもそうとは思えない。

 ネットは私のために作られているわけではなく、あなたのために作られている。私はあなたのために書かなければならない。

id:izumino:20040422#p1の続き

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 みやもさんにコメントをいただいたり、感想メールを1件ばかしいただいたり、ありがたい話だと思います。


 まぁ、ここで書いたような問題(利己と利他の矛盾)こそ構造主義や近代経済学等の出番であって、功利主義やらニーチェの畜群道徳やらの概念を持ち出してもいいですし、飛躍させると老荘なら「挫其鋭、解其紛、和其光、同其塵」と言ってくるかもしれません。

 しかし突き詰めた所で言えば、人間は完全な「私のため」に振る舞うこともできないし、完全な「あなたのため」に振る舞うこともできないという話になってくると思います。結局、両者の中間地点をふらふらと揺り動きながら振る舞うことが社会では要求されるのでしょうが、ぼくはそれに必要な、「皮膚感覚」的なバランス意識が欠如しているか、足りていないのでしょう。そこらへん、自分はスキゾイドだなと実感してしまう部分です。

不思議リファ

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 たまには趣向を変えて、変わったリファを載せてみましょう。

みやもみやも 2004/04/22 08:41 私見ながら、「彼我の利益のさじ加減を図りつつ書いてみる」というのもひとつの方策かと。(うまくやれば)「私」のためにもなりうるし、「あなた」のためにもなりうる……なんて。 少なくともコメントやリンク機能を開いてる日記サイトの場合、相互影響というものを面白みのひとつに感じます。もちろん逆に侵害を受けたときは反発する気力体力が必要になるんでめんどくさいんですが(^^;

みやもみやも 2004/04/22 08:52 リファ<今後は「プリキュアドール」で引っかかるお客さんも増えそうですね(笑) ちなみにうちの日記では「産卵プレイ」が多いです。何故だ。

Wed 2004.04/21

izumino2004-04-21

偽善者度診断

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 奈々子さんとこ(id:hisamura75:20040421#1082482619)から。

【あなたは 50 % 〜です】


あなたは少しいい人のふりをしています。あなたは若干疑い深い性質なので、見えない他人の心の中が気になって仕方がないのです。人に裏切られた苦い経験があなたをそんな風にさせたのかもしれません。他人の前で偽りの自分を演じて、時々自己嫌悪に陥ることがあります。もう少し自分の欠点を他人の前にさらけ出すことができれば、とても生きやすくなるはずです。どうぞがんばって下さい。

 こういう風に説教されて納得したような気持ちになってしまう所が自分の弱い部分だと感じる。

雑誌『新現実』Vol.3(ISBN:4047215112)

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 近所の駅前に新しくセイユーが出来たんですが、そこの本屋がいいトコなんですよ。今まで新現実とか買えない地域だったし。電車を使わなくてもそのテの本が手に入るっていうのは有り難いです。

 表紙は色々言われてますけどこれはこれでいいと思う。まぁ純粋にデザインセンスの高低という話ならキリが無いですが。

 個人的には、竹絵を利用して中身のオタク/文系男的イケてなさ、カッコ悪さを中和しようとしているファウストの方が好みでなかったりするので、逆にイケてなさ加減を露悪的に主張している新現実の方が、どちらかといえば共感できます(でも執筆者の平均年齢が妙に高くて最近のオタクっぽくないし、そういう意味ではこの絵はミスマッチって気はするな)。


 中身の感想はまた後で。とりあえず佐藤友哉ササキバラ・ゴウ漫画だけ読了。他のはあんまり読む気がしてこない。

kagamikagami 2004/04/21 22:36 こんな感じでした…→http://mazoero.hp.infoseek.co.jp/39.txt 私はこの結果を全面的に信じることにします!!(爆

THORTHOR 2004/04/21 23:38 オラ56%なりィ。テキストはいずみのちゃんと一緒だな。

からすからす 2004/04/22 20:17 67%か、思ったよりも低くてよかった模様

加納加納 2004/04/22 20:48 48%。コメントはいずみのさんとまったく同じでした。

きたはまきたはま 2004/04/22 21:44 18%でした えー?(苦笑)…ダマサレルナッ!

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Tue 2004.04/20

izumino2004-04-20

日記

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 サタスペキャンペーンをしてきた後、ニャル(id:Nyarl)さんとお会いしてきました。

プリキュアドール

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 入手困難な方々が多かったようですが、ホピーショップで当日ゲットしていたぼくは勝ち組だったようで。

 ごく普通のお子様の取り分を決して失くしたくないわけで、スーパーよりも専門店でしょパパヤパヤですよ。


 眺めていると、平日(プリキュアン的には日曜以外はみんな平日)のプリキュア分がどんどん不足していく魔のアイテムです。

 手元にその姿を置くことができるからこそ、一週間という会えない時間がとても長く感じる。

 この猛る想いをどうしたものか。とりあえずペイントセットでスミ入れでもしよう。

izuminoizumino 2004/04/21 15:24 とりあえずキュアホワイトのスミ入れとドライブラシ終了。あと眉毛を太くしたり

南瓜右衛門南瓜右衛門 2004/04/23 00:41 こちらにははじめて書き込みさせていただきます。スーパーよりも専門店、というお子様への配慮に非常に心打たれました。こうした大人としての姿勢、一介の大きなお友達として以後見習わせていただこうと思います。

izuminoizumino 2004/04/23 02:12 いや、まぁ、ぼくも最初はコンビニやスーパーで買う気マンマンだったんですけどね(笑)。ホビーショップで買うことになったのは、実はただの成り行きだったりします。結果的には良かったと思いますけど

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Sun 2004.04/18

『ふたりはプリキュア』第12話「悪の華・ポイズニー参上!って誰?」

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 この番組は良く「エピソードを詰め込みすぎ」と言われることが多いのですが今回は特にそうだったかもしれません。

    1. 新幹部登場
    2. 変身アイテムを奪われる*1
    3. 重要キャラクター(おばあちゃん)の伏線

 どれも重大なシチュエーションなんですが、これだけのことが同時に起こると、ちょっと子供はお話に集中しずらいでしょう。サブタイが「ポイズニー参上!」なんですから、子供にとってはポイズニーが主役の筈なんですよね、今回は。ポイズニーは変装タイプのキャラクターですから、余計混乱させやすいですし……。

 おばあちゃんの伏線をあまり目立たせず、あっさり目に描こうとしすぎたのが、かえって視点を散漫にさせたんじゃないかという感じです。*2


 シリーズ全体の流れから見れば、いわゆる「日常の確認」という回でもあって、その雰囲気は変身ヒーロー番組らしさが出ていて面白かったです。次回予告もそうなんですが、今回から番組のカラーが変わりそうでもあるのでじっくり観ていきたいですね。なので、深い考察は暫くしないと思います(2、3週くらい間を置く感じかな?)。

 しかしおばあちゃんの伏線は謎が多いな……。ポイズニーを投げたり風圧から身を守ったのはカードコミューンの力? 変身前でも力を使えるの? 実はカードコミューンは単体でも変身可能だった?*3 と色々。でも少女時代おばあちゃんのシルエットは可愛かったので萌えてもいい気がしてきました。

 ちなみに前回は『ジョーズ』のパロディがありましたが、今回は『ICO』(?)と『ゾンビ』のパロディと思われ。

*1:まぁこれは「またか」という感じでそう重大には思えないんだけど

*2:まぁ、天下の野沢雅子であるが故に、あっさり描こうとしても存在感が大きすぎて新幹部を食っちゃった、と言えるかもしれない。ああー、だからタイトルが「って誰?」なのか(笑)

*3:もしくはあれだ、多分タイムマシンでなぎさが過去に渡っておばあちゃんと戦うエピソードがあるに違いない(妄想)

みやもみやも 2004/04/18 15:21 身内が傷つけられてほのかの怒り爆発…と前回に対照させるのかと思いきや、ばぁちゃん本人で頑張っちゃいましたねぇ(^^; 最後の「とっととお家に〜」はばあちゃんにバレた、というだけの事なのか、それとも昔じっさいにあのセリフを使ってましたよー、という伏線なのか? まさかシリーズ開始前はこの人がこんなに興味をかき立てるキャラになるとは思いませんでした(笑)

izuminoizumino 2004/04/20 23:19 いやほんとに。最後の「とっととお家に〜」ですが、指さしてる腕はホワイトと同じ右腕なのに台詞はブラック、な所も深読みを誘わせますね。カードコミューンとの信頼度のアップ(まぁシンクロ率みたいなもん)がある種の作品上のテーマだとすると、いずれ「一人変身」ができなくもない(そしてかつてはそれができた)という可能性もありえなくはないと思うのですが

Sat 2004.04/17

ユング心理学でプリキュアを語る

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(※俗流心理学アニメキャラクターを分析しようとするのはエヴァ以来の伝統ですから、その程度のネタとしてお読みください)

 こちらから話を振ってくださったので、つられて考えてみる。*1

 美墨家と雪城家の家族を元型に割り当てた上で、なぎさとほのかはお互いのシャドウであるか否か? という話になっているのですが、ここでは結論を急がず、元型論は脇に置きます。

 その前に、ユング式性格類型分類でなぎさとほのかを分析してみましょう。


 なぎさは「味覚を楽しませることを重視し、身体を動かすことが好きで、外界に対して脊髄反射的な行動を良く繰り返す」のが特徴です。

 これらは、彼女のタイプが外向的感覚タイプスポーツマン等に多い)であることを示唆しています。友人とのコミュニケーションを大事にしているあたりは、サブの性格として外向的感情(社交家に多い)の傾向もあるとみていいでしょう。


 一方ほのかは「勉強が得意で、雑学の収拾・整理を好み、また自分の知識を他者に伝える能力に長けている」のが特徴です。

 これらは外向的思考タイプ科学者等に多い)の特徴ですが、彼女が時折見せる思想性や他人に対する鈍感さ、大人をもひれ伏させるカリスマ性の高さを見ると、内向的思考(思想家に多い)や内向的感情(神秘的な印象を与える人物に多い)の傾向もあるかもしれません。


 ユング性格類型でシャドウとされるのは、大抵、自分のタイプの対角線にあるタイプであると言われています(絶対そうだ、と言い切れるほどの法則ではないですが)。

 こうしてみると、なぎさにとってのシャドウとなるべきタイプは内向的直感タイプであって、ほのかにとってのそれは内向的感情タイプなんですね(ほのかが時々、威圧的で高慢な態度で爆発してしまうのは、シャドウである内向的感情の暴走が原因だと考えられます。なぎさが弟の生死を良く確認しないまま怒りと悲しみに支配されたのは、彼女の未発達な内向的直感が弟の「死」を誤って予知してしまった為でしょう)。

 何から何まで正反対にキャラクター造形されている、と評価されることの多いプリキュアですが、ユングの性格類型で見た場合、不思議と「正反対」ではなく、いわば「無関係」のタイプとして設定されているわけです。*2


 なぎさとほのかの関係は、「自分には無いもの」を相手は持っているが、「自分の嫌な部分」を見せつけられるような相手ではない、という様にまとめてもいいでしょう。*3

 もしお互いのシャドウ(正反対のタイプ)であるならば、なぎさにとってのほのかは「妙なカンに頼って行動する気紛れで空気の読めない女の子」だったかもしれませんし、ほのかにとってのなぎさは「物静かで近寄りがたいけど深い人間愛を持った女の子」として表現されたかもしれません。*4

 すると、彼女達にとってのお互いの存在は、シャドウではなく、自分を導くもの、好きになれる対象、憧れとしてそこにあるのではないでしょうか(自己がシャドウに向き合う為には、まず自己のタイプでも正反対のタイプでもない「無関係のタイプ」と付き合う必要があるわけですが、その時、彼女達はお互いにその役割を担うことができます)。


 こっから先は更にマユツバ度が加速するので注意!

