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Fri 2005.12/30

コミケ、そして「80人のサイト管理人オフ」

| コミケ、そして「80人のサイト管理人オフ」を含むブックマーク

 無事終了しました。

 お付き合いして下さった皆さん、どうも有難うございました。楽しかったです。


 帰宅は元日になりますが、それからも処理しなければならない問題が山積み。

izuminoizumino 2006/01/01 09:08 朝7時に帰宅しました。明けましておめでとうございます。メールの返信や、ユリイカの記事についてのフォローなどは少しお待ちを……

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Wed 2005.12/28

漫画喫茶から書き込み

| 漫画喫茶から書き込みを含むブックマーク

 冬コミですが、ぼくは初日、二日目ともに一般参加です。一箇所には常駐してないので、御用のある方は事前連絡を下さい。

 エーミッタムを求めて来られる参加者の皆さん、委託でお世話になりますサークルの皆さん、挨拶回りでお伺いするサークルの皆さん、当日はどうぞ宜しくお願い致します。


 そういえば秋葉原のとらとメロンを覗いてきたんですけど、エーミッタムもう完売してたみたいですね(24,25の土日でトドメを刺されたらしい)。うーむ後どのくらい需要があるのだ? また増刷するべきなんでしょうかどうなんでしょうか。

 ちなみに再版時の印刷代が取り戻せてないので、サークルの収支はまだ赤字だという秘密同人誌お金がかかりますね。


 ところで今週のマガジン読みました。小林尽sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeという感想しか出てきません。あぁ語りたい。

 他には時間潰しに庄司陽子生徒諸君!教師編』1〜6巻とわかぎゑふ大阪弁秘密』を読んでました。どちらも面白いです。

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Mon 2005.12/26

izumino2005-12-26

ユリイカに漫画論書きます

| ユリイカに漫画論書きますを含むブックマーク

 以前から仄めかしていた商業原稿お仕事なのですが、編集部から情報公開のオッケーが出ましたので告知させて頂きます。


 掲載されるのは、なんと12月28日発売予定のユリイカ1月号 特集*マンガ批評最前線』だったりします。すごい(自分のことながら)。

 夏目房之介さんや、伊藤剛さんのブログでも話題になっているマンガ特集号ですね。

 原稿依頼を受けた時に企画書も見せて頂いたんですが、殆ど「『テヅカ・イズ・デッド出版記念号」みたいな感じでした。


 それにぼくが何を書かせて頂いたかというと、今年の6月頃ネギま!で遊ぶ用に寄稿した漫画講座「ネームの文法」の、一般向け・リライト版です。

記事のタイトルは、「視線力学の基礎 読者の〈目〉が漫画に与える力」

 新たに「視線力学」というキーワードを用意することで理論を再整理し、山ほどの加筆修正を施しました。書き下ろしの追加要素も多々。頁数も全部で20ページ越えてます(よくそんなに誌面を取らせてくれたもんだ……)。

 事前にチェックして頂いた伊藤剛さんにも太鼓判を押してもらえて(なんでも、この記事をユリイカに推薦して下さったのも伊藤さんだそうで)、なかなか自信を持てる内容に仕上がったと思います。

 是非読んでみて下さい。この号は他の企画執筆者も豪華*1ですし、漫画好きなら間違いなく買いの一冊かと。


ユリイカ 2006年1月号 特集*マンガ批評の最前線ユリイカ 2006年1月号 特集*マンガ批評の最前線

青土社 2005-12


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特集*マンガ批評最前


マンガ表現論革新

キャラの近代、マンガ起源 『テヅカ・イズ・デッド』をめぐって  夏目房之介 宮本大人 伊藤剛 

キャラキャラクター概念の可能性  夏目房之介 東浩紀 伊藤剛 


■広がり/深まりゆくマンガ

日本マンガ学会」ができるまで 情報の共有へ向けて  藤本由香里

まんが表現行為について まんが教育立場から  ササキバラ・ゴウ 


クリエイターのスペキュレーション

浦沢直樹マンガを語る  浦沢直樹 聞き手=宮本大人 

キャラクターがそこにいるというマンガを  あずまきよひこ 聞き手=伊藤剛 


戦後マンガ史の再構築

TOO LATE THE HERO 古沢日出夫「冒険ゴット」(一九五二〜一九五三)について  鷲谷花 

アニメが先かマンガが先か アニメマンガ言説に関する一考察  津堅信之 

萌え」と「乙女ちっく」のあいだにあるもの、あとからくるもの  ヤマダトモコ 

NANA』は7と8のドラマである  宮本大人 

ヤオイ・イズ・アライヴ わかりたいあなたのための、やおいマンガ・マップ  金田淳子 


■新しいマンガの読み方・描き方・語り方

デジタルマンガの現在  竹熊健太郎 

マンガの「語り」を楽しみたくて  青井どり 

視線力学の基礎読者の〈目〉が漫画に与える力  イズミノウユキ 


マンガの現場は今どうなっておるのか?

