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night and sundial -the 4th distance-

July 08 (Sun), 2018

6/30(土)奥多摩むかし道

 友人と、奥多摩駅に10時に集合して、小河内ダムまで歩き始めた。関東地方は今年、まさかの、6月中の梅雨明けである。この日も気温がぐんぐん上がる。危険を感じ、飲み水を、合計で2リットルかついで歩いた。

奥多摩町>奥多摩むかし道

 奥多摩駅近くの氷川の集落から小河内ダムまで、国道につかず離れずで進む、9km程度のハイキングコースである。途中、何か所かはトイレもあり、道標もよく整備されている。

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 いい雰囲気。

 国道412号線から“むかし道”に入ると、いきなり、美しい青い蝶がひらひらと飛んでいて、あっけに取られた。

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 写真に撮ろうと、友人とがんばってみたものの、ひらひらと飛んでいる蝶を撮るのは不可能で、しかし地面に止まって水を飲んでいるときは、蝶は羽根を閉じているのである。──帰ってから調べてみたが、どうやら、ミヤマカラスアゲハのようだ。

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 小河内ダム建設当時の資材運搬鉄道の廃線跡が現れる。

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 集落を縫って行く“むかし道”だが、高々と廃線跡が跨いでいるところもある。あれは、台風のときなど何か落ちてきたりしないのだろうか…

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 小河内ダムの堰堤が森の向こうに見えるあたりで昼食休憩。どうやら何かの建物の跡らしく、コンクリートの基礎が残っている。ダム建設当時の宿舎の跡ではないか、などと見当をつけるが、いまはただ、葉末の緑が美しい。

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 青目立不動尊。青い不動明王がまつられていた。

 “休み処”の文字に惹かれて歩み入ると、大きな旧家のような家がカフェになっていて、縁側が開放されて客が入っていた。“Cafe Indigo Blue”というお店で、品のいい若いマスターに案内されて、座敷でくつろぐ。お店の中は和風アンティークで、扇風機が回り、小さなレトロ風ラジカセから聞こえるか聞こえないかくらいの音量で大橋トリオ的な音楽がかかっている。アイスコーヒーを頼んだら、洒落た陶器で供される。おすすめはジェラートだったみたい。

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 そして、眼下には小河内ダムと奥多摩湖が…。なるほど、これは隠れ家カフェ。“むかし道”にこんなお店ができていたとは。ここまではダムの前から車でも入って来られるようで、ここを目当てに来ているお客さんもいるようだった。

 しばらく涼んで、再び歩きはじめる。ここからは20分も下れば、小河内ダムだ。

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 着きました。歩いた時間は3時間あまりかな。

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 小河内ダムは堰堤の上に自由に入れて、平和な感じで、いいですね

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 でも、これだけの規模のダムを、昭和32年に完成しているのだから、やはりすごい。

 帰りは、ダムの前から西東京バスに乗ると、20分程度で奥多摩駅まで着いてしまう。戻ると、間髪入れずに東京行きの『ホリデー快速おくたま号』が出るので、乗ってしまった。立川で打ち上げして、解散。

July 07 (Sat), 2018

6月の日々

 6月10日(日曜)、サントリー美術館へ。『清朝皇帝のガラス』展。一部写真撮影可になっていた。

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 中国のガラスって、ガラスなのに、不透明な色ガラスで、磁器を模しているようなところが、興味深い。

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 違う色のガラスを被せる、こういった細工も、すばらしいよねえ

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 鼻煙壺(びえんこ)と呼ばれる、嗅ぎ煙草入れを集めたコーナー。おお、宇宙

サントリー美術館>ガレも愛した−清朝皇帝のガラス

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 花菖蒲と紫陽花、再び。繊細できれい。

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 6月24日(日)には、東中野の“東京黎明アートルーム”へ。こぢんまりとしたギャラリーで、鈴木其一の『四季花鳥図屏風』が展示中。様式化された世界…、のようでいて、葉末の虫食いなどは驚くほどリアル。

