山から海へ

胃カメラ検査をした
内科へと行った。
結果が出るまでまだ
10日ほどあるけれど、
自分の不安定な気持ちと
それに対処するための
もの(結局デパス
ロキソニンを処方して
貰った)と、医師からの意見を貰った。結局の所、
「周囲の皆さんが気にするな、と言ってくれているの
ならば本当にそうだと思う。結果がどうであれ、それに
ついては対処出来るものなのだから。でも気にするなと
言われても気にしないほうもまたおかしい。心が苦しく
なって当然」という内容だった。


予想していた通りだったが、医師からそう言って貰えるのは
案外気持ちが楽になるものだ。言葉ひとつで人の気持ちは
どうにでもなる事が時にある。そうだな、結果がどうあれ
受け止めて対処していくしかない。でも、まだ気持ちは
逡巡し、行ったり来たりするのだろう。


いい天気だ。GNに乗って来たけど、このまま足を延ばしたい
気分である。スーパーで安売りのパンとお茶を買って
国道を南下した。気がつけば僕は和泉葛城山の展望台から
下界を見下ろしていて・・・

そこから下界へと駆け下り、加太の海を見ていた。

こんな日に家に篭っていなくて良かった。GNがいてくれて
良かった。久し振りに「ちいさな旅」に出られた。まさか
こんな状況の中での旅になるとは思ってもみなかったが。
梅雨入り前の恐らく最後の旅。


海を見ながら、僕だったら今の僕みたいな状況にある
他人に、どんな言葉を掛けるのだろうかと考えていた。
でも思いつかなかった。この山から海への「ちいさな旅」
折角なので記録に残しておきます。明日の日記あたりかな。
明日もいい日にしてみせますよ。きっと気持ちが晴れる
時が来るさ。