Hatena::ブログ(Diary)

ピアノ・ファイア このページをアンテナに追加 RSSフィード

 HOME : リクィド・ファイア

   

Sat 2009.10/31

【告知】来月のコミティアの日にトークイベントやります。吉祥寺にて「泉信行の感動曲線」

| 【告知】来月のコミティアの日にトークイベントやります。吉祥寺にて「泉信行の感動曲線」を含むブックマーク

 今日は複数のお知らせがあります(おととい更新するつもりだったのに遅れました、すみません)。

 ひとつめは速報なんですが、冬コミ受かりました。評論で申し込んで、配置は「三日目(木曜)西れ13b」、初参加なのに壁です。西館ですが……。


 次のお知らせですが、来月の15日(日曜)に行われるコミティアにも受かっています。

 配置は「つ20a」

f:id:izumino:20091030194814j:image


 『漫画をめくる冒険』の下巻と、「冬コミ文学フリマで出す新刊*1の準備号」を持っていくつもりです。


コミティア当日の夜に、吉祥寺でトークイベントがあります

 これが本命のお知らせなんですが、バサラブックスさんの主催で、トークイベントをすることになりました。

BASARA BOOKS 泉信行の感動曲線

内容:映像を流しながら今まで言語化しづらかった面白いと感じる感覚

トークゲストを迎えて、泉さんが物語論をとおして解説します。


日時:11月15日(日)19時開始〜21時終了予定(開場18時30分)

場所:武蔵野公会堂 第二会議室吉祥寺駅南口徒歩2分)

参加費:500円

予約・問合せ先:バサラブックスメールもしくは、

電話にて0422-47-3764(営業時間 13:00-23:30  月曜定休)


 絶叫機械+絶望中止麻草郁さんと協力して、会議室っぽいスペースで動画を流しながらそのテーマに沿った話をしていく、という内容を予定しています。

 ゲストはもうひとりくらいお招きするかもしれません。


 今作っている同人誌もそうなのですが、「漫画にかぎらない、フィクション全般」の話を主軸にしています。ご期待ください。


ひとつ宣伝

 コミティアの翌週(22日)なんですが、別のトークイベントゲスト出演します。

no title

さてさて、超ビッグなお知らせがあります!「ひらめき☆マンガ学校」は現在、年明け予定の二学期までお休み中なのですが、来る11月22日東京お台場の「TOKYO CULTURE CULTURE」にて公開講義を行います。

http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_09102720


 こちらはぼく以外のゲスト出演者が超豪華(竹熊健太郎さんと伊藤剛さん)なので、ぼく自身も楽しみにしているイベントです。興味のある方は、この日もよろしくお願いします。

魔法なんて信じない。でも君は信じる。 (本人本)魔法なんて信じない。でも君は信じる。 (本人本)

太田出版 2009-10-29
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

  • すでにご恵投いただいていた本を読んでいましたが、これはドキュメント漫画としてだけ読んでも面白くて(西島さんの作風にもよく合ってる)、一緒に載ってる大谷さんの漫画論も刺激のある文章でした
    • 実は大谷さんの原稿の中で『漫画をめくる冒険』の内容がかなり大きく取りあげられていて、それが今回の出演の縁だったりもします

*1文学フリマのスペース配置はまだわかってません

Thu 2009.10/29 このエントリーを含むブックマーク

 今晩から立て続けに、イベントの発表をします。ちょっとお待ちください。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091029

Mon 2009.10/26

Thu 2009.10/22

Wed 2009.10/21

「平凡への強制」という教育理念と、少年漫画に課せられた使命

| 「平凡への強制」という教育理念と、少年漫画に課せられた使命を含むブックマーク

 今日ネットで色々な検索をしていた時にひっかかったページ。

 リンク先は、ヤフー知恵袋の質問ですが(強調は筆者)。

女は愚かな大衆か? - チャールズ皇太子が皇太子事務所の女性職... - Yahoo!知恵袋

チャールズ皇太子皇太子事務所の女性職員の不当解雇裁判に関し、

「多くの人が実際の能力以上のことができると思い違いしているようだ。これは、誰でもポップスター、高裁判事、有能なテレビ司会者になれるかのように教師が教え、その結果夢を持っていれば必ず実現するというような勘違いをする、つけあがった馬鹿なガキが増えてきたからだ」

というようなメモを書いたとして問題になったことがありましたよね。

(中略)

民俗学者だった故・柳田国男も故・宮本常一近代教育本質とは「平凡への強制」だと言っています。

夢や理想ばかり遠くに見て地に足をつけず、果ては自分の夢と異なった現実に向き合うことを拒否して、やたら攻撃的になったり、引きこもりになったり(あるいは両方になったり)する者が増えているのは、“夢は必ずかなうもの”と教えこまれているためだと、チャールズ殿下でなくても思って当然でしょう。

安直若者夢を与えるということは、それを見事に叶える一人の人間と、挫折し失望する九九人の馬鹿人間を製造することになるということを大人は子供にしっかり教えるべきだと思います。


 文脈の正確なところが気になったので、「平凡への強制」でさらに検索してみる。

ページが見つかりません : DiaryNote

いい意味教育に熱心で、今小学校の教頭をやってる親父がいるんですが、以前教育について交わし合ったことがあります。世間知らずのダメ教師・ワガママなダメ親の問題から個性についての話になって、中途、珍しいことに意見が一致しました。

即ち、「叩き潰されるような個性は叩き潰すのが教育礼儀」。そして本当に「個性」のある人間を叩き潰せるほど、教育というものは万能ではない、とも。

(中略)

今回、興味があって少し調べてみたら、発言者がどうやら柳田國男と判明、続きも似たような内容でちょっと驚きました。

教育とは平凡への強制である」。そして「非凡な人は教育受けたくらいで平凡にはならない」と。呉智英が以前紹介していて話題になったこともある模様です。ただ残念ながら、出典は確認できませんでした。

教育の強制とは?:放浪するあすなろうの回想記:So-netブログ

個性とは何か。


個性とは、平凡を強制されても抑えられない感性個性だ。


そう私は考える。

であるから、平凡を強制する教育でいいんだ。

『教育とは平凡への強制である』 ( 習いごと ) - コニヤンの公式ブログ『今日も笑顔でボチボチです!』 - Yahoo!ブログ

後で調べると、「教育とは平凡への強制」という言葉は、民俗学者柳田國男だったのだ。

たまげた。こりゃあすごいことを学んだ。

同じく民俗学者宮本常一さんは、その言葉の後に「非凡な人は教育を受けたくらいで平凡にはならない」と補足している。

(中略)

考えてみれば、私たちの日常というのは、平凡きわまりない日々の繰り返しよね。そしてこれから君が3年生になって学校に復帰し、高校にもあがっても大学に行ってもやはりそのくりかえしやと思う。そういう意味では、まさに『教育というのは、平凡への強制』と思う。


