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Sun 2005.01/30

 もう一月は終わりかぁ。このスピードでまた一年が過ぎていくのでしょうね。

『特捜戦隊デカレンジャー』第49話「デビルズ・デカベース」

| 『特捜戦隊デカレンジャー』第49話「デビルズ・デカベース」を含むブックマーク

 今作のラスボスであるエージェントアブレラは「悪魔の商人」として描かれ続けていて、それは大人の目から見ると「現体制に寄生して甘い汁吸い続けた方が利口だよなあ」というクレバーな悪役のイメージコウモリモデルにしてるのも、そう)に繋がるのですが、そこは子供番組である戦隊シリーズです。銀河をひとつ滅ぼしたことがあるという過去の罪状を付け加えた上に、愉快犯的に無差別破壊を楽しんだり、今まさに現体制を覆そうとしているという、子供でも解る悪役にすっかりイメチェンです。

 まぁ寄生し続けようにも、手が後ろに回る罪状があまりにも溜まりすぎてヤケがまわったんでしょうな、この人……などと内心を慮ってみたり。


 ピンチの作り出し方が非常に巧いので、スタッフの手で踊らされるように感動します。来週はやっぱり根性で逆転するんでしょうか。

 結局、殉職者は一人も出さないとみた。出してもいいと思うんですけど、この流れだと出せないかな〜と。


 あと、これはワガママな意見なんですが。デカベースがデカベースロボに変形する時は是非、「傾斜していく床の上を滑り落ちる職員達の死体(?)」のカットを入れて欲しかった!

 ちょっと無惨すぎる映像かもしれませんが、先週は思いっきり職員を死体っぽく撮影してたくらいなんですから、そういうダメ押しがあっても良かったなぁと。まぁ、映像に映らなくても脳内補完してましたけどね。

『仮面ライダー響鬼』第1話

| 『仮面ライダー響鬼』第1話を含むブックマーク

 平成ライダーの、TVドラマを意識したカメラワークってどうもいつも受け付けないんですよ。ぼくはどうしてもカメラワークの好みで特撮を観てしまう方なので、ハマりはしないと思うんですが、色々意欲的なのは好感が持てますし、こういう演出は意外と子供に好かれるものだと思います。

 まぁ、追っかけはしないけど悪くも言わないシリーズになりそうですね。

『ふたりはプリキュア』第49話「未来を信じて!明日を信じて!さよならなんて言わせない!」

| 『ふたりはプリキュア』第49話「未来を信じて!明日を信じて!さよならなんて言わせない!」を含むブックマーク

 賛否両論あるようですが、先週の話とセットで考えて高い評価をぼくは下しています。

 シリーズを通して設定やらテーマやらの色んな所がボロボロで表現力も豊かとは言えず、プロットも煮詰まらず回収してない伏線も山ほどあるんですが、それでも子供番組として最低限必要な、一本のテーマだけは貫いて終わることのできた今作には満足しています。

 感動をくれたスタッフ感謝


 って、ぼくが具体的にどういう感動を受けたのかについては何も述べてませんね。

 シリーズを通しての総論は、気が向けばまたまとめて行いたいと思います。

 とりあえず身近な感想サイトで言えば、babittoさんの感想みちたろさんの感想が面白かったので参考にクリップ


 ちなみに来期からは、スーパーヒーロータイムの毎話感想は引退する予定です。ある程度意見が溜まってから感想を書く方が、自分の性に合っているようなので。

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Sat 2005.01/29

マシントラブルは多分解決

| マシントラブルは多分解決を含むブックマーク

 多分、ですが。レジストリのゴミが130個以上あったのが原因だったと思います。HDDの問題じゃなくて、良かった。とりあえず妖精さんありがとう(京都に向かって私信)。

『カンフーハッスル』の感想、続き

| 『カンフーハッスル』の感想、続きを含むブックマーク

 ふと気が付くと引用された先が知らぬ間に更に引用されていた、という事態になっていたので対応させていただきます。

 トラックバックするのは初めまして。

手段/目的

 チャウ・シンチーの前作「少林サッカー」では、主人公の目的はあくまで少林拳復興であって、サッカーはそのための手段に過ぎませんでした。そしてエピローグ、人々が少林拳の心技体を学ぶことによって世界の姿は大きく変貌し、そして主人公たちは軽やかに次の目標(少林ボウリング!)へと向かっていきます。この点において僕は「カンフー・ハッスル」と「少林サッカー」とに同じものを見ます。

 flurryさんはこう述べておられますが、「手段/目的」というジャーゴンをあえて*1用いるならば、ぼくは『少林サッカー』を「手段の目的化を描いた映画」だと見なしています。

 『VERSUS』の男達が戦いの為に戦い明け暮れ、『HELLSING』のモンティナ・マックス戦争の為に戦争するようなノリと同じ空気が『少林サッカー』にはあり、その顛倒した「手段の目的化」の突き抜けっぷりがあるからこそ、これらの物語は面白いし、バカ笑いして楽しめるものになっている。

 『少林サッカー』におけるサッカーは確かに手段ですが、これは実際の所フェイクだと考えられるわけで、カンフーというのも目的ではなく手段の意味合いが強い。カンフー映画にとってのカンフーは常に「なかば目的化した手段」として重宝されてきたという背景もあります。

 『少林サッカー』のラストにおいて、手段でしかなかった筈のカンフーは正当化されますが、チャウ・シンチーの大目的である「カンフーの素晴らしさ(シンチーにとってはブルース・リー思想のこと)を世界に伝えたい!」というメッセージまでには触れられていません。この大目的が結実するのはやはり次回作『カンフーハッスル』においてです。

 『カンフーハッスル』におけるカンフーは手段化した手段として描かれ、彼のメッセージは目的化した目的として描かれます。

 整理してみると、

  1. 少林サッカーサッカーを手段として、カンフーという手段を正当化するのが目的(→『カンフーハッスル』への布石)
  2. カンフーハッスルカンフーを手段として、ブルース・リー思想を伝えるのが目的

という、二段組み、三段組みの発展を見つけることもできるでしょう。

 こういう、シンチーの映画的なスケールアップを見逃し、「同じものを見ます」で終わらせるのはちょっと勿体ないのになぁと思うのですが、いかがでしょうか。

 構造自体は確かに似ていますね。でも、描かれていることは違っているように見えるのです。

観客を物語から解放する手続き

 余談ですが、伊藤さんが引用している「私信」ですが、あの文章には、

とか、そんな感じのアタマの悪いお説教を呼び込みかねないような隙があって、そこが僕にはいささか気になるのです。

 まぁ、物語の読み方は大別して二種類あって、それを一緒くたに考えてしまう所からそのような隙が見えてくるのだとぼくは考えています。

  • 「物語と現実はまるっきり別」と考え、両者を混同した、フィクションを現実に持ち込むような行為を避け、慎む読み方
  • 「物語と現実は繋がっている」と考え、いかにフィクションから良い影響だけを現実にフィードバックさせるべきかを追求する読み方

 どちらも読み方としては間違っておらず、当然「二刀流」で読むのが望ましい所です(flurryさんの書き方だと、前者だけを尊重しているように見える)。

 これはどんな物語に対しても言えることで、前者の刀で全て切り落としてメッセージが何も残らない純エンタメ作品もあれば、前者の刀で軽く受け流した後、残りの中身を後者の刀で一刀両断して味わえる深い物語もあります。特に大人が読むファンタジーや童話、そして少年漫画少女漫画はそういう読まれ方が求められるでしょう。

 そして、中身のメッセージを受け取るか受け取らないかは、完全に受け手の自由です。精神的な余裕や好き嫌いの都合に合わせて勝手に選べばよろしい。

 だから、『VERSUS』や『HELLSING』や『少林サッカー』は前者の刀を構えて読み、「あー面白かった」で終わらないといけない物語だということですね。

 逆に、『カンフーハッスル』は後者の刀で斬ることができるからこそ、面白い。

 そこにおいて「現実回帰のメッセージ」などはお説教でも何でもなく、物語を観客へとフィードバックさせる為に必要な「手続き」として求められるわけです。

 良く出来た映画は、観客を物語から解放する手続きをちゃんと踏んでいる場合が多いのですが、『カンフーハッスル』はその手続きで手を抜いていないからこそ「いい映画」なのだと思います。


