アカギの最新刊を買うにはアカギにならなければならない

ふと本屋に行く。
Web+DB Pressを確認したり、
最新の技術本がないかチェックする。

サッカー雑誌を眺め、格闘技雑誌の少なさに寂しさを覚える。
最近はビジネス書にも目を通す。とはいっても経営とかではなく、
リーダーシップやプレゼン、マネジメントなどビジネススキルの書。

ネットの世の中でも、やっぱり物理的な本、
そして本屋の空間が、世の知識の地図だ。

...ふと、漫画コーナーを通り過ぎる。

「あっ」

電流走る

...
...

"アカギ" の見慣れない
(かもしれない)数字の "巻" がある。。。

「おっ、新しいの出たのか!?」

じぃーっと見つめる。。。

...
...

ぐぬぅ

家にあるアカギの最新刊って何巻だっけ!?

...
...
...

ああぁぁぁぁx

わ、わからん。

不敵な表情のアカギ、狂喜乱舞で明らかにおかしい鷲巣、
表紙をじっくり見ても前の巻との違いがさっぱりわからない。
見たことない表紙なのかどうかさっぱりわからない。
まだニセアカギとかとやってるときだったら簡単だったのにぃ。


(一度、家に帰ってから、また今度来るか!?)

(いや、そんなことしたら、次本屋行くタイミングがいつか!?)

(だいたい、もし最新刊だったらいますぐ読みたい)


「アカギめぇ。。。やりおるわぁ」


だめだ、そっち側のセリフを吐いては血を抜かれる。
そう、アカギだ、アカギになるんだ!

「くくく...」

さっきまで散々躊躇しておきながら、
まったく躊躇せずにサッとアカギを手に取りレジへ。

「カバーは要りません」

買った。。。そして。。。勝った。
すぐに最新刊を読めた。

同じ数字の本が並んでしまうかもしれないというのに。


勝利とはリスクと等価交換で手にするもの