『片想いさん』坂崎千春
この「片想い」という言葉のねっとりとした響きに、思わず腰が引けてしまうのですが、suicaのペンギンを描いている人なので、読んでみました。ほわほわと本とごはんと片想いの話が書かれていて、ああクウネル系……(実際クウネルくんもこの人が描いてるし)、と思っていたら、真ん中あたりで突然、生まれてこの方30数年異性と付き合ったことがない、という告白が。心に残る本ではありました。
- 作者: 坂崎千春
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 単行本
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『椋鳥日記』小沼丹
小沼丹イギリス留学エッセイ。しかし注意深く選び取られた言葉と構成で、小説のとしても読める佳品。
- 作者: 小沼丹,清水良典
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/09/08
- メディア: 文庫
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『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦
恋愛小説とか青春小説とか、そういうものよりは、話を転がしていく伏線やら小道具やらを楽しく読みました。おともだちパンチ。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: 単行本
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『TVピープル』村上春樹
真夜中の台所で読むのに、「眠り」以上にふさわしいものがあるとは思われない。時々、真夜中の台所で読む本です。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1993/05/10
- メディア: 文庫
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『ジョン平と去っていった猫』大西科学
エンダーが、エンダーが!パンダです!(知ってたけど
- 作者: 大西科学,銀八
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/12/14
- メディア: 文庫
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『世界は村上春樹をどう読むか』
『配達あかずきん』大崎梢
書店員はこんなに自由じゃないですよねー……、と我が身を振り返って思います。なんつーか、これはドリームですよ。
- 作者: 大崎梢
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/05/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『真実真正日記』町田康
センスが良いのでおもしろく読めるんだけど、それだけという話も。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/03
- メディア: 単行本
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『GOSICK Ⅵ』桜庭一樹
相変わらずコンパクトにまとめて、やりたいことがきちんとできているので素晴らしいと思う。そろそろ学園に戻ってほしいですが。
GOSICK〈6〉ゴシック・仮面舞踏会の夜 (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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『しずるさんと無言の姫君たち』上遠野浩平
相変わらずとりたてておもしろくはないのになぜか読んでしまう。安いから?
しずるさんと無言の姫君たち―The Silent Princess In The Unprincipled Tales (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上遠野浩平,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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『あっぷあっぷ』福永信・村瀬恭子
これは夏休みに読みたかった感じだよ。何となく。
- 作者: 福永信,村瀬恭子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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『きつねのはなし』森見登美彦
『夜は短し歩けよ乙女』よりこっちのほうが好きです。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/28
- メディア: 単行本
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『ひとがた流し』北村薫
あまり期待もせず読み始めてみたら、存外良かった。ミステリではないので注意ですけれども。『月の沙漠をさばさばと』のさきちゃんとお母さんが出てきます。あの猫の話の続きを知ることができて良かった。あのシーンは思い出し泣きベスト3に入る名シーンなので。
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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『はじめての文学 村上春樹』
まったく初めてではないどころか結構ディープな春樹読者ですが、買いました。「沈黙」と「かえるくん、東京を救う」が入ってこのお値段はお買い得だと思いますよ!
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/12/06
- メディア: 単行本
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