 こういう話は割と永遠テーマだったりしますね。「物語はエンターテイメントであるべきか、それともメッセージであるべきか?」という。両方あるのだ、としか言えないと思いますけどね。そこらへんを器用に捌いて味わえる読み手でありたいものです。

*1:何が手段であり目的なのかを厳密に峻別して断定するつもりはないので「あえて」

flurryflurry 2005/01/29 12:22 コメント欄でははじめまして。とりあえず幾つか疑問を。a)「ブルース・リー思想」なるものの実体が良く分からないので、少し解説いただければと思います。b)「(flurryさんの書き方だと、前者だけを尊重しているように見える)」という部分ですが、この書き方だと、僕が前者を尊重しているのか、それとも僕が引用した「私信」が前者を尊重しているのか良く分かりません。ちなみに僕自身の立場は前者でも後者でもなく、その二分法を強いるものこそが問題だというものです。c)「メッセージを受け取るかどうかは、鑑賞者の自由である」とあって、その下には「『あー面白かった』で終わらないといけない物語」とある。いずみのさんの文章の中の「自由」と「ねばならない」との配置が今一つ僕には分からないので、よろしければこの点に関しても、もう少し書いていただけると幸いです。d)「良く出来た映画は、観客を物語から解放する手続きをちゃんと踏んでいる場合が多いのですが」とあるのですが、そういう映画の具体例が僕には思いつかないので、いずみのさんの具体例を幾つか教えていただけると幸いです。欲を言うならば、僕はアニメーションには詳しくないのでハリウッド製映画の例などがあると嬉しいです。

izuminoizumino 2005/01/29 20:02 はじめまして。//a)ブルース・リー云々というのはシンチーの思想背景ではあるものの、flurryさんの言う「ハッスルする」と実体は同じです。要はこの映画の主題ですね。シンチーは『功夫』を勇気の映画だ、と述べてましたが同じことだと思います。//b)最初の質問に対しては、前者の意味で書きました。ちなみに、「二分法を強いる」という受け取り方にこそぼくは不器用なものを見ます。各自が自由にアレンジして使い分ければいいと思うのですが(それとも、flurryさんの「書き方」をぼくが勝手に二分して決めつけたことが問題だ、という意味かもしれません。それは確かに。失礼しました)。//c)最初の「受け手の自由です」は一般論として推奨していますが、次の「終わらないといけない」はぼく自身のスタンスを出して書かれています。//d)ぼくは観た映画のタイトルをあまり記憶しない方なので、資料にあたって良いサンプルが見つかればまた追記したいと思います//コメント有り難うございました

izuminoizumino 2005/01/30 00:12 (追記)『ネバーエンディング・ストーリー』……はエンデの原作自体が反則気味なので置いておくとして、『イージー・ライダー』以降のロード・ムーヴィーは概ね物語と現実が地続きになるよう意図して描かれていると思います。あと、別口で『ライト・スタッフ』みたいな映画も挙げていいかと。//「現実回帰」というとメタ・メッセージ的なニュアンスが出てしまうので、あまり使いたくはありませんが。映画のラストと観客の間にどう橋渡しをするかという、基本的なテクニックの話をしているつもりです

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Fri 2005.01/28

マシントラブル

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 OSが立ち上がらんくなったのでふてくされてました。解決するのかまだ判らんので今日の更新はお休み。


 ところで、今月30日(日)のカレイドスターオンリー同人誌即売会に、友人の結城忍氏がサークル参加してます。サークル名は「MISSION供廖▲好據璽垢A12。

 思いっきり急造のコピー本ですが、ぼくも一部手伝ってますので、当日参加される方は寄ってあげてください(ちなみに評論本とかではないです。ただのネタ本)。

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Thu 2005.01/27

『プラネテス』最終回

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 今まで一度しか観たことの無いシリーズなんですが、原作は既読なので最終回だけ視聴しました。なるほど綺麗なシメ方。巧い。

『魔法先生ネギま!』第4話「IV時間目」

| 『魔法先生ネギま!』第4話「IV時間目」を含むブックマーク

 まぁ見るからに「説明&繋ぎの話」なんで、それほど真面目に評価する必要も無いんですが(全体的な作り込みの浅さも含めて)。

 わざと評価ハードルを上げてから言えば、演出のテンポが管理されなさすぎですね。止めないといけないカットは止まってるように見せてくれないと。美術ももうちょっと手間をかけてほしい。


 では恒例のツッコミ所ですが。便宜上、原作のことを指す時は「○時間目」、アニメ版は「第○話」と表記します。

  • 原作の4時間目を前半、3時間目を後半に入れ替えて一本の話に繋ぎ変えるという、凝ってるのか変なのか良くわからん構成。原作では3時間目でキャラ同士の情を湧かせたからこそ、その後の過去語りが意味を持ってくるんじゃなかろうか。
  • あぁ、それもあくまで「アスナ視点の話」だからこの順番なのかな? 「ネギの成長物語」じゃなくて「ネギの成長を助けるアスナの物語」ならこの順序でいいのかもしれない。その分、ネギの主体性というか少年漫画らしさが失われてしまうけど。
  • すげえ、杖に足をまたぐシーンがカットを切らずにそのまんまの流れで描かれてるよ(笑)
  • 夕映の「勉強キライなんです」のシーンで表情芝居を行わせないのは勿体無い。
  • 浴場に行く前、ドアに向かって奥へ進むカットで吹き出した。どう見ても身長がドアノブの高さより低い(笑)。思わず巻き戻して2回観ちゃったよ!
  • 第1話の冒頭で既に(何の解説も無く)描いてるんだから、ここで大浴場をバーンと出されてもなあ(笑)
  • 夕映はあそこで場を煽るキャラじゃないよな。
  • 胸を大きくする魔法水着ではなくアスナの肉体を変化させるように描いちゃうのは、実は隠し設定と矛盾していたりする。
  • しかも演出レベルではなく脚本レベルの描写なので言い訳がつかなかったり

 次回予告を見ると原作のストーリー構成をかなり端折ったり前倒ししたり組み替えたりしてるみたいですから、アクロバティックなオリジナル展開が見れそうでそれはそれで楽しみです。

最近、ネギまの1、2巻を

| 最近、ネギまの1、2巻をを含むブックマーク

 研究目的でじっくり読み返してるんですが、ネーム(絵コンテ)レベルに分解しながら読むとなんだかんだ言って面白いんですよね。コマ割りとカメラレイアウトが練られてて。それを見ていくだけでも楽しめます。キッチリしてて破綻が少ないから。*1


 赤松健漫画が、なぜ台詞やコマをギチギチにしても流し読みできてしまうのか、という仕組みも大体解ったような気がしてきました。

 あー多分、準備する時間さえあればBSマンガ夜話の「夏目の目」みたいな講義できますね、コレは(笑)

*1:週刊漫画としてはちょっと破綻してるくらいが丁度面白いんですが、そういう面白さは4巻以降になってから増えてきます

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Wed 2005.01/26

ジャンプの編集者に認められる赤松先生

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 これはmixiである人に教えて頂いた、ジャンプ7号のネタなんですが。巻末の編集者コメントにこのような記述がありました。実際に購入して確認したのが以下の画像です。

ある他誌の漫画の読者層を、完全に読み誤る。漫画編集として、これほど悔しい事はない。偉大なる男よ、AK…!!

