PMP出願の監査

受験出願したら、監査対象になっちゃったので、涙目で情報収集。


ちなみに、監査とは、受験資格の申請時にエントリした内容の信憑性を確認する行為。証明書を取り寄せたり、申請した内容にサインをもらったりして信憑性を証明する。
監査対象は、受験出願者からランダムに選んでいるとのこと。噂では4人〜10人に1人とか。完全にランダムなのかどうかは分からない。PMPによると、一度監査に失敗すると再度監査に当たりやすくなるらしいので、ある程度作為を入れることができるしかけはありそう。

参考

監査対象になったよ!という通知(メール)

タイトル

  • Your application has been selected for PMIs audit process

記載内容

  • 監査対象に選ばれたこと、
  • 監査に必要な情報の詳細を記載したURL
  • 監査期限(60日間)
    • 送付された書類の監査が完了されるまでの期間のようです
  • 締切までに提出しないと、1年間受験できませんって。
  • 問い合わせ先

書類を揃える

必要な書類は、以下の通り

  • プロジェクト経験の証明 Verifying your Project Management Experience.
  • 35時間の受講証明 Verifying 35 contact hours of Project Management Education.
  • 卒業証明書 Verifying Bachelor's/equivalent university degree.
プロジェクト経験の証明
  • 受験者は、PMIの監査用ページから、業務経験のPDF(1経歴あたり3ページ)をダウンロードして、確認者に渡す。なお、プロジェクト単位で1ファイル作成されている。
  • 確認者は、1枚目の業務経験を確認し、問題なければ2枚めに以下を記述。
    • 「確認した」チェック
    • 確認者の情報(所属、役職、氏名、電話、メール)
    • 署名
  • 確認者は、封筒に入れ、封をする。封の上からサインする。(封緘する要領で)
  • 受験者は封された状態で受取り、他の書類がそろったらPMIにまとめて送付する。
35時間の受講証明

レーニングを提供した学校や企業が発行した証明書を提出する。(下記のいずれか)
英文の必要があるようです。

  • レーニングの証明書
  • transcript
  • letter of attendance from the company
  • Registered Education Provider (R.E.P)

を提出する必要がある。
※研修は、プロジェクトマネージメントに直結した内容のコースであること。


依頼すれば英文の終了証書を発行してもらえるところもあるようだが、私が受講したところでは英文の終了証書は発行しておらず、日本語の終了証書とコース情報を記載したメールを併せて送付した。また、その旨記載したメモを添付した。
⇒9/5に監査OKの連絡があった!これでOKだったようだ。あの英文でわかってもらえたのか・・??ずいぶん翻訳サイトのお世話になりました。


卒業証明書

卒業証明書のコピー。
大学のサイトで証明書の入手方法を公開している(と思う)ので、その案内に従って請求する。


私の場合、

  • 依頼:大学のサイトより申請書をダウンロードして返信用封筒同封の上郵送。
  • 受領:返信用封筒で返送

でした。
英文の場合、1週間くらいかかると大学のサイトには書いてあったが、即日対応してもらえたようだ。
※月曜午後に投函、返信は水曜午後の消印、金曜日帰宅すると届いてた。地方なので・・

書類を送付する

書類が完成したら、PMI に送付する。FAXとかメールは不可。
私の場合、EMSでアメリカに送付。3日ほどで到着した。

監査

書類が到着したらすぐに監査をはじめ、明確でない点があれば直接連絡がくるらしい。(申請者に?経歴を確認してくれた人に?)


私の場合、火曜日昼にPMIに書類が到着し、金曜日夜に監査OKのメールがあった。
幸い、問い合わせはなかった。英語で容赦なく電話がかかってくるという話なので、曖昧な点は翻訳サイトを頼りにメモをつけたのだが、わかってもらえたのか?少なくとも必死さは伝わったのか?この英文では電話かけても埒があかないと思われたのか・・

監査に失敗したら

中途半端な状態で送ったら監査失格だとか。いったん受け付けたら最後、追加書類は受け付けないとか。
60日以内に監査が終了しなかったら、90日まで監査を延長するけど、それでも駄目なら失格。
受験料は一部返還されるが、しばらく(1年?)受験できない。