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Wed 2007.11/28

名言

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Something Orange

 だれもがドストエフスキーはすごいという。『カラマーゾフ』は傑作だという。しかし、それなら、なぜ、アリョーシャのあの優しさを学ぼうとしないのか?


 小説を、文学を読むこととは、ただ文字に目を通すことではない。

「ボクは彼を笑わない……!」/今週のマガジンの「面白かったもの五つ」

| 「ボクは彼を笑わない……!」/今週のマガジンの「面白かったもの五つ」を含むブックマーク

週刊少年マガジン 52号

※掲載順ツバサは休載)

 『FAIRY TAIL』も良かったしアベレージの高い週でした。

 今週の花形は、読んでいてちょっと泣きそうになるくらい感動。村上よしゆきはどこからこんなキャラの描き方を覚えたんでしょうか。個人的には、まるで初期のワンピを読み返しているような気分です。

 天然・天才型のリーダー像としては、マガジンの中で花形とネギは対比させながら読むと面白いです。でも二人の性格が違うというより、「年齢の差」かもしれませんね、これは(花形も高校入るまでは煮え切らないヤツだったわけで)。


 リーダーとしてのネギは、天然で凄いことをサラッとやれてしまえるまでに成長した「高いリーダーの素質を持つ」という強さのレイヤーと、その成長の早さに振り回されている「能力の高さに心が追いついていない」という弱さのレイヤーの二層を同時に抱えていて、その齟齬を埋める為の試練のひとつがこの魔法界における「パーティ再構築」というイベントなのだろう、という見立てで続きに期待しています。今の拳闘大会なんてまさにそんな感じ。

 あと、身をもって「魔法使い&従者」タイプと「魔法剣士&戦士」タイプの、「実際の在り方」を描いて見せているのも、魔法バトル世界観の再構築を律儀に行っていて面白いですね。


 もうしま、別フレ星野さんが妙にキュート西本英雄は、実在の人物(※芸能人ではなく)を可愛く表現するのが地味に上手いと思います。

今週のデータベース更新

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『School Rumble』における反復・対比・暗示のリスト更新

 本誌の今週分(♯252)を更新してあります。

 全体に流れるテーマを通じて読んでいくと、かなり重要な領域に踏み込んでいる回でした。

 大きな石を積み上げた音がしたような気がします。

 各話解説という形ではなく、各カップリング関係性を俯瞰した時に見えてくるテーマについて書いてみたくもあるんですが、詳しくはまだおあずけということで。

 最近は、サン=テグジュペリの「愛するとは、互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである」みたいな思想キーワードになってるんじゃないかな? と考えてます。

♯252KISS KISS, BANG BANG」(キスキス,バンバン

キスキス バンバン -L.A.的殺人事件キスキス バンバン -L.A.的殺人事件
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最近読んだ漫画

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skerenmiskerenmi 2007/11/28 22:36 西本作品がなぜ面白いのか分かった気がします。きっと人が好きな人なんでしょうね。

Sun 2007.11/25

金土日の粗筋

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 金曜はたかすぃさん主催サイト管理人オフ会で、夜はお友達の引っ越し先にお邪魔して泊めてもらって、翌日の土曜日漫画研究会に二度目の参加をして、その二次会の後はまた別のお友達の家に泊めてもらって、日曜はその友達も含めた5人で横浜中華街に出掛けて中華料理を食べて、日曜の深夜に自宅に帰ってきました。

 プチ旅行という感じでしたが、三日間家を空けていたらスパムメールが600通溜まっていました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20071125

Thu 2007.11/22

今日の捕捉と、映画『300』のペルシア視点について

| 今日の捕捉と、映画『300』のペルシア視点についてを含むブックマーク

はじまりはイスカンダル?いずみのさんとモスバーガーでの熱い会話 | 旧館:物語三昧?できればより深く物語を楽しむために

 ぼくはブログでは大したことを書いてないんですが(会った人と喋ることで殆ど満足してしまう為)、アレクサンドロス研究の成果はいつかまとめてみたいと思ってます。

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『魔法先生ネギま!』と『ディバイデッド・フロント』を読んで?僕は不快にならないな  | 旧館:物語三昧?できればより深く物語を楽しむために

おわ。。。 - Nobody tells the story

 大前提としての「少年漫画主人公には責任が無い」という部分にちょっと「?」が付く所なので、id:skerenmiさんには小山ゆうの『スプリンター』あたりを読まれることをお勧めします。まぁアレは「青年漫画に半歩踏み込んだ少年漫画」という括りもされそうですけど。


 でも『ONE PIECE』の麦わら海賊団と、『魔法先生ネギま!』のネギパーティを対比することでもクリアに見えてくる問題の筈です、これは。

 あと当然アレクサンドロスとの対比も欠かせないわけですが(結局そっちにいくか)。


映画『300』を観た:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

もっと率直にいうと、ブッシュ妄想を見せられた感じがする。まぁ個人的な印象だけど、僕にとってはデキがどうこういう以前に凄くイヤな映画だった。

 古代ギリシアといえば、夏目房之介さんが『300』を観てイヤな映画だったとこぼしておられましたけど、

……こういう↑ペルシア視点での読み方もあることを知ってもらえたらなぁと思ったりします。

 ついでにちょっと、ぼくが『300』を観た直後にmixiに書いた感想引用してみましょう(↑のペトロニウスさんの感想記事も、ぼくの日記に対するコメントを元に書かれたものだったりします)。