マンガ編集者覆面座談会 マンガ雑誌はどこへ行くのか  A=週刊少年マンガ編集者 B=月刊少年マンガ編集者 C=月刊少女マンガ編集者 司会=伊藤剛 


■資料

必読!マンガ論ブックガイド  斎藤宣彦 横井周子 

 余談ながら、当然『魔法先生ネギま!』の図版を多用しまくってるので(笑)、「文芸誌赤松漫画が堂々と載ってる!」というネタとしても画期的なんじゃないでしょうか。それはそれで快挙ですよね、なんか。

 あともっと余談ですけど、図版製作の一部作業を見習い雑兵さんに手伝ってもらいました。ぼくはペン入れやトレスが苦手なんで、助かりましたよ。


 それにしても2005年を振り返ると、赤松健論も書いたし、萌えの入口論も書いたし、ネギ遊の監修やって、エーミッタム編集長もやって、赤松健インタビューまでして、と、そして最後にこういうお仕事を頂けて。

 「後に残せるモノ」が多い、充実した年だったなと思います。色々な巡り合わせの幸運に感謝ですね。個人的にはもう、やりたいことはやり尽くしたくらいの感覚で、すっきりとはしますね。

*1漫画編集者の覆面座談会とか、あずまきよひこインタビュー、とかもあるらしい

izuminoizumino 2005/12/27 15:45 28日発売……と思ったら、もう書店には置かれてるみたいですね。ぼくもさっき自腹で買いました

izuminoizumino 2005/12/27 16:43 さて、更新したいのですが、そろそろ上京しないといけないので、次の更新は間が空きます。とりあえずユリイカを読んで二つほど重大なことに気付きました(というか、確信を持った)。これは後でちゃんと形にしないと……

Sat 2005.12/24

5ヶ月ぶりのアルバム購入

| 5ヶ月ぶりのアルバム購入を含むブックマーク

B000005ALPBeautiful Freak
Eels

DreamWorks 1996-08-13
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 EELSの1st。これで聴いたことがあるのは“SHOOTENANNY!”と“Blinking Lights and Other Revelations”を加えて三枚。少しずつ揃えます。次は“Souljacker”あたりかな。

『ネギま!で遊ぶ‥‥エーミッタム!!』委託先情報

| 『ネギま!で遊ぶ‥‥エーミッタム!!』委託先情報を含むブックマーク

 執筆者さんの中から名乗り出て下さったり、ご厚意で置かせて頂けたサークルさんの情報です。

 各サークルのみなさん、有難うございます。

 荷物をブースのスペースに食い込ませるのも申し訳ないですから、少しずつしか委託してないんですけど、GUNPさんと麦畑さんとこは比較的多めに置かせて頂けてます。


 あと一緒に、アニメ会さんとこの新刊情報も告知しておきましょうか。

f:id:izumino:20051224191946j:image

中学生キャラ大百科1』


 表紙はなんとしっとさん。ぼくは『小学生キャラ大百科1』からの縁で、お目汚しにカットを二点担当させて頂いてます。興味がありましたらどうぞ。

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Mon 2005.12/19

izumino2005-12-19

大阪のショップ巡り

| 大阪のショップ巡りを含むブックマーク

 月曜はメロンブックス日本橋店、とらのあな難波店、とらのあな梅田店の様子見に行ってきました。

 ぼくが行った午後の時点では、日本橋メロンが残120程度、難波とらが残60程度、梅田とらが残1(!)の状態。どの店の人も「一週間保ちませんか」と訊いたら「保ちませんね」と仰ってました。うーむ。

各地方の様子

 ちなみに、初版と第二版は表紙で見分けることができます。印刷が端で切れて、パルの右腕や木乃香左手が入らずに映ってないのが初版、映ってるのが二版です。

最近の買い物

| 最近の買い物を含むブックマーク

小林尽School Rumble』11巻

 バスケ編から期末テスト終了まで(その次の12巻は天満誕生日からスタート)。ん、♭の収録順がちょっとおかしいな。まだ単行本に収録されてないエピソードのBサイドが描かれてる。

 スクランは連載の方でも、美琴を中心にした新しい人間関係図が出来上がっているので、そろそろこれに追加の図を入れたい所です。

 美琴立ち位置は、実に少女漫画ヒロイン的だなぁと思います(恋愛自体の目的が、単に「好きな人とくっつく」ことじゃなくて「自分の答え探し」になってる所も少女漫画らしい)。

School Rumble Vol.11 (11)
4063636143小林

講談社 2005-12-16
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相田裕GUNSLINGER GIRL』6巻

 同人版の外伝がこの作品のラストに据えられているとすれば、「終わらせキャラ」となる可能性の高い義体・ペトルーシュカの登場。

GUNSLINGER GIRL 6
4840232903相田 裕

角川(メディアワークス) 2005-12-17
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 あと、メロンブックス田嶋安恵の『ドラえもん最終話』を購入しました。

Sat 2005.12/17

エーミッタム配送されました

| エーミッタム配送されましたを含むブックマーク

 公式でも告知されてますが、印刷所からショップさんに荷物が届いた模様です。

 各ショップの本店には18日(日曜)に置かれることかと予想しますが、地方の支店にはどのタイミングで陳列されるのかは良く分かりません(地方で発見された方は目撃報告お願いします)。

