集中が途切れるのはいやだな

Facebookでシェアされてきた記事なのですが...
 => これはすごいな | Facebook

まずは、トップページからいきなり質問:
 => 星野リゾート採用サイト (トップページ)

この質問に Yes と答えたページがこちら:
 => 星野リゾート採用サイト (質問にYes)

うわわわ、すごいですね。
世の中のタブーに勇気出して踏み込んだと言えると思います。
企業競争力のために喫煙者は採用していないとのこと。

単にjfluteがそもそも煙や臭いがつらいって話は抜きにしても、
書いてあることは論理的でだいたい自分の考えと一致します。

サービス業だとなおさら効果は高いでしょう。
実際、お店とかでスタッフの人に、
「ご案内しましょうか?」
って言われて、めっちゃその人たばこ臭くって、
割と案内歓迎で商品も買う気満々だったのに、
「あ、はい、まあだいじょうぶです」
って断って店を出たこと一度ならず何度かあります。
(知り合いでも同じような思いを持ったという話、聞きます)

吸ってる人に聞いても大勢がわからないと答えますが、
たばこの強さ次第ですが、吸ったあとは体と服がめちゃ臭いもの。
「サードハンドスモーク」って名前が付いているくらいです。
しかも、リゾートとかであれば特に女性客の評価は大事ですから、
ホテルのスタッフが臭かったらそりゃホテルのイメージは...

ディズニーのサービス精神の「100−1=0」という格言の通り、
客は一見「些細」と思われることでリピートを取り止めるものです。
サービス側からすれば、合理化を求めるならその「−1」の要因を、
できるだけ(コストかけずに)取り除きたいと思うのは当然でしょう。

もちろん、得意先のお客様がみんな喫煙者ばかりで、
たばこを吸わないと商談もできない仕事っていうなら、
このさっきのページの逆があってもいいかと。

要は、効率化の要因の一つとして、
もっと堂々とこの領域を扱ってもいいのかなと。
生活習慣もビジネス要素の一つであるという判断。

先ほどの会社は、自分たちの業界や仕事のスタイルから判断して、
そういう面での効率化をしているというだけであって。

それが今までは世の中の力関係の都合で、
なかなかできるものではなかったと思うので。
(このブログ自体も慎重に慎重に言葉選んで書いてますから)
じゃあ、プログラマーはどうかって!?
個人的には、ゾーンに入ってるとき...
DBFluteの難題を抱えて、
頭の中に仕組みのモデル世界が広がっているとき...

トイレに行くのすらいやになるんですね

「トイレに行きたいと思わなきゃ、集中し続けられるのにっ!」
って。

ご飯も、
「さっき食べたばかりなのになぜまた食べなきゃならん!」って。
(気づいたらすっかり夜で確かにお腹空いてきてるんだけど)

そんな感じで何か質問や要望があるたびに、
丸一日もしくは丸一週間と缶詰状態によくなってたわけですが、
なので、いちいち吸いたくなって集中途切れるなんて、
たぶん自分には耐えられないだろうなぁと、ふと思います。

少なくともDBFluteの品質はここまで来てないだろうと。
特にDBFluteの中でも実現困難だった渾身の機能たちは、
集中状態の綱渡りの上でこそ生まれた芸術品とも言えるので。
同じ時間を途切れ途切れで割り振られても同じものはできない。
発想のためにわざと途切れさせることはありますが、
そのロジックに従って積極的にサスペンドをするのであって、
外的要因で強制中断させられるのはとても気分が悪い。

もちろん、人に迷惑をかけない限りは個人の自由なわけだし、
(ただ吸ったあとの服の臭いには注意(^^ 会議室に入る前とか)
人によりけり、吸うことがプラスになる人もいるでしょうから、
若いプログラマーに吸うのやめろーなんてことは言いませんし、
逆に、たばこのせいにされてたまるか!って感じで、
どんどん成長する気力になるならそれはそれでWelcome。

要は、もっともっと良いプログラムを書けるようになるために、
視野を広げて最適な自分を探してみてもいいかもねって。