 基本的には楽しんで観た映画なので、批評というよりも面白がって書いた感想ですけどね。

 友達4人と連れ添って『300』観てきました。


 クセルクセス王かっこいーーーーーー! 美形、美声スタイル良すぎ、そしてとても寛大でございます。

 惜しむらくは用兵の才能が全く無い所か……、史実ではどうかしらんけど。


 一方、スパルタ兵は好戦的すぎですね。なんだあの蛮人どもは(笑)。


 しかし、政治批評的には「ギリシア西洋民主主義国家」「ペルシア中東専制支配国家」という見立てをされる映画なんでしょうけど、「東から攻めてくる大軍に抵抗する兵士」という絵面は、むしろ「ペルシアアメリカ」「ギリシアイスラム諸国」というイメージが浮かびました。


 とりあえず、権謀術数外交政治を駆使して無血開城を狙おうとする超平和主義者なペルシア王に対して、民主主義を守るというイデオロギーを固持して戦争に持ち込もうとするスパルタ王が野蛮すぎ。


ペ「滅ぼされたくなかったら土地をよこしなさい。土地だけでいいので」

ス「ギリシア人は自由人なので屈服しません。戦争します」

ペ「こっちには100万もいるんだから降伏しなさい。悪いようにはしないから」

ス「100万って言っても奴隷ばっかなんでしょ? こっちは職業戦士が300人。戦ってみないとわからないので降伏しません」

ぺ「(なんとか追いつめて)お前をギリシア大将軍にしてあげるのでひざまづきなさい」

ス「スパルタ兵に退却という言葉はありません」

ペ「仕方ないので皆殺しにします」

ス「死ぬまで戦います」

ペ「……」


 ギリシア人には「人間人間にひざまづく」という発想が全然無い(神にひざまづくという習慣すら無いので、まして人間相手だと「畜生以下の屈辱」を感じるらしい)、ペルシア王がペルシア的な感覚で「ひざまづけ」と言っても心情的に受け入れられる筈が無い、っていうのと、そもそもペルシア人にとっての戦争というのは、おそらく「とりあえず数を寄せ集めてプレッシャーをかけ、降伏を迫る」という高度に知能ゲーム的なものである筈(史実はともかく映画ではそんな感じの用兵に思える)が、逆に西洋人にとっての戦争とは「代表の戦士を出し合って勝負を決める」感覚っぽく、兵が出れば勝敗が決まるまでぶつかりあおうとするもんだから、ペルシア側の戦略威圧が全く成立しないというむごい有様。まさに文化のカベ(笑)。


 「威圧のための軍隊」が「代表戦のための軍隊」と戦えばそりゃ序盤は苦戦させられるのは当たり前で、根底から異なるルールで戦ってるんだから、そりゃペルシア側も戸惑うでしょう。マラソンレースを挑もうとしたら、いきなりスタートダッシュされて「俺達の方が足早いもんね!」と勝ち誇られてるような感じ(笑)。


 とにかく何をどう説得しようとしても「民主主義は曲げられない」というイデオロギーを守るためだけに徹底抗戦するギリシアは、むしろイスラム原理主義者のレジスタンス連想させます。


 ペルシア王って、専制君主とはいえ一応グローバリズムを目指した側でもあるわけで、現代に置き換えるなら間違いなくアメリカ大統領に相当する立場でしょう。イスラム諸国に向かって「資本化してくれれば悪くはしないぞ」と持ちかけたら、「イスラム資本主義に屈服しない」と言い返されて武力行使に、みたいな構図に置き換えることは簡単にできるし、そういう意味では「アメリカ的な民主主義を礼賛した映画」という愚かしい読解は全くできなくなります。

 二元論的どころか、かなり善悪が相対化された映画だという印象が強く残るわけです。

ペトロニウスさんのコメント(内容は物語三昧の感想記事とほぼ同じ)へのレス

 そうそう、ひざまづきさえすれば、後は公平に人間扱いしてくれる(「神の前では平等」だから民族差別を超越できる)王様なのに、ギリシア人側から見れば「ひざまづかされたら人間として終わりだ!」というプライドがある以上、どう穏和に交渉しようとしても平行線なんですよね。


 アレクサンドロスの寛容政策や民族融和思想も、ペルシア的な支配をより理想的に昇華させただけのものかもしれません(そう考えると、教師のアリストテレスペルシアで何を学んで、何をアレクサンドロスに教えたのか? というのも想像が膨らみますよね)。


 あと、後のキリスト教は「神の前では平等」というペルシア的な概念を輸入? してますから……。

 ペルシア王と、今のアメリカグローバリズムが被って見えるのは、そこも理由かもしれませんね。

 しかしクセルクセスはメチャクチャ格好いいけど、ブッシュは応援する気になれないなー(笑)。

 肝心の萌えポイントである「寛大さ」が感じられないからかな?