 とりあえず明日あたり、日本橋に様子見に行ってみましょうかね。とらとメロンには置いてるかな。


 あ、あと再版記念に表紙イラストの壁紙配布してますよ! 加工は田村ヒロさんの力作です。

日記

| 日記を含むブックマーク

 先日、友人(一応商業活動している人)と夜のモスバーガーで時間を潰しながら


「好きなものを作る」のと「楽しんで作る」は違う


という話をしました。


 「〜が好き!」という感情は、(同じ人間が感じることなのだから)必ずある種の「普遍性」を持つが、「作ってて楽しい」というのは作る側の人間(というか本人)の体験論的な感情でしかなく、「普遍性」を持たない、という話。

 宇宙人でもない限り、必ずどこかに(確率の問題とはいえ)共通するエッセンスがあるだろう、だから「好きだから作る」から出発すれば、同じように好きになってくれる人を見つけ出すことはできるだろう、ということ。


 創作の基本ってのは「通じる人間が一人でもいりゃあいい」の筈で、以前書いた麻雀の話にも繋がる*1んですけど、「自分の好きなものを追求する」ということは、「他人にとっても好きなものを追求する」ことにほぼ近い、と考えたい所です(人に通じさせる方法はそれ一つだけじゃないですが)。

 その好みが一人相手に共通するものなのか、千人相手なのか、百万人相手なのかは全然別の話として。*2


 「作ってて楽しい」、っていうのは、色川武大は「遊び代」っていう言葉で説明してましたね。仕事場は遊び場じゃないから、楽しもうとしたら遊び代がかかる。

 でも楽しめないとストレスが溜まって作業のノリも悪くなるし、たまに「俺なんでこんなことやってんだろう?」とか思って「好き」っていう感情が揺らぎますし、作り手にとって栄養補給か、ご褒美みたいなもんかもしれませんね「楽しい」っていうのは。


 あと変な話ですけど、作るのが下手な人ほど「楽しい」が必要かもしれませんね。

 例えばぼくは(画力の基礎が無いから)絵を完成させること自体は面倒で、あんまり楽しくないんで、なるたけ「楽して楽しむ」つもりで描かないとやってられない所があります(だからラフイラストが多い)。これは、絵描きとしてはハンデなんでしょうね。愛好者(アマチュア)って言葉とぴったり合致する性質です。

 逆に文章は得意分野(もともと楽しい)だから、ここは手を抜きたくないぞって時は、進んで苦労して、妥協もして、完成させようとしますね。そういうのは作った後で愛着も湧きますし、楽しんで書いたものだと「あぁ、手ェ抜いてるなぁ俺」って後で良く思います。*3

 苦労に苦労を重ねると、後からランナーズハイみたいになって楽しくなるっていう要素もあるでしょう。これは「ご褒美」ですね。


 だから、プロの漫画家でも小説家でも「自分は仕事自体が好きじゃない」とか良く言いますけど、それはもともと楽しめてる(だから妥協もできる)か、よっぽど上手いのか、後から得られる「ご褒美」の存在を知ってるっていう証拠でしょうね。下手な人間は、ただでさえ楽しくないことなんか続けてられませんからね。

 まぁ「もとからがムチャクチャ上手すぎて、苦労を必要としないか、苦労自体が楽しい」っていうタイプ作家には喩えが当て嵌まりませんが。そういう人達は、化け物。

*1:誤解してる人が多そうですが、あの喩えの中での「役を和了る」は「ヒットする」の意味ではなくて、「通じさせる」に過ぎませんね。ヒットするかどうかは「デカい手をツモれるか」「連荘できるかどうか」に喩えていいと思います。他家を直撃して出和了するのは、「身近な人(友達とか編集者とか)を一人喜ばせる」に近いんじゃないでしょうか

*2同人とかは無心で作ってもいいんですけど、商業作品だと「広く好まれるもの」を目指す必要がありますから、「自分の好きなものの中からメジャーエッセンスを取り出す」か「自分からメジャーなものを好きになってみる」という選出過程が間に挟まるでしょうね

*3:それはそれでハメを外した良さがあるかもしれませんが

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Thu 2005.12/15

この日は

| この日はを含むブックマーク

 ずっとカオスフレアキャラメイクやってました。

 なんか夢の中までキャラメイクしてましたよ(TCGのデッキ組んだことのある人には、TRPGキャラメイクはそれと似たような感じだ、って説明すれば伝わると思う)。

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Wed 2005.12/14

劇場版プリキュア2観てきました

| 劇場版プリキュア2観てきましたを含むブックマーク

 第一弾と比較して、非常に良かったです。東映アニメ劇場版にありがちな「世界観的逸脱」が少なく、純粋TV版のクオリティを高めて豪華にした感じ。

 コンセプトもTVで反復されているテーマを拡張したもので、じっくり「タメ」の時間を使って「ピンチから復活してパワーアップ」「喧嘩して仲直り」のカタルシスを盛り上げているのも良し。前作は子供向けの要素が強くて、演出やプロットが弱く感じられたんですが、今回は割としっかり作り込まれてましたね。

 プリキュアのコンセプトっていうのは、とにかくヒロイン達の関係をセクシャルさたっぷりに描くことで「子供向けの友情ドラマ」と「大きいお友達向けの萌え」の両面を活性化させられる所だと考えてるんですけど、そういう意味では、プリキュアというシリーズの決定版と位置づけて良さそうなくらいの成功作だと思います(後の時代になってから「プリキュアはこれだけ観ておけばオッケー」と言われるような)。