 元型論に戻ります。

 ユングの『元型論』には、シャドウやペルソナの他に、ゼーレ(魂)、ガイスト(霊)という言葉も出てきます。

 ゼーレは男性にとってのアニマ元型に近いもので*5、ガイストは自分を導くものや憧れの対象、とイメージしてください。

 そこから、なぎさとほのかはお互いのゼーレやガイストなのではないかな……、という仮説に至ったわけですがえーとこんなのマユツバですよ、真に受けないで下さいね、もう。


参考:ゼーレとガイストについてはここくらいしか説明らしい説明が無かったな。匿名掲示板キャッシュですが。

  • ところで

 話は飛びますが、(百合漫画フリークの間では高名な漫画家であるところの)紺野キタは『Cotton』(ISBN:4591078795)において「相手の中に自分のシャドウを発見して統合する話」をうまく描いてますね。プリキュアとは勿論違うケースなんですが、今回の問題の比較サンプルとしては面白いでしょう。

 仲直り話としても素晴らしいので、プリキュアの第8話に感動したっていう人はマスト読んどけ。っていう感じです。同程度に泣いたり萌えたりすること請け合い。

性格類型分類、改めて結論

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 検証の結果、なぎさは外向的感情タイプ(サブに外向的感覚)、ほのかは内向的思考タイプ(サブに外向的思考)、というように分析結果を変更することにします。

 なぎさが外向的感覚メインでなくなった理由としては、「外向的感覚タイプらしい堅実さやリアリストの傾向が無い」という点が挙げられます。感情タイプになったのは「考えることが苦手」なのが決め手かと。第8話の手帳に書かれていた好き嫌いポエムは、感覚の判断によるものか感情の快/不快によるものなのか判別しがたいんですが、そこは両方の機能が発達しているからかもしれません。

 ほのかの理由は「外向的思考タイプの女性は非常に珍しい」ということと、やはりどちらかと言えば内向的な性格だからです。人前で良く喋り、説教癖がある辺りは外向的なんですが、そこはバランスが取れているということでしょう。


 改めてみるとなぎさとほのかはやはり「正反対」の性格にキャラクター造形されていて、id:dokoikoさんの分析も間違いではないと証明する結果になったのではないかと思います。

*1:また後出しジャンケンですみません

*2:もっとも、なぎさのサブ・タイプである外向的感情と、ほのかのサブ・タイプである内向的思考は対角線上の関係にある。第8話でほのかはなぎさが突然見せた感情面に驚き、なぎさは「自分がいつも正しいとでも思ってるの!?」とほのかの思考態度をなじっているが、これは彼女達のサブ・タイプ同士が衝突してるのである。この部分においてはシャドウの発見と言えなくもない

*3:こういう結論は、分析結果をちょっと変えるだけで簡単に覆ってしまうことに注意。後から考えると、なぎさが外向的感情メインでほのかは内向的思考がメイン、と診断してもいいような気がしてきたし。つか、多分、そっちが正解(弱腰)。要はシャドウ的な部分もあるし、シャドウ的でない部分もあると。それこそ陽中陰、陰中陽の関係なんでありましょう

*4:むしろこれは二世代目プリキュアに使いたいネタだな

*5:ちなみに女性にとってどうなのかは書いてない。教えて偉い人。ひょっとしたら女性にとってのゼーレも女性性であって、女友達に投影されるものなのかなーと推測してるわけですが

esperesper 2004/04/17 08:25 女性の抱く魂のイメージも男性、つまりアニムスらしいです。さっぱり意味は分かりませんが。

izuminoizumino 2004/04/17 08:39 _| ̄|○ ちぇー、残念。でもガイストって男性(父性)イメージなんですよね。それだと女性のガイストは母性、でいいのかな

izuminoizumino 2004/04/17 10:29 http://pujisan.com/main/old/seikaku/yung_form.html これでなぎさとほのかを診断してみたところ、やはり外向的感情と内向的思考という結果が出たり。うむー

izuminoizumino 2004/04/17 10:52 試しに山百合会もチェック。志摩子さんは内向的感情(イメージ通り)、由乃さんは外向的直感(イメージ通り)、祐巳さまは外向的感情(つまんないけど無難だな)、祥子は内向的感覚(意外だけど結構当たってる気がする)、可南子が内向的思考(おっと祐巳の逆か)でした。まぁぼくの主観で入力してるからアテにならない結果ですが

izuminoizumino 2004/04/17 11:00 瞳子は外向的直感。ホントに由乃と被ってら

saesae 2004/04/18 01:59 はじめまして。読んで思ったのですがプリキュアの二人の関係は嶽本のばらの「下妻物語」の二人の関係に似てるな…と思いました。

izuminoizumino 2004/04/18 02:09 saeさん、はじめまして。のばら先生の作品はまだ読んだことないんですが、「下妻物語」は確かにこういう「お話」の定番っぽいですね

Fri 2004.04/16

プリキュアを易断してみる(D16's Home Page)

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 なんと暇人で益体のない(※誉めてます)考察記事であろうか。の領域ですね。

 

 けど、最近の自分の生活というか志向を鑑みるに、一番ひどいことをしでかしてくれた先輩は、別の先輩でして、その人が教えてくれたのは一年間なり、2クールなり一つの番組に付き合うってことなんです。

(中略)

 これはね、個々の話だとか作家性であるとかそういう見方じゃないんですよ。一年間という歳月を作中の登場人物とシンクロして、つまり、一年間自分にその作品と向き合うって言うタスクを課したとき初めてわかる見方だと思うんです。

(中略)

 その僕にして数少なく、(遅れはしたけれど)つき合えたアニメがMRRであり、多分これから付き合っていくであろうアニメプリキュアじゃないかなと。

 

 日記の雑談より。これは結構な名文じゃないでしょうか。

 ぼくはマシンロボレスキュー、一回しか観たことないんですけどね(自分の場合はカレイドスターになるのかな。ちなみに最近、『R.O.D -THE TV-』を観終わって思ったことは「全26話って短いなあ」ということだったりします)。

コメント欄が埋もれてしまったので(id:izumino:20040406#c)、こちらで続き

| コメント欄が埋もれてしまったので(id:izumino:20040406#c)、こちらで続きを含むブックマーク

 

id:izumino 『しかし、毎度々々「TRPGプレイヤー以外にはどうでもいいから」がボトルネックになって動きが止まりますね、こういう話題は。「TRPGが外に向けて語る媒体を持たない」のはなんでかなあ。これも素朴系の疑問ですが』

id:o-tsuka『そりゃユーザも市場も興味持っている人も小さい世界だもん。政界で言えば社民党みたいなものですね。(後略)』

 

 その通りですが、過去においてリプレイ本は(YA小説ブームからの流れで)ゲーマー以外にも読まれていましたし、『RPGマガジン』等を楽しんで読んでいた人、というのは結構居たものです(というか、ぼく以上の世代のゲーマーの殆どは、そういう流れから入ったんだと思いますが)。

 具体的な例だと作家乙一もそうで、彼はその後、大学TRPGサークルに入ったりなんかしたらしい。→参考:日記

 また「TRPGを実際に遊んだことはないけどその手の情報は喜んで吸収していた」ような読者の状態は、YU-SHOWさんのこの日記辺りから生々しく伝わってきます。ぼくも10歳〜16歳(?)辺りの頃はこんな感じでしたね。


 これが今、どうして無いのか、というのが素朴な疑問です。勿論、ここから「昔は良かった」語りに繋げるつもりは毛頭無いんですが。

 方法は色々あると思いますよ。確かにリプレイ本やゲームブックの魅力は(佐藤心らが指摘しているように)ビジュアルノベルの魅力に追いやられて需要を無くしているかもしれませんが、大作エロゲーTRPGをうまく絡める手立てだってあるんじゃないですか。実際に遊んでもらわなくても記事さえ読んでもらえりゃそれでもいいですし(ここらへんは真面目にマーケティングしてるわけではないので話半分に聞いてください)。

 『エンゼル・コア』と『エンゼル・ギア』はそうやってエロゲユーザー層を取り込もうとした試みだったんでしょうけど、これがあまりうまく行かなかったのは、まぁエロゲの方自体がそれほど人気出なかったからだろうなあという身も蓋も無い話でもあり。

 ホビージャパンのD&D3e日本語版や、富士見書房の六門世界RPGなどは、雑誌展開によってある程度外部(というかTCG層)に開かれたシステムになっていますが、このふたつだけではね、というのが実際の印象です。

motidukisigerumotidukisigeru 2004/04/17 16:58 エログインのナイトウィザードリプレイは、わりと画期的でした。単行本もそこそこ売れたそうですし。雑誌がなくなっちゃったのがアレですが。

motidukisigerumotidukisigeru 2004/04/17 17:00 今現在のTRPG人口は小数派だと思いますが、おたく系クリエーターには、かなりの割合で体験者や影響を受けた人がいる、ような気がします。エロゲ論壇的な語りをするなら、そのへんはルーツとして押さえて欲しい気はしますね。

izuminoizumino 2004/04/17 17:04 そこらへんの影響は加野瀬さんと青木摩周さんが言及しておられましたね→http://artifact-jp.com/mt/archives/200312/erogamemailgame.html

(CHA)^3*N(CHA)^3*N 2004/04/17 22:46 遊びとしての雑談をMMOにとられたっていうことでは?

izuminoizumino 2004/04/17 23:22 いや、そうやって「客層をとられた」話を続けても詮無いでしょう。まぁ、エロゲー以上に、MMOとの関わりは大きいので見逃せない要素だとは思いますが

D16D16 2004/04/19 01:33 評価いただきありがとうございました。あとは大成の卦の判断のみとなりましたが、近いうちにUpしますので、その折には御笑覧ください。

Arashi_whArashi_wh 2004/04/19 12:32 TRPGやPBMからエロゲー等に流れた人は結構聞くのに、CRPGやMMO等市場が広い物の製作に流れた人ってあんまり聞きませんね。

smatobasmatoba 2004/04/19 20:33 だってゲームデザインのセンスの問題ですし。シナリオの捻りや世界設定よりアイディアを数学に帰着できるセンスのほうが大事>CRPGやMMO

smatobasmatoba 2004/04/19 20:39 ああいやTRPGデザイナーがセンスがないというわけじゃなく。できる人は自然とオールラウンダーになるので別にTRPG畑出身とか言わないと思う、ということです。

(CHA)^3*N(CHA)^3*N 2004/04/20 06:25 直接人と接するTRPGよりも,媒体を通じて人と接するMMO等の方がインターネットとかの普及に伴って敷居が低くなったっていうニュアンスで捉えてもらえるとうれしい。TRPGって身内だけでやっててもどれだけ日程調整に苦労するか〜(愚痴