 他誌というのを自然に考えれば、ジャンプ以外の四大週刊少年誌のことであって、でマガジンサンデーチャンピオンの内「AK」のイニシャルが当て嵌まるのは『魔法先生ネギま!』の赤松健先生、そして『ジゴロ次五郎』の加瀬あつし先生だけです。

 まぁ、ジャンプ編集者ジゴロ次五郎』の読者層を読み誤るというのもそれはそれで面白いトピックなのですが、まー普通に考えればネギまの方でしょう。


 うーん、どういう過程で読み誤る、という結果に至ったのかは気になる所です。そもそも、ジャンプの読者層と被る要素が無ければ意識する必要も無いでしょうし。なので多分、中学生マニアまでの読者層だと踏んでいたネギまが実は、「ジャンプ漫画並の低年齢層を獲得していた」「ジャンプの女性読者と層が被っていた」辺りだろうなと想像がつきますけどどうなんですかね。

今週のサンマガ

| 今週のサンマガを含むブックマーク

 しまった今週ジャンプまだ読んでない。

サンデー9号

 冷静に考えるとこの雑誌で一番萌えるキャラは「焼きたての冠茂」と「あやかし堂アヤカ」がトップ二強でした。可愛すぎる。

マガジン9号

 最近の『神to戦国生徒会』が面白いので楽しんで読んでます。この漫画をつまんないっていう人は「バカ漫画」と「かしこ漫画」(BSマンガ夜話用語)の区別がつかない人なんだろうなぁ、きっと、と思ったり。勿体ない。

 この漫画がホントに「大人気御礼!」なのかどうかは甚だ疑問なんすけど。

 ちなみに『エア・ギア』はバカ漫画を装ったかしこ漫画なので、神toと対称的だなぁといつも読み比べてしまいます。

今週のマシュマロ通信

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 夢想家なシナモンリアリストサンディとのキャラの違いが立っていて面白かった。

 どうせモノクロ映画らしくするなら、最後に出てきたUFOの発光もモノクロームにして欲しかったですけど、流石に解りにくい演出になるから色付けちゃったんですかね。

今週までのスクールランブル

| 今週までのスクールランブルを含むブックマーク

 こうも、面白いなあ、良くできてるなあ、で感想が充分済んじゃうアニメも珍しい。

 6時台の時間帯らしいライトな作りを成立させつつ、マニアの視聴にも耐える実験的な演出を行ってるのも大したもの。

『月詠 -Moon Phase-』11〜15話

| 『月詠 -Moon Phase-』11〜15話を含むブックマーク

 12、13話がプチ放送事故みたくなってましたが、15話でオープニングの遊びを含めて、ようやく本来の演出アニメっぷりを取り戻した感じ。

 ここでヒロインが主人公に陥落したということで、なかなかカタルシスがありますな。あとはどう終わらせるかか。

プリキュアの48話のビデオを

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見返そうとするとうっかり泣いてしまいそうになるのでまだまともに見返せません(ちなみに初見の時はレインボーブレス発動のあたりで嗚咽状態だった)。

 最終回は何度かおさらいしてから観たいんですけどね。

ityouityou 2005/01/29 15:57 >編集者コメント なんだこりゃ、口調かっこよすぎる。燃えよ編集とか、編集マスターJとかが登場すべき時期が来てるのかしらん

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Tue 2005.01/25

観るべきビデオが溜まってしまっているので

| 観るべきビデオが溜まってしまっているのでを含むブックマーク

 更新ネタは無し。今からまとめて観ます。

 ちなみに、友達がカレイドオンリーで出すコピー本を手伝ったり赤松健論の続きを書いたりする方に時間を取られてしまったのが原因です。


 えーとネタが無いので面白かったウェブ記事をクリップ

 いしかわじゅんが「おお振り」についていいことを書いてます。やっぱりアフタに野球漫画が載るのって、異常な出来事だったのだなあ。

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Sun 2005.01/23

izumino2005-01-23

『特捜戦隊デカレンジャー』第48話「ファイヤーボール・サクセション」

| 『特捜戦隊デカレンジャー』第48話「ファイヤーボール・サクセション」を含むブックマーク

 録画予約失敗しました(嘆)。横手美智子脚本のいい回だったらしいのに。あいたー。

 気付いた時には7時50分。まぁ、来週への「ヒキ」は観れたからまだマシか……。


 その反動か、今日は衝動的に玉砕島さんとこのデカレン本を入手したくなってわざわざその為だけに同人ショップへ足を運ぶことに。38式さんの絵はキュートでいいですよねえ。

  • 追記

 ちょっと、スーパー戦隊シリーズに詳しい友人に訊いて確認を取ってみたんですが、やっぱり「アジトを持たないラスボス」「クライマックスが敵地侵入ではなく、逆に敵がベース基地を攻めてくる」という、「通常の逆パターン」をやってしまったのはデカレンが初めてみたいですね。

 これは素直に感心しました。コロンブスの卵ですよ。

今日のプリキュア

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 実はアニメ感想日記を初めてからのこの一年間、1話たりとも見逃さず、律儀に毎週必ず感想を書き続けることのできたTVアニメっていうのは、この『ふたりはプリキュア』だけだったりします。

 思い返してみると、4クールの内2クールくらいはダラダラしていた番組でした。4クールTVアニメっていうのは、その内1クールくらいはダラダラしているのが普通なんですが、プリキュアはちょっとそれが長かったシリーズです。


 でもそのイメージも今回の話で全部払拭して納得がいきました。今までの四十数話にはちゃんと意味がありました。

 後で詳しく感想書くかもしれないです。スタッフは偉い。ストーリーに魂さえあれば、シリーズ構成レベルの破綻なんて軽く吹き飛ばせるんだなと。


 と思いつつも、盤石な感想を書く為には来週の最終回を待ってからにした方がいいのかな〜とも思ったり。

 ここからもう一段階突き抜けることができれば、その時こそ100%以上の絶賛ができると思うんですが。

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Sat 2005.01/22

新作『ドラえもん』のキャラデザは原作を忠実に再現しているらしい

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 まだ未確認ですが、雑誌ぼくドラえもん』の記事を読んだ人によると、かなり「原作ドラ」してるらしいです。

 これは嬉しい。

 ぼくはアニメ版声優がそれほど好きなわけじゃないと以前書きましたが、声以上に苦手だったのがあのキャラデザだったわけで。特に違和感があるのがスネ夫なんですが、ドラものび太ジャイアンしずちゃんもみんな違うタッチだよな〜と、コロコロっ子だったぼくは子供の頃からそう思ってました。同じ理由でアニメ版キテレツ大百科も好きじゃなかったな(それ以前に、『新キテレツ大百科』のエピソードを使用してるクセに作者の田中道明がクレジットされていないことに腹を立てていたりもしていた)。昔から変な所にこだわる子供だったようです。

繰り返しになりますが

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 PS2ネギま、バカ売れしてるみたいですね。ああああ遊びてええええ。

 それにしても、コナミがここまで「本気」で作るとは誰も思って無かったんじゃないでしょうか。いや、既存のゲームの要素をツギハギしたシステムだというのは確かですが、ギャルゲーとして見ればかなり革新的なタイトルだと思います。いっそ、これがひとつの金字塔になってほしい所。


 そういえば、ギャルゲー要素から出発した筈の赤松健の到達点としてネギまがあって、それがゲーム業界に回帰した結果がコレ、というのは中々感慨深いものがありますね。

 なんていうんでしょうか? 映画からインスパイアを受けた漫画家の開発した意匠が最先端のモードとして映画界にフィードバックされた時みたいな? 違いますか。

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Thu 2005.01/20

『魔法先生ネギま!』第3話「III時間目」

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 スタッフも手間をかければ、やればできるんだ、ということを地で行くようなフィルムでもあり。

 結論から先に言えば、第1話の物凄いネタアニメっぷりや原作との食い違いっぷりはサラっと忘れることにして、このまま普通に続きを楽しめそうなアニメなんじゃないでしょうか。*1

 期待した通り、本屋ちゃん(前髪で顔隠してた子ね)の周囲に登場人物を絞っているので破綻しないお話になっていた、ということが評価できると思います。ヒロインの登場推移も原作通り