 これでTVの方も、綺麗に二年目を締めくくってくれれば万々歳。色々、次期シリーズの噂が流れているみたいですけど。

『異界戦記カオスフレア』購入

| 『異界戦記カオスフレア』購入を含むブックマーク

 加納さんに布教されて、久しぶりにTRPGの基本ルールブックを買ってみました。

f:id:izumino:20051215024544j:image

 「ダイの大冒険バスタードでも可)」と「石川賢の虚無戦記(魔界転生でも可)」と「デビルマンバイオレンスジャックでも可)」と「スタートレックガオガイガーでも可)」が同時にできる*1という狂ったシステムが今ここに。

 

 山風もシグルイもARMSもできる。加納さんによると「劇場版プリキュア2のシナリオは完全再現可能」らしい(笑)

 さぁキャラ作るかー。

*1TRPGシステムで言えば「TORGができる」

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Tue 2005.12/13

ネギま!で遊ぶ‥‥エーミッタム!!第二版についての暫定告知

| ネギま!で遊ぶ‥‥エーミッタム!!第二版についての暫定告知を含むブックマーク

 印刷所からの連絡によると、第二版の印刷自体は終わっているそうです。予定していたよりも早い仕上がりだったので、ショップへの配送日を前倒しできないか交渉中。できれば17日の土曜日にはショップに卸したい所なんですが。


 冬コミに関してですが、以前「百部ちょっとしか持っていけなそう」と書きましたけど、幸いにも委託して頂けるサークルさんが増えましたおかげで、数百部は持って行けそうな感じになりました。まぁ、これでちょっと在庫が余る、くらいの塩梅じゃないでしょうか……(不安)。

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Sun 2005.12/11

修羅場中にお絵描き

| 修羅場中にお絵描きを含むブックマーク

f:id:izumino:20051212054742j:image


 〆切直前に息抜きで描いたラクガキ。大きい画像はこちら。

 トップ画もこっそり更新してます(プロフ画像と同じ素材です)。

 どちらも画材は細筆ペン、塗りはマウス操作で写真屋。*1

*1タブレット持ってないわけじゃなくて、マウス使ってザックリ塗るのが好きなだけです。タブレット準備するの面倒だし

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Sat 2005.12/10

岩明均『ヒストリエ』評

| 岩明均『ヒストリエ』評を含むブックマーク

 すぐ更新できるネタが無いので、mixiに書いた『ヒストリエ』評と、それについたコメント欄転載します。

 コメント欄で白状してますが、ぼくは岩明均の他の作品をちゃんと読んでませんし、西洋史にも疎いのでそこらへんはご了承の程を。*1

ヒストリエ3巻読了

 「絵的な情報量の少なさが与える面白さ」というお題で評論を一席ぶちたいが、清書してられる余裕が無い(笑)

 なので以下抄記。


 『ヒストリエ』という漫画作品は、感化的内包()を伴わない絵のみで画面を構成することで、古代の「情報価値観」を再現することに成功している。

 ヒストリエは確かに「面白い」わけだが、「絵が簡素だから」→「ストーリーの面白さで保っている」という質の作品ではない。むしろこの漫画にとってストーリーは「面白さの中心」ではない、と言ってもいいだろう。

感化的内包とは

)例えば「泥棒」という言葉は、それが指し示す実体以上の情報を読者(聞き手)に与える。「泥棒」と「窃盗容疑者」は指し示すものは同一でも、その言葉から連想するイメージは大きく異なる。「コソ泥」「盗っ人」という言葉を選んだ場合、更に余剰の意味が重ねられていく。

 これが感化的内包である。「おふくろさん」と呼ぶことと「母親」と呼ぶことの違い、「ブサイク」と呼ぶことと「その地方において若い異性から比較的好まれない容貌」と呼ぶことの違い、など。

 ヒストリエの場合、主線がシンプルであるだけでなく、「感情を表す漫符」は汗や顔の影といった最低限のものに抑えられ、表情のディフォルメは単調で、漫画的に誇張されたボディランゲージの使用も少なく、背景効果(ベタフラ、イナズマなど)も極限まで切り詰めることで「感化的でない」少情報量の画面を作り出している。

 人物、建築物、風景、小道具はおろか、コマやフキダシの構図に至るまで、ありとあらゆる絵から「感化的内包」が慎重にこそぎ落とされて描かれていることに注意されたし(例外は、エウメネスの夢の中に出てくる母の面影くらいであろうか)。


 高度情報化社会を生きる現代人にとっては、目に映る古代ギリシア世界の「情報量の少なさ」を読み取り、当時の情報価値観を疑似体験することが、それだけで快感となるのだ。だから読んでいて飽きないのだ。

 誇張した喩えをすれば、平均的なサラリーマンネットサーファーが一日に読む文字量が、古代世界平民が読む文章の一生分に相当するかもしれないというくらいに、現代と古代では接する情報量が異なる。

