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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

『劇場版 空の境界』第一章、梅田テアトルにて

 ゆうべは友達と連れだって、レイトショーを観賞。
 第一章(俯瞰風景)はぼくは二周目になります。


 同行者の5人中、「原作読んでません」っていう人が3人もいたのですが(奈須きのこ作品のどれかには触れたことがある、くらい)、3人とも


「説明は少なかったけどそのこと自体にストレスは感じなかった。ヴィジュアルや話の流れだけでも充分楽しめた」


と言ってくれたので、「うん、このアニメの作り方は方法論的に正しいんだなぁ」と、ぼくの考え方にも自信が付きました。

今週のデータベース更新

『School Rumble』における反復・対比・暗示のリスト の更新

 本誌の今週分(♯265)を更新してあります。
 未読の方はトップの「はじめに」からお読みください。

♯265 「RANSOM!」(誘拐)


 『スクールランブル三学期』の公式サイト、毎週更新されてますね。
 原作の絵柄が変質していることについては原作者・監督ともに実感しているみたいですが、結局渡辺はじめは、根もとから絵柄を変えようとまではしなかったみたいですね。ちょっと目鼻のバランスが変わったくらい。
 やっぱりアニメでは、後期の小林尽の絵柄の再現は難しいのでしょうけど。


 高松監督は「三年前から物語の構想がぶれていない」と感心してますが。
 スクランの人間関係としては「播磨がマグロ漁船から帰ってきたあたり」で基本軸は完成していて(私見ですが)、そこから関係を膨らませたり引き戻したりしつつ、タイムリミットが近付いたら「烏丸が動き出しても良い状況」(つまりマグロ漁船から帰ってきたあたりの関係に戻った状況)を整え、そうすればいつでも終わらせられる、という仕組みで挑んでいた連載だったんでしょうね。

 ちなみに「三学期」に収録されるストーリー内容の問題ですが、ぼくは第26話は「未完」のまま打ち切って、ウソ予告による「続きは劇場版で!」オチなのではという方に賭けておきます。

漫画購入録

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 押切蓮介の漫画はチェックしているというほどでもないのですが、絵柄がものすごく好みで好きなので、初めてコミックスで買ってみました。
 今、純粋に「絵や絵柄やデザインが好き」って基準で評価している漫画家というと、ヘクセン・リッターのニノ瀬泰徳さんくらいかな。

魔女の騎士ヘクセン・リッター (チャンピオンREDコミックス)魔女の騎士ヘクセン・リッター (チャンピオンREDコミックス)
ニノ瀬 泰徳

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  • 触手とか変態的エロスとか抜きにして、ニノ瀬さんの描く鎧とか巨大武器のデザインや、アクション描写なんかがめちゃくちゃ好きです。すごく真剣にデザインを考えてる感じがして