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身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記: 今週のチャンピオン感想

 今週もこの感想コーナーは凄い面白い(笑)。

トッポトッポ 2007/11/25 19:15 あのぉ・・・とはいっても、あくまでもペルシャは専制主義のイランであり、ギリシャは民主主義の西洋だとおもいますが・・・。
物語三昧は偏屈な捻くれですね。そこまで民衆は思わないし、西洋正義、東洋悪と世界に思わせただけでもアメリカの成功です。

Wed 2007.11/21

「別フレの深キョンと言われている」/今週のマガジンの「面白かったもの五つ」

| 「別フレの深キョンと言われている」/今週のマガジンの「面白かったもの五つ」を含むブックマーク

週刊少年マガジン 51号

※掲載順ネギまあひるの空未来町内会は休載)

 『エリア騎士』は、ヒロインの美島奈々がサッカーしてる回だけじっくり読んでしまいます。以前のアンケートで、「今後のエリア騎士に期待するもの=美島奈々の活躍」と書いて送っただけのことはあったというものです(愚)。

 

 あと、別フレの深キョンこと柚月純先生の日記で、今週のもうしまのことが書かれていて面白い。メイドアシスタント……。女性作家の描いたギャグ漫画に出てくる少女漫画家みたいな少女漫画家だなと思いました。

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  • そして思わず別フレの宣伝に協力してしまったことに

今週のデータベース更新

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『School Rumble』における反復・対比・暗示のリスト更新

 マガスペの今月分(♭57)と、本誌の今週分(♯251)を更新してあります。

 ほぼ同時リリースだった、♯と♭のストーリーがうまくパラレル(平行関係)を成している様子が見えたのが良かったです。

 そういえば沢近好きの友達が、「今週の沢近がにぎやかし女子Aみたいなポジションで可愛い」と日記で書いていたのですが、本当に「美琴の友達A」な振る舞いをしてて可愛いです。


 んで最近の展開に則して、久しぶりにニュースサイトっぽい挙動を。

アルバム購入録/中谷美紀 - 私生活

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私生活私生活
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  • こっちもいつか手に入れないと(クロニック・ラブの原曲のバレエメカニック目当て)

Tue 2007.11/20

はてなスターのデザイン調整

| はてなスターのデザイン調整を含むブックマーク

 おそまきながら、ここのブログレイアウトに合うようにはてなスターデザインを変更してみました。

 ちなみに管理人はてなスターの機能を良く理解していないので、スターは適当にクリックしていることが多いです。

購入録

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トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20071120

Sat 2007.11/17

ジャンプ史上最強の弟子ケンイチ

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 先日、友達二人と夜道を歩きながら話していたバカネタです。


 「『史上最強の弟子ケンイチ』のケンイチがジャンプ漫画師匠キャラ弟子入りしたらどうなるか、また誰が師匠になるか」というテーマについて延々と。

 様々な考察の結果、白浜ケンイチを鍛える師匠たちは以下。

亀仙人リュウケン、ツェペリさん、リサリサ先生、比古清十郎、赤足のゼフ、夜一、ガイ先生玄米茶、どぶろー先生などは惜しくも選外に

美奈子先生、リオ先生カカシ先生、自雷矢、どぶろく先生なども出ましたが「それは拳法じゃない」ってことで選外

プリンス・カメハメネプチューンキングビスケットクルーガーウイングさん、魔鈴さん、喧嘩鬼などは作品や作者が被るのでやはり選外に*1


ケンイチは才能が無いので、初歩や基本技しか覚えないけどそれだけで強くなれる

師匠生得的な能力は当然だがマネできない(特にターちゃんのやること全般にそれが顕著)


ケンイチの最強コンボ

  1. カミュ直伝・カリツォーで動きを止める
  2. 幻海師範直伝・霊光弾(ショットガン)を叩き込む
  3. 老師直伝・百戦百勝脚で繋ぐ
  4. ターちゃん直伝・ターちゃんしっぺ
  5. そしてアバン流拳殺法の大地の技(大地斬や地雷閃に相当する拳技。きっとあるはず)でフィニッシュ

いずみのが言っていた寝言その一

 そして、DオブDのトーナメント中において、「我流X」を名乗る謎の覆面テニスプレイヤーから、「静」の気(無我のパワー相当)を極めた最強の防御&カウンター技である「才気煥発の極み」および「百錬自得の極み」の伝授を受け、決勝戦において覚醒するのが最近ストーリーです。


いずみのが言っていた寝言その二

越前南次郎も拳法じゃないじゃんというツッコミに対して)

 越前南次郎は実はしぐれさんと同じポジション師匠で、テニスそのものを教えるというより「殺人テニスに対する対処法」をケンイチに教える師匠なんですよ。

 ちなみに「パイロット版として『戦え!梁ジャンプ史上最強の弟子』ってタイトル漫画もあったんじゃないか」という案もありましたが語呂があまり良くないですね。

ジャンプアルティメットスターズ(特典無し)ジャンプアルティメットスターズ(特典無し)

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史上最強の弟子ケンイチ 激闘!ラグナレク八拳豪史上最強の弟子ケンイチ 激闘!ラグナレク八拳豪

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*1:しかし実は、そもそものコンセプトは「ケンイチがゆでたまご作品のキャラに鍛えられたら」という話題から始まっていたので、最初ネプチューンキング長老)、陳老師中国拳法)、SCRAP三太夫(柔術)、蹴撃手マモルムエタイ)……という順番で師匠ハーレムが考えられていた

Fri 2007.11/16

イチ執筆者による「ユリイカ 総特集*荒木飛呂彦」の全体的な感想

| イチ執筆者による「ユリイカ 総特集*荒木飛呂彦」の全体的な感想を含むブックマーク

 買って読んだ人向けの、各記事に対する私見的感想です。

 自分の記事(イズミノウユキ名義)と、ジョジョ立ちスタンド辞典に関してはコメント無しでいきます。

(でも自分の記事の誤字訂正はちょっとだけあります。→近況とエラッタ - ピアノ・ファイア

ユリイカ 2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦〜鋼鉄の魂は走りつづけるユリイカ 2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦〜鋼鉄の魂は走りつづける