かわしまかわしま 2004/04/20 08:22 現場の人間の感覚からすると多いですよ。割合的に多いというべきかな?<CRPGやMMO等市場が広い物の製作に流れた人 流れたというより兼業ですが

かわしまかわしま 2004/04/20 08:24 単にTRPGはまだ文芸だけど、MMOやCRPG制作はアニメ制作みたいなもんで。一兵卒は名前がでにくいだけじゃないかと。しかも、CRPGなら最悪クリアすればスタッフロールが見れますが、MMOなんてスタッフさんはどこで名前が露出するのやら(単に不勉強)

かわしまかわしま 2004/04/20 08:29 あと、エロゲーも名前でやすいから(≒制作スタッフが少ない)。露出する確率は、つくってる人数が少なければ少ないほど高いってことじゃないでしょうか

Thu 2004.04/15

izumino2004-04-15

島崎譲『THE STAR』全24巻

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 カレイドスター放送当時に、結城(id:y_shinobu)さんが薦めてくれていた漫画

 週刊少年マガジン連載作品。天才的な役者の才能を持った日本青年が、素人から世界一のスターへと登り詰めていくサクセスストーリー

 ……サクセス、といっても初期の段階で主人公は役者として大成しちゃってるので、そこから先はひたすら舞台のスケールをデカくしてインフレを拡大させるしかない。*1主人公をどんどん「すごく」見せていく為には「天才」という修飾では足りなくなってきて、「神の演技」、「奇跡の演技」と呼ばれるようになるわ、集団催眠を起こせるようになるわで、最終的には演技で戦争を止めれるようになる、と。すげえ(笑)。


 なるほど、結城さんはこのラストを下敷きにしてカレイドスターの感動的な結末に期待していたのだな、と納得。似てるシチュエーションも多いですし。

 印象的なのは作者のあとがきですね。

 

芸能界ものはどう考えても少女漫画の題材です。それをいかに少年誌向きに表現してゆくかが最大の難問でありました。


それを克服するために自分にできるありとあらゆる手段と実験を試み熱血感動スター路線という・・・・・(!?)たぶん、少年誌としてははじめてのジャンルを開拓したと自負しております。

 

 こういったパイオニア意識や、熱血路線という「王道」に殉じることを良しとする精神は、確かにカレイドスタースタッフ達に通じる所があると思います(カレイドスタッフの注目すべき業績は、「子供番組」と「萌えアニメ」の越境と縁組を果たしたという点でしょう)。


 あと、やたらと実在のアイドルや名優や大監督モデルにしたキャラクターが登場して物語のアテウマにされちゃう(みんな主人公に心酔する係。中森明菜とか勝新とか松田優作とかクロサワとかコッポラとかが出てきます)辺りは、いかにも流行性重視なマガジン編集部っぽいですね。

高岡英夫『からだには希望がある』(ISBN:489346714X)

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 高岡英夫という人の理論は、esperダイアリさんが良く日記で取り上げられている所から興味を持って読んでみました。確かに面白いし実際に役立ちそうですね、これは。

 自分で思っていた以上に、脱力や自然な呼吸ができてなかったんだなあと実感(特に左の肩胛骨と胸郭のスキマが酷い)。これに書いてあることは暫く続けることにしましょう。

『妄想代理人』第09話「ETC」

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 能登麻美子が大立ち回りしてるので保存版決定!(ミーハーですみません)

 ちょっとヨゴレっぽい役回りかなーという懸念もありましたが、本人が割と楽しそうに芝居してたので良し。


 アニメとしてはいわゆる作画パロディというやつで、ストーリーの方は何の変哲も無いショート・ショートですがテンポが良くて面白かったです。

 シリーズの中において、演出や作画でケレン味を出そうともせず、シニカルなメッセージを垂れ流すでもないこの回だけが、シチュエーション・コメディとして普通に見られるアニメとして成立しているようだ……、とか、皮肉混じりな誉め方になってしまいますが。このシリーズ全体にいい印象を持ってないので、まぁ。

 しかしいつも思うんですが、このアニメオタク層とサブカル層のどっちに取り入ろうとしてるんでしょうね(一見後者なんだろうけど、それにしちゃあ趣味性の偏りが……うーん)。

*1:どのくらいインフレするかというと、日本人なのにハリウッド映画の主演に抜擢されたり、格闘技の素人なのに最強の拳法家とガチ勝負して勝ったりする

みやもみやも 2004/04/15 07:57 実在の(中略)物語のアテウマ<「修羅の刻」が真っ先に…って、あれもマガジンだ; チャンピオンだと主人公の影を薄くしてモデルキャラ同士をぶつけるというリスペクト体勢が優先される気がしますが、やはり誌の体質でしょうか(^^;

izuminoizumino 2004/04/15 18:33 マガジン編集部は社会現象に絡めて人気を取ったり権威付けをするのが好き、というイメージなんですけどね。ジャンプやサンデー漫画にはそういうの何かありましたっけ……? ちょっと思い付かないですが、もしあったら誰か教えてくださいな。『拳児』は実在人物がモデルでしたけど、あれはバキとかと違って、一般的な「有名人」を起用してるわけじゃないしなあ

bluefieldbluefield 2004/04/15 19:32 妄想代理人、今話はそんなに素晴らしいのですか。前話のうつのみや理に騒いでいるときではない! 今すぐ見てみます。って少しまじめになれば、この作品、サブカルでもオタクでもない、ややマニア気味の一般層に向けて作られてるんじゃないかと推測しています。WOWOWで放映していますし。ただそれが正直成功しているとは思えないんですよね。

esperesper 2004/04/15 21:57 こんにちは〜。自分の言動に他人が影響されるというのは、嬉しくもあり怖くもあります。自分の言葉に責任を持たないとなーと思います。▼ところでどうでもいいことですが、肩胛骨と肋骨は繋がってないですぞ。でわ。

izuminoizumino 2004/04/15 22:36 >esperさん  おや? あれ、あー、うっかり「間接」って書いちゃってますね(「関節」ですらないし)。修正。肩胛骨の間接は肩鎖間接だけですね

izuminoizumino 2004/04/15 22:37 ご指摘ありがとうございました

izuminoizumino 2004/04/17 05:21 >有名人漫画 ありました、サンデーの『ヒナに胸キュン!雛形あきこ物語』。まぁこれは主人公が有名人、というパターンですけど

izuminoizumino 2004/04/17 05:33 あと、ジャンプだと「こち亀」があるのを忘れてましたね。単なるネタキャラとして盛り上げて終わり、ってな使われ方しかしてないような気もしますが

きらすきらす 2004/04/17 09:25 『るろ剣』も有名人漫画と言えなくないかも。あと例外的に『幕張』が。<ジャンプ//『THE STAR』は、格闘漫画かと思います(笑)。

izuminoizumino 2004/04/17 09:36 あ〜、るろ剣と幕張。そうでした。るろ剣はバキに近いかも。木多康昭がマガジンに移ったのは自然の流れっぽいですね

Wed 2004.04/14

どこかには行く(オアシスへの道のり)

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 id:dokoikoさんのプリスポには気持ちよく笑わせていただいたのですが、この人の表サイト(といっても更に別の表サイトもあるみたいですが)の過去ログや掲示板を読んでみると、これが非常に面白いものだったりします。

 特に学習塾がらみのエピソードは、(脚色されているとしても)なんというか、色々とぼく自身の昔のことを思い出させるもので。ネットでは、久しぶりに刺激のある文章を読んだという気になりました。

dokoikodokoiko 2004/04/14 23:26 プリスポでは無礼すみませんでした。でも笑っていただけて感謝です。藤P登場にはやられました。いやあっちはウラです。あれにプリキュアを混ぜても散漫で読んでもらえないと思ったのではてなに来ました。でも読んでいただきありがとうございました。ポイズニー論楽しみにしてますが、また自爆しそうでちょっとこわい… では。

izuminoizumino 2004/04/15 06:34 いやいや、dokoikoさんの細かく事実を積み立てていく書き方も、ぼくには真似できない手法なんで羨ましいんですよ。ちなみにウチもプリキュアの影響で客層が偏っちゃいそうなんですが……まぁとりあえずこのままはてな一本で行きます

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Tue 2004.04/13

izumino2004-04-13

 各所の紹介文を読むと「プリキュアン理屈担当の人」的な認識を(多分良い意味でも悪い意味でも)受けているっぽい当方ですが最近id:dokoikoさんの文章に押され気味。このままだと食われそう。なのでちょっと頑張ります。

生の女子中学生からみたプリキュアの男性像(はてなダイアリー - ほぼプリキュアの決意)

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 実際の女子中学生からみた父親はゲキドラーゴみたいなもんだ、という生々しいご意見。

 その読み方で行くと、ピーサードは「男の子全般」のカリカチュアなのでは? と連想できるかもしれない。

 基本的にナルシスティックで、異性からの恋愛モーションを解さず、役に立たないプライドにこだわり、屁理屈に頼り、戦いの場にロマンや俺ルールを持ち込みたがり……な所など、(同世代の男の子よりもリアリストな)女の子からみた、「バカな男の子」像が投影されているとも取れます。

 そしてこのように描かれるピーサードの姿は、同じくイケメンの男の子である「藤村くん=藤P」の裏面なのではないでしょうか。第5話において、ピーサードは男の子的ロマンを最大限に噴出させながらも、キュアホワイトの人道的ロジックによって粉砕、退場させられるのですが、藤Pも第8話において女性間友愛関係の構築を手伝う(手伝わされる)という役割を果たしたのち、「物語的には」殆ど「退場」しています。


 このようにして『ふたりはプリキュア』というアニメがあくまで女の子向け番組であることを思い知らされるのですけど、さて、ここからフェミニズムメッセージを迂闊に受け取ってしまうのは結構危険で、単なる「女尊男卑」的イデオロギーに着地してしまうのは(女の子にとっても、我々男性視聴者にとっても)あまり宜しくない。

 第11話は、丁度「なぎさの性格」と「ほのかの性格」と「なぎさとほのかの関係」が十全に描写されきった回に位置します。そのタイミングに重なるように男性幹部らが退場し、また彼らと入れ替わるようにして、「理解ある父親」が登場し「愛すべき弟」の姿が現れると。

 そして次回から敵となるのは、一転、女性幹部のポイズニーであって、『ふたりはプリキュア』は今まさに物語の転換期(もっと長い目で見れば、起承転結の「承」)に突入しているように思えます。スタッフがこれからどう話の風呂敷を広げていくか、に注目する楽しみが本格的に出てきたと言えるでしょうね。

「手は握るけど抱き合いはしない」という理解(ページの終わりまで)

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 確かに『ふたりはプリキュア』の女の子達はあまり抱き合わない。せいぜい、第8話でこけそうになったなぎさが莉奈に抱き留められるくらいですか(なぎさと亮太、メップルとミップルはしょっちゅう抱き合ってますがそれは置いとこう)。


 一方、放送終了後「ふたりは十兵衛」と呼ばれがちな『十兵衛ちゃん2』の女の子達はやたらと抱き付きまくるのであって、こういう所が男性的視点の差だなあと思わなくもないですね。*1