 こういう考え方が近代教育ベーシックだとしたら、今週の『めだかボックス』の理事長の発言(「一人で生きていける天才の大量生産こそが教育者の悲願だ」みたいな)って、教育関係の人が読むとまた思うところがあるのでしょうね。


 しかしめだかボックスはさらに少年漫画なことになっていて、要するに子供夢を与える少年漫画っていうのは、夢を見させるのと同時にヒーローになれない人生を送る凡人たちへの癒しにもならなきゃいけない物語なんですよね。

 このふたつが両立してはじめて、少年漫画*1子供から大人まで読み続けられるようになる。


 つまり、少年漫画の裏テーマ「平凡な人生に耐えろ」なんだ。これは藤田和日郎の「瞬撃の虚空」なんかを読めば良く伝わってくることだと思います。

暁の歌 (小学館文庫―藤田和日郎短編集 (ふD-22))暁の歌 (小学館文庫―藤田和日郎短編集 (ふD-22))

小学館 2006-05
売り上げランキング : 4174

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 そういう意味で、めだかちゃんは周囲の人間達に「(ヒーローには憧れるけど)俺たちは凡人でいいんだ、天才ではない生き方もあるんだ」と思わせられるようなタイプの天才でなければいけなくて、実際、そういう人間として彼女は描かれている。

 一般人として生きていかなければならない人間たちに対して、コンプレックスを与えることなく、「自力で叶う夢」を追わせるように支える――願いは叶えないが悩みは解決する――のがめだかちゃんの使命なんですよね。


関連:身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記: 『めだかボックス』概観;めだかの支持率98%設定と天命説

 リンク先は孟子君主論と絡めた『めだかボックス』の話ですが、コメント欄のこのコメントが良い。

原作者デビュー作から多くの著作の中で、いろんなタイプの天才を出しているので、天才慣れ、というか天才の出し慣れをしている気がします。

だからこそ生まれたのが、欠点がないゆえに、愚民どもに嫉妬されてしまうという天才特有の欠点すら、克服した超・天才がめだかちゃんなのです!

とか言ってみます。


Posted by: 名無しさん: 2009年10月20日 18:23

*1キッズアニメでも、特撮ヒーローものでもいいですが

tackmantackman 2009/10/22 09:28 性善説ってフレーズだけから儒教連想するのはどうかなあと思いますが。孝がテーマの話とかありましたっけ。/ 日本人なら儒教という主張は首肯しかねますね。西洋化したんだから聖書くらい読まなきゃ!っていうのと同じに聞こえます。

izuminoizumino 2009/10/22 10:51 コメントありがとうございます。基本的なリテラシーとして王覇論などは知られている「べき」だと思います(知っていればすぐ雲仙との会話から連想できるレベルだし)。いまどき聖書知識がない人とかも、残念な人なんじゃないですか。もしまるで知識がなかったら、フィクションの元ネタの大部分が理解できなくて可哀想ですね

tyokoratatyokorata 2009/10/22 13:13 はじめまして 平凡の強制の下りはわが意を得たりと言う感じで呼んでて面白かったです 西尾幹二の講談社新書の『自由の悲劇』の中の一説にも似たような事が書いてあったので、またお読みください。もう読んでたらすいません。
逆に性悪説を主体にした漫画ってどれくらいあるのでしょうね。ネウロやプラネテス、成年漫画は殆ど合致しそうな気がします。トライガンは両方に拮抗していると思いますが。

izuminoizumino 2009/10/22 14:46 >tyokorataさん コメントありがとうございます。まぁぼくも、教育理念としての「平凡への強制」云々は引用しているだけで、完全に賛同しているわけでもないんですけどね(儒教自体も、別に信奉したいわけではないのと同じように)。だからこそ、教育の反動として「夢を与える物語」がきちんと存在することに価値を置いているわけですし。//ちなみに日本人で性悪説の作家といえば、梶原一騎が最高峰な気がします。

reds_akakireds_akaki 2009/10/22 16:38 近代教育の理念と目的は「平凡への強制」ではありません。「人格の完成」です。"本質(隠れたカリキュラム)"として平凡への強制があったとしてもそれは「本音」だ、教育の本質じゃない。平凡で/非凡で在ったり無かったりする事で腐らせる様な教育がまともと言えますか? http://www.bk1.jp/review/0000005470 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4041/seki/bn.html http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/izakayadangi.html

kiku-chankiku-chan 2009/10/22 21:17 呉智英の『犬儒派だもの』よりいくつか引用します。一部、不快と感じる表現があるかもしれないですが原文ママで
『誤解されては困る。年々か前話題になった、運動会で一等、二等を決めず、全員仲良くゴールインするというようなことは、平凡への強制ではない。一九七〇年代、全共闘運動を体験した若い教師達が試験の採点を拒否し、クラス全員に百点をつけたのも、平凡への強制ではない。まったく逆の個性尊重主義、自己実現主義である。そして、成績優秀な秀才が東大法学部を目指すのは、実は平凡への強制の極致である。その他、社会的有用性を身につけさせるべく、能力に合った教育をし、自己実現の後を押しをすることは、もちろんどれも平凡への強制なのである。』
『ある精神科医とこんな話をしたことがある。個性的な絵を描く吉外の青年がいたとしよう。というより、吉外はえてして個性的で独創的で衝撃的な絵を描くものだが、そんな時、私が彼の中学か高校の教師だとしたら、どんな指導をしたらいいのだろうか。精神科医は答えた。古典作品の模写をさせるといい。
 私は感動を覚えた。自然科学系の、それも医学という実用医学の業績に、敬意を払うことはあるものの、感動を覚えることはそうない。その希な感動を覚えた。古典の模写、すなわち、平凡への強制である。
 精神科医は言う。その少年に本当に独創的な才能があるのなら、模写によって身につけた技術ですばらしい傑作をやがて生むだろう。もし、独創的な才能がなかったとしても、模写で身につけた技術は、彼の生活の基盤を作る。看板屋になるもよし、印刷工場に勤めるもよし、文化財復元の学芸員になるもよし、その他いくつもの職業選択が可能になる。それに、模写は社会性・歴史性を獲得させる。自分と他者との関係の取り方がわかるようになる。』

kiku-chankiku-chan 2009/10/22 21:19 ゴチエイ夫子の論は「平凡への強制」≒「人格の完成」と受け取れるようにも思います。

reductedreducted 2009/10/24 01:01 柳田氏や宮田氏の時代の時代背景を考慮する必要はありますね。特に柳田氏のそのへんの見解は、一生を農村から出ずに過ごす人がほとんどのような時代に、そこで求められる教育という切口で出た見解です。
現代の教育学ではもう少し多面的というか、平凡でないと困る面(まあ裸で歩かれちゃ困りますよね)と平凡だと困る面を切り分けた考え方になっています。少なくとも、柳田氏のような考え方が主流ということはないはずです。
特に、怪しい説とはいえ「平凡への強制」がつぶすのがくだらない個性だけじゃなくもっと大きいものを壊す可能性が教育心理方面で指摘されることがありますので。

izuminoizumino 2009/10/24 02:07 ぼくの考え方も、reductedさんに近いと言えそうですね。みなさんご意見ありがとうございます。

Mon 2009.10/19

【ニコマス】ねんどろいどを素材にした自然な動画

| 【ニコマス】ねんどろいどを素材にした自然な動画を含むブックマーク

 先週の土曜日は、敷居邸に数人で集まって、恒例のニコニコ動画鑑賞をしていたのですが、その中で印象深かったのはこの作品でした。

 4分ちょっとの動画です。



 ねんどろいどぷちのアイマスフィギュアを素材にして、イメージPV風に仕立ててあるのですが、ねんどろいどがもはやただのフィギュアに見えなくなるくらいに、見せ方(撮り方)がものすごく自然

