疑惑と訴訟と煽りについて

 週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(3)----歌田氏の回答でわかったこと: BigBang

 ume氏について「気になる」点をstandpoint1989氏(Mr_Rancelot氏)が
まとめられている。当該コメントに直結するリンクを張りたいが「最新のコメント」
欄が更新されたので、上のエントリのコメント欄に各自で見に行って頂きたい。


 そして
 そこでのまとめの要点は「事実が明らかにならなければ名誉毀損かどうかが
解らない」であろう。特にその事実とは「両方の」ハンドルネームが「どの場で」
使用されていたのかという範囲であろうし、また、一方の「被害」が何によって
起こされたかと言う「司法の認定」であろう。前者はその双方の名義が仕事に
繋がっているのでなければ「害」などそもそもありえないという点を指示するし、
また、後者は「結局被害の要因を何だと考えるか」という「司法の認定」である。
その辺りに関しては特に異論はないが、このコメントで見るべき点はもっと別に
あるはずだと思える。というのは、これはどこまでいっても私人間の争いだから
である。このコメントの部分だけでは単なる「二人の揉め事」にしかなりえない。


 つまり、そこに「広く公表されるべき『公益』は見出せない」と言う事である。


 従ってume氏に関する「その」疑惑は「特に解消されなくても不正というほどの
事ではない」と言う事になる。そうすると、さらには「その疑惑解消に非協力的な
ものは不正な事を企んでいるのではないか」という疑念の増殖も正当化出来ない
と言う事になる。そもそも「解明しなくていい」のだから、そこに対してブレーキを
かけてもどうと言う事はない。特にそのブレーキと「ume氏への全面的な信頼」が
混同されるようなヒートアップした状況では、むしろブレーキをかけて然るべきだ。

 
 なお
 上のコメントは「法律の専門家ではない」という謙遜込みの発言になっている
が、いくつか事実誤認があるとしか思えない点を補足的に指示しておこうと思う。


 ◆ume氏からの接触だけはもうあった
 ◆訴訟は名誉毀損以外にもありうる
 ◆ume氏以外に訴訟を煽るものがいる


 なお
 三点目に付いては「双方から訴訟がありうる」と言う当然の想定上で煽りになる。
勿論ume氏である可能性がない訳でもないが、特にそう疑わせる根拠はなく、特に
ume氏に有利にもならないので問題にもならないだろう。むしろ逆の方こそ自然だ。

 さらに
 ここの「逆だ。逆」名のコメントなども同様に「訴訟を煽る者がいる」と言っている。


 また
 それ以外の問題点については出てきたらまた考えてみると言う事で一旦はおく。


 ◆関連エントリ:即席代表制
          ume氏疑惑の破綻について