 ところで、この「抱く」という行為は、精神分析の立場から言えば精神的な「退行」を表しているのであって、本人の成長には役立たないという意見を目にしたこともあるのだがどうなのであろうか。

 ふたりの十兵衛は抱き合うことにより互いの自己像を取り戻し、最終的には(文字通り)「一体化」してしまう。

 一体化? うーん、「お父さん=彩」の望んだ「娘の自立」はあれで良かったのか……? とちょっと首を傾げてしまうぼくは精神的にお父さんじゃないのだなというオチ。*2


 マリみてキャラクター達もたまに抱き合っているような気がしますが、抱き付きキャラの筆頭である聖は割と「男性的役割」をあえて演じてあげているようなポーズがあるし、彼女以外のキャラはあまり抱き付くという行動を取っていないことにも気付かされます。*3

 次に良く抱き合っているのは祥子と祐巳なんですが、これは祥子が「退行」を必要としていたキャラだからだろうということ。んで、彼女の自立が描かれるのはこの先なのだろう、という期待があるわけです。

  • 追記

 みなもさんにコメントをいただいたので考えを改めてみる試み。むしろ基本に立ち返ってるだけとも言う。

 手がかりになりそうな本の一箇所をちょっと引用してみます。

 

 他の女性との問題を克服するのが難しい理由は、第一章と第六章で論じているように、女性間には一般化された性的恐怖と抑制があるためです。私たちは、女性として、より親密になりたいという突発的な衝動を抑え込みます。(中略)

 私たちは他の女性を抱擁することに恐れを抱く一方で、「女性の冷たい行動」をなじります。でも男性同士が抱擁するように、キスや抱擁なしにどうやって女性が他の女性に労りの心を示すことができるでしょうか? そんなことは時間の浪費だと言う人がいるかもしれません。でも、女性の抱える不安を取り去る最良の方法は、愛情を与えることなのです。

 

──シェア・ハイト『なぜ女は女が嫌いなのか』p129

 育児的な抱擁と、愛情表現としての抱擁はまた別のものだということでしょうね。

日本人の意識からすると、男性同士の抱擁は体育会系社会を除けばあまり見られないような印象があって、この引用文に違和感を感じるかもしれませんが)

*1:(いい加減しつこい指摘だが)J2が一貫して「お父さん視点」のヒロイン描写だったことを考えると、「女の子視点」のプリキュアと凄く対照的だ。勿論どちらが優れていてどちらが良いという問題ではない

*2:いや、あの合体は彼女達にとって最初で最後の合体なのであろう、というのは解って言ってるんですけどね。ラストでちゃんと離別する終わり方になってるし

*3:多分「由乃→田沼ちさと」くらいかな。志摩子と乃梨子はあったけど、令と由乃って実は抱き合うシーンが無いのでは?(アニメ版ではある)←原作にも「黄薔薇注意報」がありました。訂正

izuminoizumino 2004/04/13 15:28 頑張ってみたらただの百合語りに

みやもみやも 2004/04/13 18:32 連日のコメントですみません(^^; 抱擁を成長阻害に結び付けるのは分離されていない自我の

みやもみやも 2004/04/13 18:39 書き込み失敗。えーと、抱擁→退行の関連づけは机上のシンボルとしては有効ですが、便利すぎて過剰利用されたんで”育児の現場”から反発も出てたような……。あと、黄薔薇コンビはふたりの根幹に言及するエピソードのひとつ「黄薔薇注意報」(『レイニーブルー』収録)クライマックスで抱き合ってました。P136-137参照。

izuminoizumino 2004/04/13 18:56 ツッコみ感謝です。過剰適用は良くないですね、確かに。でも(どうしても紋切り型になってしまうのは承知の上ですが)中高生という、育児される子供と大人の中間を描いた作品においてはどう適用されるのだろうと思うわけですが

izuminoizumino 2004/04/13 19:03 ああ、なるほど、こういう対立構図があるから、欧米で「男同士は良く抱擁しあうのに、女同士の抱擁が抑圧されているのは何故か」みたいなジェンダー論があったわけか。ううむ、既に知っていた問題を、自分で一周してたとはうっかりでした

izuminoizumino 2004/04/13 19:12 あと黄薔薇注意報はチェックしたつもりだったんですけど肝心の箇所を見逃してました。てっきり肩に手を載せただけかと(挿絵のイメージにひっぱられてましたね)

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Mon 2004.04/12

izumino2004-04-12

内田樹『寝ながら学べる構造主義』(ISBN:4166602519)

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 この内田樹という人は、本当にものを伝えるのがうまいなと。書いてる内容よりもその伝達力に舌を巻きますな。


 読了後、これで西洋現代思想史は大体解ったぜ、と、いい気分になれるのですが、ひょっとして専門的な解釈と異なる内容も混じってんじゃなかろうかという危なっかしい感じもして(あとがきで、筆者はそれぞれの思想の専門家じゃないですよ、と断っているのだ)、あー、原典もちゃんと読んだ方がいいかなー、と思わせる程度の匙加減もうまいなあと思います。

 しかしいくら「寝ながら学べる〜」と銘打たれ、理解しやすさを強調されていても、構造主義自体に興味が無い人は手に取らないわけで(例えばこれが『寝ながら学べる波動方程式』だったら波動方程式に興味のある人以外は読むまい)。

 まぁ要は、「批評」というものを読むことやら書くことやらには必ず基礎となってくるのがこの構造主義というものですから、「思想とかには興味ないけど批評感想を読むのは好き」っていうタイプの人こそ読んどくべきだと、お薦めしておきます。


 ちなみにぼくは、この本を読むまでその存在すら知りませんでしたけどね! 構造主義って。

少女漫画消化中

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 90年代前半の那州雪絵

 『天使ダイヤモンド』は……漫画的には荒いなあ。野球漫画としてもイマイチですし。*1

 普通人の主人公と、変人だらけの周辺キャラ、という構図はいかにも那州雪絵な感じですがちょっと食い足りない。『それからどしたの? 仔猫ちゃん』の方が好みでした。

PV集め

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 オチがなかなか粋な感じで。メイキング映像もスタッフが楽し気で良い。

 久しぶりにPV関係でネットをうろうろしていたら、こんなものを発見しました。うわー、ここまでまんまだと、笑えるなあ。

 ちなみに、このMadonnaの"Take A Bow"は94年の作品。ウィッチハンターロビンは02年です。

*1:うっかり『おおきく振りかぶって』と比べちゃうのは良くないな

みやもみやも 2004/04/13 02:27 聖母vs魔女<良し悪しより、日本アニメのOP/EDと音楽PVの親和性ってすごく高いよなーとかあらぬ方向に考えが飛びました(^^; 優れたアニメOP/EDってそれ自体が既にPVとしての完成度を持ってるよね、と。そのへん構造主義的にはどうなんでしょ?(笑)

izuminoizumino 2004/04/13 08:29 まぁ、アニメのOP/EDも主題歌のミュージック・ビデオなわけですから、親和性が高いのは当然かと、っていうか凄い話題の繋げ方しますね(笑)>構造主義的には〜//日本で見逃せない要素としては、みんなのうた、お母さんといっしょあたりのアニメーション作品だったのでは。あとアニメ業界よりか、ドラマ番組やCM業界の方が洋楽PVのパクりに熱心で面の皮も厚いと思われます(例:http://d.hatena.ne.jp/ant/20021008)

Sun 2004.04/11

『ふたりはプリキュア』第11話「亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック」

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 アクション目当ての視聴者を、ようやく満足させられるような戦闘シーンだったでしょう。ここまで高クオリティの回は、もう少しブランクを空けてからだろうと勝手に思い込んでいたので、嬉しい不意打ちだったかもしれません。

  • 第5話との比較

 今回、構成的には第5話(ピーサード退場の回)と対のお話になってます。今までプリキュアの戦闘に対するイデオロギー的な面はほのかが単身で引っ張っている嫌いがあって、第5話では特にそれが顕著でした。しかし第5話と第11話では、ひとりが戦闘中に激昂し、もうひとりがそれに追従するという関係モデルが、互い違いになっている。

 ここで注目すべき相違点は、第5話のなぎさは激昂するほのかに対して違和感や驚きを感じていなかった*1のに、今話のほのかはなぎさの激昂に違和感や驚きを感じている、という点。そしてこの感情のアンバランスが、「最終形態」のゲキドラーゴを撃ち倒す。

 このほのかの「驚き」からも、ふたりの性格の違いを読み取れるかもしれません(「A.本気で怒った時のなぎさの激昂はほのかの激昂よりも激しい」「B.ほのかはなぎさと違って、ああいうボディコンタクトを通じないと相手の感情を読めない」というふたつの仮説が現時点では立てられるかな)。

  • お父さん世代

 今回の隠れた見所は初登場のなぎさ父。

 多くの三十代プリキュアンが指摘済みのように、『ふたりはプリキュア』という番組はお父さん世代のハートをキャッチしやすいように作られている(80年代テイスト、少年漫画的なバトルと友情、サラリーマン然とした哀愁を漂わせる敵幹部や教頭先生)わけですが、彼らお父さん世代の自己投影を一挙に引き受けなければならないのが、このなぎさ父でしょう。変に個性を主張しすぎず、パっと登場してサラっと退場するのが好印象。

 女子供も男子供も同じように育てる主義のようで、そこらへんが現代的なのかもしれない(良く解りませんが)。なぎさの中性的な所や、部屋にワンチャイのポスター張ってたりする所は父親の影響が大きいみたいですね。ただ、ここまで女子供に影響を与えられる父親というのはやはり希有で理想的なケースなんでしょうかね。

  • 錯乱気味の余談

 Aパートにおける、編集レベルに至るキレの悪さ、については(確かに勿体ないけど今に始まった話じゃないので)特に文句も無いのですが、贅沢な注文がひとつ。なぎさの弟、亮太の描写です。

 小学生の男の子が、初対面の年上のおねーさんに対してあれだけフランクに接することができるものでしょうか。普通、テレて萎縮するか見栄を張りすぎて恥をかくかのどちらかなのでは。しかもその後、単独で自宅訪問に突撃してるし(いつ住所調べたんだ)、おい、その踏み切りの良さはなんなんだよ!