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男たちの奇妙な愛情 !? / 荒木飛呂彦×斎藤環×金田淳子

 とりあえず、荒木先生の発言はどれも面白かったですよと。

 自分は車田正美の直系だけど、BLEACHなんかは同人(という傍系)を経てから車田に戻ってるような感じだと分析するあたりとか、いいですよね。とにかくこの人は着眼点も鋭いし分析力も凄い。本人自身が評論家ハダシなクリエイターだとぼくは思ってます。講演の内容をレポートにして載せるだけでも価値があったんじゃないかなぁと思うくらい。


 後半の腐女子トークの問題については色々考えてみましたが、金田さんは喋り方さえ慎ましく謙虚に(自分語り一般論のように語らない、という態度も含めて)していればファンにも叩かれなかったんじゃないか、という結論に至りました。

 荒木先生はいたって冷静なわけだし、例えば、それこそよしながふみあたりの、対談慣れした人が節度を守りながら討論するなら、作者相手に濃い腐女子トークを仮にしていたとしても、「先生に何を吹き込んでるんだ!」的な反発は無かったように思えます。

 だから、喋ってる内容の是非よりもむしろ、いわゆる「かしましい」感じの悪い印象をユリイカ読者に与えていることが、バッシングされるスキを作っているのではないでしょうか。


 あとこれは一般論として、アーティストの対談相手として「熱心なファン」っていうのは相性が良くないと思いました。相手は天才なんだから、同レベルの才能を持つ同業者を連れてくるのがベストだったと思います。天才と対等に話ができるのは、同じ天才か、よっぽどの秀才くらいだろうと思います。野球でいうと、イチローと対談させるなら松井を連れてきてやっと会話が成り立つのだ、くらいの話かもしれません。

 そういう同業者の人でない場合は、討論形式ではなく「聞き手」に徹するべきかもしれない……というのは、ぼく自身も何度かインタビューや対談の企画をやったことがあるので(同人誌でですけど)ちょっと教訓として記憶しておこうかなと思うことでした。

荒木作品が世界最高の学術誌の表紙を飾るまで / 瀬藤光利

 楽屋裏のお話なので、特に感想は無し。

ジョジョ』 だってインフレする! / 元長柾木

 パワーインフレじゃなくてルールインフレ、っていう着眼点を広めるのは良いと思います。

 車田の場合はパワーインフレというか、「演出インフレ」という別のベクトルのような気もしますけどね。

 あと個人的には、「泥仕合のインフレ」っていうのも見逃せないと思います。パワーに変化は無いしルール自体が複雑化してもいないんだけど、丁々発止とリソースの奪い合いをしている内にお互いドロドロに疲れ果てちゃう、あの泥沼感の面白さですね。それこそ『バビル2世』に顕著な要素です。

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ユーロロックについて / 宇波拓

 ロック評論と漫画評論ってあんまり相性良くないと思うんです、アプローチ的に。

足や靴には裏がある / 草森紳一

 他の人の感想を読んでいてもみんなから言われてたことですが、ちょっと何を論じているのかが察しにくい記事。


 ただ、執筆者が悪いというよりは、こういう所に漫画の細部に注目しながら語るという行為に付きまとう限界問題点が示されていると思いますし、そういう意味では貴重なサンプルなのかもしれない、と漫画読みの立場からは感じました。

 基本的にぼくは、漫画語りというのは「実際に本をめくって指さしながら、口頭で語る」という形式が最高だと考えていますから、その漫画語りを「紙媒体で実行することの困難さ」というのは評論家にとっては抜き差しならぬ難問であって、常に追究しなければいけないと意識しています。

 紙媒体における「漫画語りの方法」には、まだ正解も王道も無いんですよ。「こう書けばいい」っていうのはまだ無いですよね。それを強く実感しました。

奇跡について / 杉田俊介

 ちと語り口の取っつきにくさもあったので100%読み解けた自信は無いのですが、今回で最も「作品のテーマ」という角度から語れている記事だと思います。これからもSBRを読むフレームワークのひとつになってくれるでしょう。

 あと個人的に、「自立と自己犠牲」というテーマには『トップをねらえ!』および『トップをねらえ2!』で語られていたもの(自分で自分を守れない人間に他人を守る資格は無く、ただの自己犠牲は肯定されない)と共通するものを感じます。

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トップをねらえ2! (1)トップをねらえ2! (1)
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世界と繋がる、もうひとつの冴えたやり方 / 宮昌太朗

 こちらも何について語ろうとしているのが良くわからずじまい。

法外なもの、不均衡なもの、否定的なもの / 加藤幹郎

 映画評論家漫画論もやる人みたいなのでちょっと期待していたんですが、少しクエスチョンマークが浮かぶ所もありました。

 微妙にぼくの記事と論点的に被ってる所もある(荒木割りや、西洋美術に言及するあたり)のでコメントしづらいってのもありますね。これはノーコメントにして、読者の判断に委ねた方が良さそうです。

Stand and distortion / 暮沢剛巳

 美術批評の人らしいですが、淡々と既存のアーティストの技法と荒木の技法を照応させていく作業や、オタク論壇的な概念荒木飛呂彦を当てはめてマッピングする作業で占められるという……、他の記事が自己主張の強いものばかりなので、我の無さがかえって目立っているくらいです。慎ましい、ソツの無い記事ですね。