 作者は以前に、リボルテックフィギュアを素材にした動画制作していたようなのですが、撮影経験を積むうちにセンスや技術が蓄積されて可能になった表現が「コレ」なのだろうなぁと思わせられます。


 そもそも「ニコマス動画」っていうのは、元はただの「3Dダンス映像」でしかなかったゲーム画面を素材にして別のテーマを持ったムービーを作り出す……っていう技術に支えられているジャンルだと思うのですが、そう考えてみると、これって「ねんどろいど写真」を「アイマスゲーム画面」と等価な素材として活用できるくらいに技術が洗練されてきてるってことだと思うんですよね。

 ニコマス動画を見る人のほとんどは、「へえ、ゲーム画面を切り貼りして作ったMADなんだな」「元はゲーム画面のはずなのにそんな風に見えないな」ってところにいちいち注目したりせず、自然に「テーマのある映像」を楽しむことができていると思うんですが、それはこのねんどろいど動画も同じで、自然テーマを楽しませるレベルにまで技術が追いついている」ような観があります。


 もっとも、動画制作世界では「フィギュアを素材にしてムービーを作る」という技術はずっと昔から試されてきたことで、この動画もその延長にある一例なのだろうと思われるのですが、ちょっと印象的だったサンプルとして紹介しておきたいなと感じたのでした。

 つまりまぁ、とてもセンスのいい、綺麗な動画なんですよ、ってことですね。

関連

ねんどろいどぷち THE IDOLM@STER ステージ01 (ノンスケールABS&PVC塗装済み可動フィギュア) BOXねんどろいどぷち THE IDOLM@STER ステージ01 (ノンスケールABS&PVC塗装済み可動フィギュア) BOX

グッドスマイルカンパニー 2009-03-26
売り上げランキング : 4680

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
ねんどろいどぷち THE IDOLM@STER ステージ02 (ノンスケールABS&PVC塗装済み可動フィギュア) BOXねんどろいどぷち THE IDOLM@STER ステージ02 (ノンスケールABS&PVC塗装済み可動フィギュア) BOX

グッドスマイルカンパニー 2009-07-24
売り上げランキング : 5691

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

外部プレイヤー

続きを読む

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091019

Fri 2009.10/16

【漫画論】「キャラ・コマ・言葉」という分類には、どんな意味があるのか

| 【漫画論】「キャラ・コマ・言葉」という分類には、どんな意味があるのかを含むブックマーク

 今年の8月1日、夏目房之介先生花園大学で行った講演に「ヘンなマンガたち 〜マンガを成り立たせるもの〜」というのがあってぼくも聴講していたのですが、今回はその講演内容にからめた話をしたいと思います。


当日は、竹熊健太郎さんが「たけくまメモ」でも公開されている「絵のないマンガ」などを紹介しつつ、あえて「漫画らしくない漫画」から「漫画とは何か」を問いかけていくようなお話がメインでした。

絵のないマンガ(1): たけくまメモ

f:id:izumino:20091016185748j:image


絵のないマンガ(2): たけくまメモ

f:id:izumino:20091016190052j:image

  • 増田拓海「解答用紙は別紙」より

「絵・コマ・言葉」と「キャラ・コマ・言葉」の迷い

 日本の、旧来的な漫画論では「絵・コマ・言葉」を漫画(※現代のマンガ)の条件と考える傾向があります。

 たとえば「放課後、雀荘で」という作品に対しては、

マンガ定義 「絵・言葉(・コマ)」で構成される表現 →絵がない →コマはある

 絵はないが「キャラクター(登場人物)」は読者に伝わる お話がある マンガでは?

……とレジュメ理論展開されているように。

 ここの「絵はないがキャラクターは読者に伝わる」というフォローは、伊藤剛さんが『テヅカ・イズ・デッド』という本で、「絵・コマ・言葉」に変わる分類項としてキャラ・コマ構造言葉を提案していたことが思い出されるものです。

テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へテヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ

NTT出版 2005-09-27
売り上げランキング : 43631

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

  • この本の段階では、そこまで深く理論を突き詰めてはいないんですけどね

 当日のレジュメの後ろの方では、

中心的なマンガ表現の形式とは何か? 絵・コマ・言葉 → 絵・キャラ言葉

……とも書かれていますが、この定義がけっこう曖昧なところなんですよね。「キャラ・コマ言葉」じゃなくて「絵・キャラ言葉」になっていたりと、研究者間の「迷い」が感じ取れるポイントでもあります。

 そもそも、とらえどころのない話ですから。


 そんな講演を聞きながらぼくが考えていたのは、この分類における「絵」や「コマ」というのは、もっと突き詰めれば「空間」を指すのではないか? その方がより本質的ではないか? ということでした。

 ここでいう「空間」というのは厳密には、運動の可能な空間のことです。三次元空間でも二次元空間でもいいんですが、しかし運動があるということは当然、「時間」の軸も存在する「時空間」の成立を志向することになります。


 ならば最初から「時空間」と呼べばいいかもしれませんが、本質的重要なのは運動の可能性を含む」空間であることの方であって、時間はその副産物である、という風に考えます。


 で、「絵」というのは非常にあいまい概念で、まず「文字も図像でしょ、絵でしょ」というツッコミが以前からされてきましたし、「写真は?」というクエスチョンにも応えていかなければなりません。そんな面倒な概念だから、研究者の間でも、取り扱いに迷いが生じやすいのだと思います。


 そこで「絵」の代わりに「空間」を当てはめて考えてみると、くだんの「解答用紙は別紙」という作品が、「やはり漫画とは呼びづらい作品なんじゃないか……」となんとなく感じる理由も明らかになってきます。

 同時に、その漫画らしくない作品を、「漫画っぽくする」工夫も考えることができます。


 漫画っぽくない、と我々が感じてしまう根拠は、「空間」が存在していないから。あの作品の原稿に含まれているのは「問題用紙そのもの」あるいは「ラクガキのキャンバスそのもの」だけであって、画面内で「何かが運動する」ことを許す空間の広がりはありません。