 ちなみに原作では本屋ネギを好きになる過程はこんなに懇切丁寧に描写されていることも無くて、もう、全くもって都合のいい一目惚れ状態だったりするんですけどね。一目惚れからそのままスッとベタ惚れに変化していくんですが……何回単行本を読み直しても、その過程らしい過程って描かれてない。

 ネギまの1巻辺りってシリーズ全体から見て、ぶっちゃけて言えばあんまり面白くないんですが、特にその理由を作っているのが「本屋が何故ネギを好きになったのか」が殆ど描かれていない点じゃなかろうかと思います。というか、ぼく自身があんまり本屋に思い入れが無い理由でもあるかも(人気投票でも2位の人気キャラなんですけどね)。

 なので、そこを重点的に描いたアニメ版は、その一点に限れば原作よりも面白くなってると思います。まぁ、能登ボイス効果というのもありましょうが。


 とまぁ、今回のネタ視聴は1割程度で、残りはマジメに観させていただいてました。勿論ネタだったのは、しずな先生の髪と肌の色。サイボーグみたいだ……。

 ちなみに原作のしずな先生保険医ではなく、英語科の指導教員です。うーん、原作のしずな先生とは別人なんだな、なるほど。

ついでに

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 あ、関係ないですがゲーム版のネギまの発売日ですね、今日。あー、無茶苦茶遊びたい。やったら絶対ハマりそう。以前にも言ったようにぼくはTVゲームアレルギーを持ってるんですが、自分から遊びたくなったTVゲームなんて久々ですよ。でも、当然PS2自体は買ってないわけだしな……。

*1:でもまぁホンネを言えば作品はトータルで評価されるべきなんですが。あえてそこまで評価ハードルを高めることはよしとこう

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Wed 2005.01/19

『トリビアの泉』と影木栄貴

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 id:izumino:20050112#p2の結果来ました。

 まぁ、『世紀末プライムミニスター』に触れただけで、影木さんも普通の漫画家としてサラっと登場するだけでした。でも80へぇ超えてましたよ。あとCDドラマ版の声(三木眞一郎長沢美樹)がそのまま使われていた(?)らしい。

 しかし宣伝効果としては凄かっただろうなぁ、ウィングス。

  • 追記

 はてなのキーワードグラフも面白いことになっています。

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Tue 2005.01/18

今週のマシュマロ通信

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 自称プレイボーイことライムと、ライムの家族の話。えげつないフェミニスト家庭の描写に青ざめますな。男としましては。


 あらすじとしては、八方美人でお人好しのライムは家族サービス部活デートブッキングさせてしまった結果、その全てが御破算に。サンディに叱られ、家族にケアされて反省したかと思いきや、最終的には「部活をないがしろにして家族サービスデートのみに絞って励む」生き方に落ち着くという、いいのか悪いのか良く解らん結末に……。

 こういう毒のあるオチをサッと持ってこれるのがマシュ通の凄い所だと思います。キャラクターの変化は描かれてるんだけど、それがライムという人物の垂直的な上昇軌道(男の子的成長のカタルシス)を描くのではなく、「単なる変化」でしか無い所が意味深すぎ(だから、落語的な「あいつちっとも懲りてねぇや」なオチでもない所が面白い)。

 個人的にはお気に入りの回です。なんだかんだライムの姉、美人だしな。

『好きなものは好きだからしょうがない!!』第1話

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 噂のボーイズラブアニメ好きしょの初回をキッズステーションで視聴。原作に対する前知識は雑誌の紹介記事程度でしかないです。

 キャラクターが多いので把握しきれない所は多いですが、ああ、まぁ、これは萌えるからいいや。キャラデザも、女性向けないわゆる「イケメン」じゃなくて、ギャルゲーに近い「美少年」ですし。

 個人的に、美少年キャラショタよりも中高生の方がツボなのでこの世界はアリです。あぁでも一番好きなのは保険医の人だったり。


 ちなみに絵コンテ宮崎なぎさで、これは『フルーツバスケット』(助監督)の頃の方法論をそのまんま移植してる感じ。ネギまの第1話と比較すると色々アレですなぁ。演出家の個性と、作品との相性の問題? というか。

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Sun 2005.01/16

 ホームページリニューアルを計画してます。5年ぶりにタイトルも変えてしまうつもり。

『特捜戦隊デカレンジャー』第47話「ワイルドハート・クールブレイン」

| 『特捜戦隊デカレンジャー』第47話「ワイルドハート・クールブレイン」を含むブックマーク

 青の人と黄色の人と、先代赤の話。

 でも基本的には繋ぎの回。おおっ、なんか舞台宇宙まで広がりそうな感じですよ。

『ふたりはプリキュア』第47話「最強戦士登場!っても〜ありえない!!」

| 『ふたりはプリキュア』第47話「最強戦士登場!っても〜ありえない!!」 を含むブックマーク

 なるほどこう来ましたか。

 こちらも一区切りの最終回が差し迫ってきてるので感想は保留。


 しかし一年目のプリキュアは、戦い=非日常をイヤなもの、という結論でまとめてしまうんですね。それはそれでオチが付けられるならオッケーなんだけど、二年目は明るく戦うプリキュアを観たいなあ。

otokinokiotokinoki 2005/01/17 22:07 初めて寝過ごしという理由でデカレンジャーを見逃しました。ショック……。面白かったですか?

izuminoizumino 2005/01/17 23:03 あ、繋ぎというか「引き」の回でもあるので見逃しは痛かったかも……。といいつつ、http://www.tv-asahi.co.jp/dekaren/story/0047/ この粗筋を読めば問題無く来週に繋がりますね。//ちなみに個人的な面白さで言えば「EDのおまけの方が面白かった」レベルでした(アベレージが異様に高いデカレン的にはフツーの回)

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Fri 2005.01/14

予告トリビア続報

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 影木栄貴&蔵王大志ファンサイト獅童つばさ(id:winglion)さんがこんな発見を……。

来週の予告トリビアで「竹下登首相の孫は…」ときたので、最初DAIGO☆STARDUSTが出るのかなと思ったけど、そういえば以前のウィングス&ディアプラスメルマガでこんなん書いてたのを思い出した。

くまさん :きいとくれよ。ここだけの話、あの人気作家、あの○○先生が!

はっつぁん:なにかニュースかね。

くまさん :相変わらず高視聴率をキープし続ける某局の某番組に出演するらしいよ。

はっつぁん:某番組って、あれかね。確かなのかい?

くまさん :はい、確かに○○先生来年放映予定の‥‥

はっつぁん:へぇへぇへぇ〜!!

…ということは、影木さんが(もしくは姉弟ともに?)登場するのだろうか。来週はチェック必須だな。

ツバサログ(2005年01月14日)

 どうやら確定っぽいです。

 しかしボーイズ作家であることはどう扱われるんでしょうか。お茶の間的にはBLっていう存在自体がトリビアっていうかむしろアウトな気が。

Thu 2005.01/13

『魔法先生ネギま!』第2話「II時間目」の楽しみ方

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 あくまでウチはこういう風に楽しんでますよ、という話なので参考程度にお読み下さい。

 ぼくはもう、この番組を六割方ネタアニメとして、もう四割をマジメに観ているのですが、今回はバランス的に結構楽しめましたよ、ということで。


 Aパートは前回と同じで、どうもテンポの悪い演出や枚数の足りない作画、雰囲気に合ってないBGM……とツッコミ所が多いですが、Bパートに入って、おっとこれは結構持ち直したんじゃないかな、という印象でした。

 画面が薄暗くなると色彩のトーンが下がって、髪の色のケバケバしさが気にならなくなるなぁ(笑)、というのと、登場キャラを絞って、今後の展開を予想できるような伏線を張っていってるのは良かった、というのと。

