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Mon 2013.11/04

子どもと犬の物語/『映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス!』感想

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  • 劇場で捺した記念スタンプ

映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス

 ドキプリの映画観ました。フックとなる「マナ結婚」はあくまでストーリーの大枠で、メインテーマとしては犬好き直撃のヤバイ泣ける映画でした。

 ペットとしての「犬」プリキュアシリーズで度々登場してくるモチーフですが、子ども自分の一部であるかのように一体感を感じているペットとしての描き方がこの映画では群を抜いています。

 そもそも「一体感を伴うペット」はマスコットキャラ妖精たちがすでに担っている役割ではあるんですが、それでも「犬」と(犬好きの)人間の絆は、歴史本能から来る重みがあって、妖精とのそれを超えるということかもしれませんね。


 また、ペットとの死別も「人生経験」の一種であるわけで、主要客である幼児らにとってこの映画は、共感するものではなく「これから起こるかもしれないこと」でしかないでしょう。

 逆に、人生経験のある大人や、主人公マナと同世代学生らにとっては「共感」や「同情」を伴う映画になりうるわけで、例年以上に「大人にも子どもにも向けて作っている」と感じいるドラマでした。


 また、犬とマナの関わりを通じて、彼女精神形成を描いた物語にもなっている。

 マナは由来抜きにあんな性格になったのではなく、ちゃんとその原点があることが理解できます。

 ペットとの死別というトラウマを、未然に防ぐドラマとして眺めると、精神科医ヴィクトール・フランクル人生観連想する部分もありました。


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 生きる目的自分内面の中に求めることはやめて、自分以外の世界から求められている何かを探すべきだという、フランクルの考えがちょうどマナ精神形成に当てはまっている。その点で優れた児童文学になっていると評したいものです。


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Sun 2013.06/16

プリキュアシリーズの演出家、芝田浩樹さん

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キラキラ☆プリキュアアラモード-東映アニメーション

 今日のドキプリ(20話)の演出についての感想です。


 変身バンクシーンに流れるBGMがいつものアップテンポな変身曲ではなく、スローテンポの厳粛な曲になっていて、「今回はやけにアグレッシブな演出だな」と気を引かれました。


 バンク映像におけるカッティングリズム効果音テンポ、決め台詞テンションからするとBGMテンポ間延びしてしまうため、不自然さを感じるか感じないかギリギリ選曲

 こうすると、まるで最終話あたりの変身シーンみたいですね。


 これは意図して「攻めた」演出にしたのか、なんとなくの流れでこうなったのか……。*1

 全員で変身した後で、キュアハートが単独で変身をもう一度やり直すシーンが入りますから、二度目の変身とのイメージ区別するために、一度目はテンションの違うBGMを選んだのかもしれません。

 んで、その二度目の変身のBGMも、変身から合体技でジコチューを倒すところまでを「一曲」に収めきっていて、編集の仕方だけでうまくエピソードを盛り上げていたと思います。


 EDクレジット。確かめてみると今日の演出は芝田浩樹さん。


 東映アニメーションではセーラームーンシリーズの演出、『ひみつのアッコちゃん』の監督、ドキプリとのキャラデザ繋がりでいえば『怪談レストラン』の演出をされています。


 『スマイルプリキュア!』ではやよい回を2回、れいか回を1回、妖精になる回や子供になる回、「なまけ玉」の回など、コミカルな話からテーマを突き刺す話まで幅広く担当


 ドキプリでも作画をうまく省力したバトルを見せた回(11話)だったり、「コストを省きながら面白い絵を作る工夫」に長けた人という印象がプリキュアではあります。


 『スイートプリキュア♪』だと顔面キスで話題になった5話担当されてますね。


 その5話も演出的に面白い回で、このブログ取り上げたこともありました。

 芝田浩樹さん演出のスイプリ5話は、他にも注目できる演出が多かった回で、ここのエントリに反応して書かれた次のエントリも、演出を振り返るのにいいでしょう。

*1:ちなみに東映アニメーションでは各話演出のスタッフ音響監督を兼ねています。ミキサーさんや選曲さんも存在するので演出さんが全て選曲するわけではないでしょうが音響監督のいる他のアニメよりも、選曲に対する演出家責任が大きい仕組みかもしれません。

Tue 2013.02/05

『ドキドキ!プリキュア』第1話感想

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 設定やキャラの面白さと、シリーズ構成やストーリーの面白さは別ですし、設定やキャラはすごく良さそうだけどストーリーへの期待は保留と感じる1話でした。


 しかし1話そのものはかなり面白かったのです。

 前期のスマプリの場合、5話くらいまでは「設定の活かし方もよくわからない」という保留が続いたシリーズでしたから、自分の中では対照的なスタートですね。


 あと、「自己中心的であること」にこれほど罪悪感を与えてしまう設定ですと、やはり「可哀想なくらい自己中になってしまうダークヒロイン」をエッセンスとして出してほしくなりますね。

 『ジュエルペット てぃんくる☆』のアルマ、みたいなイメージです。

 視聴者にも根暗な子どもやひねくれた子どもって必ずいますし(どっちかというとぼくはそっち側だったでしょう)、『てぃんくる☆』でも「あかりみたいな子は大嫌いだからアルマの方が応援したくなる」って書いていた女子中学生だったかな? のブログを読んだときのことを思い出すので……。

 強い光を描こうとするほど「影」が求められ、そちらに肩入れをしたくなるんでしょう。


 それにしても、「同世代の問題児」に対する態度と、「人の心が産んだモンスター」に対する態度に区別がなくて、どちらにもまったく等価な向き合い方でコミュニケーションを取ろうとしてる主人公がいいですね。

 こういう「敵に対するスタンス」はシリーズ的にすごく意味があるはずですから、この設定は殺さずに活かしてほしいな、と感じました。


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 ところでEDダンスの振り付け師が今回から変わりました。

 前田健さんによるフレプリ以降の振り付けには「プロダンサーらしいキビキビした振り」を感じていたのに対して(フレプリはキャラ自身がダンサーですしね)、今回のMIKIKOさんの振り付けはジェスチャー的な仕草が多かったりキャラクター同士が腕を繋いだり、「ナチュラルな仕草や絡みで楽しませる」方向が加わっていたのがとても良かったと思います。

 子どももマネしやすそうだし、可愛いですね。

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Tue 2012.05/08

『プリキュアオールスターズ NewStage』のBlu-ray Discが予約開始

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 Amazonに出てましたね。

 

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 これは、「オールスターズ」という枠ではなくて、能登麻美子主演の新しいプリキュアとして観れば、とても出来のいい映画でした。ちょっと手許に置きたくもなりますね。



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