 いくら人間風の絵が描かれていても、その図像は「紙面上の空間内」を動き回ることもありません。

 絵が「鉛筆で書き足され」たり、「消しゴムで消され」たりすることを運動とは呼びません。ラクガキされたキャンバスがそこにあるだけです。*1


 ちなみにこの、キャンバスイコールな“画面”」と、運動の可能な空間としての“画面”」がどう違うのか? どう重なっているのか? という思考実験夏目さんがまさに好みそうなテーマで、機会があれば詳しくお訊ねしたいポイントでもありますね。

メビウス×浦沢シンポ補遺2:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

f:id:izumino:20090513223333j:image


f:id:izumino:20090513223345j:image


 ええと、「解答用紙は別紙」の問題に戻りますが、ではあの作品に「空間」を与える工夫、というのを考えてみたいと思います。

 たとえば……。あの問題用紙にほんのちょっと角度をつけてから「撮影」(欲を言えば、ペンによる再現描写)をするだけで、「画面=キャンバス」が一致してしまうような原稿ではなく、「画面内に空間を持つ原稿」が成立するはずです。

 つまり、ちゃんと「教室や机というスペースの中に問題用紙がある」という空間の演出が「漫画らしさ」には必要で、原稿フレームが(絵画論でいう)「別の空間へと開かれた窓」として機能する必要がある、ということです。*2

 その点、空間の奥行きが表現された「放課後、雀荘で」の方は、かなり「漫画っぽい」と感じられるわけです。


 ここから「キャラ言葉」を補完する要素を突き詰めていくと、「空間」になるのではないか、と考えられます。「コマ」も結局は「空間に開かれた窓としてのフレーム」を指す概念ですから、空間=コマだし、コマ=空間と思っていいでしょう。


 すると、「キャラ・コマ(空間)・言葉」という並びになりますが、自然と「キャラ」が意味することの本質にも思い至るようになります。


 それは「同一性」です。


ネオ・アズマニア (2) (ハヤカワコミック文庫 (JA873))ネオ・アズマニア (2) (ハヤカワコミック文庫 (JA873))

早川書房 2006-12
売り上げランキング : 221808

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 同一性については、吾妻ひでおの『狂乱星雲記7 霧の町』を引用した夏目さんの解説が示唆的でした。もし仮に「同じような場所」の描写を同作品内で連続させたとしても、最初に出てきた「とある場所(の絵・コマ)」が、次に出てくる「同じような場所(の絵・コマ)」と連続しているのか否か? という問いを保証するものがありません。

 映画のような時間連続を前提としない「漫画」では、コマ同士の繋がり(連続性)を保証するために、何か別の仕組みが要るようになります。その何かが無ければ、読者にも空間の見分けがつかない、とも言えます。


 だから同一性を担保するために「キャラ」が必要なのではないか……? というのが「キャラ・コマ・言葉」の分類から発想できることでした。

 そこで、どうせ「コマ」の本質を突き詰めて「空間」と捉え直すのなら、「キャラ」もその本質を突き詰めて「同一性」として捉え直した方がいいのでは? という風にも考えていけます。


 例えば「風景漫画」があった場合、従来の議論では「これは、山そのものをキャラ化してるわけで……」などと説明する恰好になりますが、そんな回りくどいこと言わなくても、「1コマ目に出てくる山と、その後の5コマ目に出てくる山。これは同じ山だとわかる絵になっています」「これこそがキャラです」と言えば、それはたぶん「漫画として成立していること」の説明になるような気もします。


 つまり「空間」と「同一性」を組み合せることによって自然と「時間運動」も発生するのであって、あとは「言葉」が加われば、現代的な「ストーリー漫画」を成立させる条件も揃うでしょう。


 また、先述した「文字も図像でしょ」というツッコミに対しても、明確に切り返すことが可能にもなります。例えば、「A」というアルファベットは同じ形をしているかぎり「同じ文字としてのA」だと認識されますが、それは「最初に記されたAと、次に記されたAが、モノとして同一物であることを意味しない」ということでもあります。


f:id:izumino:20090513223345j:image

  • つまり、この夏目さんの作品を借りて説明すると、右のコマ(というか空間)に描かれたキャラ絵と、左のコマに描かれたキャラ絵は「同一の存在」です
  • この次のコマでまたこのキャラが描かれれば、それもやはり「同一物」とみなされる。ただの図像をそう認識させる仕組みがキャラ」の性質です(そして「キャラ」が担保する同一性によって、「右のコマの部屋」と「左のコマの部屋」が実は「同じ部屋」であり、そのコマ同士のあいだに「時間が流れている」ことまで保証します)
  • しかし下側に書かれた「4」という数字は「言葉」であって、「キャラ」の性質は持ちません。例えば「4 4 4 4」と4が連続しても、それぞれが別の4とみなされるか、四桁の「4444」として認識され直されるはず。そのように「繰り返し登場しても、同一物であることを意味しない」ような文字や記号が「言葉」に分類できるということです

 整理すると「キャラ(同一性)・コマ(空間)・言葉」という並びになりますが、正確には

キャラという同一性・その同一物によって貫かれる空間(コマ)・それらに対する言葉


……という風に、後ろから前に付加されていくような補完関係も考えられるかもしれません。

 さて、ここまでは私見をまとめてみただけですけど、これがだいたい「キャラ・コマ・言葉理論の核心のはずだ。と感じてはいます。もちろん、異議や反論もお待ちしています。


上京振り返り日記 - ピアノ・ファイア

 この日は、東北大学の岩下朋世さんも日帰りでいらしていて、漫画論の世界でなんとなく通用している「キャラ・コマ・言葉」の三分類について一緒に異議を唱えるなどしていました。

 「キャラ」と「コマ」の定義をもっと限定的にした方が、核心的な分類になるのではないか? キャラというのは「絵と絵の同一性を担保できるもの」をそう呼べばいいのであり、コマとはシンプルに「空間」を意味すると考えれば、複数の「コマ(=空間)」の中を「キャラ(=同一物)」が貫くことによって時間必然的に生まれると考えられて……かくかくしかじか

 ここらへんは夏目房之介さんの講義「ヘンなマンガ」に触発されて(特に吾妻ひでお論に)、ぼくが個人的に考えていたところであります。

*1:ただ、どんどん増えていく書き込みに独特の「生気」を錯覚する所もあって、それを「動き」と感じることもあるが、表現としての絵はやはり「動いて」いない

*2:「画面」と「問題用紙」をイコールにせず、「空間」を感じさせる演出は、他にもっと簡単な方法もある。台詞をフキダシにして問題用紙の上に被せてしまえば、一気に「空間レイヤー構造」が出現し、つまりフレーム内に「遠近の奥行き」が生まれる、など

Thu 2009.10/15

『あしたのジョー』が不朽の名作なわけ

| 『あしたのジョー』が不朽の名作なわけを含むブックマーク

 海燕さんの記事から(文字の強調は筆者)。

連載漫画ひきのばし、そのふたつのパターン。 - Something Orange

 で、昔の漫画のひきのばし方というのは、とりあえずこのA地点まで行って、それから蛇足をもうける、というものが多かったように思います。

 『北斗の拳』は典型的な例だけれど、十数巻の辺りでラオウとの決着を描いてしまうわけです。そのあとの連載はもう蛇足としかいいようがない代物ですが、とりあえずそこまではほぼ直線で進んでいるといえる。