 特にフィーチャリングを受けていたのがメインヒロインの明日菜、木乃香に加えて、のどか(前髪で顔隠した子ね)、刹那(木乃香を見つめてた子)、龍宮(その刹那と喋ってた色黒)、エヴァンジェリン金髪ロリ)、なんですが。ここから、のどか視点のラブコメや木乃香と刹那のエピソード、原作の「エヴァンジェリン編」(3巻にそういうのがある)に近い展開が原作から逆算して想像できるわけです。あと、第1話で夕映が「図書館探検部」って言ってたのと、今回古菲チャイナ服でカンフーしてた子ね)やまき絵(新体操してたの)が出張ってたことからして、「図書館島編」もやるっぽいかな、とか。

 逆に言えば、アニメ版の前半はそれらのエピソードに絞って構成しようとしてるんじゃないかという見方もできるでしょう。31人全員にいきなり出番を与えようとしたら破綻するのは目に見えてますから、この絞り込みはベターな所なんじゃないでしょうか。

 ちなみにアニメージュの記事では、某プロデューサーが「僕は原作の31人のクラスメイトが全員大好きですので、アニメでは31人全員に出番を作ってあげたいと思っています。期待してください」みたいなことを言い放っておりまして(笑)アニメ版の成功の分かれ目は、いかにスタッフ陣がこのプロデューサーの意向をスルーできるか、にかかってるんじゃないかなあと結構真剣に思ってます。


 で、ネタアニメとしても楽しめましたよ! 原作クラッシュされるマゾな喜びが。

 特に歓迎会近辺のヴィジュアルが凄い! 超と古菲の演舞も笑えたけど、まき絵の新体操の方がもっと凄い絵面で、個人的に好きかな(笑)。作画枚数足らなさすぎだよなあ。

 そういえば前回の感想で「アニメのダメな所を探す時に作画を第一に挙げるのはやめよう」とは書いたのですが、何も作画崩れについて(腫れ物に触れるように)一切指摘するな、と言ったわけじゃないんですよね。

 粗探し的に指摘して終わるのはやめようという話で、むしろ、作画崩れや枚数不足によって奇跡的に生まれる面白いヴィジュアルは積極的に笑って楽しんだ方がいいぜ、というスタンスだったりもします。いや、勿論、超重要な盛り上がるシーンで凄い絵を見せられたら困っちゃうわけですが、それ以外のシーンなら作画崩れも枚数不足もまぁドンと来いですよ(個人的には)。究極的に言えば、アニメなんてのは「スタッフが伝えようとしてる映像」をフィルムの向こうに思い浮かべることができればそれで充分なんですし。

 そこらへんを解った上で観てるアニメファンの人(キャプ画像ネタの対象にしている人含む)も居ると思うんですけど、最近はヴィジュアル面だけで一喜一憂する人達が増えてきている気がするので、ちょっとそういう古くさい意見を主張してみました。*1


 えーと、今回の絵コンテは『ラブひな』の監督だった岩崎良明。

 部分的にこうもシーンの出来上がりが違うっていうのは、アニメはコンテで面白さが決まるんじゃなくて、そのコンテをフィルムにする過程の手際の良さで決まるんだなぁと実感。部分的には手間がかかってるのに、手間のかかってないカットはとことんかかってないですしね。

ネギま、原作とアニメのヒロイン達の登場推移の比較

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 ところで今執筆中の赤松健論用に作ったデータなんですけど、クラスメイトのレギュラー化推移表ってのを見てみてください。

 原作のネギまという作品は「31人のヒロイン」が一応のキャッチコピーになってますが、何もシスプリみたいに最初から31人全員が自己紹介するわけでもなくて(当然だ)、第1話でレギュラー格の扱いを受けてるヒロインは4人に過ぎないんです。ちなみに『ラブひな』のヒロインは5人なんで、実はラブひなの第1話よりヒロイン数は少ないんですな。

 じゃあ残り27人のヒロインはどうしてたかというと、フツーの学園漫画と同じ、クラスメイトの「モブキャラ」扱いなんですよ(ただし、一人々々の描き分けはきっちりされているという、非常に手の込んだモブではある)。モブキャラなんだから、特に読者が見分けようと意識する必要も(最初の内は)ありません。

 ネギまは、そのモブキャラ達をゆっくり時間をかけて、少しずつ読者が識別できるように出番を調節してから、レギュラーキャラに「昇格」させるという段取りを踏んでるからこそ、漫画として上手く成立しているわけですね。しかもそれがお話的に全然読みにくくない(=別に全キャラの名前を暗記してなくても、話についていける)、というのも良く言われること。

 で、この表を見てもらえれば解るように、原作のネギまは31人全員を「モブ」から「脇役」に昇格させるだけでも、もう8巻以上、74話もの時間をかけてるんですね(笑)レギュラー化に至ってはあと一人か二人、読者の印象に残ってないヤツらが残ってます。


 原作からしてそうなんですから、2クール程度のアニメで31人分描ききろうとすること自体に無理があるということはお解り頂けるんじゃないでしょうか。多分、アニメ化に際して、指名を受けた監督は凄くイヤな顔をする筈だと思います。ぶっちゃけた話が、当初の監督だった錦織博宮崎なぎさに交代したという話も、錦織が嫌がって逃げ出したから、と邪推しても不思議じゃないくらいの仕事でしょう(実際の所は解りませんが)。


 で、参考にアニメ版の推移表も作ってみました。原作よりも少し多めですが……前述したように、明日菜、木乃香、刹那、のどか、エヴァンジェリンらを中心にしたエピソードに絞って展開するつもりならこのペースでオッケーでしょう。

 というわけで、来週以降もこの表を埋めていきながら、人数的に破綻するかしないかを追っていきたいと思います(ヤな視聴者だなぁ)。

*1:余談ですが村崎百郎っていう人がエヴァ最終回近辺についてこんなことを書いていて、それはぼくの基本視聴スタイルにもなっています。以下『ターミナル・エヴァ』より引用。「だから、批評家面して、目に映る映像を斜に構えて偉そうにあれこれ文句をたれるのも観客のスタイルとしてはそれなりにおシャレなのかもしれないが、更に心に余裕を持って、目に映る映像のそのまた先に<監督が表現したかったであろう理想の映像>を推測(妄想)し、それを心の目で見る方が、よほど建設的で作品から受ける感動も大きいのではないかと私は思う。」 いい言葉だ。もっとも、心の目で見てもつまらん映像ってのはあるもんですけど

Wed 2005.01/12

今週のサンマガ

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サンデー7号

 通称「最高野球」(※俺が昨日考えた略称)こと『最強!都立あおい坂高校野球部』ですが、熱量のある漫画なのでオススメです。

 先週新連載で始まって、漫画読みの友人達と注目している高校野球漫画。とにかく第1話の展開からしてアツい。そして監督役である姉キャラ(主人公の従姉)、鈴ねえがエロい。姉属性の人は決して読みのがすな!

 ……と、あんまり話題になってないみたいなので煽っておきます。


 あとは『史上最強の弟子 ケンイチ』と『からくりサーカス』が順調にアツい展開。

 しかしケンイチも最高野球(←流行らせたいらしい)もそうですけどサンデー漫画って作品名の半角スペースの有無とか表記が一定しませんね。どっちが正しいのだか。

マガジン7号

 特集組まれているネギまスクランも常に増して面白いのはいいとして、何故か神to戦国生徒会まで面白くなってて意表を突かれました。なんだこのフツーにアツい展開。この漫画家、ネームの巧さにムラがありますね。


 「もうしま」赤松さん登場。ホントこの人はサービス精神旺盛だなぁ。しかし髪型で結構印象変わるタイプなんですかね。ベリーショートの頃の方が好きだったなぁ。

 ちなみに<結婚前/結婚後を境目にした赤松健先生のルックスの変遷>をお楽しみ下さい。

 

 ビフォー。


 アフター。


 男前。

今日の『トリビアの泉』の予告トリビアで

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 竹下登首相の孫は


っていうのが流れて吹いた。

 こ、これは影木栄貴先生テレビに顔出しをするのか?! 弟のDAIGO☆STARDUSTとセットなのでしょうか(常識で考えればこっちが本命なんでしょうけど、トリビアスタッフなら姉も出しかねない。少なくとも絵を描かせたりはしそうだよなぁ)。