 主人公であるエウメネスは当時における最高レベルの知識人として描かれていくわけだが、ヘタをすると、普通の学生の方が「エウメネスよりも沢山の言葉に触れている」かもしれない。


 そこまで「世界」が違ってくると、知識の捉え方、学び方、考え方、感じ方、用い方、あまねく全てが新鮮な体験に変貌する。

 そんな世界で流れる「情報」は現代とは全く異なる「価値」を持って受け入れられるだろう。今ではなんでもない、簡単な地理や理数系の知識が、当時の人間にとっては一生の何割かを占めかねない「貴重な情報」として語られていく。「無学」と「博識」という言葉の間にあるものは、今よりももっと切迫した意味を持ってくる。

 「知識」は貴重品であり、それを学ぶということは、特権であるか僥倖であったのだ。


 この、古代にひととき転生するような疑似体験から生ずる快感は、「絵が生む魅力」であり、厳密には、ストーリーの魅力ではない。

 これは小説で言えば、ストーリーではなく「文体の魅力」に近い。


 という話。

コメント;A氏

 『寄生獣』とか『七夕の国』でも大概「そぎ落とした」観があったけど、『ヒストリエ』と相対するとやっぱりあちらは現代が舞台だったんだなあという感じがしますね。

コメント;B氏

 うん、そうですよね。絵のストイックな表現が作品の大きな魅力になってると思います。作品の舞台となっている時代と、我々の時代との情報格差萌えるのも大いに同意。

 後、技術的なことに起因する作品の魅力なら、語りの魅力ですかね。主人公の半生の様々な場面が、統一された語りで往来するのを見るのは、読んでいてわくわくします。


 ただ、この時代(古代ギリシア)の知識人の、知的なレベルの高さは、我々の時代の知識人以上かもしれない。数学にしても哲学にしても。

 ということで、個人的に感じているこの作品の本質的なおもしろさは、「知性」や「知的好奇心」が作品の舞台となっている時代と現代の我々との間で地続きになっていることを、主人公エウメネスを通して体感することにあります。


 ええと、いずみのさんが、「一席ぶってくれる」のを楽しみにしたいんですが、駄目?(笑)

コメント;いずみの

 実は寄生獣七夕の国も途中までしか読んでないし、古代ギリシアにも全然詳しくないのがネックなんですが(笑)

 作者は昔からこの漫画の構想を温めていたらしいから、半ば必然的な絵柄の選択だったかもしれません。


主人公の半生の様々な場面が、統一された語りで往来するのを見るのは、読んでいてわくわくします。

 この、エウメネス情報をゆっくり小出しにされて、頭の中で繋ぎ合わせていく感覚自体が、「当時の知的体験のシンプルさ」に相当するという、作品→読者の二重構造になってますね。


>この時代(古代ギリシア)の知識人の、知的なレベルの高さは、我々の時代の知識人以上かもしれない

 ノイズ的な情報(今だとテレビとか街中の広告とか、友達との電話とか)が無い分、当時の知識は純粋に感じられるんですよね。 純粋だからこそ、それを正しく用いる人は「賢い」人に見えるという。

 うーんでもどうだろう、現代で、十代の若者無意識に吸収している言葉のカタマリに受験勉強情報量をプラスすると、やっぱり当時の知識人読書量を超えてしまいそうな気もする。


 そこで面白いのは、人や人工物が持つ「意味」が排除されて描かれているのはともかく、「自然の豊かさ」まで排している点で、これは西洋的だなーと思います。戯画化された西洋観ですが。

 同じ知識レベルの舞台でも、アジアとかだったら自然を精細に描こうとする筈。

 西洋価値観では「言葉」や「理性」からものを学ぼうとするけど、東洋価値観では「自然」や「感覚」の中からも多大な情報を受け取ろうとする、ということですね。


 しかしこの漫画アニメ版ハイジとか、フランダースの犬並に、世界規模で通用することを描いてそうな気もしますね。

コメント;A氏

アジアとかだったら自然を精細に描こうとする筈。

 たぶんビンゴ。

 これの前に描いてる歴史作品『雪の峠』は日本のお侍さん達の地政学的な駆け引きがテーマで、自然風景(森、山、峠、雪)が絵的に重要意味を持って描かれてました。

ヒストリエ (1) ヒストリエ (2) ヒストリエ (3)


 ちなみに、ぼくがここで使ってる「情報量」という言葉は、例によって赤松健用語の拡大解釈だったりします。

 元の意味はこんな感じ。

例えば、ジャンプ矢吹健太朗さん(Black-Cat)の絵は、前作に比べて

大幅に画面情報量が増えています。急にギッチり描き込まれ始めた、と

いうわけではなく、絵的な意味で「コストが高くなっている」のです。

トーンや線の多さではありません。画面情報が正確で多くなったという

意味なのですが・・・分かりにくいですね。スミマセン。(^^;)

逆に、岸本斉史さん(NARUTO)の絵は、かなりコストが下がっています。

ネームの流れ&アングルが売りなのと、もう読者が愛着を持つキャラ

多数いるので、画面情報量を上げる必要はないとも言えます。(それでも

初期は結構コストが高かった)

