なれる! SE



なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

なれる!SE (2) 基礎から学ぶ?運用構築 (電撃文庫)

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なれる!SE (3) 失敗しない?提案活動 (電撃文庫)

なれる!SE (3) 失敗しない?提案活動 (電撃文庫)



1巻あとがき(要約):「SEにだけはなるな。家に帰れないのは序の口。全体像も見えないまま次々と降り注いでくる仕事の山。連日の深夜残業と膨大なコーディング作業。ロクな教育もないまま突然専門的な仕事を渡される。納期を守れないと減給。バグが出ると減給。何度身体を壊しかけたか分かりません。実際何人もの同期が身体や心を病み会社を辞めていきました。僕も入社して数年で会社を辞めました。後悔はしていません」


2巻あとがき(要約):「僕の新人時代はトラウマイベントの連続でした。いつ終わるとも知れない切り分け作業。客の視線がひたすら痛い。現地についたら設置機材がない。航空便で送るから泊まって受け取れ? ここ博多で、僕明日大阪で作業なんですけど。回線手配ミスの記憶が。ラックスペース足りない。ダークファイバー怖い。北は北海道から南は沖縄まで、全国各所がトラウマポイントだらけ。心的外傷がフラッシュバックするせいで、旅行先を決めるのも一苦労です」


3巻あとがき(要約):「好きな仕事ができるなら人間は大抵の境遇に耐えられると思うのです。ブラック企業ブラック企業たらしめているのは激務というより仕事のアンマッチに起因するのではないでしょうか。してみると、ある業界に就職してよいか判断する方法は一つ『その仕事、年中無休でやってても楽しめる?』と自問自答してみることかもしれません。結果がYESなら多分、あなたの入る会社はブラック企業じゃありません」




なにがあったーっ!
突然あとがきの方向性が180度変わっている!
これはさすがに気になるって!
流せない流せない流せない!
2巻と3巻の間に一体何が!
どれだけの(後略)




それはそれとして、自分の知る限り、システムエンジニアを主人公とする“任意の”ライトノベルに、必ず何かしらの苛烈激烈業務描写があるんですけど。(※反例求ム)
これは、ライトノベルのメイン読者層である中学生・高校生・大学生のSE離れの原因の一端を担っているとか言われても、納得するしかないね。