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 そのあと、中野坂上から地下鉄で都庁前にまわって、損保ジャパン美術館のターナー展へ。とがった作品の少ない、茫洋としたターナーが中心の展示である。茶ばんでしまっている作品が多いしね…。ただ、水彩(?)の、空の青が鮮やかな絵があり、英国の雨上がりの空…!と感じ入った。

ターナー展 2018

June 06 (Wed), 2018

6/4(月)八王子城跡

 午後から出かけて、まずは中央本線高尾駅。

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 昔から見慣れたこの駅舎、再開発で、近々なくなってしまうと聞く。──ここから陣馬街道方面のバスに乗って、「霊園前・八王子城跡入口」というバス停で降り、しばらく歩くと、八王子城跡のビジターセンターがある。

八王子市>八王子城跡ガイダンス施設

 八王子城は、小田原北条氏の支城で、1590年に豊臣方の前田利家の軍勢に攻められて一日で陥落したと言われている。…なんとなく、ここが城跡だと大々的に言い始めたのはここ最近の話だという印象を持っているが(?)、近年になって発掘が進んで、“御主殿”と呼ばれる居館の跡からは、ヴェネツィア製のレースグラスの破片などが出土しているという(以前に府中の博物館で見たことがある)。

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 御主殿跡に向けてかけられている、“曳橋”。これは、こういう橋があったという「復元」ではなく、見学者用に架橋したもので、実際にはもっと簡素な橋で、非常の際は壊したりしたと考えられているということだ。下は城山川という川だが、ほとんど水の枯れた沢になっていた。

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 鍵の手に曲がった石段。なかなか迫力がある。

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 石垣も復元。一部は当時のものが出土しているとのことだが…。

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 “御主殿”跡という原っぱ。庭園もあったようだが全容がわからないため、いったん埋め戻しているとのこと。──御主殿の下には滝があり、落城の際に侍女が身を投げて川が血に染まったという伝説があるそうだが、滝自体はそれほど落差のある滝ではない。まあ、ここでそういう戦争があったということなのだろう。

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 “本丸”まで登山道を登ってみる。何の変哲もない山だが、たしかに、南側の斜面が、段状に整地された痕跡が見て取れる…と思えなくもない。また、大正期の石碑などもあり、なにかの講が目的地にしていたようでもある。

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 今日は空気が澄んでいて、眺望がすばらしい。おそらく現在の八王子の市街地から、方角的には横浜の方向を見ているのだと思うが…

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 たぶん、右に見える高いビルが、八王子駅の南口にある、再開発タワーマンションじゃないかと思うんだよね。三多摩でいちばん高いビルなんでしょ、たしか

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 30分程度で、山頂の“本丸”跡に着いた。だが、狭い頂上だ。こんなところに立てこもるわけにはいかないだろう。

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 ユキノシタが群落をつくっている。珍しい。──下山する途中には、おそらくコジュケイのペアに出くわして、藪の中に駆け込まれたので、驚いてしまった。梅雨に入る前の爽やかな気候で、低山歩きにはとてもよい日だった。

June 05 (Tue), 2018

初夏の散歩(花菖蒲)

 梅雨に入る前、早くも強い陽射しの日。今年も花菖蒲が見頃になった。

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 しおからとんぼが!

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 紫陽花はまだ、もう少しかな。

June 04 (Mon), 2018

読書&査収音源リスト(2018年3月〜5月)

▽プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔/朝日新聞国際報道部、駒木明義、吉田美智子、梅原季哉
プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔

▽ことばと国家(岩波新書)/田中克彦
ことばと国家 (岩波新書)

▽中国、一九〇〇年 義和団運動の光芒(中公新書)/三石善吉
中国、1900年―義和団運動の光芒 (中公新書)

▽原発事故と「食」 市場・コミュニケーション・差別(中公新書)/五十嵐泰正
原発事故と「食」 - 市場・コミュニケーション・差別 (中公新書)

