11月って

久しぶりのエントリーで気が付けばもう11月。季節はもう秋真っただ中。日曜日の朝に立って京都へ行ってみた。エリアスは仕事が凄いことになっていて大変そうだから、その上に私と過ごす週末をどうすれば良いのか考える事自体がプレッシャーになってそうだったので、思い切って1人旅。本当に1人で行くの?何で?何で1人で行くの?地図読めないのに?泊まるの?等々そして新幹線乗る前にスタバで会ってお茶したら、ブルーのnorth faceの薄いパーカーをレインコート代わりってカバンから取り出してくれて、傘を忘れたって言ったら買ってくれて、その上、新幹線のチケットも片道は買うから、って「指定席にする?」って。いやいや、いいよそれは、っと自由席を買ってくれた。京都駅に着いたら連絡、伏見稲荷へ着いたら連絡、帰りは暗くなる前にホテルへ戻ること、遅くまで歩いてたらダメだよ、と釘をさされた。初めての子供のおつかい、みたいに心配していた(-_-;) 十分に大人ですけど、私。

1人旅では地図が読めない事が本当に克服出来ず、iPhoneのナビで全てこなせた。簡単な絵では距離感も分からないしお手上げ。立体的に想像する力が無い。歩いていて困っていたら自転車に乗っていたおじいちゃんが「姉ちゃん、姉ちゃん」と呼んでいて声のする方を見たら「行くとこわかってるか?」と聞いてきたので「わからない」と首を振ったらバス停を教えてくれた。心細い顔してたのかな(-_-;)これが外国だったらゾッとする。じっちゃん、ありがとう。

嵯峨嵐山は嵯峨の方、山の風景が見事だった。渡月橋の方は人が大勢出てきていたのもあって観光地って感じだったけど、嵯峨の方は全然人が居なくて自然の田舎の風景が広がっていて素晴らしい景色で、人力車に乗って見て良かった〜。最初はレンタサイクルで走るから興味無かったけど、乗って良かった。自分では地図が読めないから絶対行ってなかった。渡月橋の何倍も良かったよ。松尾芭蕉の弟子が住んでいた家、素敵だった。今度は歩いてゆっくり回ろう。そしてもっと朝早く行こう。その日に嵐山に着いたのは9時頃だったからもっと8時くらいに着いていたら良かったかな。でも、ホテルで朝ごはんのパンをトーストして持って来たからそれはそれで、お腹の足しになって良かったし、アメリカ人の夫婦と少し話して楽しかったから良かった。娘さんが日本で英語を教えているから訪ねて来たって言ってた。

京都はもっと居たかったなあ。たった1泊2日では見きれないほど見どころも食べ所もある。もう少しディープな京都を体験するにはもう少し滞在しないと。1人で四条河原町で夕飯、ねぎ焼きって頼んだらお好み焼きが出てきてびっくりした!ネギを炒めてあるんだとばっかり思ってた。で、すごく美味しくて地酒の冷酒に良く合う!美食・美酒の幸福感、ハンパなかった。1人気ままに旅が出来るのは待っていてくれる人が居るからだと思う。私の場合は。翌日も都野菜のランチビュッフェにiPhoneを頼りに歩く事1時間以上。もう無理??と思ったけど到着。すごーく美味しいし安い!驚きの穴場?そこでお腹いっぱい食べたから夕飯はお豆腐だけで良かった。

エリアスのマンションへ戻って来て、近くの銭湯に行ったら今月末で辞めるって!あああ。町のお風呂やさん、昔ながらの?銭湯ですごく気に入ってたのに残念〜結局、エリアスは午後10近くにやっと帰宅。京料理を買ってきたので出してあげたら喜んでた。でも、本当にお疲れみたいですぐに寝ちゃった。疲れていても優しくしてあげたい、けど無理、ごめん、って感じで淋しかったけど仕方がない...でもお昼にラインで「昨日はごめんね」って入ってた。ありがとう。

とにかく、仕事、恋愛、友情、父、自分との関係、全てに恵まれている。

ありがたいです。本当に。ありがとう。