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2012-10-28 カラーUMLによるモデリング

カラーUMLによるモデリング

ちょっと古い本(かつ絶版・・)だけど、

を読みながら、まとめ&考えたことをメモ。(※「考えたこと」は、【コメント】タグ等で表記。)

ちなみに、本のタイトルは内容を正確に表していないように思う。アーキテクチャとその表現について説明し、それらを活用したコンポーネントのカタログを示した本という理解。


アーキタイプの種類

  • 瞬間ー時間間隔(moment-interval)アーキタイプ(カラー:ピンク)
    • ビジネスまたは法的な理由から、取り扱いと追跡を必要とし、瞬間か時間間隔の中で発生する
    • 例えば、販売、貸し出しなど
  • 役割(role)アーキタイプ(カラー:黄色)
    • 人、場所、物による参加の方法
  • 説明(description)アーキタイプ(カラー:青)
    • 何度でも適用できる値のまとまりである、カタログ的な説明
  • パーティ/場所/物(party/place/thing)アーキタイプ(カラー:緑)
    • 別個の役割を果たす誰かまたは何か
    • 【コメント】「資源」と言えばよいかな

クラス図とシーケンス図の動的な側面

  • クラス図は、暗黙的に動的である
  • シーケンス図は、明示的に動的である
【コメント】

■クラス図は暗黙的に動的である

「クラス図が暗黙的に動的」とは、クラス図を指でなぞって、シナリオに沿って説明する状況を思い起こせばイメージしやすい。これは以下の状況で有効。

  • モデル作成時(「瞬間-時間間隔」からモデリングを始める)
  • モデルの検証/合意時(クラスをシナリオに沿って読んでいくことで検証し、関係者で合意する)

なお、関連名により相互作用を簡易に(?)表現できる。


■詳細な相互作用の表現には限界がある

ただし、相互作用の表現が暗黙であるため、

  • 何をトリガー(=ユースケース)にするのか
  • どこから開始し、どう辿っていくのか

等の詳細は表現しづらいため、ロバストネス図シーケンス図で補完する。ただし、クラス図が完成したらロバストネス図シーケンス図は捨てるという選択肢あってもよい。


■相互作用を意識することにより、クラス図が生気を帯びてくる

そう、クラス図は生きているし、分かり易い。エンドユーザとクラス図で会話するのは難しいと思っていたけど、アプローチを誤っていたのかも。

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