 荒木先生の「マンガマッピングチャート」が紙媒体に載ったのは良かったと思います。ネット以外でも参照できるという、資料価値が出ますからね。


 あと、彫刻における「コントポスト」という概念は初めて知りました。もし知っていたら、自分の記事も違う書き方にしてたろうと思うのでちょっと無知を恥じる所です。「イタリア彫刻のねじりの法則」っていうのは荒木先生の独自解釈じゃなくて、割と既に研究されつくされた分野だったみたいですね。

(その上で、荒木先生は独自視点で解釈してるとは思いますが。)

D/J ジョジョの奇妙な構造と力 / 金田淳子

 ちゃんと読めば面白いんだろうけど、ちゃんと読めてません。

 記事の善し悪しというより、単なる興味のある無しの問題かも。

加速する肉体の氾濫/反乱 / 小澤英実

 要点を絞れば、以下のふたつの視点提供が特筆されるべき個所だと思われます。

  1. SBRでは「出血は描かれるが内蔵などは描かれなくなった」
  2. SBRでは「分身のようなスタンド像や、ロボットのようなスタンド像が時代精神に合わないので描かれなくなった」

ビューティフル・ワールド! / 吉田アミ

 最近荒木先生が講演で言っていた「テーマは隠せ!」を踏まえて読むともっと面白い文章。

 『ストーンオーシャン』は「神もいるし、運命もあるけど、やっぱり人間賛歌はやめない。作者である自分がキャラの行動をコントロールしようとは思わなかったように、神も人間コントロールしようとはしないんだ」という作者のメッセージを誠実に読み解いてると思います。

 杉田さんのとはまた違う意味で「良い深読み」をしているタイプの記事でした。

ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 17 (80)ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 17 (80)
荒木 飛呂彦

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この神聖なお転婆娘たち / 野中モモ

 読者の共感に訴えるタイプの記事として良かったと思います。

 特に良かったのは、作品論ではなく読者論にもちょっとだけ踏み込んでいる所。「台詞やポーズのマネをすることだけがファンのやることじゃないでしょ」みたいな話は杉田さんも言っていたことですが、「作品から魂を学ぶ」という姿勢にも通じる意識でしょう。

Thu 2007.11/15

今週分のデータベース更新に追記

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『School Rumble』における反復・対比・暗示のリスト

 昨日アップした今週分(♯250)に、人様の意見などを取り入れてちょっと加筆してあります。

 気になる方は再確認してください。

今週

f:id:liquid-fire:20071118110403j:image

♯087(167話前のエピソード)

f:id:liquid-fire:20071118104709j:image

 加筆といえば、♯211もちょっと前に追加した部分がありますので、ついでに報告しておきます。円と沢近関係の部分ですね。

(ちなみに円は結構好きなキャラだったりするので、この繋がりを見付けた時はかなり自分内ランキングで上位に昇ってくる勢いを覚えました。)

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20071115

Wed 2007.11/14

近況とエラッタ

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 ユリイカ献本届きました。もうすぐだいたい目を通し終わります。

 自分の記事は誤字や文章のミスが2,3ヶ所……。まぁ一万八千字も(←ここは笑う所)書いてしまった上に、編集部もカツカツだったので校正するにも一苦労だったわけですけど。

というわけで簡易エラッタ

 p159の下段の左から三行目、「また、上底から視線が入る場合」「また、下底から視線が入る場合」に置き換えないと意味が通りません。これが誤字の中では最も問題のある部分でした。細かい所を検証したい方や、重箱の隅をつつく方はどうかお心にお留め下さいまし。

 次に、p161上段最終行の「図22の例の中にも」「図22や図23の例の中にも」が正しいです。


 細かい誤字としては、p165の「オムニサイエント」は「オムニシエント」の書き間違いだったり、あとまぁ稚拙な文章ミスに関しては訂正するのもみっともないってハナシですね。

ユリイカ 2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦〜鋼鉄の魂は走りつづけるユリイカ 2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦〜鋼鉄の魂は走りつづける

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  • アマゾンじゃ発売日に在庫切れになっていたようですが、もう重版分? が入荷してるみたいですね

今週のマガジンの「面白かったもの五つ」

| 今週のマガジンの「面白かったもの五つ」を含むブックマーク

 先週、スローダウンに入るかと思っていた花形がキッチリ浮上してきました。流石です村上先生

その雨の滴が

スライダーの回転により

横へと弾かれる様を

花形が認識できたのかどうかは

定かではない

 ところで花形のナレーションは、マッドアナウンサーの旗手としてイン殺さんに勧めるべきだと感じたのですがどうなのでしょうか。

 このナレーションの何が「おかしい」のかというと、「雨粒」と「野球ボールの回転」というミクロレベル認識力(この時点で、このナレーターが神に相当する超越存在であることは明らか)は有しているクセに、「花形が考えていることはわからないらしい」という、「神の視点としての妙な中途半端さ」が原因だと言えるでしょう。「その猫が多世界解釈により箱の中で死んでいる様を花形が認識できたのかどうかは定かではない」など、色々応用が利きそうです。

少年マガジンのリーダー

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 ちょっと今週の花形を読んでいて気付いたことなんですが、写植二点リーダー(‥)ではなく三点リーダー(…)を使っているんですね。慌てて単行本も確かめてみたら、やはり三点リーダーでした。