 影木センセは美人だという噂もあるのですがどうなんでしょう。来週は録画ですな。

Tue 2005.01/11

アニメ版ネギまの「ダメなとこ探し」

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 といっても別に粗探しをしたいわけじゃなくて、建設的な意味でのダメなとこ探しですが。

 何度も見返してみると(何度も見返すようなものでもないとは思いつつも)、アニメーションとしての作画では結構手間のかかる難しいことをやってますし、動きも悪くはない。各所でキャプされてネタになってる作画崩れは、殆どが「中割り」の動画であって、フィルムで観る分にはまばたきするような間しか映らない代物ですから、実際は印象にも残らない筈です(……と、「作画は演出と矛盾してなきゃどんな絵だって別にいーや」というタイプのぼくはまぁその程度に感じる)。

 止め絵としての作画では……まぁ、最近のクオリティの底上げされた、美しいアニメ絵を見慣れている方々を満足させる程ではないにしろ、安定していますよね。クオリティが必要以上に高くない──といっても商品価値を上げる為には必要以上に高くしないといけないわけですが──それほど高くないっていうのは、作画以前に「ディティールの少ないキャラデザ」の問題であって。そのキャラデザよりもディティールを増やすにはアニメーター側が個人努力しなくちゃいけない、という面倒な問題がひとつ。*1

 前回「美術が弱い、音響や効果が殆ど入っていない」と勢いで書いてしまったわけですが、注意してみれば音響はちゃんと入ってました。これは訂正。しかし全体的に印象に残らない使われ方をしてるような……。

 やっぱり一番の問題は間の空きすぎな演出、というか、展開の遅い(内容の密度を延ばした)脚本の方にあるのかも。


 とまぁ、以上は単体のフィルムとしての評価なわけで。

 それよりも『魔法先生ネギま!』のアニメ化作品として「企画の段階でおかしいだろ!」という箇所は山ほどありますので、そこらへんは第2話が放送された時にでもツッコもうかと思います。いやぁ、特にありえないのは結局、「2年の初日からのスタートで、しかもクラス替えがあった」っていう設定ですしね(ちなみに原作はクラス替え無し。というか、仮にクラス替えなんかがあったら同じクラス一年間しか話にできないんじゃあ?)。


 あ、ちなみに主題歌はいいですよ。結果的にCDまわりは売れまくるんじゃないでしょうか。制作費のモトが取れるくらいには。……って、あ、そうか! ネギまは最近のTVアニメじゃ超珍しい、DVDサッパリ売れなくても充分採算の取れる番組なのか!

 それってTVアニメとしては凄く健全なんじゃあ。本来、TVアニメはタダで流してもらってタダで観るもんですからね。*2

 そう考えるとローディティールなキャラクター作画であってもマーケティング的には問題は無かったわけだ。ま、かといって演出やお話のクオリティまでローに落とすな、とは言いたいですが(笑)。ちゃんとファンが愛せるモノを作ってくれれば、買うヤツは買ってくれるんですからね。

*1:そもそも加藤はつえキャラデザに問題が……というのは好みの話でもあるので不問とする

*2:ちなみに専用プレイヤーを持ってないというのもあるけど、ぼくは一度もDVDを買ったことがない。LDもエヴァの一枚目を買ったのが最初で最後という有様

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Mon 2005.01/10

見逃している「面白いらしい」アニメ番組

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 今やってるのだと『ファンタジックチルドレン』、終わったのだと『マーメイドメロディぴちぴちピッチピュア』ですか。

 『SDガンダムフォース』はぼくも面白い! と思ってたんですが虫食いで観てない回が多いので感想は書いてません。最終回は観たものの、しかし、みんなが絶賛していた「最終話の一話前のAパート」を見逃してるのが悔やまれます。


 (結局は好みによるとしても)多分観れば自分も楽しめると思うんですけど、ぼくはそんなに沢山アニメを観る方ではないので改めてチェックせなあかん、と焦ることもなく……。

 まぁ、ウチはアニメ感想サイトのようでアニメ感想サイトではないので、あくまでぼくのフィーリングでチェックする番組をセレクトしています。んなもんだから「前期で一番面白かったアニメは『双恋』」なんつうエッジな感想が書けるわけですが。

 新番組だと、TVアニメ版Airピーチガールが出来良かったみたいですね(これも見逃してます)。

  • 追記

 あ、『リングにかけろ1』も面白そうだな。

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Sun 2005.01/09

『特捜戦隊デカレンジャー』第46話「プロポーズ・パニック」

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 特撮ファンのみんなに愛されたデカレンジャーも既に46話。最終回へと秒読み段階でしみじみしますなあ。

 今回は多分、子供にとってはただ恥ずかしいだけのラブコメ。ソフトとはいえ、結構大人っぽい演出してるよなぁ。

 言うまでもないことながら、キャラクターの組み合わせによる化学反応の生み出し方はまさに絶妙の域ですね。


 メイキングのこぼれ話からも窺える通り、スタッフの「素材を使い切る」ような意気込みが感じられます。ああ、一年しか観られなかったのは残念でなりませんが、幸せな終わり方をしてほしいものです。

『ふたりはプリキュア』第46話「サイアク〜!石の力が奪われた〜!?」

| 『ふたりはプリキュア』第46話「サイアク〜!石の力が奪われた〜!?」を含むブックマーク

 こちらは逆に二年目の続投が決定しているプリキュア。こう、常にスケジュール厳しそうな制作側の雰囲気が見え隠れするシリーズですが。

 前回の日常エピソードから繋げてクライマックス感を盛り上げてるんですが……う〜ん、結構な段取り芝居になってるなあ。

 ただ、その段取り芝居の静的な演出による「サビ」みたいなものが(計算なのか偶然なのか)相まって、日常描写や回想シーンでのしんみり感はたっぷり。お陰で、うまくクライマックスに繋がってるんじゃないでしょうか。


 それにしてもキリヤ編で投げかけていたテーマ(「わるいもん」にも「わるいもん」なりの死活問題があって戦いは避けられないが、しかしプリキュア達には何かの鍵となる力がある)が現在になるまで未回収ですので、そこはきっちり描ききって欲しい所です。次シリーズに保留したりはせずに。

 あとこれは以前からずっとそうなんですけど、キャラクターの作画だけは安定しててもバトルフィールドなんかの美術が弱いのがプリキュアの良くない所。なんせ、どう見てもフツーの朝の公園とか裏山とかですからね。

 川村敏江作監の絵は良いんですけどね。

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Sat 2005.01/08

オタクは世間から偏見を受けて当たり前

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 社会派くんがゆく! RETURNS唐沢俊一大谷昭宏の一件についてタメになることを書いていたので皆さんも読むように。


 要約すると「オタク偏見を受けるのは当たり前だ、理解させようと思うな、焦ってコトを構えようとするな、地下に潜って耐えろ、嵐が過ぎ去るのを待て、強くなれ」という内容で、ぼく自身、最初は感情的に反発を煽る側にまわってしまっただけに他人事の話ではないのですな。

 流石に、こういう長い歴史観を必要とする、大局的な問題の話となりますと、先人の言うことには頷けますね。けど、なんでぼくがこの「年寄り説教」に納得できるかというと……、ついこないだ、結城忍(id:y_shinobu)さんからまったく同じ内容のことを電話で諭されていたからなんだよなぁ。結城さん、アンタ25歳なのにオタク的にはホント古い世代の考え方してるのな(笑)。ま、それは含蓄のあるものとして見習うべき古さなのですが。

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Fri 2005.01/07

『魔法先生ネギま!』第1話「I時間目」についてまとめ

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 あんまり感想書く気しないなあ(笑)

 なんか「これは原作とは別物ですよ」というサインには全編溢れまくっていたのでそこは評価できるかもしれません、とか。

 重要と思われる原作との違いを書き出してみると、

  1. 女生徒視点の話である(ネギは主人公というより客体)
  2. 二年生の一学期初日から物語スタート(原作は二年生の三学期の途中から)
  3. クラス替えがあったらしい(っておいおい(笑)

