#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

ジャーナリストキャンプ2011飯南が始まりました!

 日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)主催で行っている「ジャーナリストキャンプ2011飯南」が島根県中山間地域研究センターで、8月19日に始まりました。

 今回は、山陰中央新報社の記者といった地方新聞社の方々やネットメディア、NPO、PR会社などに所属している10名の多様な参加者が集まり、運営の手伝いとして学生も2名参加しています。
 夕食後、事前に持ち寄った取材の企画をもとに、取材の切り口やその方法について代表運営委員の藤代さんを中心にディスカッションを行いました。

 <小規模自治体における情報格差是正への取り組み>というテーマで取材をする赤倉さんに、藤代さんは「情報格差とは何なのか、インターネットを使えない=情報格差なのか。地方の人は別になくても困っていないかもしれない」という考え方を提案しました。
インターネットが身近にある生活を送っている大学生の私(木村)は都市と地方の間の情報格差はあたり前にある、と思い込んでいました。

 昨年完成した国直轄の志津見ダムを取材する田中さんは、このダムの建設に際し住民が移転したことを取り上げようとしています。ディスカッションでは町ごとの移転という問題は東日本大震災でも起きているのではないか、移転した住民がどうコミュニティをつむいでいるのか、もし課題があったとすればどうすればよかったのかという意見がだされました。

 明日の取材へ向けて、議論は深夜まで続いています。

(早稲田Jスクール 福武 亨・学生運営委員 木村 愛)