 対して、いまのひきのばし連載はこのA地点までのルートをひたすらに冗長化する、というものが多いように思うんですね。

(中略)

 この両者のどちらがまだいいのか、というのは微妙なところだけれど、ぼくは『北斗の拳パターンの方がましだと思う。

 なぜなら、このパターンではとにかくA地点に達するまでは全力疾走しているわけです。だから、「そこまでは名作」という作品になりえる可能性がある。


 『あしたのジョー』という作品はその点で見事な形になっていて、前半は「力石と戦う」というクライマックスを目指して駆けのぼり、力石戦の後も続く連載では、「力石の死」という初期には無かった重いモノを背負う物語として再スタートする、という構成になっています。

 それはもちろん、連載過程でのライブな結果なのですが(そもそも力石戦が最初のクライマックスとなったこと自体がライブの現象)、この二部構成によって『あしたのジョー』は、力石と戦うまでも面白いし、力石との戦いが済んだ後でも面白い――それどころか漫画史に残るクラスの名場面を生んで完結している――という、不朽の名作たりえているわけです。

あしたのジョー (12) (講談社漫画文庫)あしたのジョー (12) (講談社漫画文庫)

コミックス 2000-11
売り上げランキング : 71641

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 ある目的地(クライマックス)を目指して全力で踏破し、それからはそのクライマックスが生んだ「遺産」を用いて新たに物語を始める。そうした「遺産」で駆動する物語には、深いテーマ性もあるし、複雑なドラマもある。

 そんなのが「連載漫画」の理想の形のひとつでしょう。


 そういう意味でぼくは『北斗の拳』も、『あしたのジョータイプの連載だったと思いますけどね。

そういえば、似てきている

| そういえば、似てきているを含むブックマーク

 最近の『魔法先生ネギま!』の、「大人の政治世界」と「SF規模の危機」を主人公のネギに教えていくという展開は、ぼくの大好きな『成恵の世界』の展開に良く似ている。



 最近ネギまが、ガッチガチ少年漫画になっているか? というと微妙〜なんですが、ジュブナイルSFの路線だと考えるとしっくり来る所がありますね。

魔法先生ネギま! 27 (少年マガジンコミックス)魔法先生ネギま! 27 (少年マガジンコミックス)

講談社 2009-09-17
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
成恵の世界 10 (角川コミックス・エース 60-10)成恵の世界 10 (角川コミックス・エース 60-10)

角川書店 2008-03-26
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

少年漫画における「打ち倒すべき敵」と「他人の尺度で計られること」の差

| 少年漫画における「打ち倒すべき敵」と「他人の尺度で計られること」の差を含むブックマーク

 ちょっと前に思いついたことですが、「ライバルのいない少年漫画」という軸で見ると、『シャカリキ!』と『放課後ウインド・オーケストラ』はけっこう近い位置で語れない? という話。

シャカリキ! (Vol.1) (ビッグコミックスワイド)シャカリキ! (Vol.1) (ビッグコミックスワイド)

小学館 2000-06
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
放課後ウインド・オーケストラ 1 (ジャンプコミックス)放課後ウインド・オーケストラ 1 (ジャンプコミックス)

集英社 2008-07-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 昔、ある人と「ヒーローに敵は必要であるかどうか」という討論をした時に、そうではないヒーローの例として『シャカリキ!』のテルを挙げたことがあって、要は、


  • 「外の世界に試されながら」
  • 自分自身と戦う」

……の両方が揃えば少年漫画ヒーローになりうるはずだ、と言えるでしょうか。

 放課後WOのセリフで言えば、「(自分を試すためだったら)他人と同じモノサシで計られたってかまわない!」というやつ。


 これはシャカリキ放課後WOにかぎらず、スポーツもの全般に言えること……のような気もしますが、いわゆる「スポ根」を梶原一騎からの系譜で考えると、やはり「倒すべきライバル」がいるのが普通ですよね。

 ちば四兄弟の作風を比較しようと思ったことが無いので、そこから考えても面白そうなのですが……(『キャプテン』は梶原スポ根に対するカウンターだったのかとか)。

 まぁ『あしたのジョー』の力石もつまる所は、ジョー自身が「自分を超える」ための存在ですから「敵はいない世界」っぽいですが、『巨人の星』はモロにライバル漫画

 スラダンライバル漫画なのか? どうだろう(しかしスラダンはそれこそ、「特定のヒーローがいない漫画」という作品だって気がすることの方が問題かも)。


 おっと話を戻すと、『Fate/stay night』の衛宮士郎に代表されるような「正義の味方」ヒーローだとすれば、必ず「倒すべき敵」とセットにしなければヒーローを描けないはずだ、という考え方があるわけです。

Fate/Stay night DVD版Fate/Stay night DVD版

TYPE MOON 2006-03-29
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 そんな意見に対して、「みんなを守るヒーローと違って、みんな(読者含む)の憧れとなるヒーローはそうとかぎらないですよ」と言い返していたんですね、その時のぼくは。

 それがヒーローに敵は必要であるかどうか」という問題。


 シャカリキ放課後WOは、主人公に周囲が憧れたり、読者の理想となったりするように収束する少年漫画です。それもまた「ヒーロー」の描き方なんですが、そういうヒーローは何と戦ってるのか? というと、自分と戦ってるんですね。

 しかしそこで、少年漫画の基本原則である「主人公が外の世界で戦わなければならない」というルールが求められるため、ただ自分と戦うだけでなく「外の世界で試される」という「証明の過程」が必要になり、それがたまたま競争だったりコンテストだったりするだけだ……という理屈ですね。


 具体例を挙げてみると、スポーツ(芸能)漫画としては、小山ゆうの『スプリンター』に敵はいませんが(自己記録達成だけが目的であって、他のランナー競争相手でしかない)、曽田正人の『昴』は「実は全世界が敵」という明確な違いがあったりします(「一般の観客」や「バレエ界」に自分の踊りを理解させて、屈服させるのが主人公の使命だから)。

スプリンター  [マーケットプレイス コミックセット]スプリンター [マーケットプレイス コミックセット]

小学館
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
昴 (1) (ビッグコミックス)昴 (1) (ビッグコミックス)

小学館 2000-06
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 この違い、なんかわかりにくいかもしれませんが、自分の中では「他人の尺度で計られることシャカリキスプリンター)」と、「他人を打ち負かすこと巨人の星,昴)」ははっきり分かれてる感じがするんですね。

 『あしたのジョー』で考えるなら、「力石を倒すまで」は敵を倒す話で、「力石の死後」は外の世界に計られる話になっている、と説明すればわかりやすくなるかもしれません……わかりますか?