 ここで豆知識ですが、『週刊少年マガジン』では通常、二点リーダーで「‥‥‥」っていう沈黙を表現します。他誌との差別化のためだそうですが。


 その中で例外的に三点リーダーを使っていたのは『School Rumble』だけだと思っていたんですが、どうも花形もだったようです。

 念の為に、今のマガジンの連載作を全部チェックしてみましたが、他の連載作は全て二点リーダーを用いているようです。

 うーん、スクランの場合はその特殊性からいって三点リーダーで区別化しようとするのも理解できるんですが、あえて花形に三点リーダーを使わなきゃいけない必然性が読めませんね。作者のこだわりか、担当さんの方針か、どちらなんでしょうか。

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今週のデータベース更新

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『School Rumble』における反復・対比・暗示のリスト更新

 本誌の今週分(♯250)を更新してあります。

♯250「RANDOM HARVEST」(心の旅路)

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 最近は反復構造そのものよりも、世界観的なテーマの広がり(とその収束)を感じ入るようになってきました。

 半年ぐらい前からイメージしていた、スクランが最終的に収まるべき「かたち」のようなものがあるんですが、実際にその中へと向かっているような感触です。まぁ、全てが終わってからじゃないと、語る意味も無いテーマなんですけど。

KK 2007/11/15 09:12 >花形のナレーションは「現実に起こった事柄を外部から観測しているだけで、各キャラの心情までは把握できなかった」と見れば妥当かと。……それでも着眼点やハッタリの素晴らしさは、充分マッドアナウンスに値すると思いますが(笑)。

izuminoizumino 2007/11/15 11:13 ですね。(全知の神の視点ではなく)純粋な「客観視点」だと考えれば破綻はしてないんですが、でも何か違和感を覚えさせる語り口が絶妙だなと(笑)

みやもみやも 2007/11/15 16:34 あれは例えば歴史の偉人伝記で、世間では有名だけど胡散臭い逸話を筆者が冷静に取り上げる文章の書き方と混ざっちゃってますよね(笑) 逆にみると作者にとって「花形という人物を描くことがどういう仕事なのか」が滲み出てて、その意味ではおもしろかったです。

izuminoizumino 2007/11/15 16:48 ああ、つまり「花形は雨粒の弾ける様すら認識して球種を識別することができる」という「花形神話」だけが後世に残っていて、語り手はその真偽を確かめることができない、という前提のナレーションになるわけですね。で、ここにいる誰なら「雨粒の神話」を広めることができるんだという新たな疑問が(笑)。//凄いなぁ、「花形神話が先にあって」→「遡行的に花形の行動を語る」という順番じゃなくて、「リアルタイムに花形の行動を語ると」→「因果関係を超えて神話が成立する」という順番になってる気がする

Sun 2007.11/11

ユリイカ荒木飛呂彦特集号

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  • ついでにこれも、発売日を忘れないようにメモ

『テニスの王子様』とバトルの相性ゲーム

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 架神さんとこで例のゲームの詳細が更新されてますね。*1

 そういえば、今日一緒にメシ食った友達とこの「テニスの王子様ゲーム」の話をしてゲラゲラ笑ってたんですが、そこから最近テニプリの話に移って、友達の一人が「テニプリ全巻揃えようかなと思うようになった」「やっぱり許斐先生はえらいよ」などと言ってました。


 例えば、デフォルトの「無我の境地」は「コピーする相手の技をワンランク落として使えるようになる能力(基礎能力コピーできない)」というパワーダウン型のコピー技であるのに対して、仁王の「イリュージョン」は「相手の技を基礎能力も含めてランクを落とさずにコピーできるが、部分的にコピーできない技もある」という「完全コピー可だがコピー可能な部分が限定される」タイプの技としてキッチリ差異を作ってあげてるんですよね。


 だから許斐先生はそういう所をちゃんと分けて描いてるからえらいよ」とのこと。

 確かに、似たような能力同士にこういう微妙な差異があるからこそ、能力バトルの「相性ゲーム」的な要素が増すわけですしね。

*1:ちなみに、ゲームキーパーとしてのぼくの仕事は、「ハイテクコート2号を反則負けにしたこと」と「IZK−ファイナル不戦敗にしたこと」と「アクアスプレッドゲイボルグに勝たせたこと」と「母の愛をイマジンブレイカーに勝たせたこと」と「買収をその時奇跡が起きた!に勝たせたこと」あたりだったと思います

Wed 2007.11/07

Skypeでラジオに出る

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 昨夜は、ひょんなことから架神さんとこのラジオで行われていたテニスの王子様ゲームに途中参加していました。

 ぼく本人は大笑いしながら喋ってましたが、めっちゃ面白かったです。


 「死穿鳥拳」がツボ。そして、15連勝していた「両脚折り」を破った「アクアスプレッド」を破った「イマジンブレイカー」を破った「母の愛」を破った「買収」を破った「男球」を破った「超不幸」が快勝を続けていた所を破った「しゃりんがん(改)」が「天啓(ザ・オラクル)」によって破られ終止符が打たれた瞬間には神を垣間見たような思いがしました。

サンマガ発売日

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 サンデーはケンイチが一息ついたかわりに、クロスゲームが目の離せないような展開に。


 マガジンはアベレージ維持の作品が多かったので「面白かったもの五つ」はお休みです。一番を挙げるとしたらスクラン。次号はセンターカラーで増頁らしいですが、小説版の発表と合わせてあるのかな。

 花形はさすがにピークを超えてスローダウンに入る兆しです(ここからまたひっくり返るような回が来たら凄いですが)。

 ネギまは書きたいことも溜まってきてるんですがまとめる余裕が無い……。またチャットでも開いてみようかな?

