2007-12-02 SPACE FOR YOUR FUTURE@東京都現代美術館
■SPACE FOR YOUR FUTURE@東京都現代美術館
『アートとは科学、デザイン、建築、ファッションなど
様々な領域と対話するための言語だ』(オラファー=エアリソン)
アーティスト、クリエーターと観客とのコラボによる展覧会と
今回のキュレーターは金沢21世紀美術館を成功に導いた
長谷川祐子さんと知って驚き そして納得。
マイケル=リン や SANAA(西島 石上純也 の登場
みんな金沢21世紀美術館とのご縁
http://www.kanazawa21.jp/ja/index.html
◆Elisabetta di Maggio
薄紙を切り抜き水生微生物を描いたというが、
フラクタル画像のように
どこかで見た地図やレース模様にも見える。
◆マイケル=リン
この美術館の空間ならでは繊細かつ大掛かりな鉛筆画
そしてすべての壁びあらゆるものに連続する絵柄が続き、
キャンバスにも連続して鮮やかに描かれている。
幸い天井には描かなかったが、空間の力。
そこに住まうアートとして、空間を全て埋め尽くすMOTならでは。
◆SANAA《フラワーハウス》
自然共生
花びら型の褶曲線に透明アクリルで境界線を引く連続性。
透明で鳥がぶつからないのか...心配。
実際に出来上がったら紹介されるでしょうね。
◆Ernesto Neto《フィトヒューマノイド》
体感できる柔らかな彫刻
穴には男性の香りと女性の香りが入っているそうだ
ラベンダーの香りかしら
◆足立喜一朗《e.e.no.24》
「一人ディスコ」♪ 素晴らしい
映像は下北沢の一角で収録されたとか。
まさに現在を映し出すマジックミラー
◆Hussein Chalayan《LEDドレス》
建築とファッションで見たことがある!
木製テーブルをドレスにした張本人
「LEDをまとう」チップから流れるような光が。
これはNHK紅白歌合戦で既に実現されていたかも。
最先端技術をファッションに取り込む。現在も今後も。
◆タナカノリユキ《100ERIKA》
エリカの頑張り100倍。彼女自身もしっかり演じたアーティスト
100通りの映像を見て「みた目9割」のうそ加減。
人は外見で判断される?発言で判断される?
問題の記者会見も彼女なりの抵抗かしら とも。
映像の世界を見て!
俳優はその中で生きているのであって
私生活や発言までその一部と見なす現代メディアへの警鐘かも
◆(avaf)
antatato vuivui attoteki fukusayo
廃屋の中の楽園
ポップなグラフィックやネオン
大竹伸朗にも近しい感じかも。
◆蜷川美花《my room》
赤い金魚やら 幻灯機のように夢見心地のmy room
映画「さくらん」の映像のように
緋色が艶かしく原色が鮮やかな蜷川流。
「金魚はびいどろの中でしか生きられぬ」というように
華やかでありながら、儚くも艶やかな空間
◆Carsten Nicolai《フェーズ》
これMOTならでは
真っ暗闇から光が投げかけられるそのプロセスに
光の粒子の中を 霧が立ち上り ゆらめく。
まるで映画館で投射機を眺めているように
その光の先に現れる映像と音に。
光の彫刻のようである。
◆石上純也《四角い風船》
どこにピアノ線があるか一生懸命探していたのに!ヤラレた!!!
恐ろしいアルミの構造物を宙に浮かべてしまう発想と実行力
構造・製造それぞれの力で、実現してしまうところが凄い。
あの大きさがヘリウムガスを注入する一番ふさわしい大きさとか。
アルミ板 10×10 どれくらいのスケールなのか。
ちょうどいらした建築事務所の鈴山さんにお話を伺う。
◆Olafur Eliasson《四連のサンクッカー=ランプ》
この空間だけオレンジの暖かい光に包まれて、
緑と紫の光がそれを少し穏やかに引き立てている。
「夢をお願いしてみよう」こどもガイドにあり。
◆DEMAKERSVAN《レース・フェンス》
こんなフェンスが欲しかった。
素敵じゃないですか
歌うように踊るように曲がり行くフェンス。
◆Barvara Visser《俳優と詐欺師》
二方向から同時進行で展開するのに画像が異なる。
俳優と虚言癖症患者を 俳優が演じている。
◆DAIKIN air design peoject
Nostalgic 屋久杉土埋木
Love....とってもすき
Future ビタミン
今回は靴を脱いで素足で感じるアートも多かった。
身体という内的空間が、身に着けるものから、覆うもの 囲むものと
外的空間へと連続することを体感する
五感を通じて全身で受け取る展覧会。
いずれかの時に遺伝子組み換えの覚醒反応が生じるかもしれない。
「ART iT no.17」に石上とLinの対談
「BT 美術手帖 902 2007.12 キュレーターという仕事」に
長谷川祐子さんとこの展覧会が
図入りで紹介されている。


これからは「五感を通じて全身で受け取る展覧会」ですね。
視覚・聴覚・触覚の他に、嗅覚・味覚も楽しめたら更に良いのに。
10月に宮城県岩出山の「感覚美術館」にいきましたが、そこでは木や花の香りも楽しめました。
これに味覚がはいれば、本当のSpace for OUR future!
短文にエッセンスが込められてセンスを感じます。
嗅覚はDAIKINのair projectがありましたよ。
私はfutureのvitaminの香りが好きです。
味覚は是非ともレストランでコラボ企画が欲しいですね。
原美術館は企画展にあわせていつもユニークです。
美術館は進化しますから期待しましょう。
身近に感じることができる作品が多かったのも
見やすかった理由のひとつでしょうね。
一歩先の日常を扱ったところがよかったのかもしれません。
一歩先の日常 という視点で捉える事ができるのも
一歩先んじた生き方をされているからでしょう。
現代美術を楽しめる姿勢、素晴らしいです。
この展示を金沢で拝見出来れば、また印象も大きく異なったかなと思います。MOTの箱の重厚感とでもいうのでしょうか。展示と箱の相性の問題についても色々と考えさせられました。
箱と物の相性、美術館で思う事も度々ありましたが、その違和感を感じられた視点は なるほど!理解できました。
金沢21世紀美術館で活躍されたキュレーター長谷川さんだからこそ、MOTでこそ出来る展覧会の活躍を期待します。
コメントとTBありがとうございました。
「アートと建築の領域横断」は永遠のテーマだと思うのですが、今回の展示はかなり上手く、面白く見せていたと思います。
東京都現代美術館が面白くなりそうですね。