 姉に毎日スキンシップされてると、異性に接する抵抗が減少するのでしょうか。*2むしろそのことの方にムカつく。テレビの中の子供に嫉妬ですよ、もう。

『レジェンズ〜甦る竜王伝説〜』第2話

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 うーん……。視聴切っちゃいそうだな。

 ラストで緊張感のある「ヒキ」を入れてドラマチックさを強調するのは大地お得意の演出なんですが、それをEDテーマの前、EDテーマの後、と二段構えに挿入するのはいささかクドいような気も。

 ベースボールカード云々は、これまたお父さん世代を狙い打ちな小道具。なるほど、お父さんの眠っている「男の子的」コレクター欲を呼び覚まし奨励し、汝、息子のコレクター欲を容認し玩具を買い与えよ、とそういう戦略なわけか。しかし、子供自身はこれを楽しめてるのかな……。


 あとお母さんが美人エロいと思った。なぎさママといい、『今日からマ王!』の金髪縦ロール黒ドレス巨乳痴母(by id:tokataki:20040410)といい、今期のアニメママエロいの法則が。とか適当言ってみる。

*1:もっとも、後の第8話で「自分の考えていることがいつも正しいとでも思ってるの?」と、時間差でツッコみを入れてくるのだが

*2:反面、なぎさは男家族とのスキンシップが盛んであるにも関わらず、ひとつ年上の異性=藤Pに対して随分控え目だ

miyamotomiyamoto 2004/04/11 16:12 はじめましてー。感想サイトを巡ってたらたどりつきました。前回のように白の人が悪事に対して倫理として怒るのに対して、黒の人は感情で怒るんだなあと感じました。

miyamotomiyamoto 2004/04/11 16:19 プリキュアというコンビをひとまとめとして考えると、黒が右脳で白が左脳みたいな。人間の行動の主導権をとるのは基本的に右脳にあるので、そう考えると物語のイニシアチブが黒の人寄りなのはわかる気もします。わけわかんない意見ですいませんが。

miyamotomiyamoto 2004/04/11 16:21 ×「右脳にあるので」→○「右脳なので」

みやもみやも 2004/04/11 19:16 miyamoto氏のご意見は「ふたりでプリキュア」的解釈で面白いですね。個性の対照からくる摩擦と補完はまさにバディムービーの醍醐味(笑)

みやもみやも 2004/04/11 19:21 亮太くんの描写については、例えば男性向け作品の妹キャラ造形みたいに、女子向け作品での弟、という所から来る造形なのでは。やや色合いは違いますが、たとえばマリみての裕麒くんなんかもリアル弟としてみると……という感じですし。

kaolu4skaolu4s 2004/04/11 19:46 今日からマ王!はむしろかかずゆみのきゃぴきゃぴしたユーリ母の方がエロいかと。

izuminoizumino 2004/04/12 01:52 皆さんどうもです。マリみての裕麒、と言われて納得。しかし引き際を心得ている裕麒に比べると、亮太はやはり羨ましい、じゃない、許せません

Fri 2004.04/09

izumino2004-04-09

よしながふみ『こどもの体温』(ISBN:4403615120)

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 この前に読んだ『愛すべき娘たち』の男性版、という印象。……と言っても、発表順で言えば『こどもの体温』の方が先なんですが。

 執筆期に数年の差がありますから、『愛すべき娘たち』の素晴らしさに及ばないのは、仕方がない所でしょうか。まぁ逆に、作者の漫画技術の成長ぶりには目を見張るものがある、とも言えますね。

 しかし『愛すべき娘たち』で描かれる女性ドラマにはある種のリアルさを感じるものの、『こどもの体温』における男性ドラマにはファンタジーっぽさを感じてしまいますね。これは偏見かなあ。

図書館行ってきました

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 以前言及したことを引きずってか、どうもこのふたりの仕事はセットで読んでしまうようです。

 そこらへん私見(妄想とも言う)が入りまくった感想になると思いますがご了承下さい。


 まず佐藤の「大洪水の小さな家」なんですが、「フィクションにノめり込みすぎたり自分の世界観を優先しすぎたりするとこんな酷いオチが待っていますよ!」という、佐藤作品に通底しているテーマを少ない頁数に詰め込んだ掌編、と評していいでしょうか。

 まぁ短いせいであっさりしすぎと言えばあっさりしすぎだし、またいつものテーマかよと言えばいつものテーマなんですが、逆に佐藤友哉的な要素は揃ってるわけで、佐藤友哉短編集(もし出れば)の一本目やシメなんかには似つかわしい話なのでは、という印象。*1


 それで舞城小説に移るわけですが、佐藤が「フィクションにノめり込みすぎることのデメリット」を延々描き続けるのに対して舞城は「フィクションは現実の読者の生活に良い影響を与えることはできるか?」ということを延々と書き続けているように見えます(本人がそれを信じてるか信じてないかはともかく、舞城小説は、「物語の結末」と「読者」を地続きにさせようとする努力の跡が確かにあると思う)。

 「パッキャラ魔道」も多分そういう試みを含んだ作品で、「小説に書かれていることは魅力的だけれど、現実はもっと陳腐で薄っぺらいものだから、魅力的な小説は現実の役に立たない。だからこの短編には陳腐で薄っぺらい話を書くよ!」とか、そういう風に、(ぼくは)読める。

 フィクションのネガティブな影響力を強調する佐藤と、ポジティブな影響力を追求し続ける舞城。やはりセットで読んで想像を脹らました方が、受け取れるものは大きいなあと思うのでした。

 

*1:作品のデキについて余談:文体は変化球的な描写に頼りすぎていて、そういうのは良くない気がする

Thu 2004.04/08

 えーと、プリキュア感想目的で来てる人は、日曜まで訪問をお勧めしませんよ。

 もしくはこのURL(http://d.hatena.ne.jp/izumino/searchdiary?word=%2a%5bprecure%5d)でアンテナ登録されてはどうでしょう。アニメ感想だと[anime]ですね。

雑談1:舞城王太郎=村崎百郎説

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 舞城の文体は村崎百郎の影響を受けているのでは、とちょっと思った。

 改行しなさっぷりとか、話し言葉と擬音の混ざりっぷりとかは近い。舞城キャラの推理って殆ど電波だし。あと、どっちも頻繁に村上春樹を持ち出したがるのは、そういう世代だからなんですかね。


 まぁ、舞城小説における「無茶苦茶なカオスを突き抜けた先にある救済の温かさ」、みたいなのが、村崎の「クソみたいな鬼畜文章の中に時たま見せる優しさ(……に錯覚可能なやっぱり鬼畜な文章)」に通じてるんじゃないかなあ、ってことなんですが。ぼくの中では。

雑談2:東浩紀の功績

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 を、探してみよう。

 個人的には、「ポストモダン的」「データベース消費」といった「流行語」をネットの一部に流布(蔓延)させた、とその一点に集約できますが。

 しかしそれらの専門用語を使って、東浩紀本人やその周辺がどう有意義な分析を行っているか、は注目しないのです(おっと、ここにも「オリジナルの凋落」が)。


 流行語化したジャーゴンの常として、これらの言葉は一義的な定義からかけ離れ噛み砕かれ、間違って多くの人に用いられてるわけですが、噛み砕かれた意味だからこそ相手に通じやすい、という利点はあるでしょう。

 例えば雑談レベルで「○○はポストモダン的」なんて言う時は「一義的/物語的ではなく多義的/データベース的な楽しみ方がメインのもの」とかそんな程度の解釈で充分だし、確かにそう割り切ってしまえば(相手もその解釈を了解してれば)一発で説明が済んで便利だと。

 そういう使い方にツッコミを入れたり本気で解釈するのは野暮なわけですよ。

 最近だと「儀礼的無関心」の使われ方なんかもそうで、これも本来の意味とはかけ離れてるんだけど、「あ、ここは儀礼的無関心でお願いします」とか、やはり一言で説明できて便利だったりするわけです。

(でもいくら便利だからって、初対面の人に向かって「ポストモダン的」で云々、とか、「うっかり」口走ってしまう事態は避けたいものだ)


 あと余計なお世話なんですけど、某ファウスト氏は東理論を市場分析・世代認識に適用しようとするからツッコミ満載になるんでは。オリジナルである東浩紀本人が、持論の現実性の薄さ(実証性は特に無いけど、だからこそ思想的な価値もあるんだよ的なポーズ)を何度も強調しているのに、そのシンパがその精神を継承していないようでは破綻するのが当然の帰結なんじゃないかなあとか。

dokoikodokoiko 2004/04/09 02:39 はじめまして。プリキュアの人ですいません… 論旨には異ありませんです、儀礼的無関心が最近そうなっているとは知りませんでしたありがとうございます。

izuminoizumino 2004/04/09 03:44 やや、プリキュアの人は読んじゃダメとかそういう意味ではないんですけどね。アニメ系の人は、普段の日記内容にあまり興味を持たれないのではないかなー、と。なので日曜と月曜だけプリキュアの日にしてローテーションを組むべきか、とか考えてたわけですが

izuminoizumino 2004/04/09 17:59 ところでそちらの日記は相変わらずいい勢いですね。ぼくも負けずにいきたいと思います(でも次の日曜は、12時まではてなが使えないらしいのでした)

dokoikodokoiko 2004/04/10 01:42 こんばんわ。私は勢いでいかないとアニメ的な底が浅いので。また忘れた頃ぐらいにおじゃましたりしてみます。プリキュアはもちろんその他のするどい踏み込みも読ませていただきます。

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Tue 2004.04/06

izumino2004-04-06

 アニメ以外のことを書きますよ。

 あとサブカテゴリに[novel]を追加しました。

今野緒雪『マリア様がみてる チャオ・ソレッラ!』(ISBN:4086003996)

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 こんな内容*1小説が出版できるということが、凄まじい。これが少女小説の世界というものですか。

 シリーズ全体の中の一冊としてはアリだと思います。面白いし、スマートに「読ませる」部分もありました。

 では印象に残ったポイントを列挙。

  • エス小説ヒロインが受胎告知の絵画に見入る、というのは色々と倒錯的な隠喩だなあ。処女懐胎?
  • あ、祐巳は祥子にマリアを投影しているわけだが、すると「主→聖母→子」=「蓉子→祥子→祐巳」、つまり祐巳さまは神の子なんだよ! 冗談ですが
  • 祐巳の視点ではまったくと言っていいほど意識されてなかったが、由乃祐巳以外の全員?)から見て瞳子は妹候補に映るらしい
  • やっぱり黄薔薇ファミリーは「スール制度そのものの問題」を補強する為の存在っていう感じだな。今回はロザリオにまつわる謎を解説してくれました
  • 祥子視点が初めて登場。この人の視界はいつもこんな様子なのかもしれない
  • 旅行の描写がリアリティを重視している所為で、リリアンファンタジーっぽさ(現実感ギリギリのありえなさ、みたいな)がちと崩れちゃってる印象も
  • あとがきの「たまには、こういうお話があってもいいでしょう」というのは、内容のレベル云々を言い訳してるんじゃなくて、リリアンの物語世界が現実世界と触れ合ってしまうことについて、それはシリーズにおいてイレギュラーな現象なんだと伝えたいのかもしれない
  • そしてその現実感の象徴が、トイレなわけだが(しつこいネタ)

久しぶりにエロゲ論壇(なのか?)に参加するよ

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# motidukisigeru 『携帯ゲーム通信および、TCG技術の完成時期の近さに、同時代性を見ることは自由です。それは確かに否定できない。しかし、だからといって「昔はデータベース的欲望がなかった」と結論するのは、馬鹿馬鹿しい限りだ。データベース的欲望は常にあって、それをブレークスルーする新たな技術を、市場は常に待ち望んでいるのです。』


# motidukisigeru 『コンピュータゲームと、現代ボードゲームって、成立時期がわりと近い(D&D1974年、アーケードのポンが1972年)し、ユーザーもかなり重なってるので、互いに影響を与えあって進化してるんですよね。だから、似たような技術革新が似たような時期に起きるのは必然とも言える。

 

東浩紀の文章を批評する日記 2004-04-05

 これは以前から考えていたことなんですが、ゲームラボの連載で佐藤心TRPGブームからギャルゲーブームへの流れをまとめているんですよね。そのことについて少し。

 それによると、TRPGは「世界観」を追求するものだったが、そこから(『To Heart』が代表するような)「コミュニケーション」を主軸にしたギャルゲーが求められ、その次に(人間関係に依拠しない)キャラ単体の萌えや記号的な「データベース消費」が主流になった、とかそんな主旨だったと思います。