 これをFate論にも応用しても面白そうですね。

 セイバー編のラスボスギルガメッシュは「倒さなければいけない敵」っぽく描かれるのに対して、凜ルートラスボスギルガメッシュは「他人の尺度」でしかないのは間違いないでしょう(凜ルートの士郎は「自分との戦い」が本来の使命であるため、ラスボスとのバトルはその成果を試す要素でしかない、ということ)。


追記

miyamo_7 ヒーロー物の親戚としてプロフェッショナル物についても考え合わせてみたいところですね。消防士とか医者とか http://d.hatena.ne.jp/izumi... link

*1ゴルゴ31さんの一行コメントから(10月15日)

Tue 2009.10/13

Mon 2009.10/12

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091012

Sun 2009.10/11

Sparklehorse

| Sparklehorseを含むブックマーク

Dark Night of the Soul: Danger Mouse and Sparklehorse PresentsDark Night of the Soul: Danger Mouse and Sparklehorse Presents

Power House Books 2009-06
売り上げランキング : 43899

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

In The Fishtank 15In The Fishtank 15
Sparklehorse + Fennesz

Fishtank 2009-10-08
売り上げランキング : 1685

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 スパークルホースの新作が出ていたことに遅れて気づき、あわてて聴いていました。どちらもコラボアルバム

 相変わらず、素晴らしい。眠りにつきながら聴いていたい曲ばかりです。


 「Dark Night of the Soul」はインターネットでMP3をダウンロード可能でブックレットだけ販売しているという、変わった発表形態アルバムのようです。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091011

Sat 2009.10/10

突発ラジオの準備中

| 突発ラジオの準備中を含むブックマーク

 今晩、突発でラジオをやる相談をNo.5さんとしています。


 続報をお待ちください。



 なぜか架神さんのラジオに飛び入り出演することになりました。←ラジオ終わりました

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091010

Fri 2009.10/09

同人誌の通販のお知らせ二件

| 同人誌の通販のお知らせ二件を含むブックマーク

f:id:sikii_j:20090810223800j:image:right同人誌『敷居の部屋の関係』第2版発行! - 敷居の先住民

 ぼくが編集で参加していた、サークル「敷居亭」のニコマス同人誌『敷居の部屋の関係(relations)』増刷予定が確定しました!

 同時に、個人通販の受付も再開されています。

 もう来週の平日には発送可能になるようですので、申し込みはお早めに。


COMIC ZIN 通信販売/商品詳細 漫画をめくる冒険〔上巻・視点〕

 こっちはぼくの個人誌ですが、去年に発表した漫画論である漫画をめくる冒険〔上巻・視点〕』が、COMIC ZINさんで新たに通販可能になっています。

漫画評論界を代表する著者が、さまざまな切り口で漫画を語る!

基礎理論から作品論や作家論をこえて、メディアコミュニケーションの問題へ、縦横に語り尽くす。

 なんか大仰な紹介文までつけてもらっているし。

 COMIC ZIN通販サイトでは、なぜか下巻の方が先に通販可能になっていたんですが、これで上下巻ともに取り扱われたことになりますね。


 同人誌といえば、年末イベントではコミティア文学フリマ冬コミサークル申し込みをしていたりします。

 なにか新刊を用意しようと思っているのですが、さてどんな内容にするのがいいんでしょうか。

Thu 2009.10/08

izumino2009-10-08

今週の『めだかボックス』で確認できたこと

| 今週の『めだかボックス』で確認できたことを含むブックマーク

 基本的にぼくは第一話から『めだかボックス』の読み方が変わっていなくて、その基本スタンスは連載開始直後の突発ラジオustream)でだいたい喋っていたことなのですが。


第一話時点のustライブストリーミング配信、オンラインビデオ、ホスティングサービス | Ustream

  • ただし2時間ちょっと喋っていたラジオの、途中からの1時間くらいしか録音されてない件(漫画話をしているのは45分目までと、ラスト3分だけ)

第二話時点のustライブストリーミング配信、オンラインビデオ、ホスティングサービス | Ustream


 そこでめだかちゃんが他のキャラの背後で人マネしている描写について、彼女は他人の気持ちを理解できないと自覚した上で、他の人間をわかろう(人間になろう/近付こう)としているのがあの行為の意味なんじゃないか」みたいに言ってたんです。*1

 それで今週は、雲仙が似たようなことをモノローグで解説してくれていて(「人間の仲間に入ろうとしているように見える」とか)、あぁ、気にしていたことがひとつ確認できたという感じです。

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)

集英社 2009-10-02
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


(※なんか自分ラジオを聴き直してみると、ブリーチ語りで「一護はダチを大事にするやつだから、その対比として藍染がダチを大事にしないやつとして描かれれば、ああいう主人公でも、世界観を代表できるヒーローになれるのかなー」とか話してるんですが、そういえば最近藍染様の行動はまんまそうだ。)


 四海鏡さんやNo.5さんとのネットラジオはまたやりたいですね。


七人のおたく [DVD]七人のおたく [DVD]
内村光良

フジテレビ 2002-03-20
売り上げランキング : 28748

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

*1:追記:聴き直してみたら、録音に残っている部分でこのことは喋っていなかったよう

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091008

Wed 2009.10/07

ヤングエース四号目

| ヤングエース四号目を含むブックマーク

 創刊四号目にして、やっと表紙がエヴァじゃなくなったヤングエースです(それでも貞本キャラなのは同じですが)。

ヤングエース 2009年 11月号 [雑誌]ヤングエース 2009年 11月号 [雑誌]

角川書店 2009-10-03
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 再スタート時から「旧劇場版」のオルタナティブゾーンへ完全突入している貞本エヴァは、旧アニメ版では踏み込まれることのなかった「親子の対話」が描かれたことがまず驚きでしたが、今月号の話では、あの「アスカ復活」の展開もまた決定的にアレンジされていることが明らかになってきました。

 まぁ旧劇場版と比べてマイルドアレンジされていると言っても、このアスカが自閉的なことには変わらないんですが、それをどう持っていくかが問題ですね。

 なんかちょっと感じる所があったんですが、旧劇場版が「後ろ向きの全力疾走」だったとしたら、貞本エヴァは「前向きにネガティブ」とでも呼べそう。こればかりは、作者の性格なんでしょうね。

新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11))新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11))

角川書店 2007-06-18
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 そんな『ヤングエース』ですが、他の掲載作は『鬼灯さん家のアネキ』(作者のブログ)という4コマ漫画普通に面白いです。年上モノラブコメとして。


漫画における「コトバ」表現のバリエーション

| 漫画における「コトバ」表現のバリエーションを含むブックマーク

ぬきやまがいせい『ささやいて、あのことば』 特異なモノローグと吹き出しの色の使い方が凄い - karimikarimi

今回焦点をあてたいのは、タイトルで挙げたように、主に“モノローグ”と“吹き出し”についてです。

 karimikarimiさんの漫画分析の記事。

 フキダシのレパートリーも、これだけ豊富にサンプルが揃っていると壮観です。そしていずれも、役割や効果や、感じ方が異なる、と。


 先日の漫画研究会伊藤剛さんによる発表の日)でも、漫画内の「内語」や「発話」の表現は大きく取りざたされていました。

 それにしても、漫画に描かれる「コトバ」を原理的に考えようとしたらまず困るのが、それらのコトバを「読む」愉しみは「読者の頭の中の感触」から論じなければならない、という問題です。