▽世界の地図を旅しよう/今尾恵介
世界の地図を旅しよう (地球のカタチ)

▽黒雪 中国の朝鮮戦争参戦秘史/葉雨蒙、山崎一子・朱建栄(訳)
黒雪―中国の朝鮮戦争参戦秘史
 1950年夏、毛沢東が軍事介入を決断し、歴戦の将である彭徳懐が召喚されて、人民義勇軍は10月に鴨緑江を超えた。熙川、徳川での激戦。余裕綽々だったマッカーサーは狼狽して、核兵器の使用を示唆する…。この本は中国で出版された歴史小説であり、かの国の歴史観によって書かれているわけだけれど、その点ではある意味でよい教材と言えるかも知れない。つまり、「先に核で威嚇したのは米国だ」と彼らは考えているのではないか、ということだ。──この本は1950年12月の時点で中途半端に終わるが、どうやらこれは第1部で、原作は全5部作らしい。残りは、日本では訳出されていないのかな。

“突然、彭徳懐は足を止めた──左手の日陰の山上の積雪が、硝煙と爆発の塵煙で黒く染まっていた。「あれを見ろ、黒い雪、黒い雪だ……」彭徳懐は訥々といった。「これが現代戦争なのだ……」”


▽金正恩 恐怖と不条理の統治構造(新潮新書)/朴斗鎮
金正恩 ――恐怖と不条理の統治構造 (新潮新書)

▼ふしぎの国のバード(1)(2)(3)(4)/佐々大河
ふしぎの国のバード 1巻 (ビームコミックス) ふしぎの国のバード 2巻 (ビームコミックス) ふしぎの国のバード 3巻 (ハルタコミックス) ふしぎの国のバード 4巻 (ハルタコミックス)
 面白い。これを(キャラクタをものすごく若い女性にして)コミック化するという発想が全然なかった。なんか悪魔的なやつが出てきたし!(?)、早く続きを読みたいな。

▼誰がために鐘は鳴る(上/下)(新潮文庫)/E. ヘミングウェイ、高見浩(訳)
誰がために鐘は鳴る 上 (新潮文庫) 誰がために鐘は鳴る 下 (新潮文庫)
 ヘミングウェイがスペイン内戦に参加して書いた小説、というだけの前知識しかなかったのだが、読んで驚いた。ただ単に“ファシストに蹂躙される共和派市民”を描いた小説ではなかったのだね。共和派内部の不信と非合理、ファシストへの残虐な処刑も…。

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▼NHKラジオ 高校生からはじめる「現代英語」2018年4月号 Kindle版
▼NHKラジオ 高校生からはじめる「現代英語」2018年5月号 Kindle版
ラジオ 高校生からはじめる「現代英語」 2018年4月号 [雑誌] (NHKテキスト) NHKラジオ 高校生からはじめる「現代英語」 2018年 5月号 [雑誌] (NHKテキスト)
 なんとなく始めてみた。1週あたり2課しかないので追いやすい。AndroidスマートフォンでKindleアプリを使って読んでいる。

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▼Minori with Strings Quartet 〜弦楽四重奏の調べ〜/茅原実里
Minori with Strings Quartet 〜弦楽四重奏の調べ〜

▼CLEAR/坂本真綾
CLEAR

▼async/坂本龍一(並行輸入盤)
Async
 これはぼくにとって、おそらく、長く聴くアルバムになると思う。

▽J.S.バッハ 音楽の捧げもの BWV1079/カペラ・イストロポリターナ、ニルス=ティロ・クレマー(Fl.)、アリアン・プフィスター(Vn.)、セバスティアン・ベンダ(Harpsichord)、クリスティアン・ベンダ(Cello&Conductor)(NAXOS 8.553286)
J.S. バッハ:音楽の捧げもの BWV 1079(カペラ・イストロポリターナ/ベンダ)
 急に思い出して聴いていた。『六声のリチェルカーレ』、夜中に聴いていると、突き落とされるような感覚がある。