 この話の上で、TRPGは過去のものとして流されちゃってるんですが、世間のブームがギャルゲーに移った後でも、TRPGギャルゲーと似たような進化をしている。そこらへんが(批評TRPGを持ち出す時にはいつも)取りこぼされてるなと。


 佐藤心が抽象化しているような「世界観主体のゲーム」というのは(ゲーマーの間では)第二世代TRPGと呼ばれているもので、「コミュニケーション主体のゲーム」は第三世代TRPGと呼ばれるものに当てはめていいでしょう。

 元々日本TRPGというのはギャルゲー的な要素の取り込みに熱心で、「世界観主体」から「コミュニケーション主体」へのシフトが広く意識され始めたのが『天羅万象』あたり(これが『To Heart』と大体同時期で、「ときめき天羅学園」というギャルゲー再現用の同人ルールもあった)からですし、その後に流行したゲームは、つくづく記号的なキャラクターメイキングをウリにしたものばかりです(ポン刀+メイド幼女、とかのキャラはどんなシステムでも割と簡単に作成できます)。

 だから、TRPGもきっちりポストモダン化してますよ、と言うこともできる。


 まぁ、ユーザーが重なっているばかりか、ギャルゲースタッフTRPGスタッフを兼任してる人が結構多かったりする事実もあるわけですが。

 同時代性(っぽく見えるもの)の具体例のひとつとして、提示しておきます。TRPGユーザー以外にはあんまり知られてないことみたいだし。


  • 妄言

 関係ないけど、月姫世界RPG講談社スポンサーになって出版してくれねえかなあ。

 その後はネギま世界RPGを出して欲しいです。

俺がコメントを見逃していた(大地風タイトル)

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 こっそり永山薫さんにコメントいただいてました(id:izumino:20040311#c)。

 リンクしていただいたのは、なかなかに恐縮な出来事だったりします。ネットを始めて間もない時期(97年くらい)に閲覧者の側から見ていたのが永山さんとかしばたさんとか(あと個人的に児玉和也さん)のBC*2関係のサイトでしたから。その頃の自分と比べると感慨深いものがあります。


 しかし美少女漫画評というのは基本的に金のかかるもので、(経済的な理由から)単行本やアンソロを買わないようになるとフォローできなくなるのが問題ですね。ショタアンソロとか、あれだけ出まくってるのにぼくは全然読めてないしなあ。

*1:ネタ的には雑誌の企画ページみたいなレベルだと思う

*2:「美少女コミック」のことをこう略していた時代があったのよ

o-tsukao-tsuka 2004/04/07 11:04 第一世代になると思いますけど、初代「RtoL」にはコミュニケーション判定というのがあって、この点が他のRPGと違う面白さに繋がっていた気がします

izuminoizumino 2004/04/07 13:14 どうも、いらっしゃいませ。コミュニケーションやキャラ立ちを好むプレイヤーというのは昔から結構居たわけで。今はその欲求をより強く満たせるシステムが好まれている、という感じですね(motidukisigeruさんっぽい切り口ですが)

izuminoizumino 2004/04/07 13:20 んで今は第一世代への逆行現象がある辺りも、歴史は繰り返すというか、「似たような技術革新」に過ぎない、というか

hisamura75hisamura75 2004/04/07 15:54 第3世代ということが言われ始めたのは85、6年ごろだったと記憶しています。日米で同時発生的に起こったのですが「シャイな日本人こそ、キャラを立たせるにはシステムの支援が必要」ということを大貫さんが言い出してWARPSで頑張っていました。WARPS自体は原点に返れということで特撮・アニメのテイストがあったのですが、ここでいう「ギャルゲー的な要素」とはちょっと違うと思います。それは90年以降かと。

izuminoizumino 2004/04/07 16:43 ああ、そこだけは順番が逆で、第三世代というものが最初からTRPGには存在しているのに、佐藤心はそれを見逃して(まぁそりゃ知らないんだろうけど)、TRPGの次にギャルゲーの人間関係が、みたいなことを言っていると

izuminoizumino 2004/04/07 16:51 だから佐藤心が考えているTRPGというのは、ゲーム自体じゃなくて、90年代のYA小説やコミックにおけるファンタジーブームだっていう程度の認識なんだと思います。こういう、ファンタジーブームとTRPGを混同してる評論家も多いよな、って

motidukisigerumotidukisigeru 2004/04/07 16:54 「世界観」というのを売る方法を考えた人がいて、新マーケットなので一時的に大人気になる。けれど、時間が経つ内に、熱狂は冷め、落ち着いて、様々な売り方の一要素に還元される。そういうことだと思います。欲望のレベルで言うなら、世界観もコミュニケーションも最初からあったわけで、消えたり現れたりはしていない。大塚が「マーケティング」ってとこに拘るのは、そういうことかなと思います。

hisamura75hisamura75 2004/04/07 17:07 TRPGがコミュニケーション重視になるのは自発的なムーブメントでした。人の動きとしては個人的にはDQ/FF→ライトファンタジー→TRPGという認識です。ギャルゲーのコミュニケーション重視は単純にハードウェアの性能が上がったから可能になったことで、擬似人工知能的なアプローチで女性を口説くゲームは70年代までさかのぼれると思います。

hisamura75hisamura75 2004/04/07 17:18 啓蒙というか開拓というか尖兵として「世界観で売る」という作戦は普通でしょう。とすれば、ギャルゲーでは「昔、世界観で売っていた時期があった」のか? ということがないと並行性というか類似性を認めるにはややつらい気が。

izuminoizumino 2004/04/07 19:28 ここで並行性や類似性を指摘するものではないんですが、近年、ギャルゲー(というかラノベやコミック等のオタク産業全般)に国産TRPGが影響を受けているのは確かだと。これは直接の影響なので、同時代性というよりは、やはり「流行」でしょうね

izuminoizumino 2004/04/07 19:39 で、ここから先は思考実験のお遊びなんですが。世間で言う「ポストモダン的」なものっていうのはTRPGの場において多く発見できる。でも誰もTRPGとポストモダン、なんていう馬鹿々々しいテーマを語ったりはしない。逆に、ギャルゲーでそれを語る人は居る。この差はなんなんだろうなあ、と素朴に疑問ったりするわけです(と、ネタ振りしてみる)

izuminoizumino 2004/04/07 20:03 認知度の差、とかの分析はあえてスルーで。ギャルゲーにしたって世の中全体から見れば非常に狭いジャンルですから(東浩紀もそう断った上で持論を展開してますから、それに倣うカタチ)

hisamura75hisamura75 2004/04/07 20:04 そもそもオタク産業の購買層は「暇である」ということが絶対条件ですから(笑) 影響のおよぶ向きとしてはおっしゃる通りということで、(狭義の)TRPGはガラモノ、要するに世相流行の鏡像にすぎない、ということでは?

motidukisigerumotidukisigeru 2004/04/07 22:57 「世界観で売る」というのは、「世界観単独で売る」という話です。オマケ的な扱いではなく設定本(しかも原作に使われもしなかった裏設定なんか)が商売になる、というのは、新たに開拓された分野だと思います(スターウォーズとかのSFブームから、ガンダムあたりで)。一時期のTRPGの展開は、完全に「単独」に比重が傾いていて、架空世界の百科事典みたいなものを売ってる趣があったということです。

地雷犬地雷犬 2004/04/08 00:03 ギャルゲをやるのにエクスキューズを求める人がいて、それに東先生が乗っただけ、とかそういう身も蓋もない結論はダメですか?

hisamura75hisamura75 2004/04/08 00:46 設定本自身はたぶんウルトラマンシリーズが最初なんじゃないかな。いわゆる「怪獣図鑑」の類ですね。 TRPGはお金を儲けづらいので設定本でも出すしかなかったということと、クリエーター自体にそういう欲求があったのだと思います。

izuminoizumino 2004/04/08 07:55 >地雷犬さん お、ここでは初めてですね。(以下トンデモ系レス)やはり諸悪の根元は「エロゲに萌えてる俺って異常」っていう自意識なのか……。これは一人遊びかそうでないかっていう違いが大きそうです。TRPGにノめり込むってのも客観的に見れば大概オカシイんだけど、多人数で遊んでるとそこらへんの異常さが共同幻想で誤魔化せちゃうというか

izuminoizumino 2004/04/08 08:10 >世界観で売る TRPGというのはとかくルールブックの売り上げが頭打ちで止まる。なのでサプリメントと呼ばれる周辺アイテムが売られる。日本の特撮やアニメもフィルム単体の儲けが見込みにくい商売なのでそこは共通点かも

motidukisigerumotidukisigeru 2004/04/09 01:34 TRPG界にはTRPG界で、恥ずかしさをまぎらわす共同幻想/プロパガンダはあふれてると思いますよ。それが一般性を持たないのは、TRPGプレイヤー以外には、どうでもいいからでしょう。「データベース」云々も、当のオタクよりも、「あいつらオタクって何、考えてるの?」という人にアピールしたんじゃないかと思います。

izuminoizumino 2004/04/09 03:33 しかし、毎度々々「TRPGプレイヤー以外にはどうでもいいから」がボトルネックになって動きが止まりますね、こういう話題は。「TRPGが外に向けて語る媒体を持たない」のはなんでかなあ。これも素朴系の疑問ですが

o-tsukao-tsuka 2004/04/17 13:35 そりゃユーザも市場も興味持っている人も小さい世界だもん。政界で言えば社民党みたいなものですね。ところで、世界観重視RPGの代表的な作品であるといわれる『トラベラー』でも、日本でのサプリメントには「みんなイイ奴ばかり」という個性決定システムがあったというのは示唆的です

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Mon 2004.04/05

 ウチのアンテナ夜霧さんのプリキュアンテナをインポートさせていただきました。そっち方面の巡回は頼りっきりになっちゃいますが、宜しくお願いしますー(アンテナの登録上限が200件までなので、巡回先の被っているアンテナをインポートすればそれだけ登録数を節約できるのです)。

プリキュア第10話感想捕捉

| プリキュア第10話感想捕捉を含むブックマーク

 ご紹介ありがとうございました。>(福)さん


 で今週、色々回った中で面白かったのはすぎたさんの感想でして、ほのかとなぎさの関係をウチの感想と全く逆の視点で書かれているんですね。

 なるほど、ふたりの相互補助的な運動を、逆の立場から見るだけでこうも異なった感想になるんですなあ。

 これはどちらのキャラクターの「弱い部分」に着目するか(感情移入するか)の違いなんでしょうね。マリみてで喩えれば姉と妹はどっちがどっちに救われてるのみたいな問題ですか。

  • 追記

 あんよさんがぼくの感じたことをうまく言い表してくれていて、ほろり。

プリキュア第10話戦闘シーン考察

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 今回のポイントはふたつ。


 この2点は暗示的です。

 プリキュア同士が「シンクロすること」が単純に「強さ」に直結するわけではなくて、シンクロしすぎることがかえって弊害になる……ということが表されているのではないでしょうか。以前言及したこと(id:izumino:20040321#p3)にも通じるのですが、「プリキュアの力」というものは、お互いの「個性の違い」がはっきりすればするほど強くなる、という性質のものだと仮定してもいいでしょう。

