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2017-08-16

所詮、できる人はできる人と一緒に仕事したい

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ちょっとぶっちゃけた話ですが、
チームビルディング、採用ブランディング個人の幸せにとって重要な話だと思って。

辞める人にネガティヴがないわけない

会社を辞める人はたくさんいますし、
そこら中でしょっちゅうあります。
いまの時代わりと普通のことではあります。

「実は自分、今日までなんですよ」
と挨拶回りで来て、餞別のお菓子をもらったり、
ちょっとした思い出話をしたり。

送別会も開かれて、
「次の現場でがんばってくださいね!」
「ありがとうございます。とても良い現場でした!」

という風に、円満退職される方も多いです。
辞めた理由は、大概は前向きなもので、
周りもみんな納得しやすいものです。

ですが、個別個別に話を聞いてみると...

全員ではありませんよ!

でも多くの人が...
やはり今の会社に対して何かしらのネガティヴな
思いを持っていて「自分のいる場所ではない」
という話をしてくれます。

ストレートにネガティヴな言葉が出てくることもあれば、
感謝はしているけど、やりたいことと合わなくなった、
感謝はしているけど、ムードと合わなくなった、
感謝はしているけど、もう疲れてしまった...などなど。

やはり人間ですから、必ず比較をします。
次のお仕事の自分と、今の仕事の自分を。

「プロ野球選手になるので辞めます」とか、
あまりに比較結果が論外になるようなものであれば、
「いやもう、こんな会社にいないで活躍してこい!」
となりますが、
センシティブな比較になるものであれば...

本来、会社として何か対策していれば、
優秀な人材を逃すことはなかった

かもしれません。

できる人とできる人

さまざまな比較要素があるでしょう。
数え切れないので、
今日は一つの要因にだけフォーカスを当ててみます。

よくプログラマー (ITエンジニア) において、
「隠される」代表的な理由があります。

できる人はできる人と一緒に仕事したい

というもの。

厳密には、
「価値観が同じである」ってのも
その先にある大きな要因になりますが...

「できる人」と「できない人」よりは、
「できる人」と「できる人」の方が価値観は合いやすいですから、
ファーストステップとしては、
まず "できる人はできる人と一緒に仕事したい" が来ます。

また、できる人は価値観を相手に合わせることもできるかも。
"できる" という余裕があるからこそそういうこともできる。

寂しい "できる人に来て欲しいね"

「できる人に来て欲しいね」
「できる人に来てもらって、改善してもらいたいね」

という風に聞くことがよくあります。
まあ、そりゃそうだし言いたくもなります。

でも、来ません。
そこに、できる人がいなかったら。

できる人は、成長欲が強いですから、
できる人と一緒に仕事をやって成長したいと考えます。

だから、できる人に来てほしいのであれば、
まず自分たちができる人にならないといけないです。

何をやるかよりも誰とやるか

よく聞く言葉ですが、
やはりそれは非常に大きなことです。

プログラマーは、プログラミング言語だとか、
フレームワークだとか非常に強いこだわりも持ちますし、
事業会社であればどんなビジネスをやっているのか?
というのも強い関心ごとになりますが、

やはりそれ以前に...

一緒に仕事したいと思う人と、
一緒に仕事ができているかどうか?

これが満たされていることが前提になります。
でないと、長くはその組織に滞在できません。

できるようになろうとしてる人も

ちょっと大事な補足。

「できる人」というのは、
別に「いまできる人」だけじゃありません。

できるようになろうとしてる人

も含まれます。

「いまできる人」と
「できるようになろうとしてる人」は、
非常に相性が良いです。

「できるようになろうとしてる人」は、
「いまできる人」と、
一緒に仕事がしたいです。

さらに言うと、

「できるようになろうとしてる人」は、
「いまできる人でありながら、
さらにできるようになろうとしてる人」と、
一緒に仕事がしたいです。

「いまできる人でありながら、
さらにできるようになろうとしてる人」は、
「できるようになろうとしてる人」から、
成長のヒントがもらえるので、
一緒に仕事をしていて楽しいでしょう。

...

そこが救いでしょう。
誰もできる人が現場にいなくても、
できるようになろうとしてる人がいれば、
できる人は来てくれるかもしれません。
辞めないで長く活躍してくれるかもしれません。

一方で、
「まあまあできるんだけど、
もっとできるようになろうとはしない人」
とは、どちらも相性が悪いです。
止まってる人に魅力は少ないからです。

そして、
「できるようになろうとしてる人」の周りが、
「まあまあできるんだけど、
もっとできるようになろうとはしない人」ばかりであれば、
少しできるようになった途端に、
別のところに行きたいと思うようになるでしょう。

隠されやすい理由

しかも、それを堂々とは大抵言ってくれません。
何かしら体裁の整った (別に嘘ってわけじゃない)
理由を付けて辞めていきます。

「できる人がいないから辞めます」

なんてなかなか言ってくれないものです。
辞めるときは波風を立てずに辞めたいですから。
だから、非常に隠されやすい理由になるのです。

「あの会社、できる人いなさそうだから行かない」

なんてtwitterでつぶやいてくれる人はいません。
実際にそんなこと言われたら怒っちゃうだろうし。
でも、実はその情報は会社として欲しいもの。
そう思われてるんだってことは知りたいこと。
それが採用ブランドの改革のきっかけになるから。

忘れちゃいけない前提

この前提を忘れてマネジメントしてしまうと、
思わぬ見落としで人材を失ってしまうかもしれません。

この前提を忘れて採用をしても、
なかなか、
できる人、できるようになろうとしてる人、
はやってきません。

Jリーグのチームが...
「メッシに来てほしいよね」
「バルサと同じ金額出そう」(それもすごいけど)
って言ってたら、どう思いますでしょうか?

同じ金額じゃなかなか来ないんじゃないかな...
とか、想像できますよね。

するどいパスを出してくれる人と、
するどいパスを受け取ってくれる人と、
安心してディフェンスをしてくれる人と、
一緒にサッカーしたいでしょうから。

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