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jaz3216 ざっくり & about

2013-11-12 みよ伯母さん110歳の大往生

高桑家の生き字引だった
みよ伯母さんが空知管内第1位の長寿者の記録を残し
11月8日に亡くなり(一生忘れることのない記念日となります)
10日(日)、11日(月)の両日に渡り
新十津川樺戸セレモニーで展開された葬儀に参列してきた


写真は通夜の席でのお正人さんの読経
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そして通夜終了後 地元の会葬者を見送る 右に政章、章光兄弟と左に後木元一さん
目の前のUPは 政章ちゃんの長女かな?
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町をあげてみよさんの死を悼んでいるようだった


みよ伯母さんは 並外れた記憶力には定評があり 周りの人々をいつも驚かせていたが
その貴重なみよさん自筆の記録が亡骸の入る棺桶に入れられてあり
それを棺から取り出して読む機会を 米子さんから与えられた


90歳を経てから書き上げたという三部作は
膨大な自分の記憶力に頼る月日の入る一世紀に渡る歴史そのもの
さり気なく戦争のことにも触れながら
自分の周りで起こった体験が綴られていた
(明治女性の読み書きの力は今の若者も真っ青)


一部では 実家の星場家で生まれ育った 馬との物語での妹との比較話しなど
嫁ぐ日までの少女時代を懐かしんでいる
二部では 高桑家に嫁に来てからの苦労の数々を編年体で書き記し
佳きことは文章の頭に赤丸で印を記し
悪しきことの想い出は黒丸を付して記録する丁寧さ


北海道入植百年記念祭で発行された
高桑進さんの男手になる 男らしさの高桑家の記録とは別に
女性の目から見た「高桑家」の冠婚葬祭を中心の物語・歴史は
ついつい そのやさしさに引きこまれてしまい 読み応えがある


これで ボクらの母の実家 高桑家での兄妹で残った叔父や叔母は
中井さんのミナ叔母だけになった


兄妹は 上から政男(みよさんのご主人)、ハナエ(子どもの時に亡くなる)
春雄(沼の伯父さん)、義雄(道庁職員だったが若くして25歳で逝去)
ミサヲ(江部乙の伯母さん)、イト(佐々木さんの伯母さん)
そして未子(ボクの母、)、ミナ(中井の叔母さん) の8人兄妹だった
(連れ合いも全て亡くなっているので ミナ叔母さんだけ)


一番年下(大正11年3月生まれ)のミナ叔母が苫小牧在住で元気だが
今回 名代で参加した長男の正一くんによると だいぶ弱っているとのこと
そんな情報交流も含めて
このような冠婚葬祭でなければ会えない いとこたちの交流もあった
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(向かって右から てつみ、龍子、幹子、幸江、信江)


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(向かって右から 武行、正一、3人飛んで 左奥に靖雄)
と いとこが久しぶりに顔を合わせた


もちろん みよさんの子どもたちはボクの大先輩になるけど
みなさん ボクの幼少の頃から遊んでくれた 愛すべきいとこたち
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(前列左からトミ子(4女) 豊子(3女) 米子(次女) 後列に長女春子の子 京子)


上の写真は告別式当日の朝なのだが
現在の高桑家当主で 喪主を務めた孫の 政章ちゃんの朝の勤行が聞かれた
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ボクなんかは夕張炭鉱生まれ 炭鉱育ちのサラリーマンの家であり
政章ちゃんの読経には 入植百二十年に渡る伝統の農家を守る一面を見る思いがした
肩に厳しく重たいものがかかる 責任感あふれる男らしさがある
それを感じたのはボクだけではないだろう・・・


それは次の写真を見るとわかる
一夜の通夜を通して起き続けて灯明と線香を灯し続けて
お疲れさんの顔で真ん中に写っています
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(星場家のいとこたちと一緒に記念撮影)



さて 今回の葬儀の出会いのなかで 本州がらみで大ヒットが2つ
ひとつは次の写真の右に写っている 高桑靖雄くん
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群馬県で高校の教員をされ教育委員会に入ったり最後は管理職を務め
退職後も 現在はある短大でカウンセラーをして仕事に携わり
名誉職として群馬県退職高等学校校長会の
文化遺産等を楽しむ会会長」という要職についている


彼のお母さんが亡くなった時(平成2年)に会って以来だから 何年ぶりになろうか
彼の兄の忠一さんが亡くなった時は体調が悪くていけなかったので
顔を合わせたのは本当に久しぶりだった


