京はやしや*京都三条店

義父のお盆の墓参りのあとに、京はやしやの三条店に立ち寄る。
猛暑の予定であったが、思ったより暑さは辛くなかったが、口が抹茶かき氷を欲していたため、躊躇なく店に入る。
あいからわずの人気で、エレベータホールに空席待ちのお客さんでいっぱいであった。空席待ちの用紙に名前を人数を書き入れ、じっと待つこと20分。以外に早く中に入れた。
お目当ての抹茶かき氷を注文。カウンター席だったので、かき氷を作る様子をじっくり観察することが出来た。

「はやしや」は京都学生時代に数回来たことがあり、そのとき食べた抹茶かき氷が忘れられない味となっていた。社会人になってからは、夏の京都の定番で、必ず寄って、お抹茶の味を楽しんでいた。
京都に来るたびに、繁華街の変わりようは激しく、個性のない顔をしたまちになってしまった。それは自分の足を運んだ店が少なくなったせいでもあるが、丸善書店オーム社書店と書店の閉店とともに、パチコン店が増え、大阪なんば繁華街のような姿に変わってしまった。「はやしや」のまわりも同様である。

そんな感傷の気分に浸りながらかき氷を口に運ぶ。お抹茶の味は相変わらず美味しい。