今週のデータベース更新

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『School Rumble』における反復・対比・暗示のリスト更新

 本誌の今週分(♯249)を更新してあります。

♯249「LES BAISERS」(キスキス!キッス!)

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Tue 2007.11/06

秦の始皇帝再び

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表示できません - Yahoo!ニュース

2007年11月5日漢字文化国である日本中国韓国台湾学者が集まり、5000〜6000の常用漢字の字形の統一を進めていくことを決定した。これは、台湾で主に用いられる繁体字と、中国で用いられる簡体字日本で用いられている略字など、1つの漢字に複数の字体があることから来る混乱を防ぐことが目的とされている。

 へーっ。

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Sun 2007.11/04

ある文化がポップであるためには、どうしても人気と技術が釣り合っている必要がある

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 人気だけだと商業主義に陥るけど、まぁそれはそれでアリなケースもありうる(ヤバい時の会社を立て直してくれたとか)。

 中身だけだと技術主義や純文学に該当するけど、それはそれでアリなのも当然。


 両サイドの偏りをも評価しつつ、本当の意味でポップなものに対しては惜しみなく絶賛する、というのが理想でしょうね。

追記

 そうそう、「釣り合っている」というのが重要で、ヒットしているスケールは問わなくていい筈。

 初音ミクなんてまだ「知る人ぞ知る」世界と言っていいしビジネスと強く結びついてもいないけど、「今の人気」には裏付けがあってニセモノじゃないってことですね。

最近のオフレポとシガー日記

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 漫画研究会の直後に、秋葉原中華料理屋でお食事。

 久しぶりに読売新聞(福)さんとお話してきました。

 まぁ「最近どうですか?」的な世間話をしたり、漫画史研に参加してきた報告をしたり。

 今書いてる原稿プリントアウトしたものを読んでもらったら、面白いねーって言ってもらって励まされたり。


 翌日の日曜は、最近スクランが切っ掛けでお友達になったエイブさんと一緒に新宿に出て、紀伊国屋の裏にあるパイプ・シガーショップで安いスモールシガーをいくつか買い足す。安物の味は安物の味として広く知っておこうかと。*1


 この夜は、仕事が超忙しいらしいのに時間を作ってくれた物語三昧ペトロニウスさんと食事。

 これからもっと忙しくなるらしいので、しばらく会えなさそうとか……時間あったら電話とかしてくださいね。

 カエサルアレクサンドロスルフィ、花形……と、シビアな仕事の実情を交えて最近の頭にあるリーダー論を語るペトロニウスさんに対し、それをぼくが漫画セオリーテーマで喩えて話として整理していく感じ。ペトロニウスさんとはいつも会う度にやってることですが、こういうのは面白いです。

 そういえば今週の花形にはアレクサンドロスを重ねてもいいかも。部下(もう「部下」扱いだよねあの一年生達は)は既に「花形と一緒に戦いたい」っていうのがモチベーションになってるんですが、その花形にとっての「戦い」は、「ちょっとついていけない戦い」でもあるってことなんですよね。「この男と一緒に戦いたいけどついていけない」っていう、インダス川あたりのアレです。

 しかし、ただの紅白戦にえらいテーマが凝縮されてるなー(笑)。どこまでいくんだこの漫画

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 そうそう、対比で思い出した。『キスよりも早く』と『シュガーファミリー』は共に「教師と生徒モノのラブコメ」で括れるんですが、キス早の文ちゃんがイヌ型、シュガーファミリー夕夏ちゃんがネコ型、というペトロニウスさんの指摘には納得。

 彼は「どっちが自分の好みなんだろう?」と悩んで(笑)ましたが、うーん、ぼくはシュガーファミリー夕夏ちゃんの方が好きなので、ひょっとして俺はネコ女性が好みだったのか? と妙な発見をしたり。

 ペットとしてはイヌの方が好きなんですけどね。

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  • もっと単純に「Mなヒロイン」と「Sなヒロイン」っていう対比になってる気もしますが

 この前の土曜は、マンガがあればいーのだ。のたかすぃさんとオフ会飲み会で同席したこと自体は二度くらいあったんですけど、直接膝付き合わせてお話するのは意外と初めてだったりするんですよね。あまり時間は取れなかったので専門店巡りとお茶くらいしかできませんでしたが、色々楽しいお話ができて良かったです。機会があればまた遊びましょうね。

いずみの「スティール・ボール・ランってスボラって略しません?」

たかすぃさん「略しません」

 そういえばたかすぃさんと一緒に入った店でダージリンのセカンドフラッシュを初めて飲んだんですが、なるほど烏龍茶の鳳凰単叢みたいな味がするんだな。フレーバーが付けてあるわけでもないのにマスカットみたいな刺激があるっていう。


 以上、なんかまとまりのない日記でした。

購入予定

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  • 5日発売。ついに完結!
  • Amazonはいつも漢字を間違えてくれるんですが、「斉藤けん」じゃなくて「斎藤けん」ね