 「頭の中で鳴っている音」という、つかみ所のないものが対象となる議論なわけですから。


 『漫画をめくる冒険』の下巻でも、大きめに取りあげている概念でしたね。

漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 下巻・The Book漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 下巻・The Book
泉 信行

ピアノ・ファイア・パブリッシング 2009-05-10

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091007

Tue 2009.10/06

ニュース二件と巡音ルカ

| ニュース二件と巡音ルカを含むブックマーク

宮崎駿先生の近三作 - 指輪世界の第二日記

 伊藤悠さんの宮崎駿トーク。


完全教祖マニュアル

 『よいこの君主論』の著者、架神恭介さんの新作『完全教マニュアル』の宣伝サイト。面白い。



トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izumino/20091006

Mon 2009.10/05

上京振り返り日記

| 上京振り返り日記を含むブックマーク

一日目/漫画研究会

 今回の上京の主目的は、漫画研究会伊藤剛さんの発表を見にいくことでした。26日の朝に家を出発です。


 行きの新幹線では、うまくネット可能な自由席に座ることができたので、Twitterしながら東京駅へ。

 漫画史研には個人的な友達として、吉田アミさん、麻草郁さん、LDさんを呼んでいたので、駅前で合流しがてら、最近終わったばっかりのTV版『Phantom最終回がいかに酷かったかと麻草さん・LDさんに話す。


 それで伊藤剛さんの発表は、用語レベル検討中というものもあるような、かなり基礎原理的な話でした。

 まだ理論的に煮詰められてない話だということで、伊藤剛さんもディスカッション目的だったようです。特にぼくからのツッコミが所望だったらしく、「ちょっとこっちこい」「もっと意見しなさい」的な指示を受けつつ、ディスカッションに参加。

 この日は、東北大学岩下朋世さんも日帰りでいらしていて、漫画論の世界でなんとなく通用している「キャラ・コマ・言葉」の三分類について一緒に異議を唱えるなどしていました。

 「キャラ」と「コマ」の定義をもっと限定的にした方が、核心的な分類になるのではないか? キャラというのは「絵と絵の同一性を担保できるもの」をそう呼べばいいのであり、コマとはシンプルに「空間」を意味すると考えれば、複数の「コマ(=空間)」の中を「キャラ(=同一物)」が貫くことによって時間必然的に生まれると考えられて……かくかくしかじか

 ここらへんは夏目房之介さんの講義「ヘンなマンガ」に触発されて(特に吾妻ひでお論に)、ぼくが個人的に考えていたところであります。


 二次会の席では、麻草郁さん、LDさんと同じテーブルに座って、コミュニケーションや人の人格についての討論。

 この頃、ぼくが考えていた「人のバカさ具合を示す例え話」というのがあって、その説明をしたりする。

 どういう喩えかというと、

 テスト自分の解答に充分な手応えを感じて意気揚々と帰宅してから、いっちょ自己採点してみるかと思って確認してみたらガッカリするほど「合っていたと思っていたのに間違いだった」問題だらけで大いに落胆・反省して自己嫌悪していたら、実際のテストの答案はその自己採点すらも下回る赤点だったというくらいのバカ

……というもので、まぁ誰にでも当てはまりうることなんですが、ただバカな間違いを犯すだけでなく「そのバカさ加減に対する自己採点」すらも根底的に間違えてしまい、現実の「本人の想像を上回る愚かさ」と直面できないくらいの愚かさをこそ本物の愚かさだと呼べるという話です。


 この時に藤本由香里さんの仲介で、BD研究者野田謙介さんと二日後に合う約束を取り付けていました(フランス漫画BDにおける視線誘導論の在り方を聞いておきたかったため)。

 あと、片山あやか麻生羽呂新人だった頃の読み切りの切り抜きを吉田アミさんに貸しました。


二日目/打ち合わせと打ち上げ

 翌27日は某誌の編集さんと神保町で打ち合わせして、その後、Webスナイパー編集部の催しでヱヴァ破鼎談記事トリオ(ぼくとさやわかさんと村上裕一さん)が集まる打ち上げに参加。村上さんの寝坊というハプニングもあり、空いた席に前出の某誌編集さんも加わる流れに。

 遅れて来た村上さんがノリノリで、「ラブプラスプレイしている自分」を自己肯定できないさやわかさんを散々いじりたおして追い詰めるという切れ味の鋭さを見せていました。


 ここで村上さんがマブラヴオルタの論者であると聞き、オルタ信者であるはしさんと会えるように取り次ぐ約束をする。

 ……と、こんな風にして上京中の予定がライブ的に埋まっていきます。


三日目/徹夜する日

izumino ジャンプ買ってきた

 世間では月曜日です。

 海燕さん経由でネットで知り合った、第21回ファンタジア大賞受賞者である入江君人さんと、オフ会。昼食はインドカレー

 主に、宿泊先である結城さんち(入江さんの地元と近いらしい)に積んである少年ジャンプバックナンバーを開きながら、三人でごろごろジャンプ漫画語りをするというカジュアルオフ会でした。

 ちょうど『めだかボックス』の連載第一話からのバックナンバーが揃っていて、その中には『ぬらりひょんの孫』の過去編から羽衣狐様復活までがキッチリ収録されていたので、めだかボックスとぬら孫の話ばかりしていました。


 あとは、「読者は作者の奴隷になるべきじゃないし、作者も読者の奴隷というわけではない。作者は作品の奴隷になるべきだ」「作者もまた作品を読解する人間の一人でしかないのだから、自分の作品のことを理解しようと思いつつ創作する作家の方が健全だし、自分の作品をまったく理解できない作家も存在する。作者よりも作品を優位に考えなければならないのはそのため」「編集者仕事は、その作品が誰に見られているか、ということを作者に意識させること」といった一般論を述べたりもしていました。


 夕方頃、予定のある入江さんと別れてから、開館前の米澤嘉博記念図書館へ。集合時間と集合場所を勘違いしつつ、遅刻すみません

 準備中の館内を1Fだけ見せていただいてから、野田謙介さんと意見交換。

 やっぱり? というか、BD世界視線誘導論はそれほど吟味されていない模様。これなら研究の余地は当然あるな、と確認できたのが収穫といえば収穫だったでしょうか。


 渋谷に移動して、ブレインズへ。吉田アミさんの講座はすでに懇親会に入っていて、みんなお酒飲んでました。

 アミさんがまだまだこれから飲みたい! と主張していたので、終電を諦めて付き合うことに。


四日目/『ハーメルンのバイオリン弾き』一気読み開始

izumino アミさんと麻草さんとカラオケ
izumino カラオケ終わり
izumino 朝帰り。寝ます


 んでいつの間にか、中野カラオケ屋でアミさん・麻草さんの三人で朝カラしてる展開でした。

 「意外とイズミノくんカラオケうまいんだねー」「カラオケで熱唱するようなキャラだとは思ってなかったのにね」などとアミさんから言われてましたが。


 宿泊先に戻ってからは、さすがに12時間ほど眠る。

 それから特に予定が無かったので、実は未読だった『ハーメルンのバイオリン弾き』(全31巻)を少しずつ読むようにしました。


五日目/展覧会ショップ巡り

 世間では水曜日の、9月30日です。

 東京駅ポスターを見かけて気になっていた、「古代ローマ帝国の遺産」展を見に上野国立美術館へ。


 まぁ色々な実物を見れたのは良かったんですが、展覧会としては普通だったかな?