2002年(前半)の日記帳 3月31日

 赤松さん自身は凄く感覚的な説明をしてますが、要するに、絵に「感化的内包」が込められているかどうか、という問題だとぼくは捉えています。

 例えば、キャラクターの服装のレース模様なんかをビッチリ綺麗に描き込むと、そのキャラは作品中で特別待遇を受けているような印象を与えますし(記号的に「豪華な服」ということを説明するだけでは無く、「とっても可愛らしい服」という反応を刺激する感化作用がある)、あるいは、キャラペン入れにグッと力を入れて乱暴に重ね描きするだけでも、読者が感じる「情報量」は増えていくでしょう。

 『ヒストリエ』は意図的にそれを無くしているのが面白い、と。しかもその「読者が得る情報量の少なさ」は「当時の人々が日常的に感じていたであろう情報量の少なさ」を連想させるものなんですね。

*1:追記:この後、岩明作品は後追いで読み、古代ギリシアについてはそれなりに勉強している

銀 2005/12/11 18:57 古代の知識のなかで現在学校で教わったりするのは「正しかった」ものだけでなので、一見古代の知識量は少なかったように思えるかもしれませんが、当時には「間違った」巨大な知識体系がすでに構築されており、知識人たちはそうした情報もまた「真実」として学んでいました。
ですので、学ぶべき知識の量が少なかったというのは誤解です。
ただ、ノイズ的な情報というものまで含めると、やはり現代の普通の学生の方が触れている量は多いでしょうね。

izuminoizumino 2005/12/11 19:12 そこは文中でも書いているように、戯画化された西洋観であり、理想化された古代観を描いているということだと思うんですよ

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Fri 2005.12/09

交響詩篇エウレカセブンってどんなアニメ・2

| 交響詩篇エウレカセブンってどんなアニメ・2を含むブックマーク

 id:izumino:20051208:p2の続き。

どうでもいい混ぜ物で水増ししておいて、引用に引きずられるなとか本筋を見失うなとかいうようなスタンスを作り手が取るならば、なお性質が悪いと思います。

 ロジックとしては「中途半端萌えとか不必要だから萌え減らせ(萌えオタがウザイので)」「このアニメに作画力は必要無いから作画に凝るな(作画厨がうるさいので)」とか言ってるのと変わらないような……。

 エンターテイメントは、あっても無くても困らないクラスの「不必要」や「ムダ」な装飾が不可欠であって、こういう「必要が無いから無くせ」っていう意見に振り回されたら、作り手は何もやれなくなるでしょうね。

エウレカセブンが視聴者にいかに捉えられているかいかに扱われるているかという部分と、それを誘発する作品自体の性質を問題にしています。

 つまり、自分自身は問題のある視聴者ではなく、自分以外に問題のある視聴者が居ると思う、という推測を語ってるわけですね。


 繰り返しになりますが、エウレカって「あったら困るくらい情報量や引用が多い」と本気で思ってる人がそんなに居るんでしょうか。その前提での問題提起になってることが疑問。設定は「小出しにしなきゃすぐに出尽くしてしまう」レベル(裏設定とかは知らん)のものですし、引用は装飾目的かフックレベルのものが中心ですし。

 それでも気になって気になって仕方ない、という少数の人の面倒までみていられないでしょう。 かといって「100%誤読されない作品作り」なんて不可能ですし、むしろ「誤読の余地すら全く無い物語」って魅力的かなぁ? と言ってもいいかもしれませんが。


 まぁ、こういう「視聴者のスタンスが悪いんじゃなくて、作り方の方が悪い!」という責任問題と、「この作り方なら、こういうスタンスで観た方がいい!」という好意的見解は往々にして平行線の議論にしかなりえないのでとりあえずここまで。

 どっちの立場にしろ、そういう視聴者が居るんだなぁって感じで。

反応リンク

 なるほど。

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Bivattchee 堤晋一 小倉健二

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HALCALI U 田中ユウスケ

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 3クール目の主題歌はオープニングもエンディングも両方いい。

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Thu 2005.12/08

福岡からの荷物

| 福岡からの荷物を含むブックマーク

 福岡の友人から、漫画の詰まった段ボール箱が届く。


クリックで拡大


 いつ読むんだろうこれ(笑)

 内訳は

こんな感じで、どれも読みたいのは確かなんだけど濃すぎてゲップ出そうですわ。

 少年マガジン編『THE まんが塾』と車田正美雷鳴のザジ』はまぁオマケですね。


 あと先日、見習い雑兵氏を誘ってラーメン食べたり日本橋コーヒー飲んだり、同人誌を沢山貸してあげたり、趣味マッサージ実験台になってもらったりしてました。

f:id:izumino:20051208214506j:image

 その時スケブに描いてもらった塚本八雲(※彼はスクランをちゃんと読んでないのでキャラの性格的にレアな表情を描いてきてこれはこれで萌える)。


 今は、某方面の原稿の仕上げやってます。何のお仕事なのかは今月中にお伝えできると思いますが、なかなか満足できそうな内容になっています。

交響詩篇エウレカセブンってどんなアニメ

| 交響詩篇エウレカセブンってどんなアニメを含むブックマーク

エウレカセブンは多くの「引用」により世界観を広げようと試みていることはだれもが認めてくれるだろう。エウレカセブンに埋め込まれたキーワードを手がかりにアニメ以外の存在があることをしめしているのかもしれない。