教員畑という同じ仕事に携わっていたこともあり
共通の話題で盛り上がったが
最後は 現在問題になっている「秘密保護法案」まで飛び出し
「知る権利」を侵害し
戦前の「治安維持法」につながるとの共通認識で話し合った


また 浜松のトミちゃん(昭和10年生まれの みよの末娘)が
ふたりの息子さんを同伴して参加していた
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トミちゃんを挟んで 左に次男 右に長男であるが


お兄さんは浜松市役所の課長さんで
弟さんは杜氏で静岡県杜氏組合会長をつとめている
以前、章吉さん(トミちゃんの兄で 政章ちゃんのお父さん)の葬儀の時に
「花の舞」という酒造会社に務めているというので
ネットで飲めない(?)日本酒「花の舞」など数種類を注文して 少なからぬ縁を感じていた


その縁とは 実はボクの園町の1本挟んだ道路の向かいの同じ園町に
土田さん(小学校の校長先生でした)という家があるのだけど
実は 大麻の土田さんは トミちゃんのご主人の弟さんで一度家を訪ねたことがある
今回もこういう機会を捉えて 上の写真を持って お顔を拝見に伺おうと考えている


トミちゃんが説明してくれたが
土田さんの息子さん(哲人)は 現在鉄道病院の副院長を務めている
葬儀から帰ってきて ネットで検索すると大ヒットするほど有名である


そしてもう一つ
政章ちゃんの奥さん(フサちゃん)と話をしていて 孫の話になった時
高2の孫が白石高校(自信なさそうだったが)だという 初めて知る情報にびっくりした
ボクが退職まで16年間勤務した学校だ


孫たちがひとかたまりになってワイワイと楽しんで遊んでいる所へ
胡散臭い年寄り男が仲間に入ってきた と 思われたかもしれないが
彼に話しかけてみた


弓道部に在籍していて スポーツマンタイプのハキハキした好青年である
部活動を中心にして 現在の白石と昔の白石との話で盛り上がり
久しぶりに現役高校生と直接話ができて なにか元気をもらうことができた


そんな ボクからいえば楽しい葬儀だった
これも みよ伯母さんのお引き合わせと感謝している


火葬後の遺骨を拾い 骨壷に入れる骨上げにも当然参加した
北滝の川にある火葬場は 滝川市、赤平市、新十津川町、雨竜町と4市町で使う広域施設
そんな施設だというのに なぜか 高桑みよ だけが使う独占状態
何度もこの施設を使っている 武ちゃんもビックリの現象だった


それもそう この日は新十津川にも初雪が降り10センチくらいは積雪があったろう
空知管内トップの長寿を誇った みよさんの死をみなさん
地域ぐるみで静かに見守り 見送っているようだった


骨揚げから返ってきました
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政章ちゃん本当にご苦労様
最後の挨拶で 「後木の叔父さんさんいろいろ助けてもらいありがとうございます」の
感謝の言葉が述べられて感動した
ボクもありがとうと・・・


そうそう もう一つのめぐり合わせが・・・


後木元一さん米子さん夫婦の長男の祥一くん
剣道家として 道内でも有数の強さを誇る新十津川剣道界をまとめる立場にある
その彼が 米ちゃんから聞いていたのだけど
実はボクとおなじ恵佑会札幌病院で食道がんの手術をし
主治医が細川理事長ということでびっくりしていた


みよさんの引き合わせによるめぐり合わせなのだけど
ボクが今まで高桑関連の葬儀などに出ても
いとこの米子さん世代が参加するので
子どもの祥一くんに会う機会はほとんどなかったから
彼が幼い時に 高校生のボクの背中におぶさった写真以来の邂逅だった
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互いに同じ病気ということで 変に意気投合して
飲めないお酒 飲むとすぐ赤くなる顔の話で盛り上がったものだ
また「ブジ」という喉が狭くなりものが通らなくなる苦痛の話など・・・
手術後の苦労話も出てきた


この縁で 元気なうちに「新十津川尚武館」も一度訪ねて見ておきたい


いろんなめぐり合わせのなかで 本当に楽しめて
勇気をもらってきたので 元気を取り戻して生活しなければならない
その意味で また
来年 田植えか稲刈りかの機会でも捉えて 本家に遊びに行きたいなあ
第2のふる里 新十津川万歳
久しぶりに昭典くんにも会えたし
政章ちゃん その時はよろしくね・・・