地球を、開けよう。

2007-12-12

 米国NPOの活動事例を、日本のNPO活動に生かす試み:日米センターNPOフェローシッププログラムより〜後編〜


昨日に引き続き、「米国NPOの知見を地域に紹介するシンポジウム」(12/1@つくば国際会議場)の様子をお届けします!パネリストの方々の報告を受け、参加者それぞれがいろんな思いを抱えて臨んだ午後の分科会、どんな風に展開したのでしょうか?早速どーぞ(^-^*)/

※日記の最後に、これから開かれる同様のシンポジウムのご案内がありますので、そちらのチェックもお忘れなく〜〜〜。



f:id:japanfoundation:20071201135937j:image:right後の分科会では、参加者が3つのグループに別れて、自分の所属するNPOの問題点を出し合い、パネリストからそれぞれアドバイスをしていただきました。最後に総括・パネルディスカッションを行い、各分科会での内容を報告し、今後のNPOのあるべき姿について活発な討議を行いました。


とんどのNPOが抱えるのは、活動資金をいかにして集めるかという問題です。お金を集めるためにはまず「こうあるべきだ」というミッションを当事者が認識して活動することが大切であるとの意見がありました。また、NPOの場合、顧客には、第一の顧客と第二の顧客があるという意見がでました。


一の顧客とは、直接の受益者で、第二の顧客とは、やると喜んでくれる人(行政府や地域社会)です。このことを、NPO=民放テレビにたとえて考えると次のような感じです。第一の顧客である「視聴者」はお金を払いませんが、第二の顧客であるスポンサーがいいと思って金を払えば、番組は作れます。しかし、このようにしてできた番組は、必ずしも視聴者のニーズに合っているとは限りません。つまり、NPOも、あまり第二の顧客の方を向いていると、「ミッションがぶれてしまう」ことがあるので、注意が必要だということを確認しました。


f:id:japanfoundation:20071201154723j:image:left日は、若い方から年配の方まで、幅広い方々が参加しました。分科会やディスカッションでは、パネリストの発表に刺激を受けて、それを各自所属するNPOに当てはめ、自分自身の問題を再認識し、それを解決するツールを見つけたという人が多かったようです。また、普段は異なる分野の個々のNPOで活動している方々が、共通する問題を認識し、それをどう解決していったらよいのか議論し、共有できる:*:・゚☆交流の場:*:・゚☆にもなりました。


黒田かをりさんは、2月2日(土)の福岡でのシンポジウムでも発表します*1。 また、槇ひさ恵さん井上英之さんは、2月16日(土)の青森でのシンポジウムでも発表します*2。 日本の非営利セクターの第一線で活躍するNPOフェローと直接話すことができる貴重な機会ですので、奮ってご参加ください*3


後に、つくばでのシンポジウム開催に当たっては、茨城NPOセンター・コモンズ*4の理事・スタッフ・ボランティアの方々の献身的なご協力を得ることができました。この場を借りて感謝の意を表したいと思います。

*1福岡シンポジウムの詳細・お申し込みはこちら

*2青森でのシンポジウムの詳細・お申し込みはこちら

*3:直接お話できる!ということで言えば、井上さんが主宰するソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)が、12月16日(日)東京新宿で、ネットワーク・ミーティング(NWM)&忘年会を開催されるそうです。日本のソーシャルベンチャーの現状を知るまたとない機会になると思いますので、ぜひぜひお運びください。詳細はこちら

*4:昨日の日記でご紹介したCHIMAKOさんはコモンズの理事をされています。

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