 「原作とは異なる」クラス替えがあった直後のクラスメイト達に、「原作通りの」一致団結した行動を取らせるのはおかしいだろ(笑)。ってのと、アニメで三年生になってからの話はやらないってことなのか、と(笑)

 それにクラス替えの初日からあやかが「委員長」って呼ばれるのは(ニックネームだとしても、初見の視聴者からすれば)謎だろう(笑)

 あと細かい点を指摘してみると、

  1. 指摘するまでもなく、髪の毛の色彩設定が原色過ぎる(笑)日本人外人(人外含む)の区別が付かない
  2. キャラクターの芝居の描き分けが各キャラに行き届いていない。泣いてるネギそっちのけでいいんちょが授業潰れに喝采をあげていたり(笑)
  3. 幽霊相坂さよがくっきり映っている。しかも透過処理をしているわけでもないのでやたら目立っている(笑)
  4. OP映像でありえない表情芝居をする一部クラスメイト達(幽霊のさよに足がついてるのはまぁ良し)
  5. スケールの大きい超巨大学園だということを臭わせる絵的な描写が一切無い
  6. 美術が弱い、音響や効果が殆ど入っていないしBGMも演出で管理されていない(そこまで作業する時間無かったんだろうなぁ)
  7. 刹那が龍宮や木乃香と絡んでいる、のどかのアピールが強い(これは人気ヒロインをメインにした独自ストーリーを期待させるので別に悪くはない)

……みたいな所ですかね。

 とりあえず原作読んでない人は原作を読むことをオススメします。

 あと、アニメの出来を評価する(≒ダメな所を探す)時に「作画」を第一に挙げるのはいい加減アニメファンの感想としてどうかと思うからやめましょうね。TVアニメの場合、「作画だけ直せば面白くなる」問題じゃないでしょう。今回ビジュアル的に致命的だったのは主に、ローコストを前提に組まれた「コンテ」と、凝る余裕の無かった「効果」であって、更に言えばそういうタイトスケジュールを余儀なくしてしまった製作なり監督なりに責任があったわけでしょ(だからスタッフは悪くないというわけでは勿論無くて、製作なんかもスタッフの一員なので責任は作品がおっかぶることになる)。

飛龍乱先生のアニメ版ネギま感想

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 最後に、アニメ感想サイトとしては結構有名なようこそマジカルポットへ飛龍乱先生がいいことを仰っていたのでちょっと引用してみます(2005年1月6日)。

魔法先生ネギま!』01.「Asinus in cathedra」

 原作の赤松先生は、非常に優れた「秀才タイプなのだと思う。

閃きのままに、凄まじい作品を作ってしまう「天才」タイプではなく。


 多くの人の嗜好に合いそうな物語を、「ありふれた話」にせず「奇矯な話」と呆れられもしない程度にヒネってオリジナリティーを加え、とにかく考えつく限りの手練手管(そのバリエーションが実に多い)を駆使して、客に面白いと思ってもらったり、如何なる意味でも関心を持ってもらうためのフック(引っ掛かり)を無数に挙げた作品を作り上げる。

 様々に個性を持たせた女生徒31人のキャラ設定を最初に決め、声優を決定し、しかも全員のCDデビューまでプロジェクトに含めてしまう*1、という凄さで、今は亡き『かってに改造』に おいて「そこまでやられたら もう何も言いますまい」と言わしめる事も、俯瞰すればフックの一つだろう。


 だから、アニメ化にあたり、適当な考えで内容を変えてしまうと、その計算ずくで突き出されたフックのいくつかがダメになってしまう。

 セールス的には成功していて支持者も多いTVアニメ版『ラブひな』については置いておくとして、赤松健原案の『陸上防衛隊まおちゃん』が失敗した理由っていうのはまさにそこなんですよね。


 飛龍先生意見に付け加えるなら、赤松さんを「秀才」たらしめているのは「良く出来た初期設定=素材を作りあげる」才能では決してなくて、「仮に凡庸な素材であってもそれを脹らませて良く出来た完成品を練り上げる」才能がそうさせてるんですね。「フック」もその練り上げる過程で生まれると思います。

 秀才とは往々にしてそういうものでしょう。優れたアイディアを泉のように湧かすのではなく、既存の素材(あるいは自分が過去に成功させたオリジナリティの残滓)をいかに創意工夫して活かすか、こそが才能の根拠になる。

 だから、そもそも「原案」という役職は赤松さんに向いてないとも言えます。赤松さんをプロデューサー的、監督的と評する人は多いですが、赤松作品は作者本人が仕事しないと面白くなりゃしないんですよ

 「陸まお」最大の問題点は、赤松さんが考えた「凡庸な素材」を「良く出来た完成品」にまで練り上げようとするスタッフが不在であったということでしょう。陸まおのスタッフは「“あの”赤松スタジオが考えたアイディア!」として初期設定を神聖視していた所がある(ラクガキかギャグのようなデザインアイディアがそのまま採用だったりするし、ネタ出しの合宿でも赤松さんの意見にイチイチ感心していたりする)んですが、そのアイディアを創意工夫して完成させない以上、「秀才の作品」としては全く意味を為さないんですね。


 ネギまアニメ版も同様で、アニメスタッフアニメで採用しようとしているのはキャラクターデザインや性格設定、舞台背景といった「素材」のレベルでしかない。それらは赤松さん自身が動かさないとダメな素材なんですね。単体で「キャラ立ち」しているキャラクターは皆無ですし、斬新なデザインアイディアも(そりゃちょっとはあるけど)ありません。

 だからスタッフの中に、よっぽど優れた「秀才タイプが居なければこのアニメは成功しないでしょう。


 ……とおっとっと、まだ第1話なのに結論まで書いちゃったなぁ。まぁ、アニメ版の今後には期待しています。タイトスケジュール深夜アニメという時点で評価ハードルはババ低ですので、大それたものは期待していませんしね。ネタアニメとしては多分今一番面白いですよ(笑)

いい加減エントリも増えてきたので赤松カテゴリ作ってみた

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 でも漫画そのものやアニメの話は[book][comic][anime]でやります。

 あ、すみません、こちらでは月イチくらいのペースでそれやってます(笑)

 もっとも、ウチだと赤松漫画だけじゃなくて「赤松健」の話題も多いのですが。

紹介して頂いたサイト追加

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 いつものをやるのをすっかり忘れてました。ヒグラシの空蝉さん、日記での「赤松健論」の紹介、ありがとうございます。

*1:一応指摘しておくとこれはやや事実誤認で、ヒロイン声優決定やCDリリースアニメ化に対して赤松さんは基本的にノータッチです(原作者としての仕事を除けば)。むしろ作者が反対していた無謀な企画をスタチャ大月Pが押し切ったという形らしい。最初からマルチメディアプロデュースまで視野に入れてコントロールしようとするCLAMP(というか大川緋芭)や介錯とは違って、赤松さんは「漫画家」の職分からあまり出ようとしない方なんですね。あと話は逸れますが、大川は実は天才に近いタイプだという気もします。正確には「昔は天才だったけど今は秀才に転身している」タイプかな。現在、過去の素材の再利用でしか創作できないのと、未完の『X』を完結させることができなくなってることも、タイプの転身という理由があれば頷ける

Thu 2005.01/06

izumino2005-01-06

『カンフーハッスル』

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 『少林サッカー』に続くチャウ・シンチー監督・主演作品。

 これを「ボンクラ映画」と位置づける評価にぼくは抵抗します。これって「少年の成長」を一貫してきっちり描いている物語だし*1映画的にもB級以下どころかめっちゃ良く出来てるやん。……いや、確かに「良質なボンクラ映画」というのは概ね「少年(もしくはダメ人間)の成長」をきっちり描いているし、映画的にも実は完成度が高かったりするのだけど……その上で、ということですよ。ボンクラ映画(もしくはただのアクション映画とか、ギャグ映画とか)としてのみ評価して思考停止するには勿体ない映画です。


