1997年・大角鼻

昨夜書いていた通りで
地域の方々向けの認知症
関するミニ講座の講師役を
やって来た。包括職員と
してはこれで最後となる。
そして有休消化開始まで
あと8日となった。


早く辞めてトンズラしようと思っていたが、地域の方々との
別れはやはり少し寂しい。元々仕事が嫌で辞めるのでは
なかったものな。まあしゃあないさもう後戻りは出来ない。


さて、しつっこく書いている通りで現在の僕の足りないアタマの
中はしまなみ海道キャンプツーリングで満ち満ちておるのである。
その割には情報収集が進んでいない。そもそも旅に持ち出そうと
している道しるべたる地図類はこんなやつらである。

1997年発行の昭文社ツーリングマップル中国四国版と、
7年くらい前に買ったツーリング雑誌の付録であるライダー
マップ。古い古すぎる。今夜の日記のTOP写真はこのツーリング
マップルを使っていた頃のもの。ガキのわたくしめは林道を
走り繋いで日本一周するという若気の至りでその後の人生が
大きく変わってしまう壮絶なる愚行を敢行していたのであるが、
撮影したのは愛媛県越智郡波方町(その後今治市に合併した)の
北のはしっこにある大角鼻という岬にある公園。無料のキャンプ場に
なってたんだよね。


お分かり頂けるだろうか。かっこつけて腰掛けてやがる莫迦者の
向こうに建設中の橋が見えるのが。どうやら現在の来島海峡大橋では
ないかと思われる。この時は石鎚山を巡ろうとしていたけれども
雪に閉ざされていたので(12月だった)大幅なルート変更を
余儀なくされて海沿いに出たのだっけか。四国を巡ったあとは
今は亡き宇高国道フェリーにて本州に戻ったと記憶している。
懐かしいなあ・・・


さて、古い地図しか持ってない。でも今はネットで調べりゃ
どうにかなる時代である。数限りない先達方がしまなみを
旅してそれを記録してくださっているではないか。それに
あんまり下調べが過ぎても新鮮味がないってもんだ。適当に
しておこう。


ネットは便利だけど依存し過ぎてもね。自分の人生みたいに
行き当たりばったりで旅するのもいいのかな。古い地図持って
旅に出てみるのである。寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。