2012-05-22
年金と民主主義
年金なんてねずみ講のようなもので、人口ピラミッドがピラミッドじゃなくなる頃には崩壊するような制度だ。もうそろそろ制度の維持は限界にきている。この年金というものは、人口がピラミッド型であるかぎり有用性がある。でも、今現在の人口ピラミッドはつぼ型というより逆ピラミッド型になっている。なので、下の世代になればなるほど損をするようになっているのだ。毎年毎年あらたな被害者を増やし続ける制度になってしまった。
この年金問題を解決するには、年金の加入者をストップして、(今の年金のストック+将来得られるであろう年金の額)/年金の加入者数でだした数字を年金の配布額にするのが一番良いと思う。こうすれば、世代間で年金の額が違うなんてことにはならないだろうし、新たな被害者を発生させない。
どうしてこういう風にしないのか仮説をたててみた。いま、人口の中で一番多いのは40〜50歳くらいの人である。こういう人たちが仕事を引退し、さあ年金貰うぞ!というときに政府が年金の額を減らしますなんて言えるだろうか。この世代の人たちが次の選挙でどの党や人に入れるかによって自分の当選落選がきまるのだから、言えないだろう。民主主義は多数派の意見を聞くものなので、政府が40〜50代の人々の見方をするのは当然と言えよう。なので、僕たちが損するような制度を未だに続けているのではないか。
もし40-50代の人たちが、僕等のことを考えてくれたなら、年金問題は解決すると思う。でも、ほとんどの人は選挙のときに「自分にとって」有利か不利かを考えて投票するので、当分年金制度は続きそうだ。僕は、政治に関することは「自分にとって」有利か不利かを考えるのではなく、「全体にとって」良いか悪いかを考えなければならないと思う。民主主義はこうした全体を見て政治問題を考える人が増えないと、うまく機能しないんじゃないかな。