 なぎさ自身も、第9話において「喧嘩してない時に襲われたらどうなっちゃうの?」と、喧嘩していた方が強くなれた、という現象を認識しています。喧嘩は、相手との違いを確認し強調する行為です。


 過剰なシンクロが弊害になるかもしれない、という可能性は日常パートの描写にもチラついています。

 (元々マイペースなほのかはともかく)なぎさは相手に夢中になるあまり周囲の人間関係が見えなくなっている嫌いがありますし、彼女は嬉しそうに「友情」なんていう言葉を口にしますが、なんだか「浮かれすぎ」な危うさも感じさせられます。

 だから、ただ仲良くなるだけじゃダメなんだよ、とそういうハナシだと思うんですが、それが今後のドラマでどう描かれるかですね。とりあえず新必殺技に期待。


 ところで、もしあのシンクロ攻撃が『新世紀エヴァンゲリオン』第九話における「ユニゾン攻撃」のパロディだとすると、結構意味深ですね。

 エヴァは「シンクロ率」と呼ばれる数値の高さが「強さ」に直結するという設定なのですが、しかしそのシンクロ率の高さ故に、主人公のビルドゥンクス・ロマンが崩壊するという物語でしたから。プリキュアのシンクロ攻撃が失敗に終わったのは、エヴァに対するアンチテーゼかもしれません(深読みしすぎ)。

余談ですが

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 (福)さんと新宿の酒彩 ほのかで、ほのかの誕生日を祝してお酒を飲み交わしつつ、プリキュア談義に花を咲かせてきました。(中略)

 あと、もしプリキュアの人気がバンダイに認められてシリーズ化したら、来年は中学三年生編が始まるかなとか、むしろ高校生編まで続いてもいいよなぁとか、だとしたらエスカレーター式で受験とかのエピソードは無しの方向でいいよねとかそんな感じで。

 どれみやデジモンのように、長期にシリーズ化してもらいたいものです。

風流[姫


 これに関してはぼくも加納さん相手に妄想トークを繰り広げていたのですが、ええ、勿論プリキュアは2年以上続くと思います

 その上で長期シリーズ化を意識した場合、「新ヒロインが増えない」という可能性はまずありえないでしょう、商売上。

 しかしプリキュアを3人以上に増員することもまた『ふたりはプリキュア』という作品のテーマ上ありえないわけで、ならばどうすべきなのか。

 そこで模範解答は、


なぎさとほのかはプリキュア卒業&進級し、淫獣携帯は後輩キャラに受け継がれる


 これですよ!

 わかりやすくゆうとキュアブラック・アン・ブゥトンとキュアホワイト・アン・ブゥトンの誕生。旧・黒白は面倒見の良い先輩プリキュアとしてレギュラー化して色々と新・黒白(初期は仲がとても悪い)が仲良くなれるようなアドバイスをする役になり、そして多分、新黒は旧黒と逆タイプの性格で新白は旧白と逆タイプの性格だったりしてこれまた縦横ナナメにイチャイチャしつつそして3年目を迎える頃にはヒロイン6人の大所帯になってるわけでもうダメだ。すみませんとばしすぎました。

『愛してるぜベイベ★★』第1話「彼女は★5歳!」

| 『愛してるぜベイベ★★』第1話「彼女は★5歳!」を含むブックマーク

 原作は未読。

 ありえない愛情と信頼に溢れまくっていてクソ癒されます。

 やばい、OPとかアイキャッチとかEDとか観ると泣きそうになるな。これだと、原作が人気あるのも、納得。

 最近はこういう、善意たっぷりな疑似家族を題材にしたドラマが流行るんだろうなという気が。

nyahnyah 2004/04/05 17:50 んにゃー!何ですか下のおっきな目の子は!ところで完全に遅れを取りましたが誕生日おめでとうございました。

yogirikazaruyogirikazaru 2004/04/05 20:35 新キャラはミニモニのようにミニキュアとかそんなノリになりそうな予感。ライバルチーム(セラムンにおけるセーラースターズ)も登場して欲しい所です。あ、アンテナはお好きにご活用下さいー。

bluefieldbluefield 2004/04/05 23:30 最近は、りぼんの編集方針みたいなものが一時期ほど、明確に掴めなくて、「愛してるぜ〜」とか見ても、位置づけに困ってしまいますね。izuminoさんはこの辺りをどう捉えているのでしょうか。

izuminoizumino 2004/04/06 00:01 >yogirikazaruさん ちびキュアとか出されると、またロリコン祭りになりそうな予感が。悪のプリキュアとか中立のプリキュアはアリですね。熱い

izuminoizumino 2004/04/06 00:08 >bluefieldさん うーん、ぼくは掲載誌ごとのカラーに詳しくないので、お答えするのが難しいですが。「愛してるぜ〜」が本来の読者層を狙っているのか、それともオタク層を狙ってるのか、という意味でしたら、前者かなという印象です

bluefieldbluefield 2004/04/06 00:10 ですよね〜。なのに、有料放送で放映されちゃうのが、皮肉というか。いや、いきなり失礼しました。

izuminoizumino 2004/04/06 00:24 最近CATVでめぞん一刻とかYAWARA!とかの再放送を観ていて思うんですけど、昔は一般層相手にブームを起こすようなアニメが放送されていたのだなあ、とか、しみじみ。いやこれもいきなりな話ですが

fukudiaryfukudiary 2004/04/06 01:31 (福)です。はてなダイアリーにもトラックバック機能があったんですね。知りませんでした。確かに最近のアニメは、子供向けとおたく向けに二極分化してしまってるような気がしますね。「タッチ」なんかもすごかったなあ・・・。

bluefieldbluefield 2004/04/06 02:42 あっ(福)様、はじめまして。いつも読ませていただいています。この話題を引っ張っていいのかしら、と思いながらも。二極化は事実なんですが、これをもってして、昔はよかったとか、現状に否定的になりたくないなぁとの思いがありますね。問題は多分にあるにせよ、今のアニメをめぐる現状は決してキライじゃないですから。

みやもみやも 2004/04/06 04:02 二極化<一般アニメだけ見ると最近の傾向っぽいですが、エロアニメが市場として確立した時点(80年代初頭)ですでにそれは生じていたような(^^;

izuminoizumino 2004/04/06 16:23 現状も色々と変化しているわけですしね。//トラックバックは最近加わった新機能で、物珍しさで適当にとばしたりしてます……

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Sun 2004.04/04

『ふたりはプリキュア』第10話「ほのか炸裂!素敵な誕生日」

| 『ふたりはプリキュア』第10話「ほのか炸裂!素敵な誕生日」を含むブックマーク

 とても面白かった。シリーズの底力を再評価したくなるほど。

 まず技巧的なレイアウトが成功していて、演出力は充分。

 ゲキドラーゴの扱い方もうまい。敵サイドの事情をしつこく語っていたピーサードに対して無口なゲキドラーゴはその分自己主張が少なく、ヒロインサイドを描くエピソードに適したキャラなんでしょう。

 で、そのヒロインサイドのドラマなんですが、見所はいくつかあります。

  • 冒頭からいきなり仲がいい。もう自宅に遊びに行くのが普通になってるのか(口実はメップルの為なんだろうけど)
  • 今回の対比:一年分溜まった愛情一年分のプレゼントで表現するほのかの両親と、お小遣いの前借りをさせない(コンスタント愛情を与える)なぎさの母親
  • ほのかの誕生日プレゼントを送ろうとし、また、家族団欒の邪魔をしないよう気配りするなぎさ。本当にこの人は良くできた人間だなあと思う
  • 相変わらずメップルは異性間恋愛至上主義者なのだが(冒頭参照)、ほのかへのプレゼントアドバイスする辺り、ここにも異性愛と同性間友情の重なりを発見していいかもしれない
  • でもシルバーアクセの作り方を教えた友達は、その用途を想像するに内心穏やかじゃない気がするな

 特にうまく描けているのはほのかの心理面で、直接台詞で表現していない分、後味のいい話になっています。

 今回は、ほのかが自分の思想に初めて疑問や不信を抱いたであろうエピソードであって、その思想のほころびを目の前の強盗達が体現している。ほのか自身がひどく恵まれた境遇に居るのは確かだし「ロジックで誤魔化せない境遇の差」も間違いなく存在する。この事実を突きつけられた時にほのかの思想は崩壊してしまうのだけれど、しかしそれでも強盗達はほのかの言い分を肯定してくれるし、家族や友達も今までと変わりなく、自分を幸福にしてくれると。勿論、先程感じた矛盾点は彼女自身が認め、その思想を向上させなきゃいけない。

 良く出来た成長話でしょう、これは。

 うんちく女王、姐さん、と呼ばれて周囲に持ち上げられつつ説教もしつつ、でも周囲の人達に支えられて教えられて、というのがほのかのキャラクターなんでしょうね。


 次回予告の後に、視聴者プレゼントのおしらせが。本名陽子ゆかなの声はかなり子供番組の板についてきていて、そのお姉さん的な喋り方が調子出てます。

 ヒロインふたりのキャラクターがかなり固まってきたおかげで、次回以降は、主役と脇役の絡みがメインになってきそうですね。まずは弟に期待。

『レジェンズ〜甦る竜王伝説〜』第1話

| 『レジェンズ〜甦る竜王伝説〜』第1話を含むブックマーク

 大地丙太郎監督のおもちゃ宣伝アニメ。わ、スタッフが殆どガイジンだ。

 十兵衛ちゃん2が「お父さん世代に届かせるためのアニメ」だったとするなら、こちらは「子供に届かせるためのアニメ」になる筈で、さてどうなるかなと様子見状態。

 クレしんをパロってみたりエンディングが阿久悠だったりする辺り、「親も楽しめるアニメ」を目指してる感じもしますね(実際におもちゃ買うのは親だし)。


 アニメファンでJ2に感情移入できなかった人が(ぼくを含めて)多くなかったのは、結局、アニメファンの精神年齢は「基本的に幼い」からなんだろうなあと。これは別に悪い意味の幼さではないんですが。

 J2の主人公はなんだかんだ言って彩であって、彼の「なんでこんな時に父親が居ないんだよ!」という台詞は確かにいい台詞なんですが、やはり「父親」にしか届かない台詞だと思いますし(んで、本当は「アニメファン」の数よりも「父親」の数の方が多い筈。でも「テレビ点けたら偶然深夜アニメがやっててそれを観ちゃう父親」は一握りの存在なんだろうなあという話)。

ウイングス感想

| 13:56 | ウイングス感想を含むブックマーク

 橋本みつるの読み切り目当てに購入してました。

 立ち読みで済まさなかったのは、一度じっくり読んでこの雑誌の雰囲気を知っておきたかったからですが。

 橋本みつるは、人物の顔が凄くいいなあ。

 マネになってないけどちょっと絵柄に影響されて描いてみる。

 

 プリ・プリはとうとう連載読みするようになってしまった……。単行本に比べて雑誌だと画面が白いように見えるんですが、つだみきよは単行本化作業で凝るタイプの漫画家なのかな。4巻が出たら比較してみよう。 

