全国スキル調査 2008 を 受診した
6月に全国スキル調査 2008で触れたように、ITSS診断を無料でやってました。
※6月のエントリは、リンク張っただけのお粗末な内容です。。
6月に情報貰ってたのに、放置してしまい、7/31今日で最終日となってしまいました。
そこで慌てて受診したので、例によってメモしときます。
診断そのものについて
ITSSスキル診断を無料で受診できます。
会社でスキル診断やってる人は「スキル診断」部分はおなじみの内容です。
モチベーション、性格、文章はウチではやってないので、結果を後でじっくりみます。
特に文章診断は面白かったので、下のほうでふれますね。
診断タイプ
- IT技術者
- 組み込み技術者
- ユーザ企業技術者
診断内容
- スキル診断
- コアスキル
- 共通テクニカルスキル
- 専門テクニカルスキル
- 達成度指標診断
- (参考診断)レベル1,2共通診断
- スキル診断完了者特典
- モチベーション診断
- 性格診断
- 文章診断
文章診断の所感
文章診断も初めて受けました。ここでは、センテンスに対し、機械的なチェックを行います。1分くらい(長い文章は時間かかるだろうけど)でさらさらとチェックしてくれ、レポート出してくれます。結果は、一応基準は満たしているようだったので、ホッとしました。文書作ってお金もらっているので。
例えば、
- センテンスの長さは、40字が理想だけど、70字と長い
- 名詞率は60%が理想だけど、69%と多い
- 助詞率は1%が理想だけど、1.7%と多い
あくまでもセンテンス単位に読みやすい(多分フォーマルな)文章かどうかを診断してくれるようです。
センテンス単位でも、助詞の用途が誤っている場合(「へ」or「に」 etc)や、目的語の位置がおかしい場合には、意味がすっきり読みとれなかったり、幼稚な印象を受けたりすると思うけど、これらは対象外のようです。
範囲を「文章」に広げた場合、わかりやすさは文章構成に依るところが多いと思います。なので、この診断で 合格点=わかりやすい とはならないと思うけど診断結果から得られるTipsも多いので、得るものはあったと思います。
※ここでは「センテンス=1文」、「文章=複数のセンテンスで構成されたもの」という定義で使ってます。「1文は文章になりえないのか?」という議論は置いておきます。
普段は、文章診断は5250円で実施しているらしいけど、価格に見合うかどうかは個別の事情で変わると思います。
ここで診断してくれる内容が苦手な場合には、役に立つかも、というのが感想。
ちなみに、ここで診断してくれる内容とTipsに相当するものは、この書籍で安く入手できるよね、という感想も持ちました。Tipsがまとまっていて、使いやすい。ポケットブックで便利だし。
- 作者: 成川豊彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2003/09
- メディア: 新書
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いや、、、診断より本のほうがいいよ!ということではなく、診断と書籍は目的が違うので、必要に応じて必要な道具を選びましょうというあたりで退散。