 初手からの感想は、『少林サッカー』の時と比べてシンチーのディレクティングが無茶苦茶上手くなってること。まぁ、シンチー自身の力なのか撮影監督その他のスタッフの力なのかは解らないんですが、とにかくハリウッドヨーロッパ映画なんかを凄く研究した上で作ってるのが伝わってきます。CGの使い方も、CG特有の「嘘っぽさ」を良い方向に活用していて好感が持てましたね(他のアクション映画CGを「リアルっぽく」使おうとするから余計「嘘っぽさ」が目立つ)。

 映画的にも状況説明の段取りがクドい程解りやすかったり、シチュエーションの二重化を何度も行ってたりととにかく丁寧。

 アクションに関しては……これ、アクション・コレオグラファーとしてのユエン・ウーピンの弱点をサモ・ハンが支えてるような感じで動きに見飽きません。


 ああそれと、シンチーの過去作品の特徴だった「起承転結の承の部分に観られるダルい展開」「(美人女優のブサイク化などの)悪趣味ギャグ」が脱臭されているのも評価していいかな。特に「美人女優のブサイク化」はシンチーのポリシーだったようにも思えたんですが、客を不快にさせる描写だというのは本人も解っていた筈で、本人のポリシーよりも客の快楽原則を重視している時点で監督としては正しいと。

 今回、シンチーをタランティーノと並べて見る人は多いと思うんですが、シンチーはむしろ、ハリウッド映画監督の中ではブレット・ラトナーに近いハートを持った監督だと思います。勿論監督自身はマニアック映画オタクなんだけど、自分の趣味を殊更に出しすぎたりはしないし、何より「観客を楽しませる」ことを第一に考えている。パロディ引用にしても、ただマニアを満足させるのではなく、観客に伝わるかどうかを心掛けた演出になってるってこと。あと、マイノリティ層の役者にチャンスを与えたがる監督という点でも共通してるでしょう。個人的にラトナーは凄く好きな監督なので、「シンチーはラトナーに近い」というのは高評価なんです。

 それとはまったく反対に、映画自己満足オナニーや知識のひけらかしに終始させるのがタランティーノなわけですね(だから好き、っていう人も居るでしょうが)。


 最後に。パンフレット読んで知って笑ったのは、チョイ役としてユエン・チョンヤン(ウーピンの弟で、同じく武術指導家)が出演してたって所かな。なんて無意味キャスティング(笑)

*1少年漫画論的に言えば、ラストシーンで「主人公の成長」がちゃんと観客の立場に受け継がれる点が評価できて、しかも主人公とは異なる道を辿らせるような結論になってるのが偉いんですよね。参考→赤松健論の<ラブひな編

kokada_jnetkokada_jnet 2005/01/06 19:18 はじめまして。「別冊映画秘宝」の中のシンチー・インタビューによると、サモ・ハンが武術指導しているのは、冒頭の3武侠のアクション・シーンだけだそうです。その冒頭シーンと、それ以外のシーンとでは、アクション演出の質が違うように、私には思えましたが・・。

izuminoizumino 2005/01/06 19:24 >冒頭の3武侠のアクション・シーンだけ どういう作業分担をしていたのかは気になっていたので、ありがとうございます。まぁ、要するにウーピンは漫画的に大仰なアクションを指導するのに向いてない人だと感じていますので(私見ですが)、そこをサモ・ハンがカバーしてるんだろうな、という印象で見ていたんですね。演出の質が異なって見えるのもその為だと思います

izuminoizumino 2005/01/06 19:29 個人的な好みでいえば、ユエン・チョンヤンにやらせた方が良かったんじゃないかな〜という気もしますね>ウーピン//でもまぁ、そこは監督のコダワリか

Tue 2005.01/04

ネタバレになるので詳しくは書きませんが

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 年始売りのネギまが面白かったですよ。

 「学祭編」という形で単行本では共に9巻収録分なんですが、年末に布石を敷いていたラブコメ恋愛SLG)的流れが「でかい大風呂敷を広げて畳み方に期待させる」快楽に則っていたのに対して、年始から始まったファンタジーパートの流れ(あのキャラやあのキャララブひなのあのキャラが!)は「今までタメて大きくしてきた、デカい荷物の包みを少しずつ広げていく」ような快感があります。

 しかもこのふたつの流れを、一応分けて描いてはいるけど基本的には同時進行させてるんですよね。読者のキャパ的にはラブコメパートだけでアップアップな情報量の筈だったのに、そこにファンタジー分を更に上乗せ。うーん凄まじいとしか言いようのないサービス精神だ……。

 これだけの布石を大量に敷いておきながら、読んでて苦にならないのも凄い。週刊連載でなかなか読めないですよ、これだけ作者に管理されたストーリー展開って。


 ちなみに来週号の『もう、しませんから。』はようやっと赤松さんが登場するご様子。楽しみです。

 さて、明日はちょっとしたオフ会。『カンフーハッスル』を観た後でスクランラブひなネギまの話でもしてこようと思います(最近某氏がラブひなを読破したのと、最近ぼくがスクランの単行本買った記念)。

66 2005/01/05 21:08 あけまして〜。私は赤松健と言えば「ラブひな1巻」の装丁(これでソレまでのイメージを払拭されました)&「ネギま」の背景の凝り方(トーンだけとか白いままってのが異様に少ない:花びらが1枚舞ってるだけでもその情報量は雲泥の差で)です。あとアシさんからネタを貰ったときとか真っ正直に言うのはカッコよくてしびれました。エライ。

izuminoizumino 2005/01/06 18:37 あけましてー。本人は謙遜して言うことが多いですけど、絵作りに関してはかなりこだわる方ですよね、赤松さんって。そういう作画関係の話もいずれ分析してみたいと考えています

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Mon 2005.01/03

 文章量を切り詰める=更新をサボるってわけじゃないよな。何か書かねば。

今週のアニメ版『スクールランブル』

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 今日の朝やってたスクラン感想です。原作だと単行本4巻の冒頭にあたるエピソード。

 前から言ってるようにアニメシリーズとしての全体的評価は非常に高いので(年越ししたアニメの中ではスクランが一番だと思う*1)、今度は原作との差について見ていきたいと思います。

 今回はセミの演出とか、「女にしとくにゃ勿体無ェや!」の後の間の取り方がいいですよね。アニメだとここで絵を止めて時間を作っているんですが、原作ではコマの流れが結構早い。結果的にアニメ版の方が印象に残りやすいシーンになっています。こういうことができるのがアニメの良さでしょう。


 コミックアニメ化に際して、漫画には無い付加要素として「色が付いて動く」と「音が出る」しか思い付かない人も居ると思いますが、それ以外で重要なのは「間」をダイレクトに表現できるという点ですね。漫画で「間」を作るにはもうちょっと、間接的なテクニックやコマのスペースを必要としますから。

 逆にアニメがこういう「間」の取り方を無視すると、アニメ版マリみてのように「詰め込みすぎ」という印象を与えるフィルムになるのだと思います(スクランもたまにそういう回がありますが)。

*1:対して対抗馬だった月詠の評価は急降下中

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Sat 2005.01/01 元旦

新年明けました

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 おめでたい方もあまりおめでたくもない方も今年も宜しくお願い致します。

 不精者故に年賀状も年賀メールも一切手掛けていませんが、これにかえて新年挨拶とさせて頂きます。

 とりあえず今年の私的な抱負は、


「自分を大事にしない」

「猫背を直す」


に決めました。

 ブログ管理人としては、もっと文章量を切り詰めて、密度の高い記事を心掛けたいと思います。あと本家サイトをそろそろリニューアルしたい次第。

seishinouyaseishinouya 2005/01/01 12:40 あけましておめでとうございます。今年もエッジの鋭いコラムを期待してます。赤松健に続く作家論はなんでしょうね。今野緒雪論でしょうか?

izuminoizumino 2005/01/01 14:22 おめでとうございます。いや、赤松語りはしばらくの間終わらないと思うので先は見えないですね

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