だが、それは成功しているのか。

 エウレカセブンのコンセプトって「引用なんて飾りですよ飾り!」だと思ってたんですが違ってたんでしょうか。作り手側のコメントに触れていないので実際の所は知りませんが。

 広げているのは客層であって、別に世界観じゃないような……。

情報を集めリスト化すること自体に快楽を感じるのは所詮ごく一部の人間でしかない。何より圧倒的な情報量を持って描こうとするアニメの内容もあまりに凡庸ではないか。

 とりあえずぼくの周囲の人間は「情報集め」や「引用元探し」を一切せずにエウレカセブンを楽しんでる人達ばっかですね。その点で「アニメ観て情報集めなんかしようとする視聴者は所詮ごく一部の人間でしかない」のは全然正しい意見かと。

関心を外へ外へと誘導すればするほど、周辺情報を集約すればするほど肝心の物語の中心は見えなくなる。引用のための引用により物語の内容は有機的なつながりを失いエピソードとエピソードの結びつきは乏しくなるし、瑣末な情報量の多さでどこに焦点をしぼればいいのか混乱する。

 ですから、これはむしろ「情報集めに奔走するようなごく一部の人間」ほど「肝心の物語の中心は見えなくなる」だろうし「どこに焦点をしぼればいいのか混乱する」だろう、という意味に置き換えて解釈していい気もします。

 本編は割に直球かつ王道の快楽原則に則ったストーリーラインなので、引用とか気にしないで観ている人からすれば単なる「楽しい冒険モノ」であって、情報量にしても、世界観の説明に必要な設定はチョボチョボと小出しにされてるから謎めいているだけで、全体像は少ない、というか、結構どうでもいい部類の情報なんでしょう。

 件の引用というのも、知らない人が見たらサッパリわからんような「装飾的引用(含意のある意図的引用ではない)」ばかりなので、引用自体が「視聴者の関心を外へ誘導している」というよりも、引用を出口にして「自発的に外へ向かおうとしている一部の人間が存在している」と捉えた方が正確なのではないでしょうか。


 まぁつまり(それがホントかどうかはともかく)「“エウレカセブン”は“エロティカ・セブン”の引用らしい」というタイトルの時点で「引用意味なんて無い!」というスタッフメッセージに気付くべきなんだと思います(無茶)。

九代目九代目 2005/12/09 21:38 なんていうか、自分にとって必要な情報を取捨選択するスキルが無いというだけに思えますね。世界(観)を知るのに全ての情報は必要ないし、「それはそれとして」見ることができるかどうかじゃないでしょうか。個人的には“エウレカセブン”はとてもわかりやすいアニメに思います。

izuminoizumino 2005/12/09 22:36 結局は楽しんだ者勝ちみたいな。受け手側が手段を目的化して楽しもうとするのは自由ですけど、作品側がそれを望んでいるかどうかは別なわけで。//エウレカは、ガンダムやエヴァの反省が変に活かされてるんだと思って観ています。「思わせぶりな引用」や「魅力的すぎる謎」をあえて手加減することで、「深読みの暴走」や「謎探しの自律化」を抑えてるんじゃないでしょうか。ガンダムもエヴァもしつこくファンに深読みされて、相当難儀してますからね

   2005/12/10 16:55 『直球かつ王道・楽しい冒険モノ』が意図されてるのはわかるんですが、エウレカがそれを達成してるんですかね。レントン脱走とか単純に程度が低いですし、『王道』とか既成の言葉を振りまわして悦に入るより、本当に問うべきは作品の出来そのものだと思うのですが。

izuminoizumino 2005/12/10 17:20 そこらへんは好みのレベルじゃないですか。直球で王道だっていうのは、陳腐で凡庸だっていう言葉に言い換えても構わないと思いますよ。そういうのがいいっていう人と、ダメだっていう人は両方居るでしょうけど、トレードオフ関係なんで、片方を切り捨てるのはしゃあないですよね。でも陳腐なのが良くないと考えたり、その中でのちょっとした創意工夫を見出せない人は、ちょっと好みが狭いかなとも思いますけど

izuminoizumino 2005/12/10 17:39 まぁぼくの友人の中でも、エウレカのシナリオに対する評価はまっぷたつに別れてますからね。実際はどうなんだろうな

九代目九代目 2005/12/10 18:31 個人的には“エウレカセブン”の魅力は、プロットやストーリーのオリジナリティではなくコントロールの効いた演出にあると思っています。シナリオ自体の出来は悪くない、程度が妥当なんじゃないでしょうか。//“エウレカセブン”の使った装飾品が、多くのアニメファンにとってなじみの薄いものだったため、余計な勘繰りを誘ったような気がします。

Tue 2005.12/06

冬コミの活動予定

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 ネギま!で遊ぶSPサークル参加はありません。落選とかじゃなくて、単なる「申し込み忘れ」が理由なんですが……。

 というわけで、エーミッタムも委託のみの、少部数の頒布という感じになると思います。その代わり、初日と二日目(29,30日)両方にちょこっとずつ置かせて頂けることになりそうです。百部ちょっとくらいしか持って行けなそうなのですが、まぁ、ショップに卸してる本ですから、そんな程度でも問題無いでしょう(きっと)。