↓の感想(id:izumino:20040403#p1)のように渡辺多恵子作品を評価してから

| ↓の感想(id:izumino:20040403#p1)のように渡辺多恵子作品を評価してからを含むブックマーク

 最近の渡辺多恵子の評判を調べてみましたが*1、なんとも荒れてるものだなあ。


 ちなみに前述した「作品は好きになれるけど作者は好きにならない」という文章は、まったく先入観を入れずに感じた印象によるものです。で、ぼくの場合、作者に興味を持たないのも敬意のひとつだと考えているわけですし、作者の性格がどーたらというのはむしろ薄い。

 客観的な意見というか、他人事として言わせてもらえば、周囲で騒いでる人達の方がよっぽどみっともないなあという印象を受けます。


 『はじめちゃんが一番!』みたいな話を読んだ後だと、この人のような「才能と向上心があるんだけど変人で周囲に面倒をかける人」なんてのは全然許せる気になるのが不思議だったりもします。

 ネット中学校HRの場じゃないんだからさ、ちょっと目立った素行のある人を捕まえて、天然記念物みたいにしてウォッチしたり電波扱いしたりするのはホントどうかと思うよ。

 みんなゴシップが好きなんだなあ。

 少なくともぼくは、渡辺多恵子の矛盾だらけの文章の中から、この人が本当に言いたいと思っている「気持ち」を読み取ることの方が、ずっと建設的で「楽しい」と思う。


 まぁ名のある表現者である以上、それがネットの独白であれ自分が書いてしまったことの責任は取るしかないわけで、それは作者本人のイメージダウン、といった形でツケが回ってくるのでしょうね。それは仕方がないと思いますが。

*1:昨日のはてなキーワードから漁った

izuminoizumino 2004/04/04 02:37 しかし、こういう騒動を目にする前に『はじめちゃんが一番!』を読むことができてラッキーだったなあ

みやもみやも 2004/04/04 16:03 作家と作品>個人的には「風光る」もディテールの差があるだけで充分ポストモダンだと思ったりします。依拠してるのが「腐女子によって蓄積された新撰組データべース」だというのが三谷氏と違うだけで(^^; なんにしても、ネット上の発言・小説や漫画のあとがき・最近では映画DVDのコメンタリの一般化と、作家が作品外の発言に負うリスクがどんどん高くなってる観が浮き彫りにされた事件(?)ですな(^^;

みやもみやも 2004/04/04 16:11 しまた、プリキュアに言及するつもりだったのに(^^; 今回はほのかの正論好きが、親への聞き分けの良さの延長にあるのかな、と見えたのが興味深かったです。自分の立脚する正しさを維持せんと、それを世界へ向かって要求してるのかも。定石だと「聞き分けの良い子がわがまま(自己主張)を言ってみせる」はづきっち的展開が今後ありそうですが、さて……?

izuminoizumino 2004/04/04 17:49 コメントどうもです。なんか難しいですよね。とにかく、これ以上ヒートアップしないでほしい所ですけど

izuminoizumino 2004/04/04 18:02 プリキュア>ほのかははづきと違って、早熟で既に自立しちゃってる子供だと思うんですよ。両親を商談に向かわせたのも、聞き分けが良かったというより、ほのかが「許可」を与えてあげたように見えましたし。そして自立が早すぎる分、未熟で子供な部分が露出してくる感じですね

izuminoizumino 2004/04/04 18:32 今回は強盗達が善人だったから(未熟さにダメージを与えなかったから)ほのかは傷つかずに済みましたけど、いずれ痛い目にあいそうだなとか。多分、その時フォローにまわるのがなぎさなんだろうなあ、と妄想したりです

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Sat 2004.04/03

izumino2004-04-03

 土曜はプリキュアン加納さんに誘われてサタスペ遊んだり、カラオケしたり。

 一曲目もプリキュアでシメもプリキュアでした。シャバダバダー。

少女漫画読了分

| 少女漫画読了分を含むブックマーク

 レイアースとか、ふしぎ遊戯タイプの、「ヒロインが異世界にとばされて英雄扱いされる」モノ。

 漫画としては色々ツッコミ所があるのですが、キャラクターが言おうとしてることは相変わらずの那州雪絵なので安心。

 線のタッチがいかにも90年代少女漫画になってるのがちょっと笑えます。

 あと結城(id:y_shinobu)さんに電話で訊いてみたのですが、あのラストはファンの間でもシュレディンガーの猫状態だそうで。うわー、そんな「読者の想像に任せます」なオチは勘弁してください。

 ショービジネスの舞台裏モノ。

 これは凄く面白かった。うーん、記憶に残る漫画だなあ。

 14巻からラストの流れも感動的。

 作品テーマが『はじめちゃんが一番!』というタイトルそのまんまを示していて、ヒロインのはじめちゃんが愛されて愛されて愛されまくってる様子が本当にたまらない。といってもそんなあからさまにベタベタ愛されるわけではなくて、その距離感のバランス取りがツボを刺激してきます。

 いわゆる「地味で庶民的な女の子が自分の幸せを掴む話」という、非常にストロング・スタイル少女漫画!でもあるのだけど、全然使い古された臭いがしませんね。漫画としてうまく出来てるからなんだろうなあ(14巻からラストの流れにしても、随分ベタドラマ手法を用いているのだけど、特に文句をつける気にならない、というか)。


 なんとなくですが、「作品は好きになれるけど作者は好きにならない漫画」という感じがします。

 ぼくはこういう「トータルな完成度の高い作品」を出せる作家にはあまり感情移入しないタイプなんですが、そういう意味だと渡辺多恵子そのものに興味は持てない。でもこの作者自身も、作者ではなく作品を見せようとして描いてるんだなー、というのは強く伝わってくるわけで。うまく言えませんが。なんか、作者側に興味を持とうとすると作品の魅力が薄れるような気がするんですよね。*1そんな感じ。


 最後に。この漫画は「幸せの青い鳥」構造の繰り返しで構成されてるんですね。毎回、登場人物が冒険してみたり、外に向かって脱出しようともがいたりするんだけど、結局はモトサヤに戻ったり、「はじめちゃん」の元に還元されたりする、と。それがまた作品テーマの強固さに繋がっていて、やはりストーリーテリングが巧いんだなと思います。

買い物

| 買い物を含むブックマーク

 今月のウイングスを購入。

*1:ぼくは普段、作品の魅力を作家の魅力とセットで考えてしまいがちな人間なんですが。これは割と悪癖だから、これを機会に治そうかな

o-tsukao-tsuka 2004/04/07 11:06 はじめまして。「はじ一」がお気に入りでしたら、ぜひ「雨に似ている」もどうぞ!わたしが「作者ではなく作品」をいちばん感じるのは、いがらしゆみこですねー

izuminoizumino 2004/04/07 13:30 お薦めありがとうございます。探してみますね

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Fri 2004.04/02

マリアさまがみてる最終回

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 まぁ、はっきり失敗だったと言うべきですか。原作ファンの支持は一定保てたのでしょうけど、お話としてはことごとくうまくいってない感じ。「どうも世間では百合が流行ってるらしいぞ」という情報だけは仕入れているオジサン達に雰囲気を伝えるという程度には成功してるかもしれません。

 帯に短し襷に長し(※原作モノとしてもキャラアニメとしても中途半端)という評が多分一番的を射ていると思うのだけど、よーするに「1クールっていう時点で無理」と、そういうことでしょうか。

 いい加減、業界ビジネスモデルをどーにかしない限りは、にっちもさっちもいかない問題なのか。1クールアニメの悪い部分を、一身に背負ってしまったような。そういう意味では、不幸な時期に生まれた作品だったのかもしれません。


 個人的に共感できた総評は「能登志摩子」という一文でした。俺もそう思うよ!

 祥子さまも良かったですが、その受け皿としての祐巳はあんまり。池澤由乃はぶっちゃけNHK フランス語会話』の方が可愛いです*1

 でも原作と違って、お姉さまにベタベタで甘えんぼ丸出しだったりする志摩子さんの描き方はとても同人的だったなあと。

  • 追記04/05

 あ、以前も書きましたが、コメディ作品としては成功してると思います。どこまで狙ってやってるのか微妙なんですが……。それならそれで、シチュエーション・コメディとしての完成度を高めてほしかったですしね(例えば演劇的な演出を用いているように見えるワリに、その特性を活かせずに終わってしまっている)。

十兵衛ちゃん2最終回

| 十兵衛ちゃん2最終回を含むブックマーク

 まぁいい話なんじゃないでしょうか(色々書こうとしたけど全文ボツった)。


 ちなみに、個人的に一番大笑いしたのは、演出家の長濱博史が声の出演をやってた時の音響監督堀江由衣だったという所です。お前ら遊びすぎですよ。

*1:いやこっちの「由乃さん」はホントに可愛い

bluefieldbluefield 2004/04/02 13:21 池澤春菜と言えば、本人日記での、マリみてキャストのイチャイチャっぷりも楽しかったですね。

izuminoizumino 2004/04/02 14:50 あずまんが大王における、浅川悠の日記の金田朋子に対する可愛がりっぷりみたいなものですね。http://www.azaq-net.com/da/read.cgi?Stages+49(2002/03/31から)

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Thu 2004.04/01

 はてなブログって言いにくくないですか。

 あれ? ……あっ! ひょっとして俺騙されてたのか

 自分のピュアさに気付かされました。こんなんじゃ世の中生きていけません。

 あ、誕生日祝いありがとうございました(私信)。>id:hisamura75さん

 いつかデートしてください。 

プリキュアニュース

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 あまりにも「観に行きてえー」な予告だったので勢いでキャラデザまでしてしまった。加納さんに「スイッチ入りすぎです」とツッコまれる始末ですよ。

 そういえばこれも日付が4月1日ですね。

 プリキュア日記になる予定? ほのかとなぎさの「違い」一覧表などがあります。


 僭越ながらな意見ですが、ぼくはこの人のような、普段は熱心にアニメを観ているわけでもない・三十代の・社会人にこそプリキュアは受け入れられるといいな、と考えています。

 良くない言い方をしてしまえば、最近のアニメを熱心に観てたりすると、絶対観る側の視点がスレちゃうもの。偏見のようだけど、実際そうだと思う。

 それに、「返り咲き」層を取り込めない限りは、アニメファンの裾野なんて広がらないでしょうし。ぼくがプリキュアエヴァに喩えて、本当に期待しているのはそういう「ファンの広がり」の部分だったりします(エヴァと違ってファンを投げ出して終わることはないだろう、というのも含めて!)。

kの人kの人 2004/04/01 21:13 あらあらまぁまぁ、ありがとうございますよう。お誕生日おめでとうございます。あっ、初めまして(倒置法)

kの人kの人 2004/04/01 21:15 キュアグレイ(えー)、当初のモチーフは蟹薔薇さまでした。今現在はもう、いずみのさんの絵しかっ(二次元に恋するような勢いで)

izuminoizumino 2004/04/02 14:42 はじめましてー。なるほど静さまでしたか。それは盲点。髪の色はグレーでショートじゃなくてワンレン以外で……と考えてたらあーなりました。あと、立ち位置が「女カヲルくん」のイメージですよね、あの人

rucharucha 2004/04/02 16:07 プリキュアの何はともかく、ほのかのデコと眉が好きですっ!



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