 これなら古代カルタゴとローマ展の方が面白そうでしたが、そちらは10月3日からなので無理でした。

f:id:izumino:20091001231205j:image:right


 その後、吉祥寺バサラブックス中野タコシェ仕事がてら麻草さんとハシゴ

 麻草さんと別れた後、帰り路線の秋葉原で一旦降りて、とらのあな同人誌を買い、COMIC ZIN秋葉原店に初訪問。


 『漫画をめくる冒険』は、どのショップさんでも下巻が品薄状態なのですが、店頭で探すならCOMIC ZINさんが今一番揃ってるんじゃないかと思います。


六日目/『ハーメルンのバイオリン弾き』全巻読破続行中

 10月になりました。

f:id:twitter:20091001173031j:image:right ハーメルンは残り10巻までいきましたが、どうもモヤモヤした感触があって、話の内容に乗り切れず。

 これ、以前『聖闘士星矢 冥王神話』で感じていた「各話ごとにブランク(白紙)を挟まないことによる読後感の違い」が現れた結果なんだろうな……、と途中から気付きました。

単行本は、なんでこんなに雑誌で読んだ時の記憶と違ってくるんだろうか? - ピアノ・ファイア

そうか! この単行本って、各話の「ヒキ」のページが、次の話の1ページ目とシームレスに繋がった形になってるから、毎回の「ヒキ」が弱くなってしまってるんだ


 ハーメルン手代木星矢以上に、「ヒキのページにおける盛り上げ感」が強い漫画だったので、そのすぐ横に「次回の1ページ目」が続いていると、作品への感情移入がしづらくなるんですよね(それで感情移入が妨げられる理由は、色々考えられる所ではありますが。目下分析中です)。


 ここから先は「強いヒキで終わった話があったら、一度単行本をパタンと閉じて、心を落ち着けてからまた本を開く」というルールを作って読むようにしました。

 この工夫は効を奏したように思います。

ハーメルンのバイオリン弾き 29 (ガンガンコミックス)ハーメルンのバイオリン弾き 29 (ガンガンコミックス)

スクウェア・エニックス 1999-09
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 実際、通して読んでいて一番感動できたのは、その読み方を始めてすぐの29巻(オカリナがピンで表紙の巻)だったというのもあるのですが。

 ……という読書体験もあって、個人的にはサイザー本人よりもオカリナとの関係の方が印象に残る作品になった感じです。


f:id:izumino:20091001141026j:image


七日目/新宿オフから夜行バス

 実は『ハーメルンのバイオリン弾き』は35〜37巻の三冊を残して、在京中に読み切れず。

 最後まで読まなかったのは、前述した「ブランク無し問題」の理由以上に「時間を空けて気分を醸成した方がいい」と判断したからです。

 あ、この「醸成」の感覚がどこから来るのか、というのも今後の研究課題ですね。


 というわけで、3巻ぶんだけ結城さんから借り出ししてお別れし、東京最後のオフ会へ出発。村上裕一さん・はしさんとのオフ会です。

izumino よし、今から新宿に出て、その後で夜行バスです。さらば東京
izumino めだかボックス1巻購入
izumino 待ち合わせ時間までベルクまったり
fka_shanghai あれ? めだか1巻出てるのか。見当たらなかった気が。
izumino @fka_shanghai 駅前の本屋には二冊しか置いてなくて涙したんですが、専門店はともかく一般書店は入荷数を絞っている可能性が高そうです

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)

集英社 2009-10-02
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 オフ会に用意した時間は、バスの発車時刻まで4時間くらいあったんですが、すぐに「まだ喋りたりないのにもう時間切れですか」って感じになったのでまたやりたい所ですね。というか二人とも関西に遊びに来るべきですね。

 はしさんが『SWAN SONG』の田野村の話をしていて、それは劇場版ウテナの暁生みたいなもんだね、と言ったらウテナ観てなかったと言うので、観るように薦めておきました。

f:id:izumino:20091003131854j:image:right

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録【劇場版】 [DVD]少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録【劇場版】 [DVD]

キングレコード 2000-03-03
売り上げランキング : 38077

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 翌朝、京都三条で降りて、敷居邸へ。自分の水筒を置き忘れていたので、その回収がてらに……。

 リモートデスクトップ接続実験をしたり、パスタ料理したり、ハーメルンを最後まで読んだり、ヴァンプリの対戦をしたり、本棚の組み立てを手伝ったりしてから、終電で自宅に帰りました。

Thu 2009.10/01

『ハーメルンのバイオリン弾き』読み中

| 『ハーメルンのバイオリン弾き』読み中を含むブックマーク

f:id:twitter:20091001173031j:image:right ハーメルンは27巻まで行きました。でもあと10巻あります。


 サイザーは改心ヒロインというより、贖罪ヒロイン(+悪堕ち)なんですね。

 改心と贖罪(と寝返り)の違いはちゃんと定義しておかないとなぁ。

COMIC ZIN秋葉原店訪問

| COMIC ZIN秋葉原店訪問を含むブックマーク

 『漫画をめくる冒険』を委託させていただいてる、COMIC ZINさんの秋葉原店に初めて行ってきました(新宿店には以前行ったことがある)。

 新宿店はちょっとわかりにくい所にありましたが(西新宿側にはあまり行かないので)、秋葉原店は一度覚えればすぐ見つかる場所にありますね。


 店員さんに許可をいただいて携帯で撮ったもの。

f:id:izumino:20091001231205j:image

  • 上下巻の陳列状況。下側に『淫漫姫』が

f:id:izumino:20091001231204j:image

  • ポップ拡大

 HPでは、下巻のみ通販可能な状態みたいです。

漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 上巻・視点漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 上巻・視点
泉 信行

ピアノ・ファイア・パブリッシング 2008-03-14
漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 下巻・The Book漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 下巻・The Book
泉 信行

ピアノ・ファイア・パブリッシング 2009-05-10



最新の日記
 あわせて読みたい なかのひと
000001
20030304050809101112
2004010203040506070809101112
2005010203040506070809101112
2006010203040506070809101112
2007010203040506070809101112
2008010203040506070809101112
2009010203040506070809101112
2010010203040506070809101112
2011010203040506070809101112
2012010203040506070809101112
2013010203040506070809101112
201401020304050608101112
2015010304060809101112
201601020612
20170107