 委託を申し出て下さったサークル様には感謝しております。ありがたい話です。


 ちなみにぼくのコミケ参加歴は確か98年冬,99年冬,00年冬〜03年冬……だった筈。売り子とか色々やってた関係で、一般参加は最初の一回だけでした。

 04年から体調を崩した所為で上京を控えていたんですが、近頃になってようやく体が良くなってきましたので、二年ぶりに参加できそうです。

 あれ? そういえば今年はサークル入場できるのだろうか……。

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Mon 2005.12/05

じわじわ売れ続けているキラ×キラも凄いが

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 みやもさんの『修正報告』が『キラ×キラ』を抜いて同レーベル内トップになっている件。


 近頃小説とか全然読んでないぼくも読みましたよ、これ(久しぶりに触れた小説エロラノベですか)。

 120ページを過ぎたあたりから、かなり感情移入しながら読むことができて、身構えていた以上には面白かった。すげえ直球に投げ込んでくるロマンスものでした。強引な動機とムチャクチャな手段によって結ばれる二人、そして何故か純愛、というボンクラ丸出しのプロットが清々しかった。

 文体が淡々としすぎているのが最初気になりましたけど、後半に入るとそれがリーダビリティに転換されて、読みやすさに繋がってましたね。

 個人的には『ラブひな』の素子や『屈折リーベ』の篠奈先輩なんかをエッセンスとしては感じました。

修正報告 銀河ツンデレ伝説
4576051997みやも 上連雀 三平

二見書房 2005-11-22

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Sat 2005.12/03

izumino2005-12-03

赤松健色々

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赤松健論、≪補論1〜2≫を改訂

 「エーミッタム」のインタビュー内容と、通りすがりの読者様からメールで頂いたご意見を反映しています(大きな加筆は「※12月3日註」から始まる段落のみですので、既読の方はそこだけご確認下さい)。

 特に『拳児』論としては、一方的な批判となってしまいそうなこちらの内容に、納得のいくフォローを加えて頂いた形になっていて、感謝しております。

季刊エス』第4号をヤフオクで入手

 一年以上の間探し続けていた、『季刊エス』第4号を先日ヤフオクで発見し、即行で落札しました。

 実はヤフオク利用したの、これが初めてだったりします。

 何が目当てだったかというと、赤松健インタビューが載ってるんですね。03年9月の発行だから、多分、連載ではエヴァンジェリン編の終盤あたりに受けた取材でしょうか。

 漫画家としてこのテの雑誌から取材を受けているのは、おそらくこの『季刊エス』のみです。そしてこのインタビューが、4ページしか無いんですが、かなり面白い。全ページスキャンして皆さんにすぐ読んでほしいくらい。エーミッタムインタビューで書かれているようなことも、この時点で既にいくらか出てます(作画面の話が主ですが、例えば蓬莱学園元ネタっていうのもここに書かれていることなので)。

 というか、この本が手許にもしあれば、赤松健発言集の論旨をまとめる時に凄く楽ができただろうに……。

 このインタビューを読んだ後あたりから、ぼくの赤松健に対する評価が上がって、作家像のイメージも固まりだしたような記憶もあります(※その季刊エスを買い逃しているという事実自体が、当時はまだ熱狂的なフォロワーではなかったことを物語っているかも)。

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Fri 2005.12/02

色々

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本田透と国井咲也(アニメ会)の二次元へいきまっしょい!(にじいき)

 本田さんとアニメ会さんのネット番組だそうな。

はぁ

 お友達のHARD-WIREDさんが冬コミヴィジュアルノベル出すらしいですよ。

(※18禁二次元ドリームコミックヒロインぶっかけアンソロジー白濁汚辱』

 仲間内の八雲好きにとっては密かに神、なことでも有名な(それ有名言わない)探検はらはらさんが商業アンソロデビューするそうな。

 Amazonにも出てた。即行で注文(←こういう買い方は珍しい人)。


 余談ですが、ネギま千雨におけるきみまるみたいな存在が、スクラン八雲にとってははらはらさんなんだろーなということはさっき思ったり。*1

*1:いや、ド鬱とかそういうことじゃないんですが。理解度の高さとかシリアスエロとか(あと原作改変っぷりとか)

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Thu 2005.12/01

贈呈品の『現代用語の基礎知識 2006』が届いた

| 贈呈品の『現代用語の基礎知識 2006』が届いたを含むブックマーク

4426101247現代用語の基礎知識 2006

自由国民社 2005-11-04
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 ぼくが編集したはてなキーワードがいくつか入ってました(→参考)。ある意味みっともないというか、恥晒しというか。

 「萌え属性」や「カトキ立ち」が取り上げられるのはいいんだけど、「リリアン編み」が採用されている現代用語クオリティはかなりの謎です。


 余談ですが、我が家が買ったことのある現代用語の基礎知識は10年くらい前の版が最後で、それには「チバレイフェイス」なんてのが掲載されていたと記憶しています。「チバレイフェイス」って何よ。*1

*1:「(当時アイドルだった)千葉麗子のような顔の女の子」のこと。当時からいい加減な語句選びをしていたことが良く解ります

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