さるかに電撃戦ADDICT

2009-07-19

[]ラストデイズ 15:54

ラストデイズ [DVD]

自殺ロッカー映画その1。90年代ロックの代表格・Nirvanaのフロントマンであるカート・コバーン、彼が自ら命を絶つまでの数日間をモチーフに描いたフィクション

...というわけで、カート本人の事を描いた映画ってわけじゃなかったんですね。何で名前違うんだろ?って見てる間ずっと首傾げてましたよ。Nirvana映画とは謳っていても、劇中Nirvanaの曲を流すわけじゃあなければNirvanaゆかりの人物が出てくるわけでもなし、ってところは意欲的と言うか挑戦的と言えるのかもしれませぬ。そんなハンデ?を課しつつも、個々の場面からはグランジィでニルヴァーナ的雰囲気を出すことにはそこそこ成功してるんじゃあないかなぁなんて個人的には。主人公が森の中を独り言(歌詞の断片?)をつぶやきながら彷徨うシーンなんか"いかにも"ってな感じで、この冒頭でちょっとウキウキしちゃった輩はワタクシだけじゃあない筈。

とは言っても、うーむ、こういった大きな筋道もヤマもなく断片的なエピソードを淡々と並べ立てたようなタイプの映画を楽しめるだけの素養は自分ちょいと持ち合わせてないもんで、面白かったかって言われると...ねぇ。

D

主演のマイケル・ピットの手によるものらしい劇中曲。なかなかいい曲なんじゃなくて?

[]コントロール 15:54

コントロール デラックス版 [DVD]

自殺ロッカー映画その2。マンチェスター・ロックの先駆者にして暗ロックの代表格・Joy Divisionのボーカリストであるイアン・カーティスの半生を描いた伝記映画。

予備知識必須な上の「ラストデイズ」とは対照的に、こっちの方は言うならば"2時間でわかるイアン・カーティス、並びにJoy Division"ってなトコですかい。結婚・バンド結成・ファクトリーとの契約・発病・二股...と、wikipediaにも書いてあるようなエピソードを一通り揃え、最後はきっちり(オイ)自殺にて幕を閉じる。もちろんJoy Divisionの曲も劇中にてふんだんに流れますよワッセローイ。自分、この手のモノクロームでドンパチも無いようなヨーロッパ映画って大抵何度も休憩挟みながら観たりするんだけど、この映画はわりと余裕でイッキ観できちゃいましたね。多分わかりやすさとテンポの良さのおかげ。

逆に言えば、ちょいとばかしバカ正直に伝説をなぞりすぎっつーか。あの欝〜なJoy Divisionを描いたにしてはなんだかフツーの映画になっちゃったなぁ、ってのが残念なところ。観てる間は退屈しないけど、観終った後の余韻はイマイチ軽めなんスよね。曲と場面の組み合わせもベタすぎてダサく感じるところも有るし。