*1:その後出た結論は「安物はやっぱり安物(でも市販の煙草よりはマシ)」

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Thu 2007.11/01

izumino2007-11-01

漫画史研究会と、お仕事報告

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漫画研究会に初参加

 先日は、漫画研究会という集まりに招かれまして、初めて出席させていただきました。

 普段はかなりゆるゆるしたノリの会らしいのですが、同席した永山薫さんいわく「珍しいね、今回は偶然20人くらい集まってるけど、いつもはもっとダラダラしてる」んだそうで。


 メインのお題は、椎名ゆかりさんによる海外MANGAについてのレポート発表で、それ自体もタメになる内容だったのですが、何より得難い機会だったのは、あの夏目房之介さんと直接お話できたことでしょう。永山さんに紹介されてご挨拶したのですが、かなり緊張してしまいました(ちなみに生で見たこと自体は「萌えてはいけない。」というイベントで客席からの一回だけ)。

 合計30分くらい? 軽くお話して頂けたのですが、一昨年ユリイカに載った「視線力学の基礎」はちゃんと読まれていたようで、しかも「書かれていることにはあんまり違和感とか無くて、スッと納得できたよ」というようなことを言って頂けました。……二年近く抱えてた懸念がやっと解けた(笑)


 夏目さん以外の方々からも「みんなチェックしてますよ」「今度ここで発表してくれればいいのに」などと言って頂けて、そういう声を直接聞きに行けただけでも参加した甲斐があったと思います。是非また参加させて頂きたいと思います。

 あの場にいらした皆さん、当日はどうもありがとうございました。

モーニング2 2007年 12/1号 [雑誌]モーニング2 2007年 12/1号 [雑誌]

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告知:『ユリイカ』臨時増刊号に載ります

 アットマーク・ジョジョでニュースになった時に名前が出ていたので、もう気付いている方もおられるかもしれませんが、今月出るユリイカの臨時増刊号、荒木飛呂彦特集イズミノウユキ名義の漫画論を寄稿することになりました。

 漫画研究会でもちょっと宣伝してきたのですが、荒木ファンな方だけでなく、漫画論に興味のある方も是非ご覧になってほしいと思います。


 今から内容を予告しておきますと、三部構成を意識したものになってまして、

  1. メビウス・ラビリンスにおける荒木飛呂彦のコマ割りの原理に私見を交えて発展させたコマ割り分析
  2. アングルの傾きやすさ」という未発表の理論の公開と、それに基づく「荒木割り」の分析
  3. 絵描きとしての荒木飛呂彦」に向けた作家

……という、やや詰め込み感のある内容になっています。

 ちなみに「メビウスラビリンス」の管理人氏には許可を取った上で引用(援用)を行っておりまして、実はご本人とも詳細にメールのやり取りをした上で執筆にあたったという背景があります。

 管理人氏は、荒木飛呂彦特集号が発売したら「何かブログレスポンスするかも」とも仰っていたので、ネット上で更なる発展が望める部分かもしれません。


 続く「アングルの傾きやすさ」は、さわりの部分だけ「漫画批評における、視点をめぐる諸問題」や、ユリイカ安彦良和特集でも触れたものなのですが、さわりだけでなく、宮本大人さんに招かれて九州の研究会で発表した内容を整理してまとめたものを公開しています。

 宮本さんからは「アングルの傾きやすさ」問題について、

 お話は、前半が、『ユリイカ』の「マンガ批評最前線」にイズミノウユキ名義で書かれた「視線力学の基礎」の延長上にあると言える「アングル」の問題、


(中略)


 内容については、いずれまとまった形で発表されると思いますので触れませんが、ほんとに画期的なものだと思います。いよいよ、マンガ表現論が、それを内に含み込んだ形でのマンガメディア論へと発展する段階に来たのかな、という気がします。つまり、マンガ表現の形式・文法のレベルを支えている、そもそもマンガが、冊子体に綴じられた紙の印刷物として手にされ視線を注がれるものであるという、メディアとしての物質的水準までを視野に入れつつ表現のありようを論じるという、「視線力学の基礎」ですでに着手されていた試みが、さらに包括的なものになってきていたということです。

というありがたい言葉を頂いていますが、正確には「視線力学の基礎」の内容と「並立する」問題にあたると考えていまして、むしろ両方を合わせることで「視線の力学」が総体的に説明できるのではないかという感じです。

 ともあれ、これで自分の「持ち玉(ストック)のひとつ」を完全に吐き出すことができたわけで、少しだけ身軽になれそうですね。今後の批判と検証を待ちたい部分です。


 そして、シメとして書いた荒木飛呂彦論については、実際に見て頂いてのお楽しみということで……。

 記事のタイトル「ヘブン・ノウズ・ハウ・ザット・ビジョン・イズ」にしました。

  • 余談

 ちなみにこの原稿を書くために、荒木の全作品を読破するのは勿論、昔のインタビュー記事を(ヤフオクで買ったりして)再収集したりと、荒木漬けの生活を暫く過ごしていました。漫画読みの御多分に漏れず、自分も荒木好きだよな〜〜〜と実感することしきりです。

 自分以外の特集記事は、荒木飛呂彦インタビューも楽しみなのですが、個人的には杉田俊介さんの記事を楽しみにしています。ブログでのSBR論(最新その前)が良かったので。

 SBRの「男の世界」編はやっぱり最高で、もし表現論ではなくストーリーを語れ、とぼくが言われていたら、「マンダム」を「ボーイ・II・マン」の延長としてみなした少年漫画論を熱くしていただろうと思ったりしてます(ホントに余談)。

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