Realforce買ったよ(一ヵ月半前ぐらいに)

ついに念願のRealforceを手に入れたぞ!

約1ヶ月半ほど前に購入したのは英語キーボードのテンキーレスで静音モデル
Realforce 87UB SE170S http://www.archisite.co.jp/topre_se170s.htm
です.
修論書き終わったし,とかいう謎の理由で2月のはじめごろに購入.
勢いで買った後悔はしていない.


到着時の様子

箱がけっこう大きい。

と思ったら、緩衝材などがたくさんつまっていた。
で、Realforce自体の箱はこんなもん。やはり、配送用の箱がデカイ。そういえば、「大きいことはいいことだ」というセリフもあるな。


最近 Made in Japanをあんまり見なくなった気がする。

肝心のキーボードはこんな感じ。




数あるRealforceの中でなぜこのモデルなのか?

理由

  • 英語キーボードが欲かった.
    • 日本語キーボードは余分なキーが多い,それらのキーにショートカットを割り当てれば良いという意見もあるが,メンドウ.
  • テンキーはいらない.
  • 静電容量無接点式が欲かった.
  • 可能ならば静かなほうが良い.

じゃあ,なぜHappy Hacking Keyborad(HHKB)じゃないの?

あれは特殊すぎる,Linuxしか使わないなら問題ないと思うけど,
Windows環境で使うにはちょっと苦労が多そう.
とくにF1〜F12,矢印をファンクションキーと組合せないと押せないのは不便(と思った).
そして,そのファンクションキーは右シフトのさらに右にある.
ファンクションキーをほとんど使用しないならば,何も問題ないと思うけど,
端末とEmacsvimぐらいしか使用しないならば,HHKBにしてもよかったと思う.
しかし,Windowsのアプリケーション(ゲームともいう)を使用するときは
大抵,F1〜F12や矢印,シフト+F1〜F12とかを良く使う(気がする).

で,Realforceはどうなのよ?

まず,はじめに言っておくと僕のタイピングスピードは遅い.
つまり,高速タイピスト的視点はまったくない.
購入したRealforce,満足しています.キーが軽い,やわらかい.
「ストトトトト」と入力できる感じ.
そして,長時間使用しても疲れにくい.そりゃ,人間なんだから疲れますよ,生きていれば.
ただ,指の負担は非常に少ない気がする.気がするだけかもしれないけど.
静音性は,まあこんなもんか,って感じ,完全な主観だけど.
というか静音でないRealforceの音を良く知らないので判断できない.
あくまで,静音であって,無音ではない.しかし,何回か静音でないRealforce
試し打ちしたことがあるけど,キーが戻るときに比較的,耳につく高めの音がした
記憶があるけれど,それが静音版だと音はするけど,あまり耳に残らないというか,
気に障らないというか,そんな感じ.
テメーの説明分からねーよ,って人はリンク先の動画を見るよろし.
http://www.archisite.co.jp/topre_se170s.htm

DIPスイッチ!?

CtrlはAの左じゃないとダメみたいな,駄々っ子の方もいらっしゃるでしょうが,そんな人でも安心です.
まあ,僕も駄々っ子なわけですが…
このキーボード裏にスイッチがあって,CtrlとCapsLockを入れ替えられたり,NumLockを無効にできたりと
痒いところに手がとどくようになっている.やっぱり,「CtrlはAの左」が正義である.
しかも,CtrlとCapsLockを入れ替えたとき用に交換用キートップとキー交換用具
(といっても,単なるU字型の金属)が付属しています.さすがTopre!わかってる!
(でも、キートップなかなか外れなくて、交換が結構大変だった。)
これ以外にも赤いEscや青い(どちらかというと水色?)のW,A,S,Dのキートップが付属していました.
こっちは使ってないけど.


あと,ちなみに普通のキートップは墨色(黒と灰色の中間?)に黒で文字が印字されています.
これを見にくいととるか,カッコイイととるかは人それぞれだと思います.
え?何,そりゃモチロン カッコイイ派ですけどね,僕は.


不満点とかないの?

僕にとってほぼ完全無欠に近いRealforce 87U SE170Sであるが
使いずらい点が1点だけある.しかし,これはどうしようもないし,
買う前に検討すべきだった点である.
それは,
バックスラッシュキーの位置である.
これはこのキーボード特有のことではなく,一般的な英語キーボードにおける
(僕個人が感じている)問題である.
個人的にはこのキーが(FxやEsc,PrintScreen,Homeなどを除いて)一番遠いところにあると思う.
上から2段目の右端にそいつはいるのだが,どう見てもBackSpace,Enterよりもキーが小さい,
Ctrlとは同じ大きさではあるが,Ctrlは左にもあるし,そっちをメインに使用するので問題ない.
普段はバックスラッシュなんか,ほとんど使用しないわけだが,tex使って文章を作成するときに
多用する.もう,バックスラッシュ打ちまくり,そして,僕の右小指が遠征しまくり.
右の小指が長い人なら楽々なんだろうが,僕は(多分)右の小指が平均より短いと思われ
この出張が結構負担である,というかイチイチそこまで行くのが面倒.
日本語キーボードを使っていたときは,「?/」の右にあるキーで打てたので,
手を少し動かせば,難なくバックスラッシュを打つことができた.
が,しかし,今はである.今は約3倍(当社比)以上もの距離を右小指が旅をしなくては,
目的のバックスラッシュキーには辿りつけないのである.
これはいかんともしがたい問題である.
そのため,毎日小指が長くなる体操をしている始末である.
勿論,嘘.

このバックスラッシュキーが押しにくいことを除けば不満点は何もない.
ただ,これが結構イタイ.
でもどうにもならんしなあ.
確かにキーを入れ替えるのは1つの手ではある.しかし,入れ替える先のキーが思いつかない.
標準からあんまりいろいろ変えると,後で大変だし(予想).

最後に一点,Windows 7で日本語入力時に英語配列で入力するのには
レジストリの設定が必要でした.なんでわざわざ,レジストリ書き換える必要があるのかと.
GUIで設定できるようにして欲しい.これだと,日本語配列キーボードを接続したときは
またレジストリを書き換えないといけない.面倒である.Linuxみたいに
setxkbmap us or setxkbmap jp
で切り替えられたら楽なのに.まあ,別のキーボードを接続したことはまだ無いんですけどね.

結論

Realforce 87UB SE170Sは良いキーボードである.
英語配列でテンキーレスを考えているならば,考慮に値する.
静音性は自分の耳で確かめて.
DIPスイッチが地味に便利.
ただしバックスラッシュは遠い(主観).
そして,値段は高い.

実は最後が最も重要かも.

いくらなんでも,キーボードに2万以上はキツい.
しかし,修論提出直後等だと,脳がイイ感じに疲れているので,
判断能力が通常時に比べ,鈍っているのかも.



以上、長文・駄文終了。