元気を保つこととめぐらすこと
人の身は、気をもって生の源、命の主とす。故に養生をよくする人は、常に元気を惜しみて減らさず。静かにしては元気を保ち、動いては元気をめぐらず。保つとめぐらすと二のものそなわらざれば、気を養いがたし。動静その時を失わず、是気を養うの道なり。
[楽水の註]
今の時代でこそ、鬱病が大流行の時代であるが、一昔前ですら、心のありようと健康を説いたモノはそう多くは無いのではないかと思う。
健康問題は、その人の心のありようと深い関わりがあるように私には思われる。昔から、『病治しは、癖なおし』と言う言葉がある。また生活習慣病とは良く言ったモノで悪い生活習慣を断ち切りたいと思う。